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ライブレポート

2017年5月14日 (日)

Lu7「えるゆーせぶん五月場所」に行ってきました♪

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Musicians●Lu7
Date●2017/05/13 Sat.
Place●吉祥寺 Silver Elephant


またしても久しぶりの更新です。

このところプライベートでいろいろなことが発生し、ゴタゴタした日々を過ごしていましたが、そんなタイミングで「Lu7」のライブが予定されていたことは、大きな心の支えになっていました。そんなわけで万難を排して向かったのが吉祥寺はSilver Elephant。Lu7としては同地でのライブは5年ぶりとか。バンドとしての前回ライブは2月26日の平塚カナフ以来ですから3か月ぶりということになります。

けっこうな雨が降っているなか、開場少し前に現地に到着すると、すでに顔なじみの方々が数人。ゆるい感じのお友達感覚を心地良く感じていると、前回もご一緒した歴戦の強者氏が「ルナさんは晴れ女だから、もうすぐ雨あがりますよ」とボソリ。へー、そうなんだと思っているうちに、整理番号順にいよいよ入場です。

梅垣ルナ / keyboards
栗原務 / guitar
岡田治郎 / bass
嶋村一徳 / drums

お馴染みの鉄板メンバーですね。私は栗原さんサイドに席を確保しましたが、気がつけば前回平塚ライブで結成された(?)「チームおじさん」が期せずして再び集結する結果に(笑)

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<1stSet>
01:D.A.D. ★
02:Nut Kicking Squirrel ☆☆☆
03:Crimson Carpet ☆
04:Purple Eyes ★
05:Passing The Air Gates  ☆☆☆☆☆
06:トキヲコエテソラニカエリ ☆☆☆☆

<2ndSet>
07:ミドル・ロングサーキット
08:12th Tree ☆
09:Bonito ☆☆☆
10:Kesaran Patharan ☆
11:3のミドル
12:チドリたちの祭りへの序章  ☆☆☆☆☆

Enc:L'esprit de l'exil ☆☆
(梅垣さんのブログより転載)

☆1st   
☆☆2nd 
☆☆☆3rd 
☆☆☆☆4th 
☆☆☆☆☆5th 
★Electric Guitar Quartet 2nd

前回ライブでも披露された「E.G.Q.」時代の楽曲が2曲も!いきなりオープニングから「D.A.D.」とは意表をつきすぎて、即座に涙腺崩壊寸前に。「D.A.D.」は変則チューニングのコード展開をそのまま曲タイトルに、「Purple Eyes」はなんと梅垣さん18歳の時の楽曲というエピソードに驚かされる次第。梅垣さん曰く「昔の曲はあまりふり返らないですけど、この曲は原点ですから」の一言に大きく頷く観客一同。やっぱり優れた曲は、繰り返し聴きたいですよね。

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注目すべきは5thアルバムに収録が予定される新曲です。「Passing The Air Gates」はすでに高田馬場ライブ三島ライブでお披露目されている4ビート&ファストビート的な曲ですが、「チドリたちの祭りへの序章」は今回が初演。Lu7としては珍しくストレートなロック調の曲なのですが、随所に「らしいな」と感じられる部分が。ちなみに5thアルバムはタイトルもすでに決まっているそうですが、「激アツ」がキーワードになっているそうです。さらに言えば「12th Tree」と「Bonito」はアルバム1曲目シリーズということで、ファン心理をがっつり掴んで離さない内容が続きます。

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Lu7のライブでは、大曲「トキヲコエテソラニカエリ」が締めにセットされるケースが多かったのですが、1stセットですでに登場してしまったように、今回のライブはとにかく「攻撃的セットリスト」が特徴。演奏する側はもちろん、聴く側にも苛酷とも言えるセットリストだったのですが、やはりバンドメンバーにもダメージを与えてしまったようです。詳細は避けますが、栗原さんによるまさかの鍵盤プレイにはさすがに「あああ、むむ!」と肝を冷やした次第です。
(後刻、無事が確認できて安堵しましたが)

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すべてが終わり、会場を出ると冒頭の歴戦の強者氏の予言通り、すっかり雨が上がっていました。恐るべき晴れ女ぶりが今回も証明されたことになります。個人的には思わぬ方にお会いできたりと、忘れられない夜になりました。そんな機会を作っていただいた「Lu7」に感謝です!

で、次回のライブは8月19日(土)、高田馬場「音楽室DX」にて行われることがアナウンスされました。とても音響が素晴らしいライブハウスで、いまから楽しみです(予約情報などは、これからのようなのでご注意ください)。

この動画は「Lu7チャンネル」より拝借しました。「トキヲコエテソラニカエリ」での梅垣ルナさんのある動きに気がついた人はかなりのLu7マニアです♪(いや、現場にいないとわからないか)

2017年4月 1日 (土)

「川口千里 Cider-Hard&Sweet- 発売記念ツアー」に行ってきました♪

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Musician●川口千里(drums)
Date●2017/03/21 Tue.
Place●Motion Blue Yokohama


先日はGuthrie Govanとのライブを成功させ、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いと驚愕の成長力をみせる川口千里さん。昨年暮れにリリースされたメジャー第1弾「Cider-Hard&Sweet-」の発売記念ライブに行ってきました。会場の「Motion Blue Yokohama」はBlue Note Tokyo系ということで、音楽以外にあまり金銭を使いたくない私は事前に会場近くの「大戸屋」で胃袋を満たしてから臨んだわけです。ジンジャーエールに甘口と辛口の2種類があるとはこの年まで知らなかったですね(笑)。それにしても料理をオーダーしない私に対して、このおっさん何だよ的な雰囲気をスタッフから感じてしまうのは、私が敏感すぎるのか、単なる私の幻覚なのか。

川口千里 / drums
櫻井哲夫 / bass
安部潤 / keyboards
菰口雄矢 / guitar

当初予定された松野啓太さんがビザの関係でアメリカから帰国できず、菰口雄矢さんが代打出演とのこと。もっとも私にとっては生菰口さんのプレイはかねてから聴きたかったので、まさに“渡りに船”状態です。

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レコ発ライブということで セットリストは「Cider-Hard&Sweet-」中心でしたが、曲に関する裏話などを川口さんの口から聞けたのは大きな収穫でした。ただ1曲だけ2nd「Buena Vista」から「Onyx」が取り上げられましたが、この曲は今回参加できなかった松野啓太さんによるもの。代わりに盛り上げていますよ!的なバンドとしての一体感が感じられたわけです。

個人的には「Cider-Hard&Sweet-」はそつなくまとめ上げたという印象を受けていたのですが、ライブになると一変。これでもか!と叩きまくる“手数姫”の勇姿にいつもながら涙腺崩壊状態に陥ってしまうのでした。こればかりは現場にいた人間のみ知り得ることで、まさにライブの魅力であることを再認識したわけです。

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ところで「Motion Blue Yokohama」は見かけは立派なのですが、テーブルはドトールですか!と何回もツッコミたくなるほど狭く、下手をするとオジサン同士で密着鑑賞の危険性を感じられました。まぁいろいろな事情があるにせよ、いわゆる大人の空間を提供したいのであれば、もう少し観客が快適に過ごせる環境ということを真摯に考えるべきですね。これは私がBlue Note Tokyo系会場で飲食にお金を使いたくない理由の一つでもあります。

あといささか気になったのは、ただで狭いテーブルにも関わらず、明らかに楽曲とは無関係な妙なリズムで身体を激しく動かしたり、ヘビメタと勘違いしたのかひたすらヘッドバッキングを続けるオヤジ連中の存在。もちろん音楽を楽しむ方法はさまざまですが、イチ社会人として少しは隣席の観客のことも考えろよな、とずっと心の中で毒づいておりました(笑)。贔屓の引き倒しという言葉があることを自覚してほしいものです。

2017年3月14日 (火)

「Lu7 冬カフェ!@平塚KANAFU」に行ってきました♪

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Musicians●Lu7
Date●2017/02/26
Place●平塚KANAFU


相変わらず更新が滞ってしまっている拙ブログです。それでも引きこもりがちな私にしては結構精力的にライブ会場に足を運んでいます。それゆえ記事化する時間がなかなか確保できないわけですが(笑)。

というわけで「Lu7」(えるゆーせぶん)がまたしてもライブを行うということで、湘南平塚は「KANAFU」へ駆けつけた次第です。「Lu7」は同地で2015年7月にライブ(ライブレポートはこちら)を行っているのでこれで2回目。また前回ライブは昨年12月の「三島afterBeat」(ライブレポートはこちら)以来ですから、滅多にライブを行わない「Lu7」としては異例中の異例ともいえるハイペースです。

同店は予約順に座席が指定されるので、開演時間に間に合えばいいかなと17時40分頃に到着。受付でお支払いなどを終えると、最前席テーブルを陣取る人たちが私を手招きします。4人掛けのテーブル席にはLu7デビュー当時を知る歴戦の強者、いつもライブ会場でご一緒するライブの鉄人、そして三島からはせ参じた猛者という「実に濃いいオジサン」たちが集結。ほかのテーブルにはお洒落な女性やおそらくゲーム音楽つながりと思しき今時な若者たちが座っていただけに、ひたすら異彩を放つテーブルでした。当日、異彩だけならまだしも加齢臭なども漂っていましたらどうかご容赦願います。早速情報交換などをしているうちに、定刻を少し過ぎたあたりでメンバー入場。

梅垣ルナ / keyboards
栗原務 / guitar
岡田次郎 / bass
嶋村一徳 / drums

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もう鉄板ともいえる不動のメンバー。
この日のライブはKANAFUをイメージして練りに練り上げたスペシャルなセットリストを用意すると梅垣さんが高らかに宣言していたこともあり、かなり楽しみにしていました。さてさて、どんな内容になるのか!

<1st Set>
01:12th Tree ■
02:Azurite Dance ■■■■
03:Palace In A Mirage ★
04:浮遊都市 ■■■■
05:Flying Seed (Landscape37) ■
06:3のミドル

<2nd Set>
07:Bonito ■■■
08:Bluetail Of Passage ■■
09:Berceuse ■■■■
10:Chocolate Sundae ■■■
11:Purple Eyes ★★
12:ミドル・ロングサーキット

Enc:トキヲコエテソラニカエリ ■■■■

1st ■
2nd ■■
3rd ■■■
4th ■■■■
Electric Guitar Quartet 1st ★
Electric Guitar Quartet 2nd ★★
(以上、梅垣さんのブログより転載)

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なんと栗原さんが参加したギタリスト4人によるコラボ企画「Electric Guitar Quartet」(E.G.Q.)時代の曲が2曲も演奏されました。E.G.Q.は「Lu7」結成のきっかけとなったユニットですし、私自身がお二人の存在に気がついた最初の機会でもあります(E.G.Q1stの記事はこちら。2ndの記事はこちら)。大きくどよめく最前列のオジサンたち。他のテーブルの反応も気にならないわけではありませんが、とにかく目の前で繰り広げられる夢のような演奏にくぎ付け状態。ああ、これが特別なセットリストだったのですね♪また、「Berceuse」「Chocolate Sundae」などライブでは滅多に取り上げられない曲も披露され、この日のスペシャルライブ感がより高まりました。ところで「3のミドル」だけ出所がわかりませんでした。「歴戦の強者」氏も初めて聴いたとのこと。もしかしたら「ミドル・ロングサーキット」同様、ゲーム系の音楽なのでしょうか。とにもかくにもオジサンはゲーム方面には非常に疎いのです。

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さてさて、ラスト曲は前回のKANAFUライブでも締めに演奏された「ミドル・ロングサーキット」。KANAFUのオーナーにして「サーカス」のメンバーである叶高さんのご子息がチョロQの大ファンということで納得の選曲。

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そして、アンコールです。「今日は冬カフェということでカフェっぽい曲をお送りしましたが、最後は最もカフェっぽい曲を演奏します♪トキヲコエテソラニカエリ!」と雄叫びをあげる梅垣さん。「そ、それかいっ!」と間髪入れず突っ込むオジサンたち。絶妙なボケツッコミも無事決まりました。とにかくまさかまさかの選曲の連続に放心状態になりかけました。きっと梅垣さんは「してやったり」と心の中でほくそ笑んでいたに違いありません。

次回ライブは5月13日(土)、プログレの聖地「シルバーエレファント」にて。同地のライブは「Lu7」としては5年ぶりだそうです。すでに予約可能なので気になる方はお早めにどうぞ。ちなみに「実に濃いいオジサン」たちは若い整理番号をすでにゲット済みです(爆)。5月ということでだんだん薄着になる季節。最低限のエチケットとして、加齢臭対策は万全にしたいと思います。

<更新>
梅垣さんから「3のミドル」に関しての情報をいただきました。やはりチョロQ関連でした。音源を張りつけておきます。


2017年1月 7日 (土)

「烏頭」のライブに行ってきました♪

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Musician●烏頭
Date●2016/12/20 Tue.
Place●横浜Hey-JOE


新年あけましておめでとうございます。このタイミングで今年初めての更新です。案の定、さまざまな事情もあって年末年始はばたついてしまい、ゆっくり休む時間が満足にとれませんでした。
慢性的な蓄積疲労を抱えつつですが、とまれ、細々ですがこのブログは続けていくつもりです。あらためてよろしくお願いいたします。

すっかりライブレポート中心になってしまった感がある拙ブログですが、酉年だけにやはり昨年末目撃した「烏頭」(うず)のことは書き残しておかないといけません。

大和田千弘 / keyboards
山田裕司 / guitar
佐山智英 / drums

関東圏を中心に活動する「烏頭」は鍵盤奏者の大和田千弘さんが中心になって結成されたプログレッシブなジャズロックユニットで、ときに女性ボーカルが加わることもあります。昨年夏、ジャズロックバンド「Qui」のライブ(「NOA」との対バン)を見に行った際、ゲスト参加していた大和田さんと少しだけ話す機会があり、大和田さんご本人から「烏頭のライブもよろしく♪」的なお言葉を直々に言われて気になっていたわけです。場所はそろそろ勝手知ったる気分になりつつある「横浜Hey-JOE」。今回は「Qui」との対バン形式ライブで、「烏頭」は先陣を切って登場。ステージ向かって左から大和田さん、佐山さん、山田さんのポジショニングです。平日夜ということもあり観客は10名ほど。ほかのライブ会場で何度かお目にかかっている方とご挨拶&情報交換などを。

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1、 Trialogue
2、 Monogram
3、 烏頭
4、 Caterpillar
5、 Tarantella
6、 自転車に乗る魚
7、 Isakowerphenomenon

encore:N民族の舞踏

※大和田さんのFBより転載

事前に音源を仕入れて予習していたわけですが、ライブのほうが当然迫力がありますし「烏頭」のようなインプロ中心タイプのバンドはやはりライブを見てこそ!ということが痛いほど体感できました。とにかく1曲1曲に対して全力投球の3人。熱演のあまり汗だくになって曲が終わるたびに肩で息する大和田さん。目眩く変拍子と激しいリズムチェンジ、次から次へと連発される変態フレーズ。こんなに魂が込められた演奏を目の当たりにして、誰しも昂揚せずにはいられません。

時間的な制約があるせいかMCらしいMCはほとんどなく、ラスト曲とアンコール時に大和田さんが軽く話しただけ。ほぼノンストップ状態で渾身のライブを堪能しました。1部終了後、「Qui」の登場を待つ合間時間に、またしても大和田さんと話す機会があり「やっぱりCDよりもライブですよね♪」というシンプルなお言葉が妙に印象に残っています。なんだかとても嬉しかったな~♪

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対して「Qui」のライブですが、またしても記事化が先送りになってしまいました。申し訳程度で恐縮ですが当日セットリストを林隆史さんのFBから転載します。ラスト「Puyol」は特別ゲストとして大和田さんが参加していました。この日の「Qui」はelectronicsを導入した非常に実験的なライブで、こちらのほうも大変興味深かった次第です。

1.  Heavy Flight
2.  Lilia
3.  Bravo (新曲)
4.  Flute solo
5.  Doctor Who Theme (カヴァー)
6.  Kasumiotoshi
7.  Puyol with 大和田千弘(piano)

林隆史 / guitar
吉田一夫 / flute
瀬戸尚幸 / bass
吉川弾 / drums
山田章雅 / electronics

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これだけのライブを目の前にしてチケット代はなんと3,100円!(前売り)。ちょっとそこの奥さん!これは価格破壊以外の何物でもありませんよ!

昨年秋ごろから私にしては珍しくライブに足を運んでいましたが、なかなかブログアップできないのが歯がゆいばかり。今年も気になったライブには事情が許す限り参加する
所存です。まずはMike Moreno(guitar)が参加するKendrick Scott Oracleですかね♪
Quiのライブ

2016年12月19日 (月)

「Hello 三島!Lu7冬ツアー」のライブに行ってきました♪

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Musicians●梅垣ルナ(keyboards)、栗原務(guitar)、岡田次郎(bass)、嶋村一徳(drums)
Date●2016/12/11 Sun.
Place●三島afterBeat


「Lu7」が初のツアーを行うということで行ってきました。つい先日高田馬場で「Lu7秋の陣」を敢行したばかりなのに1ヶ月も経たないうちに彼らのライブに触れることができるとは!というわけで、在来線やら新幹線やらを乗り継いでやってきたのが「三島afterBeat」。元々は担々麺が有名な中華料理屋で機会があるとライブ会場に変身するというユニークなお店。三島駅から徒歩約15分ほどのロケーションです。学生時代、隣町の沼津に学校寮があった関係でここら辺は何度も訪れていることもあり、馴染み深く、なんだか懐かしいなと感慨にふけりながら歩いて行くと現地到着です。例によって開場時間の少し前に着いたのですが、まだリハーサルが終わっていなかったようで、演奏が店外まで漏れ聴こえてきます。本番前に生音を聴けるとはなんだか得した気分になりますね。

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そんなこんなで開場を待っていると、Lu7ライブの常連のお方も到着し、しばし歓談。やがてお店スタッフの方に誘われて店内に入場です。第一印象として「ステージが近い!」。キャパ的には10数名程度のこじんまりとした空間で、私は事前の希望どおりステージ向かって右寄り席を陣取ります。すでにテンションが上がってしまった私は写真を撮りまくっていたのですが、先ほどの常連さんに「マグカップ買わなくていいの?」と声をかけられて、我に返りました。そうそう、前回ライブで買い逃した「オリジナルマグカップ」入手も重要なミッションなのでした。

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開演時間は18時スタートといつもよりやや早め。遠方からのお客に配慮した時間設定に感謝です。ほぼ定刻通りにメンバーの登場です。

梅垣ルナ / keyboards
栗原務 / guitar
岡田次郎 / bass
嶋村一徳 / drums

という不動の鉄板メンバー。ステージがやや手狭な関係でいつもと違って左から梅垣さん、岡田さん、嶋村さん、栗原さんという位置取りです。「秋の陣」ではハイヒールを履いていた梅垣さんは、今回はいつも通り裸足で臨んでいます。

<1stSet>
01:Nut Kicking Squirrel ★★★
02:Bonito ★★★
03:Crimson Carpet ★
04:Blue Planet ★
05:Mariana's Garden ★★
06:ミドル・ロングサーキット

<2ndSet>
07:Passing The Air Gates
08:Azurite Dance ★★★★
09:浮遊都市 ★★★★
10:Kesaran Patharan ★
11:Flying Seed (Landscape37) ★
12:トキヲコエテソラニカエリ ★★★★

<Enc>
L'esprit de l'exil ★★

★ 1st
★★ 2nd
★★★ 3rd
★★★★ 4th

(梅垣さんのブログより転載)

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梅垣さんによればユニット初のツアーということで、まずはご挨拶的に1stから4thアルバムから満遍なくチョイスしたセットリストを考えたとのこと。いきなり冒頭から個人的お気に入り「Nut Kicking Squirrel」。お得意の変拍子の嵐と鬼のように連なるユニゾン攻撃。Lu7の十八番の技連続ということでまずツカミはOK!という感じです。

Lu7ライブの魅力の一つと言えば、梅垣さんによる舌鋒鋭い突っ込みとかみ合わないようでいて実はかみ合っている栗原さんの二人が織りなすMC。初のツアーということもあり梅垣さんは若干緊張気味のように感じられました。そんなMCから得られた情報として、なんと来年2月26日(日)に神奈川県平塚市「KANAFU」にてライブを敢行するとのこと。当会場は昨年7月にもライブを行っている場所(平塚「KANAFU」のライブレポートはこちら)。あの有名なコーラスグループ「サーカス」のメンバー、叶さんご一家が経営しているアットホームな雰囲気のお店です。梅垣さんはすでにお店の雰囲気に合わせたセットリストを練っているようで、いまから楽しみです。さらに11月25日に何らかのイベントが予定されているそうで、その日は予定を空けておいてほしいとのこと。

この日は栗原さんの機材の調子が万全でなかったようで苦労されているように見えましたが、4人の息がぴったり合ったときの鳥肌モノの凄みはさすがの一語。正直に白状しますが、1stSetでは「Blue Planet」、2ndSetでは「トキヲコエテソラニカエリ」あたりでは涙腺が崩壊しそうに。人間、ある程度年齢を重ねてくるとちょっとやそっとでは泣かないものだと思いますが、4人の渾身のプレイに魂を揺さぶられてしまった私でした。ふと近くの席の女性を見ると、やはりハンカチで涙をふいていました(というふうに見えました)。

というわけで、今回のツアーではいろいろと大切なものをいただいたように思います。おそらく地元の方と思われる男性3人が大いに盛り上がっていたのも印象的でした♪

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Lu7チャンネルの動画を張りつけておきます♪

2016年11月27日 (日)

「Lu7秋の陣」のライブに行ってきました♪

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Musicians●梅垣ルナ(keyboards)、栗原務(guitar)、岡田次郎(bass)、嶋村一徳(drums)
Date●2016/11/19 Sat.
Place●高田馬場・音楽室DX


「Lu7」が1年数ヶ月ぶりのライブを行うということで行ってきました。「Lu7」としては昨年7月の平塚「Lu7夏ライブ2015」以来ですが、8月にシルエレでの「Future Instrumental Vol.5」で梅垣さんと栗原さんをお見かけしているので、それほどのお久しぶり感はなかったりします。

今回の場所は高田馬場・音楽室DX。今回初めて訪れたのですが、高田馬場駅から早稲田大学方面で徒歩10分ほどのロケーション。友人が早稲田大学に数人いたことで学生時代、頻繁に歩いた道です。だから駅から歩いてもそんな大したことないだろうと高をくくっていたらとんでもない。あれ、こんなに歩いたっけと若干不安になりはじめた頃にやっと現地到着です。やはり老いは足腰からくるのだなと実感。会場前にはすでに数人の人が列をなしています。しばらくすると、なんと梅垣さんと嶋村さんが外に出てくるではないですか。軽く会釈を交わすと、近くの某有名ラーメン店に入って行きました。ライブ前の腹ごしらえなのでしょうか。にしても濃厚スープで知られる某有名店をチョイスするとは!と妙に感心しながら料金を払い、席を確保します。ふと見渡すとLu7のライブで何度かお会いしている方々のお姿が。軽く会釈を交わしつつ開演を待ちます。

梅垣ルナ / keyboards
栗原務 / guitar
岡田次郎 / bass
嶋村一徳 / drums

という不動の面子。栗原さんは終始スタインバーガーを操っていました。そしていつも裸足で鍵盤を弾く梅垣さんがハイヒールを履いていたりと。でもって、当日のセットリストです。

01:Sonatine III(Anime) ★
02:Crimson Carpet ★
03:Bonito ★★★
04:絡みゆく蔓 ★★★
05:Passing The Air Gates
06:Flying Seed(Landscape37) ★

07:L'esprit de l'exil ★★
08:12th Tree ★
09:Azurite Dance ★★★★
10:Mariana's Garden ★★
11:Nut Kicking Squirrel ★★★
12:トキヲコエテソラニカエリ ★★★★

Enc:おかえり ★★★★
(梅垣さんのブログより転載)

★1st
★★2nd
★★★3rd
★★★★4th

4枚のアルバムからバランスよく取り上げているなという印象ですが、個人的には懐かしさ感が強かったですね。何と言っても注目は5thアルバムに収録予定の新曲「Passing The Air Gates」です(栗原さん作)。Lu7には珍しく、というか初めての4ビート的、ファストビート的な曲で新境地という感じですが、彼らにかかるといかにもLu7的に仕上がってしまうから不思議です。相変わらず絶妙なリズムチェンジが繰り返され、岡田さん&嶋村さんのリズム隊が獅子奮迅の活躍でした。

個人的には3rd収録の「Nut Kicking Squirrel」がライブで聴けたことが大きな収穫。恐ろしいまでのバキバキ感とユニゾン地獄満載の難曲ですが、そんなことを微塵も感じさせない鉄壁のプレイに釘付けでした。続く曲はこれまたプログレ好き中年が漏れなく随喜の涙を流すと言われる「トキヲコエテソラニカエリ」。えぇーっ!インターバルなしでこの曲ですか!と聴くほうが心配になるほど。そんな心配をよそに、完璧な演奏を聴かせてくれた4人。この曲はいつ聴いても緊張してしまうんですよね。そしてアンコールは「おかえり」。観客が無事帰宅できるようにという思いが込められた曲です。いつもは栗原さんはアコギに持ち替えるのですが、そのままエレキで。そういえば、今回のライブはエレキ1本でしたし、梅垣さん十八番のメロディオンも登場しなかったですね。また、趣が違って興味深かったです。

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それにしても、この音楽室DXは音響が大変クリアで感心しました。たいていライブ直後は耳に若干ダメージを受けてしまうのですが、そんなことはいっさいなく集中して聴けました。

で、MCでは現在制作中の5thアルバムのこと。廃盤状態の1st、2ndに関しては新たにトラックを追加したうえでリメイク(リマスター?)したうえで再発売に向けて作業中とのこと。順番的には2nd→5th→1stの順でリリースされる予定とのこと。新譜はもちろん、すでに所有していてもこれは入手すべきですね。

2016年10月10日 (月)

Toshimi Sessionのライブに行ってきました♪

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Musicians●永井敏己(fletless-bass)、ISAO(8 strings guitar)、長谷川浩二(drums)
Date●2016/10/3 Mon.
Place●横浜Hey-JOE


久々の更新はライブレポートです。精力的なライブ活動を展開している「フレットレスベースの怪人」永井敏己さんによる「Toshimi Session」。毎回多彩なゲストを迎えていますが、「Spark7」「Cube-Ray」「Trimurti」「BABYMETAL」などで活躍する8弦ギタリスト、ISAOさんが参加すると聞いて行ってきました。永井さんは8月の「Future Instrumental Vol.5」以来2回目、ISAOさん、長谷川さんはお初です。長谷川さんは10代から「The Alfee」のバックを務め、いまは「Cube-Ray」「筋肉少女隊」などで活動しています。

場所は先日「QUI」と「NOA」のライブでお邪魔した「横浜Hey-JOE」。アットホームな雰囲気が売り物のこぢんまりとした会場です。小雨が降るなか会場時刻の少し前に到着すると、先客(女性)が2人ほど。入場料3600円を払うときに本日の来客リストをちら見すると、どうやら全員で10数名前後という人数。平日夜ということもありますが、これだけの面子をじっくりと見られるなんて何とも贅沢なんでしょう。まだAmazonなどでは発売されていない「Trimurti」の2ndと「ExhiVision」のオフィシャルブートDVDを購入し、開演を待ちます。

さてさて、オープナーはISAOさんの曲「Zombie In A Dream」。いきなりISAOさんの8弦が唸り始めます。永井さんの爆音フレットレスで対抗。狭い会場内で2人の爆音が左右から情け容赦なく襲いかかってきます。いやいや、鼓膜が破壊されそうな勢い。間髪入れずに「Cricket Chorus」で爆音攻撃が続きます。今回のライブの注目点は、ISAOさんの8弦ギターの弾きこなしぶり。よく見るとリフを演奏する時に、低音弦と高音弦とを自在に動き回ることで、複雑なニュアンスを曲に与えています。一聴するとメタル系、ネオクラ系に聴こえるISAOさんのプレイですが、8弦を駆使することでカラフルで個性的なものになっています。

そしてMC。相変わらず永井さんは舌鋒鋭くドSな突っ込みを連発。長谷川さんがボケ役になって盛り立てます。3曲目と4曲目は永井さんの曲。ここで爆音攻撃もやや収まりクールダウン。相変わらず永井さんのベースは圧倒的で人間の指ってこんなに動き回れるのかと感心するほど、フレットの上を縦横無尽に暴れまくってました。5曲目も永井さんの曲で1部終了。

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20分ほどの休憩を挟んで2部がスタート。永井さんのMCによるとこの「Toshimi Session」のほかに長谷川さんとの「THE ARAKURE」、そしてあの王様とのユニットも掛け持ちしている状態で、この人、本当にライブ好きなんだなと感心したり。2部の圧巻はISAOさんの「Golf」。変拍子多用の凄まじい難曲なんですが、長谷川さんによる10分にも及んだであろう激烈ドラムソロにはとにもかくにも圧倒されました。そして、アンコールは永井さんの定番曲「Dance Of The Harlequin」。8月の「Future Instrumental Vol.5」は「Lu7」とのジョイントでしたが、ISAOさんと長谷川さんがメンバーということで、メタル成分多めでまた違ったニュアンスを楽しめました。

「Toshimi Session」は月2回ほどのペースでこの「横浜Hey-JOE」で行われているようで、これは常連になるしかありませんね♪



●Musicians
永井敏己 / fretless-bass
ISAO / 8 strings guitar
長谷川浩二 / drums

●Numbers
1st set
1.  Zombie In A Dream(i)
2.  Cricket Chorus(i)
3.  Earthquake(n)
4.  Night View(n)
5.  Rize(n)

2nd set
1.  Play Of Colors(n)
2.  Gain The Day(i)
3.  Pudding Busters(i)
4.  Atomic Destruction(i)
5.  Golf(i)

encore
Dance Of The Harlequin(n)

(i)ISAOさん曲
(n)永井さん曲

2016年8月14日 (日)

「NOA」のライブに行ってきました♪

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Musicians●NOA
竹迫一郎(drums)、三苫裕文(guitar)、渡部チェル(keyboards)、桜井良行(bass)
Date●2016/8/13 Sat.
Place●横浜Hey-JOE


幻のジャズロックバンド「NOA」が久しぶりのライブを行うと聞き行ってきました。会場は「横浜Hey-JOE」。キャパはおそらく30人ほどのお店です。実は20代の時に働いていた職場と至近距離にあり、そういえばこのビル1階の飲み屋ではよく飲んだくれていたなとか、昼食でよく利用した定食屋はもう無くなってしまったのかと、一人感慨に耽っていました。ってそんなことはどうでもよくて、「NOA」に話題を戻します。

バンド自体はプログレ系ジャズロックバンド「Aqua-Polis」の元ドラマー、竹迫さんがギターの三苫さんを迎え入れる形で、1980年代後半に結成。BrufordやAllan Holdsworthあたりから強い影響を受けた楽曲をプレイしていたとか。1枚だけ自主制作盤「TRI-LOGIC」をリリースしていますが、当時はベース&ヴォイス担当のトリオ構成でした。実はこのアルバム、入手してしばらくの間、聴いていたのですが、なぜか魔が差して手放してしまうという大失態をおかしています。その後、「Mongol」での三苫さんの華麗なギターに驚いて、再度入手を試みましたが、時すでに遅し。どこをどう探しても見つかりません。

そんな「NOA」がオフィシャルなライブを行ったのは1995年12月のシルバーエレファント。その後、鍵盤担当の方が亡くなり追悼ライブを行ったのが2008年。オフィシャルなライブとしてはなんと21年ぶりだとか。ライブはやはり日本が誇るジャズロックバンド「Qui」との対バン形式で行われ、「NOA」は2部に登場です。会場には先日の「Future Instrumental」でご一緒した方がおられ、ご挨拶などを。

1.  Dr.Maccoy
2.  あさってはきのう
3.  少年と猫
4.  クーリンガー
5.  夏の終わりに
6.  Jupiter And Lucifer
7.  ジャーニー・トゥ・バベル
8.  シックス・センス

<encore>
See You Again

セットリストは私の聞き書きなので不備などはご容赦願います。フルートを全面に押し出した独自のサウンドが特徴の「Qui」による躍動感あふれるライブを楽しんだ後、15分ほどのインターバルをおいて「NOA」の登場です。その前に「Qui」のギター・林隆史さんと少しだけ雑談の機会を得たりと、そのあたりが小規模会場ならではの魅力ですね。左から渡部さん、桜井さん、竹迫さん、三苫さん。桜井さんはごっつい6弦を、三苫さんは愛用の「Vox Starstream」を使用。#1「Dr.Maccoy」は「TRI-LOGIC」収録曲、#2「あさってはきのう」という“新曲”。そう、実は「NOA」は解散しているわけではなく、何と20年越しにCDを制作中だとか。その新譜に収録される予定だそうです。変拍子につぐ変拍子、そしてAllan Holdsworthばりの三苫さんのギターがいきなり全開です。三苫さんは本家Holdsworthと違って、ほぼフルピッキングなんですね。フレットを縦横無尽に使って生み出される流麗なフレーズにただただうっとり。

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2曲目が終わって竹迫さんによるMC。バンドのこれまでの経緯や先の新譜について語られました。#3「少年と猫」のイントロでは三苫さんが店名にちなんで「Hey Joe」の一節を奏で出して思わずニヤリ。5曲目が終わってメンバー紹介。鍵盤担当の渡部さんは「Prism」のメンバーということで、竹迫さんは「あのPrismとキーボードをシェアしているわけで、これからは新譜もライブもしっかりやっていかないと…」「でも、同じようなことを何年も前から言っているんですよね」とのこと。ちなみに渡部さんは前任の鍵盤奏者の方の追悼ライブから「NOA」のメンバーになったとか。

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#6は「TRI-LOGIC」から、#7は未発表曲ですが昔出ていた「日本のプログレ」(原題は欧文)のコンピ盤の収録曲。当時は歌入りでしたが、インスト仕様に作り直したとか。ラストはやはり未発表曲の「シックス・センス」。題名通り8分の6拍子の楽曲が多い「NOA」ならではの曲。桜井さんの超絶ベースソロが炸裂しまくりです。

そしてアンコールは「See You Again」。またお会いしましょうとまたお会いできましたね、のダブルミーニングだそうです。

というわけで、幻の「NOA」のライブに触れただけで至福の思いですが、新譜リリースや次回ライブも気を引き締めながら追尾していかないといけません♪

「Qui」についてはアルバムレビューも含めて機会をあらためます。

三苫さんがメンバーのMongolの関連記事はこちらです。


2016年8月11日 (木)

「Future Instrumental Vol.5」のライブに行ってきました♪

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Musicians●梅垣ルナ(keyboards)、栗原務(guitar)、永井敏己(bass)、大菊勉(drums)、寺田典子(percussions)
Date●2016/8/7 Sun.
Place●Silver Elephant


先日、吉祥寺Silver Elephantで行われた「Future Instrumental」のライブに行ってきました。同会場は“プログレの聖地”と呼ばれているそうで確かにHPを見ると好事家を唸らせるような多くのミュージシャンがライブを行っています。吉祥寺は中高時代を過ごした土地であり個人的にも親しみがあるのですが、10数年ぶりに訪れて吃驚。なんとも都会的な街へと変貌しているではないですか!加えて休日ということもあって、人出が多い。いまは神奈川の片田舎で過ごす我が身としては人いきれに圧倒されながらも、会場へと向かいます。

「Future Instrumental」とは同会場で展開中の「Progressive Live 2016」の一環として結成されたユニットで、同ユニットとしてのライブは5回目でなんと14年ぶりだとか。メンバーは「Lu7」より梅垣ルナさん(keyboards)、栗原務さん(guitar)、お二人に加えてフレットレスベースの怪人・永井敏己さん(bass)、歌って踊れてMCもできる大菊勉さん(drums)、バークリー音楽大学卒の才媛・寺田典子さん(percussions)という特別ユニット。私のお目当ては「Lu7」でしたが、永井さんのベースにはかねてより興味ありましたし、これは見逃してはいけません。

というわけで、会場のシルエレへ。会場時刻の少し前に到着しましたが、「Lu7」のライブで何回かご一緒したお仲間数人のお姿がちらほらと。軽く会釈したり雑談しているうちに、女性スタッフの方が店外に出てきて整理番号順に呼ばれて入場です。Silver Elephantは地下にある会場でキャパは100名ほどでしょうか。今日日珍しく座席での喫煙もOKで灰皿が置いてあります。ドリンク代500円を支払いオレンジジュースなどを飲みながら観察すると、過去に出演したミュージシャンたちのCDが飾られていました。値札がついているので購入も可能なのでしょう。なかには昨年亡くなった小川銀次さんの作品もあって、3万円もする「大銀醸」セットまで。やるな、シルエレ。

19時の開演時刻を少し過ぎてメンバーが登場。左から永井さん、大菊さん、不動のセンター・梅垣さん、寺田さん、そして栗原さん。私は永井さんの近くを確保しましたが、これが大正解。おかげで永井さんが繰り出す地鳴りのような超絶プレイを一身に浴び続けることができました。

1st Set
1.  ミドル・ロングサーキット
2.  Beirut(Step Ahead)
3.  Play Of Colors(永井敏己)
4.  Kesaran Patharan(Lu7)
5.  絡みゆく蔓(Lu7)
6.  Echoes(CAMEL)

2nd Set
7.  Presto Vivace~In The Dead Of Night(UK)
8.  Secret Recipe(Lu7)
9.  Bluetail Of Passage(Lu7)
10. Ben Ohgiku drum Solo
11. Involuntary Bliss(Alphonso Johnson)
12. Island Magic(Dave Weckl)

Encore
13. Dance Of The Harlequin(永井敏己)

録音・撮影は禁止だったのでセットリストなどは記録できませんでしたが、梅垣さん、大菊さん、参加された方のブログなどを参照にしています。冒頭の「ミドル・ロングサーキット」でいきなりエンジン全開。今回のライブの肝の一つはパーカッション奏者の寺田さんの参加だと思うのですが、大菊さんとの打楽器連打攻撃が五臓六腑を刺激しまくります。エグいぞ、このライブは!と思い始めると、今度は永井さんのフレットレスから繰り出される強烈な爆音で完全に舞い上がってしまいました。岡田次郎さんのプレイとはまた違ったアプローチを楽しむことができました。梅垣さんも栗原さんも「Lu7」の時よりもアグレッシブな感じで攻めているように感じました。

「Beirut」の後に梅垣さんのMCが入ります。梅垣さんと永井さんの掛け合いでは、今回のライブにあたってそれぞれが曲を持ち寄ったそうですが、「Lu7」の難曲にはさすがの永井さんも手こずったようで、永井さんはしきりに「もう帰りたい」とボヤく始末。つられて大菊さんまで「帰りたい」と言い始める流れに。もちろん腕達者なミュージシャンなので、実際は寸分の狂いもなくまとめ上げるわけですが。それにしても、変拍子の嵐、転調に次ぐ転調、そして超絶インプロの応酬。もの凄いことが目前で起きているわけで、早くも放心状態になりそうでした。

「Future Instrumental」恒例(?)のプログレカバーは「Echoes」と中年プログレ好きおやじの涙腺を漏れなく崩壊させる「Presto Vivace~In The Dead Of Night」。ボーカルは大菊さん担当でしたが、こんな難曲を叩くだけでも凄いのにボーカルまで!とはハードルが高すぎます。もしかしたらこれは梅垣さんの策略でしょうか。栗原さんのギターソロは完全にHoldsworthy化していましたね。途中のMCでは「Secret Recipe」は実は永井さんをイメージして作られたというエピソードが披露されたり、インフォメーションコーナーでは「Lu7」の次回ライブ「Lu7 秋の陣」が告知されました(正確には告知の予告)。物販コーナーでは「Lu7」の2ndが置かれていましたが、「かなり希少なのでここで買ってぜひヤフオクに」という栗原さんの鉄板ネタも披露。

こういう至福の時間はあっという間に過ぎてしまうのですが、ラストは梅垣さんがライブで演奏したかったというDave Wecleの「Island Magic」。寺田さんのダイナミックなパーカッションが実に効いていて、オリジナルを凌駕する可憐なラテンフレイヴァーが漂いました。そしてアンコールは永井さんの「Dance Of The Harlequin」。恥ずかしながらこの曲は存じ上げなかったのですが、生の演奏の魅力にすっかりやられた私は、帰りの車中、某巨大通販でしっかりとポチッたのでした。

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2016年7月10日 (日)

Kurt Rosenwinkel Trioのライブに行ってきました♪

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先週の7月2日(土)、Kurt Rosenwinkel Trioのライブに行ってきました。場所はすっかり慣れてきた東京丸の内はCotton Club。

Kurt Rosenwinkel / guitar
Dario Deidda / bass
Joost Patocka / drums

今回、生Rosenwinkelの姿を拝むのは初めてです。当初予定されていたEric RevisからDario Deiddaへと急遽メンバーチェンジがありましたが、両者を聴き比べたわけではないのでその影響のほどはわかりません。今回の来日ではブルーノート東京で日本人ミュージシャンとの共演を行ったり、ワークショップを行ったり、ディスクユニオンでインストアライブを行ったりと相変わらずの人気ぶり。「Star Of Jupiter」(2012年)以来の新譜が待たれる状況ということもあって、どんなライブ内容になるかが非常に楽しみでした。

席は相変わらずテーブル自由席。念には念を入れて会場時間の1時間前に到着しましたが、すでに良席を求めるお客が長蛇の列をなしていました。やはり日本でのKurt皇帝人気は凄いものがあります。

ライブに臨むにあたって「Star Of Jupiter」と「East Coast Love Affair」を聴き直した程度。いざ、蓋を開けてみるとCモンク、Wショーターなどのスタンダードのカヴァーが中心でした。実は「Star Of Jupiter」あたりのぶっ飛び感を内心期待していたのですが、これはこれでよし。相変わらず浮遊感あふれる音作りは絶品でしたし、絶妙なコードワークを間近にできたことは大きな収穫でした。それにしてもソロワークはあいかわらずの変態フレーズの連続で、一筋縄では収まりません。ギター好きのオヤジどもの視線をすっかり独り占めしたKurt皇帝。MCらしいMCはほとんどなく、ひたすら弾きまくる姿にただ唖然としていた次第です。

Ssfullsizerender
アンコール曲は「East Coast Love Affair」。皇帝が生み出す甘露のようなフレーズに酔いしれつつ、まだまだ聴いていたいという“残尿感”はハンパなく、次なる機会があれば万難を排して参加するべきと心に誓った次第です。ところでこの手のライブには、何も知らないままに連れてこられた感が満載の人が逆に目立ったりしてしまうのですが、お客全員が固唾を飲んでKurt皇帝の一挙手一投足に注視するいい意味での緊張感が会場全体に漂い、すべてを含めて極上のライブでした。Allan Holdsworthの初来日ライブもこんな感じだったな~。こんな夢のような時間なら何回経験してもいいですね♪
↓ついでに特製ピックももらいました。

Aafullsizerender

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