痛快なロックインスト(Brett Garsed参加)
Musician●Bobby Rock(dr)
Title●Out Of Body (1996年)
■CD Babyより購入
ネルソン兄弟によるビジュアル系ロックバンド「Nelson」をはじめ、アン・ルイスの「Kロック」などに参加し、その人脈からテクニカル系ギタリストの作品に多く参加している、Bobby Rock(ボビー・ロック)のソロ第2弾です。ギターに「Nelson」時代からの盟友、Brett Garsed(ブレット・ガースド)が参加しています。
Bobby Rockは非常に直線的なドラムを叩く人で、テクニカル系というより完全にパワー優先のロック志向のプレイヤーだと思います。私としてはドラムはよくわからないので、お目当ては当然Brett Garsedに絞られています。全曲が完全なインストで、面白いのがイエスの名曲「Roundabout」やエアロスミス「Walk This Way」、エドガー・ウインター「Frankenstein」が取り上げられている点です。特に「Roundabout」は本来、キーボード奏者のリック・ウエイクマンのパートもすべてBrett Garsedが担当するという「力ワザ」を発揮していて、ギター好きにとっては大変うれしい作品です。何も考えずに、能天気に聴くロックとしてはうってつけですね。おそらく「Out of Body」という曲だと思いますが、やはり盟友である両手タップの怪人、T.J.Helmerich(ヘルメリッチ)が参加しているようです。
ちなみにBobby Rockはもう1枚、ボーカル入りのアルバム「Groovin` In Tongues」も出していますが、ここにもBrett Garsedが参加しています。ただ、ボーカルに興味のない人には面白くないと思われます。
●Musicians
Bobby Rock / drums
Brett Garsed / guitar
Carl "The Fox" Carter / bass
T.J. Helmerich / guitar
●Numbers
1、Fearless
2、Roundabout
3、A Meditation
4、Out of Body
5、Harnozowa
6、Sledge
7、Lightworker
8、Far Journeys
9、Tunnels Pt. 1
10、Walk This Way
11、Liquid
12、Tunnels Pt. 2
13、Red Earth
14、A Meditation (Solo Reprise)
15、Frankenstein
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