■Live at Newport '67 #1-#7 Gary Burton / vibes Larry Coryell / guitar Steve Swallow / bass Stu Martin / drums
■Something's Coming #8-#14(released on 1963) Gary Burton / vibes Jim Hall / guitar Chuck Israels / bass Larry Bunker / drums
「Live at Newport '67」のほうは1967年7月1日のNewport Jazz Festivalに参加したときの音源でどうやらラジオ放送音源がソースのようです。「Something's Coming」は1963年8月14日~16日、NYCでのスタジオ録音。どちらも魅力あるのですが、ここは「Live at Newport '67」を中心に語りたいと思います。
カップリング相手「Something's Coming」はなんと言ってもJim Hallの参加がポイント。聴く前はてっきり渋めに弾いているのかと思いきや、結構饒舌なソロギターを連発しています。こちらも◎。 ●Musicians ■Live at Newport '67 #1-#7 Gary Burton / vibes Larry Coryell / guitar Steve Swallow / bass Stu Martin / drums
■Something's Coming #8-#14(released on 1963) Gary Burton / vibes Jim Hall / guitar Chuck Israels / bass Larry Bunker / drums
●Numbers 1. General Mojo's Well Laid Plan 2. Sing Me Softly Of The Blues 3. Lines 4. I Want You 5. Blue Comedy 6. June The 15th,1967 7. One,Two,1-2-3-4 8. On Green Dolphin Street 9. Melanie 10. Careful 11. Six Improvisatory Sketches 12. Something's Coming 13. Little Girl Blue 14. Summertime
アメリカ出身のサックス奏者、Joe FarrellがCTIからリリースした初リーダー作です。と言ってもあまりピンとこないかも知れませんが、初期「Return To Forever」の諸作品やPat Martinoの「Strings!」などでのサイドメンとしての活躍のほうが目立っていたようで、自身のリーダー作はあまり知られていないようです。残念ながらご本人は1986年に48歳でこの世を去っています。
参加メンバーがスゴいですよ。 Joe Farrell / soprano sax,tennor sax,flute,oboe Chick Corea / piano Dave Holland / bass Jack DeJohnette / drums John McLaughlin / guitar
もう一人のお目当てであるMcLaughlinは2曲に参加。#1「Follow Your Heart」と#7「Motion」なんですが、特に#1などはマイルスの「ビッチェズ・ブリュー」の世界そのもの。全体としてはゆったりと流れる曲調なので、問題児McLaughlinもゆったりとしたソロを展開しています。#3「Circle In The Square」のようなドがつくフリージャズもあれば、60年代のチャールズ・ロイドを彷彿とさせる#4「Molten Glass」もあるなど、内容的にはバラエティに富んでいて飽きさせません。#6「Song Of The Wind」あたりもチャールズ・ロイドっぽいですね。Chick Coreaもたとえ客演作であっても我先に目立とうといういつもの悪癖を出すことなく、サイドメンに徹しているの点に好感をもてます(笑)。
でもってラスト#7「Motion」はアップテンポなフリージャズ。曲というよりもセッションっぽいです。McLaughlinもソロを弾くわけでもなく、何となくギターで遊んでみました的な感じ。表現はなんですが、これはちょっと蛇足のように思えます。 ●Musicians Joe Farrell / soprano sax,tennor sax,flute,oboe Chick Corea / piano Dave Holland / bass Jack DeJohnette / drums John McLaughlin / guitar on #1,#7
●Numbers 1. Follow Your Heart 2. Collage For Polly 3. Circle In The Square 4. Molten Glass 5. After Ego 6. Song Of The Wind 7. Motion
Hendrik Schaperというオルガン奏者がバンドキーマンのようで、オルガンを中心に据えた古式ゆかしいジャズロックという塩梅の楽曲が連なっています。いきなりJ.S.バッハの「フーガ」を取り入れたというか、そのままプレイしてしまうという#1「Fugue」には度肝を抜かれますが、全体的にはキース・エマーゾン率いる「ナイス」から華を抜いたような感じの楽曲が中心です。ギターもジャズ寄りというか、もろにブルースペンタトニックなので、いわゆるジャズロック感はあまり伝わってきません。
どうやら自主制作盤のようで、本家フランスの密林でも扱っていない珍盤。入手可能なうちにどうぞ。 ●Musicians Mathilde Clavier / vocals,clarinet,flute Charlotte Merand / electric violin, vocals Herve Launay / sax,keyboards,vocals Youenn Migaud / guitar,bass,vocals Antoine Tharreau / keyboards,vocals Cedric Lucas / drums,vocals Anthony Guenec / percussions on #3 Alais Dart / percussions on #3
●Numbers 1. Ods 2. a C. 3. Kudjat (tronc) 4. Duex Trains Valent Mieux Qu' Un "Tu L'auras" 5. We Are The Knights Who Say Ni! 6. Here I Am J(h) 7. Kudjat (cime)
Jonathan Kreisberg(ジョナサン・クライズバーグ)の出身バンドである「Wyscan」(ウィスカン)の1stにして唯一のアルバム「Third Wish」をやっとのこさ入手しました。Wyscanはフロリダ州マイアミを拠点にするジャズロック&プログレバンドという触れ込みで、地元出身のミュージシャンで固めた5人組グループ。このアルバムも自主制作盤だったようですね。1995年リリース。
Dean Madonia / vocals Jonathan Kreisberg / guitar John Roggie / keyboards Javier Carrion / bass Vincent Verderame / drums
この音源、以前から地下音源として関西方面にある例の地下音源専門屋ではかなりの高額で売っていたようですね。地下音源そのものは未聴なので音質が向上しているかは不明ですが、少しは廉価で入手できるので、まぁ良しとしましょう。 ●Musicians John McLaughlin / guitar Jan Hammer / keyboards Jerry Goodman / violin Rick Laird / bass Billy Cobham / drums
●Numbers 1. Meeting Of The Spirits 2. Miles Beyond 3. The Dance Of Maya 4. A Lotus On Irish Streams 5. The Noonward Race
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