「川口千里 Cider-Hard&Sweet- 発売記念ツアー」に行ってきました♪
Musician●川口千里(drums)
Date●2017/03/21 Tue.
Place●Motion Blue Yokohama
先日はGuthrie Govanとのライブを成功させ、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いと驚愕の成長力をみせる川口千里さん。昨年暮れにリリースされたメジャー第1弾「Cider-Hard&Sweet-」の発売記念ライブに行ってきました。会場の「Motion Blue Yokohama」はBlue Note Tokyo系ということで、音楽以外にあまり金銭を使いたくない私は事前に会場近くの「大戸屋」で胃袋を満たしてから臨んだわけです。ジンジャーエールに甘口と辛口の2種類があるとはこの年まで知らなかったですね(笑)。それにしても料理をオーダーしない私に対して、このおっさん何だよ的な雰囲気をスタッフから感じてしまうのは、私が敏感すぎるのか、単なる私の幻覚なのか。
川口千里 / drums
櫻井哲夫 / bass
安部潤 / keyboards
菰口雄矢 / guitar
当初予定された松野啓太さんがビザの関係でアメリカから帰国できず、菰口雄矢さんが代打出演とのこと。もっとも私にとっては生菰口さんのプレイはかねてから聴きたかったので、まさに“渡りに船”状態です。
レコ発ライブということで セットリストは「Cider-Hard&Sweet-」中心でしたが、曲に関する裏話などを川口さんの口から聞けたのは大きな収穫でした。ただ1曲だけ2nd「Buena Vista」から「Onyx」が取り上げられましたが、この曲は今回参加できなかった松野啓太さんによるもの。代わりに盛り上げていますよ!的なバンドとしての一体感が感じられたわけです。
個人的には「Cider-Hard&Sweet-」はそつなくまとめ上げたという印象を受けていたのですが、ライブになると一変。これでもか!と叩きまくる“手数姫”の勇姿にいつもながら涙腺崩壊状態に陥ってしまうのでした。こればかりは現場にいた人間のみ知り得ることで、まさにライブの魅力であることを再認識したわけです。
ところで「Motion Blue Yokohama」は見かけは立派なのですが、テーブルはドトールですか!と何回もツッコミたくなるほど狭く、下手をするとオジサン同士で密着鑑賞の危険性を感じられました。まぁいろいろな事情があるにせよ、いわゆる大人の空間を提供したいのであれば、もう少し観客が快適に過ごせる環境ということを真摯に考えるべきですね。これは私がBlue Note Tokyo系会場で飲食にお金を使いたくない理由の一つでもあります。
あといささか気になったのは、ただで狭いテーブルにも関わらず、明らかに楽曲とは無関係な妙なリズムで身体を激しく動かしたり、ヘビメタと勘違いしたのかひたすらヘッドバッキングを続けるオヤジ連中の存在。もちろん音楽を楽しむ方法はさまざまですが、イチ社会人として少しは隣席の観客のことも考えろよな、とずっと心の中で毒づいておりました(笑)。贔屓の引き倒しという言葉があることを自覚してほしいものです。
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