Kurt Rosenwinkel Trioのライブに行ってきました♪
先週の7月2日(土)、Kurt Rosenwinkel Trioのライブに行ってきました。場所はすっかり慣れてきた東京丸の内はCotton Club。
Kurt Rosenwinkel / guitar
Dario Deidda / bass
Joost Patocka / drums
今回、生Rosenwinkelの姿を拝むのは初めてです。当初予定されていたEric RevisからDario Deiddaへと急遽メンバーチェンジがありましたが、両者を聴き比べたわけではないのでその影響のほどはわかりません。今回の来日ではブルーノート東京で日本人ミュージシャンとの共演を行ったり、ワークショップを行ったり、ディスクユニオンでインストアライブを行ったりと相変わらずの人気ぶり。「Star Of Jupiter」(2012年)以来の新譜が待たれる状況ということもあって、どんなライブ内容になるかが非常に楽しみでした。
席は相変わらずテーブル自由席。念には念を入れて会場時間の1時間前に到着しましたが、すでに良席を求めるお客が長蛇の列をなしていました。やはり日本でのKurt皇帝人気は凄いものがあります。
ライブに臨むにあたって「Star Of Jupiter」と「East Coast Love Affair」を聴き直した程度。いざ、蓋を開けてみるとCモンク、Wショーターなどのスタンダードのカヴァーが中心でした。実は「Star Of Jupiter」あたりのぶっ飛び感を内心期待していたのですが、これはこれでよし。相変わらず浮遊感あふれる音作りは絶品でしたし、絶妙なコードワークを間近にできたことは大きな収穫でした。それにしてもソロワークはあいかわらずの変態フレーズの連続で、一筋縄では収まりません。ギター好きのオヤジどもの視線をすっかり独り占めしたKurt皇帝。MCらしいMCはほとんどなく、ひたすら弾きまくる姿にただ唖然としていた次第です。
アンコール曲は「East Coast Love Affair」。皇帝が生み出す甘露のようなフレーズに酔いしれつつ、まだまだ聴いていたいという“残尿感”はハンパなく、次なる機会があれば万難を排して参加するべきと心に誓った次第です。ところでこの手のライブには、何も知らないままに連れてこられた感が満載の人が逆に目立ったりしてしまうのですが、お客全員が固唾を飲んでKurt皇帝の一挙手一投足に注視するいい意味での緊張感が会場全体に漂い、すべてを含めて極上のライブでした。Allan Holdsworthの初来日ライブもこんな感じだったな~。こんな夢のような時間なら何回経験してもいいですね♪
↓ついでに特製ピックももらいました。
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