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2016年7月 3日 (日)

John Abercrombie / Within A Song(2012年)

Within_a_song
Musician●John Abercrombie(guitar)
Title●Within A Song(2012年)
■Amazonより購入


ECMきっての知性派ギタリスト、John Abercrombieの2012年作。参加ミュージシャンにJoe Lovanoの名前を見つけて思わずにんまり。プロデューサーはご存じマンフレード・アイヒャー氏です。

John Abercrombie / guitar
Joe Lovano / tenor sax
Drew Gress  / bass
Joey Baron / drums

もう説明不要のお馴染みの人たちばかりなので、いまさらという感じですね。AbercrombieとJoe Lovanoとの共演はかなり前にあったと記憶しているのですが、具体的な作品名はちょっと思い出せません。確か非ECM系のレーベルだったような。Drew GressとJoey Baronも旧知の仲ですね。Abercrombieの近作のほとんどはヴァイオリン入りがほとんどでしたが、オーソドックスなフォーマットで臨んでいます。個人名義ではなくわざわざ「John Abercrombie Quartet」としてリリースしたのは、今回はちょっと違いまっせ的なメッセージが込められているのでは?と考えるのはちと穿ちすぎかもしれません。

というわけで拝聴です。Abercrombieは年齢的なものあってなのか、歳相応に大人しめの音づくりに終始しているように感じられていました。今回、Joe Lobanoの加入によって少しは違う一面が引き出されるのでは?と期待を込めて聴いてみました。楽曲はAbercrombieオリジナルが3曲、ほかはMiles Davis、Ornette Coleman、Bill Evansなどによるものです。

ところがアニはからんや肝心のLovanoもつられて大人しくなってしまっていて、2人とも丸い感じのジャズをプレイしています。あれま、これは正直言って期待はずれです。この内容だったらわざわざECMからリリースすることもなかったのにと思ってしまいます。昔のECMなら4ビートの曲などは絶対に御法度だったはずですが、いまは許容されてしまうのですね。アイヒャーもいよいよヤキが回ってしまったのかも。唯一、ECMっぽいなと感じられるのがMilesによる#4「Flamenco Sketches」くらいですかね。Abercrombie特有の滑っぽいウネウネギターが堪能できるという意味で。と文句ばかり書いていますが、大人のジャズを楽しみたいと思う人にとっては申し分のない内容だと思いますし、ベテランならではの手管はさすがです。でもねぇ…

<付記>
AbercrombieとLovanoとの共演作はラベル・ブリュー盤でHenri Texierの「Colonel Skopje」(1988年)、ECMでは「Open Land」(1998年)などがありました。2枚とも所有していますが、まったく記憶が欠落しています(汗)

●Musicians
John Abercrombie / guitar
Joe Lovano / tenor sax
Drew Gress  / bass
Joey Baron / drums

●Numbers
1.  Where Are You 
2.  Easy Reader 
3.  Within A Song Without A Song 
4.  Flamenco Sketches 
5.  Nick Of Time 
6.  Blues Connotation 
7.  Wise One 
8.  Interplay 
9.  Sometime Ago

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ジャズギター」カテゴリの記事

コメント

マンフレート・アイヒャーのプロデュースで、オリジナルが少ないことと、4ビートも演奏することを、私も話題にしていましたけど、これ以前も少しありましたし、これ以降、たまに出てきますね。ミュージシャンが大物ばかりだからなのか、アイヒャーも丸くなってきたのか、結果として、今のように大量リリースに間接的につながっているのかなあ、なんてことを思います。

TBさせていただきます。

>910さん

TBありがとうございます。この記事を書いたのは、リリース直後だったと思います。面子だけで興奮していたので、聴いてからのがっかり感がストレートに出ていますね。
おそらく当時抱いていたアイヒャーに対するある種の拒否感が、そう思わせたのかもしれません。

というわけで、こちらからもTBお送りします。

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