Mike Osborne / Dawn(1970年)
Musician●Mike Osborne(alto sax)
Title●Dawn(1970年)
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60年代後半から70年代にかけてブリティッシュジャズ界で活躍したアルトサックス奏者、Mike Osborneの発掘音源です。当時のブリティッシュジャズではJohn Surmanが八面六臂の活躍ぶりで、Mike Osborneの名前は多くの作品で見かけるものの、どちらかと言えば脇役に甘んじていた印象が強いのですが、しっかりとリーダー作を残していたのですね。
Mike Osborne / alto sax
Harry Miller / bass
Louis Moholo / drums on #1-#6
Alan Jackson / drums on #7-#10
John Surman / baritone sax,soprano sax #7-#10
盟友Surmanが後半4曲に参加しています。#1-#3が1970年8月ロンドン、#4-#6が1970年12月ロンドン、#7-#10が1966年6月9日、ロンドンでそれぞれ録音されています。
Osborneの魅力はエリック・ドルフィーやオーネット・コールマンあたりりのアフリカ系アメリカ人ミュージシャンからの強い影響を受けつつ、欧州ジャズ特有の湿り気や陰鬱さが微妙にブレンドされたプレイにあるのではと思っています。1970年にレコーディングされた前半6曲では例によってフリーキーなプレイを楽しめます。
66年録音の後半4曲は盟友Surmanが参加。Osborneオリジナルが1曲、ほかはPharaoh Sanders、Carla Bley、Booker Littleの曲をカバーしています。こちらはオフィシャルなレコーディングというよりもセッションという感じで、フリーは希薄です。ここから後年の面影を探し求めることは正直言って無理筋です。
●Musicians
Mike Osborne / alto sax
Harry Miller / bass
Louis Moholo / drums on #1-#6
Alan Jackson / drums on #7-#10
John Surman / baritone sax,soprano sax #7-#10
●Numbers
1. Scotch Pearl
2. Dawn
3. Jack Rabbit
4. TBC
5. 1st
6. TBD
7. Seven by Seven
8 . And Now The Queen
9. An Idea
10. Aggression
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