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2016年5月15日 (日)

Alex Argento / EGO(2007年)

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Musician●Alex Argento(keyboards)

Title●EGO(2007年)

■Abstract Logixより購入

これは発売当初に確保しておいた物件だったと思われます。なかなか表舞台に立つことが少ないイタリアン・ハード系フュージョン関連になります。鍵盤楽器奏者のAlex Argentoのソロ第1弾「EGO」ですね。2007年リリース。確か“イタリアのGreg Howe”の異名をもつギタリストAlessandro Benvenutiの参加作品を探っていたところ、引っかかってきたという流れだったと思います。Alex Argentoは2007年、ジョーダン・ルーデスが主催するところのキーボーディストコンテストでグランプリを勝ち取った実力の持ち主だそうで、このアルバムは優勝のご褒美的な意味合いがあるのかも。そう言えばその昔、テレビで10週連続勝ち抜きすると、レコード会社と契約を結び、デビューする権利が与えられるという番組があったな~なんて思い出しました。確か司会は萩本欽一で第2回優勝者は五木ひろしでした。

Alex Argento / keyboard
Marco Sfogli / guitar
Stefano Ruscica / drums
Fabrizio Leo / guitar
Alessandro Benvenuti / guitar
Vittorio Falanga / guitar
Jon Reshard / bass
Andrea Casali bass
Ezio Citelli / vocal

という構成になっています。基本はAlex ArgentoとMarco Sfogli(guitar)、Stefano Ruscica(drums)の3人が中心で、ほかのミュージシャンが状況に応じて参加するというパターンです。当初のお目当てはAlessandro Benvenutiでしたが、Fabrizio Leoもリーダー作を1枚所有していますし、Virgil Donatiのリーダー作「In This Life」(2013年)にはArgentoのほかにギターのMarco Sfogliが一緒に参加しています。もちろん世間的にはかなりマイナーですが、個人的には割と馴染みのある面々であります。

さて音のほうはというと、期待を裏切らないハード系フュージョン。変拍子を多用したゴリゴリのサウンドは、「これってPlanet Xじゃないの?」と思ってしまうほどドストライクな内容になっています。そんな意味でArgentoはルーデスよりもシェリニアンに近いというか、モロに彼のフォロワーという感じです。そう言えばArgentoがMarco Sfogliがサポートメンバーとして参加したVirgil DonatiのアルバムもモロにPlanet Xっぽい内容でした。イタリア人ってこういう傾向の音楽が好きなのかしら。硬派で無骨なハード系フュージョンが好きな人にはお勧めの盤です♪

●Musicians
Alex Argento / keyboard
Marco Sfogli / guitar
Stefano Ruscica / drums
Fabrizio Leo / guitar
Alessandro Benvenuti / guitar
Vittorio Falanga / guitar
Jon Reshard / bass
Andrea Casali bass
Ezio Citelli / vocal

●Numbers
1.  Moving Around "E"
2.  Brainsick
3.  Synchronal Steps
4.  Mr.Shuffle's Land
5.  Metal Detector
6.  Embrace to the World
7.  Genius
8.  Time Warning
9.  Vibrations
10. Groovus in Fabula

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