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2016年3月 6日 (日)

Pete McCann / Range(2015年)

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Musician●Pete McCann(guitar)
Title●Range(2015年)
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NYCで活躍するコンテンポラリー系ギタリスト、Pete McCannによる最新作「Range」です。2014年5月8日、NYCにて録音。

Pete McCann / guitars
John O'Gallagher / alto sax
Henry Hey / piano,organ,rhodes
Matt Clohesy / bass
Mark Ferber / drums

Matt Clohesyの参加が目を引きますが、ほかのミュージシャンは決してメジャーとは言い難いですね。ドラム奏者のMark FerberはSean Waylandの「Pistachio 2」に参加していました。

Pete McCannはいわゆるコンテンポラリー系ギタリストに属すると思いますが、まず驚くのは確かなテクニックと表現力の豊かさ。彼のリーダー作「Most Folks」(2008年)でも触れましたが、元々はジミヘンから影響を受けてギターを始めたということもあり、ジャズ一辺倒ではなく随所にロックギター的なイディオムを持ち込むことで、表現の幅を広げることに成功しています。楽曲によりエフェクターを駆使しながら巧みにトーンを使い分け、変幻自在なフレーズを生み出す技には感服します。ギンギンに弾き倒したと思えば、#7のようにアコギでダークな世界を表現したりと聴いていて飽きることがありません。ギター好きはもちろん、現代ジャズに触れるうえで欠かせない好作です。

●Musicians
Pete McCann / guitars
John O'Gallagher / alto sax
Henry Hey / piano,organ,rhodes
Matt Clohesy / bass
Mark Ferber / drums

●Numbers
1.  Kenny
2.  Seventh Jar
3.  Realm
4.  To The Mountains
5.  Mustard
6.  Dyad Changes
7.  Numinous
8.  Bridge Scandal
9.  Rumble
10. Mine Is Yours

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