Soma / Soma(1986年)
Musician●Soma
Title●Soma(1986年)
■Amazonより購入
去年あたりからスタートしたと思うのですが、Amazonが始めたオンデマンドでのCD復刻シリーズは、結構思いがけない音源を発掘してくれます。Allan Holdsworthの客演で有名な「Soma」(1986年)もその1枚です。フランス製オリジナル盤はプレス数自体が少なかったようで、数万円ものプレミアがついているので、もちろんとても手が出ません。その代わりというわけではありませんが、韓国製のレプリカCD-Rが出回っているので、多くの人はお世話になっているのではないしょうか。
オンデマンド版CDを発注を受けてから“生産”するので、Amazonにとっては不良在庫を抱えるリスクがなく、一方でリスナーにとってはいままでどうしても入手できなかった音源を適正価格で入手できるわけですから、双方にとって願ったりかなったりです。メジャーな音源は黙っていてもリニューアルされて市場に出回り続けますが、こうしたマイナー音源は残念ながら地下に埋もれて運命にあります。もっとラインアップを増やしてくれるとありがたいですね。
ただし届いたのはもちろんCD-Rで、ライナーやクレジットの類は一切無しです。商品の性質上、当たり前と言えば当たり前なんですが、これからは音源にいかに付加価値を付けるかが課題ではないかと思います。
過去記事ですが作品レビューはこちら。
●Musicians
David Shawn / guitar
Scott Gerber / bass
Grgg Lee / bass
Mark Lauren / vo,kb,per
Guy Eckstine / drums,per,cho
Allan Holdsworth / guitar
Kozo Yasuda / guitar
Nathan East / bass
David Koz / sax
Patrick O'Hearn / string bass
Bob Sobo / guitar
Pops Popwell / bass
Scott Ritchards / bass
Victor Bailey / bass,cho
Walt Fowler / trumpets,flugelhornsChristpher Hoard / scissors) &others(se)
Francie Popick / toastmaster
Scott Gerber / bass
●Numbers
1. Death Comes Dancing
2. No Better Time Than Now
3. Foray
4. Harmattan
5. Tripped Over Your Shadow
6. Because Always Comes The Moment
7. Sense Of History
8. Purfled And Eyethurled
9. A Little Hair Action
10. Lone Narcissus
11. Mangia
12. The Grand Panjandrum
13. Windburn
« Pete McCann / Most Folks(2006年) | トップページ | Deep Purple / Live In Osaka(1973年) »
「アラン・ホールズワース関連」カテゴリの記事
- 【追悼】Allan Holdsworth亡くなる(2017.04.18)
- Allan Holdsworth / A.H.Studio Track 1980(1980年)(2016.08.27)
- Allan Holdsworth / Tales From The Vault Part Ⅱ(2016年)(2016.08.07)
- Soma / Soma(1986年)(2016.02.21)
- GONG / GAZEUSE!(1977年)(2015.10.03)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
« Pete McCann / Most Folks(2006年) | トップページ | Deep Purple / Live In Osaka(1973年) »
一応はアランのフォロワーを自負してはいましたが、このアルバムのことは今日に至るまで知りませんでした。
(ゾーマ、と読むんでしょうかね?)
YouTube上に全曲上がっているのもなんとも(^^;
投稿: westcoasttrap | 2020年12月28日 (月) 10時33分
westcoasttrapさん、コメントありがとうございます。こんな過疎ったブログにご訪問いただき感謝です。
「ソーマ」と読むそうです。本文にも書きましたが、海賊盤が出るまでは高価な値段でトレードされていました。メンバーはかなり豪勢ですが、内容はB級感満載ですね。
投稿: 奇天烈音楽士 | 2020年12月28日 (月) 14時10分