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2015年11月

2015年11月29日 (日)

SCORPIONS / TOKYO TAPES(50th Band Anniversary Edition)(2015年)

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Musician●Scorpions
Title●Tokyo Tapes(50th Band Anniversary Edition)(2015年)
■Amazonより購入


この11月は新譜ラッシュであるとともに、旧盤リマスター盤攻勢も容赦なく襲ってきます。何とかやりくりしながら、乗り越えて行きたいと思っています。そんななか届いたのが、今秋いちばん楽しみにしていた音源です。

今年2015年はドイツが誇るHMバンド「Scorpions」バンド結成50周年ということで廃盤扱いになっていたアルバムが続々とリマスター化されています。結成50年以上の現役ロックバンドというと、あとはRolling Stones(1962年結成)とThe Who(1964年結成)くらいしか思い浮かびませんね。まさに世界文化遺産的な存在なのです。それでもって、早くも結論から言ってしまうと、Ulrich Jon Roth脱退以降の「蠍団」にはまったく興味がない当欄にとっては、この「Tokyo Tapes」とUlrich Jon Roth在籍時の最後のスタジオ盤「Taken By Force」(1977年)以外は買わないですむので、金銭的には助かってはいますが。

Klaus Meine / vocal
Ulrich Jon Roth / guitar,vocal
Rudolf Schenker / rhythm guitar,vocal
Francis Buchholz / bass
Herman Rarebell / drums

ドイツのローカルバンドに過ぎなかった「蠍団」が一躍その名を知られるようになったのはアルバム「Virgin Killer」(1976年)あたりからだと思いますが、特に日本での人気が高かったようです。確かに当時の記憶を辿ると自分の周辺ではPurpleかZeppか、はたまた蠍団かとかなり人気を集めていましたし、実際に1978年4月の中野サンプラザに足を運んだ友人も。ギター小僧にとってはUlrich Jon Rothの神がかり的なプレイも憧れの的だったわけです。

というわけで「Tokyo Tapes」です。1978年4月24日、27日の中野サンプラザの音源が収録されています。[Disc 2]に未発表音源を収録。ライナーによればすでに脱退が決定していたUlrich Jon Rothは自身のバンド「Electric Sun」の準備を理由に来日を拒否したらしいのですが、時間をかけて何とか口説き落としたとか。そんなわけでUlrich Jon Rothは香港で休暇をとった後、来日します。あー、だから香港の風景をバックにした写真がジャケットに掲載されていたんですね。長年の謎がいまになって氷解。

[Disc 2]の「Robot Man」までが既出音源で、それ以降は未体験ゾーンに入ります。まぁ、正規盤に収録されなかった理由も実際に聴いてみるとわかります。どれもプレイ自体が結構ラフなので、これは厳しいかなというレベルです。「Hell Cat」なんかは途中から原曲から逸脱してUlrich Jon Rothのジミヘン風インプロの嵐になっていますし、「Kimi Ga Yo」(君が代)もこれだけデフォルメされてしまうと、右翼筋からの抗議を恐れるレコード会社としてはカットしてしまうかも。日本の唄は「荒城の月」もありますしね。4月24日収録の「Polar Nights」「He's a Woman,She's a Man」「Top of the Bill」は4月27日との比較になりますが、出来としては27日収録分に軍配が上がります。完成度という意味で。ただしラフな感じの「Polar Nights」も新鮮に聴こえますね。もっともUlrich Jon Roth自身は24日のほうが出来が良かったと発言しているようですが。「He's a Woman,She's a Man」ではRudolf Schenkerがミストーンの連続ですし、「Top of the Bill」は甲乙つけがたい出来ですが、これは好みの問題だと思います。とまれ熱心なファンならば即買いですね。

一方、既出音源のほうはリマスター効果抜群で、音質がクリアになって実に聴きやすくなっています。2001年リマスター盤と聴き比べても、雲泥の差です。既出盤をもっている人でも買って損はしないと思います。

[Disc 1]
1.   All Night Long
2.   Pictured Life
3.   Backstage Queen
4.   Polar Nights
5.   In Trance
6.   We'll Burn the Sky
7.   Suspender Love
8.   In Search of the Peace of Mind
9.   Fly to the Rainbow
10.  He's a Woman,She's a Man
11.  Speedy's Coming
12.  Top of the Bill
13.  Hound Dog
14.  Long Tall Sally
15.  Steamrock Fever
16.  Dark Lady
17.  Kojo No Tsuki

[Disc 2]
1.   Robot Man
2.   Hellcat ※1
3.   Catch Your Train ※1
4.   Kimi Ga Yo ※2
5.   Polar Nights ※2
6.   He's a Woman,She's a Man ※2
7.   Top of the Bill ※2
8.   Robot Man ※1

※1  Aplil 27,1978
※2  Aplil 24,1978

2015年11月28日 (土)

KRAKATAU / ALIVE(1989年)

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Musician●Krakatau
Title●Alive(1989年)
■Gemm.comより購入


「Scorch Trio」などでの活動で知られるフィンランド出身のフリー&爆裂系ギタリスト、Raoul Bjorkenheim率いる「Krakatau」によるスタジオライブ音源です。CD化されておらずアナログ盤でのみの発売。1989年11月14日、15日、ヘルシンキにあるスタジオで収録。スタジオライブということですが、観客を入れているようです。

Raoul Bjorkenheim / guitar
Sampo Lassila / bass
Michel Lambert / drums

というトリオ構成ですが、通常「Krakatau」は大編成で臨むケースが多いのでこれはレアではないでしょうか。いや、Krakatauのライブ音源自体がレアなんですが。確かMichel Lambertのリーダー作にBjorkenheimが客演していたかと思います。

完全フリーのインプロの応酬なのですが、強力すぎるリズム隊が生み出す独特なポリリズムに身を任せていると妙なトランス状態に陥りそうです。Bjorkenheimの奔放すぎるギタープレイですが、実は念入りなリハーサルのもと計算し尽くしたものではないかと思われるほど、バンドとして一体感が完璧で、一切の破綻なく細部にわたってコントロールされたプレイにただただ圧倒されます。もちろん聴く人間をかなり選ぶことは間違いありません。途中、韓国宮廷音楽を意識したと思われる東洋風の旋律が聴かれます。

●Muusicians
Raoul Bjorkenheim / guitar
Sampo Lassila / bass
Michel Lambert / drums

●Numbers
[Side A]
1.  Sornu
2.  I'm Told
3.  Blood Hot

[Side B]
1.  Hiccup Pig
2.  Ancient Dust
3.  Surge
4.  Moter Oil

2015年11月23日 (月)

ALEX MACHACEK / FAT(Living The Dream)(2015年)

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Musician●Alex Machacek(guitar)
Title● FAT(Living The Dream)(2015年)
■HMVより購入


11月は何かと新譜ラッシュなんですが、某サイトのまとめ買いキャンペーンを利用していると、商品同士の組み合わせがうまくいかないこともあって、遅れて到着するケースが結構あります。もちろんそんな買い方をしている自分が悪いのですが、こればっかりはどうしようもないですね。

この2、3年間、エディ・ジョブソンにいいようにこき使われていたオーストリア出身のテクニカル系ギタリスト、Alex Machacek(アレックス・マカチェク)。やっと「新生U.K.」から解放されたのでしょうか、待望の新譜が届きました。2015年11月16日、例によってAbstract Logixよりリリース。

Alex Machacek / guitar
Raphael Preuschl / bass
Herbert Pirker / drums

Sumitra Nanjundan / voice on #11
Scheila Gonzalez / voice on #11

「Fabulous Austrian Trio」というユニット名で頭文字をそのままタイトルにした「FAT」(2012年)の続編的な作品になっているようです。ベース奏者のRaphael Preuschlとはオーストリア時代の作品「The Next Generation of Sound」(2000年)時代からのつきあいですから言わば盟友ということになります。今回もラスト曲に奥さんのSumitraが参加していますが、この夫婦の共同作業は一種のお約束になっているのでしょうか。#1,#2,#3,#5,#9,#10,#11がMachacek作で、残り4曲がRaphael Preuschl作。

前作「FAT」は十八番とも言えるZappa的なアプローチで攻めてきましたが、本盤はZappa色がやや薄まってフュージョン色が強まったように思います。その意味では比較的聴きやすくなっていますが、相変わらずやっていることはテクニカルで複雑ですし、変拍子の連続ですからそれなりに聴く人間を選ぶことには変わりありません。それでも聴いていてある種の爽快感すら覚えるのは、楽曲から難解さが薄れていい意味で常識にかなっているからだと思われます。互いに気心を知り尽くした仲間たちと肩肘張らずにプレイしているようです。そんなリラックスした空気感が、よけいにそう思わせるのかもしれません。ギターソロの出番が少ないのが不満と言えば不満ですが、これはほかのメンバーとのバランスを考えてのことだと思います。

まだしっかり聴き込んでいるわけではありませんが、個人的に気に入ったのは、ギターソロが堪能できる#2「Hippedie Hop」、変拍子が面白い#10「Repeat After Me」あたりでしょうか。往年のJeff Beckのように派手なウラメロを弾きまくる#11「Oh Lard」には少し面食らいましたが、これも愛嬌でしょう。

●Musicians
Alex Machacek / guitar
Raphael Preuschl / bass
Herbert Pirker / drums

●Numbers
1.      Disco Hit
2.      Hippedie Hop
3.      ByeBye
4.      Argonaut
5.      Flexibility
6.      Quinte Et Sens
7.      Aux Delices De Tunis
8.      L'Appel De La Mer
9.      La Linea
10.    Repeat After Me
11.    Oh Lard

2015年11月22日 (日)

BARRY MILES / WHITE HEAT(1971年)

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Musician●Barry Miles(electric piano,piano,vibraphone)
Title●White Heat(1971年)
■Amazonより購入


米ニュージャージー出身の鍵盤楽器奏者、Barry Milesによる1971年作品です。恥ずかしながらBarry Milesは初聴きなんですが、経歴を見て吃驚。ジャズドラマーとしてキャリアスタートを切ったMilesの初レコーディングは何と12歳だったとか。その後、鍵盤楽器に活路を求め、メジャーデヴュー作としてこの「White Heat」が作られたとか。その後、70年代中盤にアル・ディメオラと組んで、ディメオラの初リーダー作「Land Of  The Midnight Sun」(1976年)に参加しています。もっとも「Land Of  The Midnight Sun」はChick Coreaという大物が参加していたので、あまり印象に残っていないんですね。80年代に入ってからはロバータ・フラックのバックを務めたりしています。1971年NYCにて録音。

Barry Miles / electric piano,piano,vibraphone
Victor Gaskin / bass
Warren Smith / congas
Terry Silverlight / drums
John Abercrombie / guitar
Pat Martino / guitar
Lou Tabackin / tenor sax,flute

何と当時は若手ギタリストだったJohn AbercrombieとPat Martinoが参加しています。Martinoはすでにリーダー作を何枚か出していましたが、ECM参加前のAbercrombieはまだまだ無名だったはずです。

「Return To Jazz Funkシリーズ」として国内盤でCD化された本盤は、まさにタイトル通りのジャズファンクの世界。でもあえて苦言を呈すと、71年当時はファンクという言葉はまだ一般化していない時代で、レコード会社による後付け的な強引さを感じます。自分的には70年代ジャズロックにファンクやソウルミュージック的な要素をブレンドしたように思えます。

さて肝心の2人のギタリストですが、特にPat Martinoの活躍ぶりが特筆モノです。詳細なクレジットがないのですが、#2「White Heat」、#4「Descent」、#5「Tangent」、#6「Foot Mother」の4曲でプレイ。特に#2で聴かれる鬼気迫るギターソロはすでに完成されています。もちろん十八番のシーケンス・スケールの連続技も披露されています。

一方で、Abercrombieはソロらしいソロをとっていません。おそらく#1「Little Heart Of Pieces」、#3「Woodstock」、#7「Sound Song」で聴かれるワウワウを効かせたバッキングは彼のものと思われますが、確証はありません。#1ではスキャットに合わせてそれっぽい感じで弾いてはいるのですが、Martinoの存在感と比較してしまうと陰が薄いですね。



●Musicians
Barry Miles / electric piano,piano,vibraphone
Victor Gaskin / bass
Warren Smith / congas
Terry Silverlight / drums
John Abercrombie / guitar
Pat Martino / guitar
Lou Tabackin / tenor sax,flute

●Numbers
1.  Little Heart Of Pieces
2.  White Heat
3.  Woodstock
4.  Descent
5.  Tangent
6.  Foot Mother
7.  Sound Song

2015年11月21日 (土)

BEN MONDER / AMORPHAE(2015年)

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Musician●Ben Monder(guitar,baritone guitar)
Title●Amorphae(2015年)
■Amazonより購入


NYCを中心に相変わらずアンダーグラウンドな活動を展開するBen Monder。最近は韓国あたりに出没しているようです。そんなMonderの初ECMリーダー作です。きちんと調べたわけではないのですが、私が知るかぎりではECM自体、初レコーディングではないかと思われます。クレジットを見たら8曲中3曲が2010年、残りは2013年の録音になっています。プロデュースはMアイヒャーではなくSun Chung。

Ben Monder / guitar,baritone guitar
Pete Rende / synthesizers
Andrew Cyrille / drums
Paul Motian / drums on #2,#6

2011年に亡くなったPaul Motianが2曲に参加しています。Motianとの2曲はいずれもデュオで、残りの6曲はギターソロ、ドラムとのデュオ、あるいはシンセが加わったトリオ構成になっています。

Monderはデビュー作から追いかけている長期フォロー物件ですが、ECMだからという気負いも意気込みもなく、いつも通りの淡々としたプレイに徹しています。あえて言えば彼の持ち味のひとつ高速アルペジオはほとんど使わず、ヴォイシングとコードワークを駆使することで独自の世界観を作り出しています。録音年が異なる#1「Tendrils」からMotian参加曲#2「Oh,What A Beautiful Morning」への接続もまったく違和感なく、データを知らなければ連続した楽曲だと思わせてしまうほどの見事さです。ところでMonderとPaul Motianとの接点はいつ頃からなのかと調べたら、Bill McHenry(sax)のアルバムで共演したあたりに遡ることができます。

楽曲はというとあくまでもダークで、熱量をまったく感じさせないいつものMonder世界。今回、バリトンギターを操るMonderを初めて聴きましたが、もとよりギターをギターらしからぬ弾き方をするプレイヤーだけに、これも違和感は一切なし。音域が下に移動しただけというか、この人はこういう弾き方しかしないというよく言えばワン&オンリー、悪く言えば唯我独尊的なMonderワールド。

これは余談ですが、NYC在住の知り合いの日本人音楽ライターによれば、Ben Monderは仲間内の中で極端なケチとして有名だそうです。

●Musicians
Ben Monder / guitar,baritone guitar
Pete Rende / synthesizers
Andrew Cyrille / drums
Paul Motian / drums

●Numbers
1.  Tendrils
2.  Oh,What A Beautiful Morning
3.  Tumid Cenobite
4.  Gamma Crucis
5.  Zythum
6.  Triffids
7.  Hematophagy
8.  Dinosaur Skies

2015年11月15日 (日)

THE BEATLES / 1(2015年)

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Musician●The Beatles
Title●1[CD/2 Blu-ray Audio and Video][Limited Edition](2015年)
■Amazonで購入


11月6日、全世界同時発売された「The Beatles 1」の2015年リミックスヴァージョン。もとより2000年に発売された「初代1」は編集盤という商品にまったく興味がない私にとって完全スルー物件でした。2011年の「2代目1」も当然スルーでしたが、「3代目1」にあたる今回は何と映像作品付きだとか。となると、話は俄然違ってきます。そもそも2009年発売の「BOX」で十分すぎるほど満足していたので、いまさらリミックスと言われても正直食傷気味なのですが、観たこともない映像が多数初登場となると、心もざわつきます。というわけで、比較的廉価な輸入盤を緊急購入。

今回は音源よりも映像が目的なので、Blu-rayから鑑賞開始。おそらく非常に熱心なファンにとっては見たことのある映像も多いのだと思いますが、私にとってはほとんどが初見映像。観たことがあるのは「Yesterday」「Strawberry Fields Forever」「All You Need Is Love」「Hey Jude」「Get Back」「Revolution」くらいでしょうか。「Paperback Writer」や「Rain」などは初めて観ることもあって実に新鮮な気分を味わえました。

いやー、素晴らしいの一語ですね。YouTubeを小さなPCで観るよりも、ゆったり大画面で鑑賞するほうが当たり前ですが圧倒的に快適です。

一通り映像を見終わってからCDを聴いてみると、これがまた素晴らしいリミックス効果。原音に忠実に、ということなのでしょう。音の分離と定位もしっかりとしています。やや低音が強調されているように聴こえるのは、逆に言えばこれまで薄い音を聴いていたということなのでしょうか。ベースとドラムが粒立って迫ってきます。はじめの「Love Me Do」あたりではリミックス効果は感じられないのですが、「I Want To Hold Your Hand」あたりから俄然違いが感じられるように。とりわけラスト「The Long and Winding Road」では例のフィル・スペクターアレンジが焦点になりますが、これがまた素晴らしい。試しに2009年リミックス音源と聴き比べてみましたが、出来ばえは雲泥の差です。細部にわたる精緻な再現性には正直驚かされました。これは結果論かもしれませんが、スペクターアレンジは大正解だったのではないかと。ちなみにリミックス作業は“5人目のビートルズ”ジョージ・マーティンの息子、ジャイルズ・マーティンが担当しています。

ところで私が購入したのは5000円台の輸入盤ですが、国内盤は8000円以上もします。輸入盤と国内盤との違いはよくわかりませんが、単にライナーの違いだとしたらこの価格差はちょっと酷いですよね。しかもAmazonでは「Beatles1」の商品名で検索すると輸入盤がなかなかヒットしないように仕組まれているようです。同じような現象はLed Zeppelinのリマスター盤でも見られました。基本的な内容が同じなら廉価な輸入盤を、と考える消費者を何とか騙して高価な国内盤を売りつけようとするAmazonの策略でしょうか。だとしたら、微力ながら私は抵抗します。輸入盤を買うためには商品名ではなく、アーティスト名で検索してみてください。

 
●Numbers
[CD]
1.   Love Me Do
2.   From Me To You
3.   She Loves You
4.   I Want To Hold Your Hand
5.   Can't Buy Me Love
6.   A Hard Day s Night
7.   I Feel Fine
8.   Eight Days A Week
9.   Ticket To Ride
10.  Help!
11.  Yesterday
12.  Day Tripper
13.  We Can Work It Out
14.  Paperback Writer
15.  Yellow Submarine
16.  Eleanor Rigby
17.  Penny Lane
18.  All You Need Is Love
19.  Hello,Goodbye
20.  Lady Madonna
21.  Hey Jude
22.  Get Back
23.  The Ballad of John and Yoko
24.  Something
25.  Come Together
26.  Let It Be
27.  The Long and Winding Road

[Blu-ray 1]
1.   Love Me Do
2.   From Me To You
3.   She Loves You
4.   I Want To Hold Your Hand
5.   Can't Buy Me Love
6.   A Hard Day s Night
7.   I Feel Fine
8.   Eight Days A Week
9.   Ticket To Ride
10.  Help!
11.  Yesterday
12.  Day Tripper
13.  We Can Work It Out
14.  Paperback Writer
15.  Yellow Submarine
16.  Eleanor Rigby
17.  Penny Lane
18.  All You Need Is Love
19.  Hello,Goodbye
20.  Lady Madonna
21.  Hey Jude
22.  Get Back
23.  The Ballad of John and Yoko
24.  Something
25.  Come Together
26.  Let It Be
27.  The Long and Winding Road

[Blu-ray 2]
1.   Twist & Shout
2.   Baby It's You
3.   Words Of Love
4.   Please Please Me
5.   I Feel Fine
6.   Day Tripper
7.   Day Tripper(alternate)
8.   We Can Work It Out
9.   Paperback Writer
10.  Rain
11.  Rain(alternate)
12.  Strawberry Fields Forever
13.  Within You Without You/Tomorrow Never Knows
14.  A Day In The Life
15.  Hello,Goodbye
16.  Hello,Goodbye(alternate)
17.  Hey Bulldog
18.  Hey Jude
19.  Revolution
20.  Get Back
21.  Don't Let Me Down
22.  Free As A Bird
23.  Real Love

2015年11月14日 (土)

MAHAVISHNU ORCHESTRA / DAWN(1973年)

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Musician●Mahavishnu Orchestra(1973年)
Title●Dawn(1973年)
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10月の来日公演が圧巻だったジャズギター界の現人神John McLaughlin。「Mahavishnu Orchestra時代」の発掘ライブ音源がまたぞろリリースされている模様。現時点で把握できているところでは、1971年NYCライブと今回ご紹介する1973年Buffaloライブが出回っています。1973年当時の「Mahavishnu Orchestra」はMcLaughlinとメンバー間の軋轢が抜き差しならないほど悪化していた時期で、とりわけJan Hammerとの不仲は最悪だったらしいですね。第1期Mahavishnu Orchestraの最後期という意味では貴重な音源と言えるかもしれません。1973年1月27日、Century Theatreでのライブ録音。「KBFH-FM」というラジオ局の放送音源のようです。

John McLaughlin / guitar
Rick Laird / bass
Billy Cobham / drums
Jerry Goodman / violin
Jan Hammer / keyboards

という黄金期のメンバーです。ちょうど「Birds Of Fire」リリース直後ということでほとんどの曲が同アルバムからチョイスされています。同年ライブは地下音源を含めても珍しく、私自身も初めて聴きました。

音質に関してはブートよりはましというレベルなので、あまり過大な期待をされても困るのですが、特筆すべきは演奏の素晴らしさ。スタジオ盤をさらにパワーアップして数段階テンションを上げたプレイの連続にただただ唖然とするばかりです。同郷の後輩、Jeff BeckがMcLaughlinへの嫉妬心と対抗意識から「Blow By Blow」を作り、意趣返し的にJan Hammerを引っ張ってきて「Wired」を世に送り出したこともさもありなんという感じです。特に[CD 2]での「Sanctuary」に始まり「One World」「Hope」「Celestial Terrestrial Commuters」に至る怒濤のパフォーマンスは一聴の価値あり。実はインド臭が濃すぎて抹香臭い「Sanctuary」はスタジオ盤では敬遠していたのですが、このライブを聴いて一転して大好きになってしまいました。鬼気迫るギターとはまさにこのことだと再認識しました。

●Musicians
John McLaughlin / guitar
Rick Laird / bass
Billy Cobham / drums
Jerry Goodman / violin
Jan Hammer / keyboards

●Numbers
[CD 1]
1.  Birds Of Fire
2.  Open Country Joy
3.  Dawn
4.  Dance Of Maya
[CD 2]
1.  Sanctuary
2.  One World
3.  Hope~Celestial Terrestrial Commuters

2015年11月 8日 (日)

SUNNY KIM / PAINTER'S EYE(2010年)

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Musician●Sunny Kim(vocal)
Title●Painter's Eye(2010年)
■HMVより購入


韓国のジャズシンガーSunny Kim(サニー・キム)聴き2枚目です。The Shining Sea(2014年)から遡ります。この人に関する情報は相変わらず少ないのですが、どうやらスティーヴ・レイシーに師事していたとか。スティーヴ・レイシーは2004年に亡くなっていますので、お弟子さんだったのはそれなりに昔のことになります。どうしてサックス奏者の弟子がボーカルを?と思わないわけではありませんが、そのあたりの詳細は不明です。どちらかと言えばメーンストリームから離れた裏街道系のミュージシャンであることは間違いないようです。

というわけでメンバーの紹介を。

Sunny Kim / vocal
Ben Monder / guitar
Richie Barshay / percussions
Pheeroan AkLaff / percussions
Chris Speed / reeds
Angelica Sanchez / piano
Sean Conly / bass

という面々です。正直に言いますとBen Monderの参加が購入動機なのですが、よくよくメンバーを見るとJim Black周辺人物のクラリネット奏者Chris SpeedやMarc Ducret周辺の鍵盤楽器奏者Angelica Sanchez、Tony Malaby周辺のベース奏者Sean Conlyなど、一癖もふた癖もありそうなミュージシャンばかりです。

というわけで拝聴です。

Sunny Kimの歌唱は非常に骨太で、かなりお腹に響いてきます。英語とハングル語で歌い分けていますが、英語で歌う曲はどちらかというとコンテンポラリー系なのに対して、ハングル語の場合はかなり韓国色というかアジア的な色彩が強まります。当たり前か。特にハングル語から伝わる一種の情念のような感情は彼女ならではの魅力です。お勧めは表題曲#2「Painter's Eye」。Ben Monderによる極度に絞り込まれたまるで俳句のようなギターワークとKimの優しげな歌声があいまって、素晴らしい幻想世界を構築しています。

●Musicians
Sunny Kim / vocal
Ben Monder / guitar
Richie Barshay / percussions
Pheeroan AkLaff / percussions
Chris Speed / reeds
Angelica Sanchez / piano
Sean Conly / bass

●Numbers
1. Passing
2. Painter's Eye
3. A Tree and a Bird
4. Ink Silence
5. In Between
6. Worm
7. Bloom and Winter
8. A Slow Landscape

2015年11月 7日 (土)

SCOTT HENDERSON / DOG PARTY(1994年)

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Musician●Scott Henderson(guitar)
Title●Dog Party(1994年)
■ディスクユニオンで購入


Scott Henderson(guitar)がGary Williisとの双頭バンド「Tribal Tech」で活動していた頃、初めて自身名義でリリースしたアルバムです。
「Tribal Tech」を軸でとらえると「Face First」(1993年)と「Reality Check」(1995年)との間隙を縫う形でリリースされています。全曲がコテコテのブルースという構成。

Scott Henderson / guitar
Kirk Covington / drums and vocals
Richard Ruse / bass
Pat O`Brian / harmonica
Scott Kinsey / keyboards
Stan Martin / trumpet
Mike Whitman / sax
Erin McGuire / vocals on #4
Linda "Zig" Zegarelli / harmonica on #4
Willie Scoggins / guitar on #10
Steve Trovato / guitar on #10
Keith Wyatt / guitar on #10
T.J.Helmerich / guitar on #10

「Tribal Tech」からはGary Williisを除くKirk CovingtonとScott Kinseyのメタボコンビが参加しています。なんだ結局は「Tribal Tech」ではできないことを名義を変えてやっているだけなのかと。リアルタイムでこのアルバムを入手したときもそう思いましたし、「Tribal Tech」からスコヘンに入った多くの人間とってこのアルバムは違和感ありありだったと思います。私もその例に漏れず、ほとんど聴かないまま放置していた次第です。

ブルース自体は好きですし、ここで聴かれるブルースも嫌いではありません。でも、コテコテ系ブルースが好きな人から言わせるとロック色が濃厚でぶっ飛んだスコヘンのギターに対して違和感を覚える向きもあるかと思います。一方、ハードフュージョン系のスコヘン好きから言わせると、ブルースフレーズの合間合間にフュージョン的な要素を探し求めてしまうので、聴いていて何となく落ち着かないというか居心地が悪いのも確かです。そんなわけでスコヘン関連作の中では、いまだに個人的評価が定まらないアルバムです。

ラスト#10「Too Many Gittars」には多くのスコヘン作品でスタジオエンジニアを務める“両手タップの怪人”T.J.Helmerichが参加しています。スコヘンを含めて5人のギタリストが一大ソロ合戦を繰り広げるなか、一度聴いたら忘れられない両手タップギターがひときわ異彩を放っています。この曲でのスコヘンのソロは少しばかりジェフ・ベックっぽいですね。

●Musicians
Scott Henderson / guitar
Kirk Covington / drums and vocals
Richard Ruse / bass
Pat O`Brian / harmonica
Scott Kinsey / keyboards
Stan Martin / trumpet
Mike Whitman / sax
Erin McGuire / vocals on #4
Linda "Zig" Zegarelli / harmonica on #4
Willie Scoggins / guitar on #10
Steve Trovato / guitar on #10
Keith Wyatt / guitar on #10
T.J.Helmerich / guitar on #10

●Numbers
1.  Hole Diggig'
2.  Fence Climbin' Blues
3.  Dog Party
4.  Same As You
5.  Milk Bone
6.  Hell Bent Pup
7.  Hound Dog
8.  Dog Walk
9.  Smelly Ol' Dog Blues
10. Too Many Gittars

2015年11月 3日 (火)

RONNY HEIMDAL / EVERYTHING'S FINE(2015年)

Ronnyheimdal
Musician●Ronny Heimdal(guitar)
Title●Everything's Fine(2015年)
■CD Babyよりダウンロード


ノルウェー出身のテクニカル系ギタリスト、Ronny Heimdal(ロニー・ハイデル)の最新作です。前作「Timequake」(1999年)からなんと16年ぶりの“新譜”ということになります。このRonny Heimdalという人、私が勝手に“北欧のAllan Holdsworth”と名づけていたのですが、元々は「Diabolos In Musika」というメタルバンドのギター奏者で、「Main Attraction」というやはり北欧のメタルバンドの作品にも客演していました。メタル系ギタリストがHoldsworthy化することは往々にしてあることで、有名どころでは「Meshuggah」のFredrik Thordendalあたりの名前をあげることができます。

Ronny Heimdal / guitar,keyboards.
Danny Handler / drums.
Ray Riendeau / bass
Alex Argento / synthesizers on #2,#3 #5.

基本はトリオ構成なのですが、イタリア出身の鍵盤楽器奏者で、この手の音楽周辺でちょいちょい名前を見かけるAlex Argentoが3曲にゲスト参加しています。Alex Argentoはやはりイタリア出身のテクニカル系ギタリストMarco Sfogliと行動を共にすることが多く、かのVirgil Donatiのリーダー作「In This Life」(2013年)にも2人揃って客演していたという凄腕。彼の出自を遡るとジョーダン・ルーデス主催の鍵盤楽器コンテストでグランプリをとったということで、やはりこの手の音楽はいろいろと人脈が繋がっていくのです。Alex Argentoはアレンジとミックス作業も担当しています。

さて、今回の新譜はリアルCDでのリリースはない模様で不承不承、ダウンロード購入しました。これからこういうケースが増えて行くのでしょうね。前作はもろに「Bruford」あたりを狙ったプログレサウンドという案配でしたが、今回はかなり北欧メタルっぽい音づくりに変わっています。相変わらず変拍子の連続なんですが、絶妙に調合されたメタル成分のおかげで少しはとっつきやすいかも。Ronny Heimdalのギターは変わらずHoldsworthyしていますが、楽曲に合わせたのかあえてウネウネ度を抑え気味にしているように思えます。Alex Argentoのもろにジョーダン・ルーデス的な鍵盤とあいまって、なかなか聴かせます。

●Musicians
Ronny Heimdal / guitar,keyboards.
Danny Handler / drums.
Ray Riendeau / bass
Alex Argento / synthesizers on #2,#3 #5.

●Numbers
1.  Everything's Fine   
2.. Dance of Disbelief
3.  Austerity Shuffle
4.  Synkope-Helvete   
5.  Waltz
6.  Aa Faen,No Blir Det Ballade

2015年11月 1日 (日)

TRIBAL TECH / PRIMAL TRACKS(1994年)

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Musician●Tribal Tech
Title●Primal Tracks(1994年)
■Amazonより購入

Scott Henderson(guitar)とGary Willis(bass)が率いる双頭バンド「Tribal Tech」の編集盤です。1994年、Bluemoonレーベルよりリリース。「Dr.Hee」(1987年)から4曲、「Nomad」(1988年)から3曲、「Tribal Tech」(1991年)から6曲をそれぞれチョイスしたもの。前2枚が「Scott Hendersn & Tribal Tech」名義、残り1枚が「Tribal Tech」名義で発表されたのものです。

このアルバム、おそらくリアルタイムで購入していると思われますが、いま考えると少なくとも2つの版元をまたぐ形になっているだけでなく、稀少盤「Dr.Hee」と「Nomad」収録曲を一部とはいえ収めていることに大きな価値があります。アルバムをリリースする度に大きく進化するバンドの成長力を体感するという聴き方もできるかと思われます。

●Musicians
Scott Henderson / guitar,guitar-synthesizer
Gary Willis / bass,synthesizers
David Goldblatt / keyboards on #1-#7,#9,#13
Pat Coil / keyboards on #8,#10-#12
Bob Sheppard / saxophone,flute
Joey Heredia / drums on #1-#3,#5,#7,#13
Steve Houghton / drums on #4,#6,#8-#10,#12
Brad Dutz / percussion,vibraphone,marimba

●Numbers 
1.    Elvis At The Hop <T>
2.    Got Tuh B <T>
3.    Sub Aqua <T>
4.    Nomad <N>
5.    The Necessary Blonde <T>
6.    Bofat <N>
7.    Wasteland <T>
8.    Mango Prom <D>
9.    Self Defense <N>
10.  The Rain <D>
11.  Ominous <D>
12.  Twilight In Northridge <D>
13.  Dense Dance <T>

T=Tribal Tech
N=Nomad
D=Dr.Hee

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