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2015年10月26日 (月)

John McLaughlin & The 4th Dimensionのライブに行ってきました

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Musician●John McLaughlin & The 4th Dimension
Date●2015/10/24 Sut.1st Stage
Place●Blue Note Tokyo

73歳にしてバリバリと弾きまくるジャズギター界の巨匠にして現人神、John McLaughlin。彼が率いる「John McLaughlin & The 4th Dimension」のライブに行ってきました。会場の「Blue Note Tokyo」は20数年前はちょいちょい行ってましたが、ほんとうにご無沙汰で移転したことすら知らなかったという浦島太郎状態。巨匠の生の姿を拝んだのも同地で行われた「Tokyo Live」(1994年)以来ですから21年ぶりという計算になります。94年来日ライブではJoey DefrancescoとDennis Chambersとのトリオ構成でした。

今回は新譜「Black Light」をひっさげての来日になりますね。フライヤーによると「Montreux Jazz Festival Japan 2015」の一環としての扱いだとか。

John McLaughlin / guitar
Gary Husband / keyboards,drums
Etienne Mbappe / bass
Ranjit Barot / drums

という鉄壁の面子。当方が選んだのは10月24日の17時スタートの1stステージ。体力的に不安を覚える初老世代にとっては、ありがたい時間設定です。会場時間の30分ほど前に現地に着くと、同世代とおぼしきオジサンがすでに10数名。ほとんどのオジサンが単独行動というのも特徴的ですね。先日のPat Martinoのライブのように団体客やわけがわからないまま連れてこられたような年輩女性の集団も見あたりません。つまりはコアなファンが中心ということです。Blue Note Tokyoは受付を済ませてしまえば会場時間まで出入り自由なので、列に長時間並ぶことなくこれもありがたいことです。

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さて、入場して座席はステージ向かってやや右寄りの前から3席目という絶好のポジションを確保。後は現人神の降臨を待つのみです。自由席は6人掛けテーブルの相席なんですが、同席はモノの見事にオジサンばかり。それは一向にかまわないのですが、私の隣席のかなり恰幅のいいオジサンが、よくもまあ食べること食べること。私などはハイネケン1杯しかオーダーしなかったのですが、そのオジサンはデカいポテトやらソーセージやらグラタンやらパスタやらと次々とオーダーし、ワインをがぶ飲みしながら汗だくになって食べまくっていました。そんなに空腹ならいったん外出して牛丼の特盛りでも食べてくればいいのに、と思ってしまう私はかなりの貧乏性ですが(笑)

開演時間の17時を5分ほど過ぎて、いよいよ現人神の降臨です。21年ぶりに見た巨匠はあと2年で後期高齢者に突入する人にはとても思えないほど、若々しく全身から活力が漲っています。加えて背も大きい。180センチ超えは確実です。ギターは最近愛用の「PRS」を使用。見るところかなり軽量のギターでワイヤレスで直接PAに飛ばしているようでした。向かって左からグラサン姿で黒手袋をはめたEtienne Mbappe、インド風の衣装をまとったRanjit Barot、巨匠、相変わらず目つきが悪いGary Husband。Ranjit Barotの右にはもう1台ドラムセットがあるのでGary Husbandがダブルドラム作戦にたくらんでいるのでしょう。

巨匠のMCでメンバー紹介が行われた後、いきなりHusbandがパーカッションを打ち鳴らし、負けじとRanjit Barotが激しい連打で応酬するという変則リズムの洪水に。すぐさま巨匠によるエッジが効きまくったギターが加わり、1曲目からボルテージは最高潮に。セットリストは新譜「Black Light」からが中心で、3曲目までは何とかチェックしていたのですが途中から曲順などはどうでもよくなってしまうほど、次から次へと驚きのパフォーマンスが目前で繰り広げられます。とにかくよく動き回るし、癖のあるフィンガリングには一分の衰えも感じられないし、フレーズは相変わらずへんてこだし、しかも感情が豊か。これが73歳のギタリストですか!と驚きの連続です。

亡き盟友パコ・デ・ルシアに捧げた「El Hombre Que Sabia」や師匠ラヴィ・シャンカールに捧げた「Panditji」、しっとりと歌い上げる「Gaza City」ももちろん披露。アルバムではアコギだった「El Hombre Que Sabia」はそのままエレキで弾きまくっていましたね。途中、Ranjit Barotによるインド風ラップやEtienne Mbappeの超絶ベースソロなど、見せ場がてんこ盛りという感じの1時間20分でした。最後は鍵盤から慌ただしく移動したGary HusbandとRanjit Barotのダブルドラムが炸裂する「Kiki」で圧巻の大団円。このダブルドラム作戦は個人的には懐疑的だったのですが、目の前でこんな凄いものを見せつけられると、考え方も180度変わってしまうから現金なものです(笑)。ところで、Husbandはキメのフレーズを弾くたびにドヤ顔で客席を見渡すのですが、あの怖い目つきはどうかと思うのでできるだけ見ないようにしていました(笑)。ふと、気がつくと隣席の大食漢オジサンは、巨匠のギターソロの時は食事を中断してステージに目を向けるのですが、Husbandの鍵盤ソロの時はひたすらパスタを頬張っていました。どうやらHusbandに対するスタンスだけは、私と同じのようです(笑)

これだけの大ベテランのライブとなると、少しは落ち着いてもかまわないと思ったりしますが、老いてなお盛ん。精力的なステージから年齢的なものは微塵も感じさせないどころか、ますます進化していました。

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