矢堀孝一 / YOU WERE THERE(2015年)
Musician●矢堀孝一(guitar)
Title●You Were There(2015年)
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日本を代表するジャズロックユニット「Fragile」のギタリスト、矢堀孝一さんによるソロアルバムです。2015年リリース。ソロ名義としては「Bloomfield」(2010年)以来5年ぶり、4枚目の作品になります。版元は日本のジャズフュージョン界を支える「Vega Music Entertainment」。2015年5月16日、17日レコーディング。
矢堀孝一 / guitar
岡田治郎 / bass
安部潤 / keyboards
大槻“カルタ”英宣 / drums
最近では「Lu7」などでの活動で超売れっ子ベース奏者、岡田治郎さんの参加がポイントですね。まず#1「You Were There」を聴いてびっくり。これまで矢堀孝一さんのソロはすべて聴いていますが、個人的にこれまでの最高傑作だと思う前作「Bloomfield」を遙かに上回る出来映えではないですか!「Fragile」での矢堀さんのプレイは、いい意味でも悪い意味でも、「Fragile」という枠組みを意識しているように聴こえるのですが、ソロ名義だと一挙に自由性が増すというか、実に伸びやかなプレイを聴かせてくれます。楽曲も「Fragile」よりもかなりジャズ寄りになっています。ギター弾きまくりの#2「The Gout」、安部さんの心地よい鍵盤と岡田さんの流麗なベースが印象的な#4「Take Me The Green」、切々と矢堀さんが歌い上げる#5「Rendulum」、アコギと生ピアノとの絡みがあまりに美しい#7「Flamingo」、変則リズムが何とも心地よい#9「Lip Out」など一切の捨て曲なしの好盤。
●Musicians
矢堀孝一 / guitar
岡田次郎 / bass
安部潤 / keyboards
大槻“カルタ”英宣 / drums
guest musician
Stan Killian / sax on #3
●Numbers
1. You Were There
2. The Gout
3. How Incentive
4. Take Me The Green
5. Rendulum
6. Hailstorm
7. Flamingo
8. Villegas
9. Lip Out
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