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2015年9月13日 (日)

ANTONIO FARAO / BOUNDARIES(2015年)

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Musician●Antonio Farao(piano)
Title●Boundaries(2015年)
■Amazonより購入


当欄では初お目見え、初聴き音源&ミュージシャンです。イタリア出身で今年50歳という鍵盤楽器奏者、Antonio Faraoの最新盤です。2015年リリース。珍しく密林のレコメンドに乗っかったというか、ジャケットの一種異様さぶりにビビってしまい脅迫されてポチってしまった、というのが真相なんですが。まぁ、珍しく直感が働いたという感じです(笑)。2015年4月21日、22日、イタリアにて録音。版元は「Verve」。

Antonio Farao / piano
Mauro Negri / tenor and soprano sax
Martin Gjakonovsky / bass
Mauro Beggio / drums

ゲストミュージシャンとしてアルト奏者が2曲に参加しています。全8曲中、#2がTony Williams、#3がHarbie Hancockの曲で残り6曲がFaraoによるもの。カバー曲をみれば、Faraoのルーツ的なものはある程度見てとれます。基本カルテット構成でテナー(アルト)と鍵盤とが絡み合い、リズム隊が彩りを加えるというオーソドックスなスタイル。テイストとしてはいまのメーンストリームジャズに欧州スタイルのダークである意味陰鬱な要素を加えてみました、というイメージ。言葉として表現するのはなかなか難しいのですが、一言で言ってしまえば、いきなり1曲目からとにかく格好いいわけです。サックスがダークな部分を受け持ち、Faraoの鍵盤が攻撃的な要素とリリシズム的な要素という相反するモノを一手に引き受け、強靱で活力あふれるリズム隊がガッツリと支える、しかも各パートの役割分担が絶妙なバランスでもって見事なグルーヴ感を生み出す。自分で書いていてなんのこっちゃよくわからないのですが、久しぶりに“生きたジャズ”を聴いた感があります。

さんざん心を乱されたあげく、ラスト#7「Around Phrygian」でのECM的で見事なクールダウンには、手練れというか思わす「ずるい!」と心の中で叫んでしまいました。Farao君、相当な“たらし”です。

●Musicians
Antonio Farao / piano
Mauro Negri / tenor and soprano sax
Martin Gjakonovsky / bass
Mauro Beggio / drums

Luigi Di Nunzio / alto sax on #4,#6

●Numbers
1.  Boundaries
2.  Hand Jive
3.  Maiden Voyage
4.  Coolfunk....
5.  My Sweetest
6.  Not Easy
7.  Around Phrygian

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ジャズピアノ」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。TB頂きながら,出張等々でこちらにコメントさせて頂くのが遅くなりまして申し訳ありません。

Antonio Faraoはジャケの通り強面ですが,やってる音楽も相当にハイブラウですねぇ。共演者もそういう感じの人を選んでますし。Bob Bergとやった"Far Out"とかもいいですし,Pasoliniの映画音楽をやったCDもいいですねぇ(と言いつつ,ブログには上げてませんが)。今回お初ということですが,いろいろお聞きになっても結構ご満足頂けると思いますよ。

ということで,こちらからもTBさせて頂きます。

中年音楽狂さま

コメント&TBありがとうございます。
初聴きでしたが、かなり楽しめました。なんというか、とにかく恰好いいんですよね。久しぶりに「やられた!」と思いました。これから少しずつコレクションしていこうか思います♪

この記事へのコメントは終了しました。

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» Antonio Faraoの新作は新主流派的な響きが濃厚だが,かなりよい。 [中年音楽狂日記:Toshiya's Music Bar]
Boundaries Anotnio Farao(Verve) 最近,ブログにもしょっちゅう書いているが,昨今はApple Musicで聞けるものは,聞いてからCDを買うようになりつつあるので,ショッ [続きを読む]

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