私なりの「Apple Music」活用法(その2)
また「Apple Music」です。無料トライアル期間ということであれこれ試しているわけですが、いろいろな不具合というか不思議な現象が起きることがわかってきました。
私の場合、長い通勤時間を利用して「iPod Touch」に格納した音源をオフライン再生で鑑賞しているのですが、オフライン設定にしたつもりが実際にはオフラインになっていないため聴けなかったり、あるアルバムの特定の曲だけがどうしてもダウンロードできなかったり、ひどい場合はいったんダウンロードしたはずの音源がアルバムごとそっくり消えてしまったりと、いくつかトラブルが発生しています。こうした不具合も吃驚するほど多発するようならもちろん困りますが、実際は数件程度ですし、いまは無料期間だからいいのかな、とかなり寛容な気持ちで受け止めています。もちろんApple社もこうした案件は把握しているはずですし、いざ有料になるときまでに解決してくれるのでは、と勝手に思っております。
さて、「Apple Music」の音源はハイレゾではないので、高音質を望む人にとってはやや物足りないと思います。同様に「iPod Touch」も音楽プレイヤーとして特化しているわけではないので、音質面ではやや貧弱です。そこで、導入したのが「ポータブルアンプ」、通称「ポタアン」。Amazonのレコメンド情報であがってきたiriver社の「Astell&Kern オーディオDAC AK10」という代物です。ポタアンは初体験ですが、一度は試してみたいと思っていたので、ものは試しで中古品を購入してみました。非常にコンパクトなので、持ち運びにも邪魔にならないことも購入の決め手でした。イヤーフォンは聴き慣れた「audio-technica Solid Bass ATH-CKS99」を使用。早速イヤーフォン直刺しとポタアン経由で聴き比べると、その違いは歴然。ポタアン効果によって低音部がしっかり安定し、音の分離も明らかに向上して立体的に聴こえてきます。ありゃ、この値段でこれだけの満足感が得られるのなら上々ですね。いい買い物をしました。というわけで、ポタアンの威力を実感しつつ個人的には“一軍半的音源”であるPat Metheny「We Live Here」(1994年)を聴きながらこの原稿を書いています。Pat Methenyファンには申しわけありませんが、私にとってはMethenyは“いまさら音源”なんです。
そんなわけで新譜発掘作業は遅々として進まず、しばらくは「Apple Music三昧」が続きそうです。
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