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2015年8月16日 (日)

難波弘之 / 飛行船の上のシンセサイザー弾き(1982年)

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Musician●難波弘之(synthsizers)
Title●飛行船の上のシンセサイザー弾き(1982年)
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先日亡くなった小川銀次さん客演アルバムです。難波弘之さん関連音源も実は“食わず嫌い物件”でして、確かまともに聴いたのは「Mr.Sirius」のライブアルバムくらいではないかと思われます。恥ずかしながらこのアルバムの存在も小川さんが亡くなったことで初めて知った次第です。

1982年発売のこのアルバムは「ストレンジ・デイズ誌」による企画なのですが、単なる企画ものと侮るなかれ。ライナーには亡き小松左京さんの寄稿や山下達郎さんの推薦文が掲載されるという豪華絢爛ぶり。日本の音楽業界も出版業界も元気があった時代なのですね。

難波弘之 / keyboards,vocal,marinba
田辺モット / bass
そうる透 / drums

この3人を中心にして
佐久間正英 / synthsizers on #5,guitar on #4,#5
北島健二 / guitar on #6,#7
小川銀次 / guitar on #2,#8
小川昭夫 / guitar on #2
椎名和夫 / synthesizers on #9
山下達郎 / cowbell on #9,marching symbells on #7

あれま、これはとんでもない豪華メンバーではないですか!山下達郎さんに一切歌わせないという贅沢さは今では考えられませんよね。今は亡き佐久間正英さん、実は私が通った高校の先輩・北島健二さんの名前も。難波さんと小川さんの接点はよくわかりませんが、「Cross Wind」時代の盟友、そうる透さんが仲立ちしたのでしょうか。

小川さんは2曲に参加していますが、特に#8「ソラー・ラブ」で聴ける圧巻のソロは一聴の価値あり。イントロでギターが「ジャーン!」と鳴るだけで、一瞬にして「あっ、小川さんだ」とわかります。これだけ個性的で不世出のギタリストは二度と現れないでしょうね。あらためて合掌。

●Numbers
1.  鵬
2.  宇宙船モルト号
3.  ホスピタル
4.  トロピカル万国博
5.  空中の音楽
6.  メッセージ
7.  百家争鳴
8.  ソラー・ラブ
9.  永遠へのパスポート
10. Who Done It? (part1)
11. Who Done It? (part2)

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ジャズ・フュージョン」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。

「飛行船の上のシンセサイザー弾き」、懐かしいです。

先月、このアルバムを冠したライブがあり、
もちろん、演奏は現センス・オブ・ワンダーです。
難波弘之さんは、♪ソラー・ラヴのレコーディング時の小川銀次さんのエピソードもちょっとだけ披露され会場は笑いに包まれたのですが、

・・・まさか、その後、お亡くなりになるとは・・・

「最近、容赦なくミュージシャンが亡くなっていく」と、難波さんのMCにもありました。

♪ソラー・ラヴは「歌モノだけどやりたくない」曲だそうで、ギター・ソロは難波さんがとても忙しそう~にシンセを弾きまくっていました、これも圧巻でした。
美しい器楽演奏をできるミュージシャンがどんどんいなくなってしまう、次世代が見えてこない・・・そんな気がします。

難波弘之さん・・・、この方の音楽を全て聴くのは不可能だと思いますが、手弾き演奏限界の様な凄まじいシンセやオルガンのプレイに隠れて、アコースティックピアノ関連もお勧めです。ライヴで安心感を感じられる数少ないキーボーディストだと思います。

ちゅらちゅらさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

高名な難波弘之さんをきちんと聴いていないので、
なんとも申しわけない気持ちで記事をアップしてしまいました。
これから時間をかけて聴いていきたいと思います(^-^;

はじめまして。 Andyさんからたどり着きました。
百家争鳴は大好きな曲です。
途中のどう聞いてもFOCUSになってしまうところがものすごく好きで、
ご本人のコメントを聞いてみたいと思い続けています。
ヤン・アッカーマン役の北島さんのギターもモロの雰囲気です。

Tonyさん、コメントありがとうございます。
FOCUS…確かに!

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