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2015年7月26日 (日)

Pat MartinoのLIVEに行ってきました♪

Img_3112
ジャズギター界の巨匠Pat Martinoが来日ライブを行うということで、東京駅丸の内南口は「Cotton Club」へ参上してきました。不覚にも生Martinoの姿を拝むのは初体験になります。

Pat Martino / guitar
Pat Bianchi / Hammond B3
Carmen Intorre / drums

最近のライブではこのトリオで行うことがほとんどのようで、前回来日も同メンバーだったようです。当方が予約したのは公演最終の25日の1stステージ。早朝から雑用に振り回されつつも会場時間の30分前に「Cotton Club」へ到着。会場時間を待っている間に、いろいろと観察していると、お客の多くはいかにもジャズ好き、ギター好きであることがプンプンと臭ってくる、まぁ同じような嗜好の方々が中心で、そんな同好のよしみから何となくリラックスした雰囲気が漂っていました。すると、明らかに異質の雰囲気を放つ集団が登場しましました。お年の頃は確実に60歳以上の男女20数名ほどのグループで、どうやら団体旅行客であることは彼らの行動を見ていて判明しました。おそらく観光コースに「Cotton Club」が組み込まれていたのでしょう。「週末の都会の夜。最高のジャズメンの生演奏と最高級ディナーで満喫」的なコピーが旅行パンフレットに踊っていたはずです。さらに言えば勝手に断定して申しわけありませんが、Martino御大の存在自体を知らないまま来ているに違いありません。いやいや、申し訳ないけれども、状況がわかっていない人たちが場の雰囲気を乱したりしたら難儀なことだなと少し心配です。

入場して前列3列目ステージに向かってやや左側という理想的ポジションを確保。やがて先に感じた不安が現実のものになります。先の団体さんは、私が座った位置より後方席に集団で陣取っていたのですが、アルコール類を何杯も注文し、早くも出来上がって大声で話す人もちらほらと。そのくらいで目くじらを立てるのも大人げないのですが、料理などはそっちのけで何度も席を立っては、記念写真をお互いに撮りあっては大騒ぎ。そのさまがあまりにケタタマシいので、顔をしかめる人もちらほらと。せめて演奏中は静かにしてほしいな。お客なんだし楽しみ方は人それぞれといっても、やはり迷惑をかけるのだけは困ります。Martino御大を知らないのはかまいませんが、ミュージシャンに対する最低限のリスペクトは持ち合わせないと。

1stステージは17時スタート。ほぼ定刻通りにMartino御大がギターを持って登場です。向かって左からPat Bianchi、椅子に座ったMartino御大、Carmen Intorre。Pat Bianchiは初聴きですが、風体はジョーイ・デフランセスコ的な体型。Carmen Intorreは外見を見る限りまだ若い感じです。それにしても御大は痩せすぎでしょう。あんな貧弱な身体からどうやったあの弾丸フレーズが出てくるのか不思議でなりません。

MCなしでいきなり高速ハードバップで御大のギターが唸りをあげます。ただやや音が歪みすぎかな。Pat Bianchiのハモンドもいい感じです。演目はジャズの定番であることはわかるのですが、悲しいかなそうしたスタンダード的な名曲を素通りしてきた自分が情けなく思います。分かったのはColtrane「Impressions」くらいで、あとは御大のMCでああこれがJ.J.Jacksonの曲なのかと知った程度。これは出直しですね、などと思いつつも視線はMartino御大のギター裁きばかりに集まります。いままでシングルノートの弾丸フレーズばかりに注目していたのですが、何を今さらですがカッティングも凄まじい。同じパートの繰り返しでも強弱をつけて時にはガツンとかましたり、ある時はわざとすかしてみたりと変幻自在。Pat Bianchiとの応酬には正直鳥肌が立ちました。あのか細い腕でどうしてこんな爆弾のようなカッティングができるのだろうと、ただただ驚きの連続でした。

夢のような時間はあっという間に過ぎてしまいます。アンコールはステージから引き上げずにそのままお馴染み「Sunny」。同曲は1972年の「Live!」で有名ですが、当時とまったく同じようにプレイするのではなく、その時々のインスピレーションでひと味違った「Sunny」を聴かせてくれました。ギターソロでの最高の聴かせどころであり、御大十八番の高速シーケンス・スケールの連続ワザには、感激のあまり不覚にも涙が出てきました。やはり、生で観ないといけませんね。

気がつけば例の団体さん。それでも演奏中は大人しくしていてくれました。それでもアルコールの飲み過ぎで頻繁にトイレに立ったり、演奏そっちのけでナイフ・フォーク類をガチャガチャ鳴らしながらフルコース料理を夢中にほおばったり、演奏の流れを無視していきなり拍手したりと、なんだかなと思わないでもなかったのですが。まぁ、楽しみ方は人それぞれですから。ただ、ああいうライブハウスでフルコースというのは、係の人が頻繁に出入りするので落ち着きませんし、ナイフ・フォーク問題もあるので、できればやめてほしいです。ね、Cotton Clubさん。


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コメント

奇天烈音楽士さま、トラバありがとうございました。
私もずっとファンでありながら、毎年来日しているパット・マルティーノさまを拝んでなくて。。
今回、やっと行けてよかったです。すっごい、興奮しました!

「Lament」、「Impressions」、「Sunny」は私の回も演奏しました。
興奮しましたねぇ。特に、「Sunny」は拍手がわきあがってましたよ。

ディナーコースもあれなんですが、、そうやって、儲けてもらって、、
好きなミュージシャンを沢山呼んでくれるんだ。。と、思い込むことにします。
でも、拍手のタイミングがずれるのは気になっていやですよね。

Suzuckさま

コメントありがとうございます。本当に感動のライブでしたね♪
来年も来日するようなら、必ず足を運びたいです。

ディナーコース、確かにそうですね。
私もそう思うことにします(笑)

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