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2015年7月18日 (土)

PAT MARTINO / NEXAS(2015年)

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Musician●Pat Martino(guitar)
Title●Nexas(2015年)
■Amazonより購入


今月に来日が予定されている巨匠・Pat Martinoの発掘音源です。鍵盤楽器奏者のJim Ridlとのデュオで、1990年代中盤、フィラデルフィア「Tin Angel」でのライブ音源になります。Martino師匠と鍵盤楽器といえばなんと言ってもギル・ゴールドスタインとのデュオ音源が有名すぎますが、Jim Ridl氏との共演作は初めて聴きます。というか、恥ずかしながらJim Ridl氏自体が初聴きだと思われます。元々、師匠が持っていた私蔵音源を商品化したのですが、これがかなりの出来映えで、発掘してきた「High Note」には感謝の一語です。
(後で調べたら「Night Wings」で共演していました)

内容はまさにオーソドックスなデュオアルバムで、Jim Ridlの曲が2曲でほかはカバー曲。Jim Ridlの鍵盤は決して出しゃばることなく、師匠のギターを際立たせる実にいい仕事をしています。特に#5「Coutry Road」での甘露のような師匠のギターとの絡みはあまりに美しすぎます。この曲のためだけにこのアルバムを買っても十分にお釣りが返ってきます。でもってラストの「Naima」は涙なしでは聴けません。私が聴いた「Naima」のカバーの中では間違いなく最上位の出来映えです。

こんな素晴らしい音源が埋まっていたこと自体が驚きですが、師匠のことですからまだまだ隠し持っているはずです。

●Musicians
Pat Martino / guitar
Jim Ridl / piano

●Numbers
1.  Recollection
2.  Tenetree
3.  Sun on My Hands
4.  The Phineas Trane
5.  Coutry Road
6.  Interchange
7   Oleo
8.  Naima


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ジャズギター」カテゴリの記事

コメント

久々のコメントです。
このアルバム発売当時から買うの迷ってたまま、
今だに買ってなかったんですが、奇天烈さんのこの記事で買う事に決めました!
ありがとうございます。

ガーシャさま
コメント、ありがとうございます。
発掘音源なのでたいして期待していなかったのですが、
いい意味で裏切られました。気に入っていただけると幸いです。
昨夜、御大のライブに行きましたが、か細い身体からとんでもないフレーズを連発していました。

この記事へのコメントは終了しました。

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