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2015年6月22日 (月)

SIMON PHILLIPS「Protocol Ⅲライブ」参戦記

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Simon Phillipsが新譜「Protocol Ⅲ」のプロモライブを行うということで行ってきました。生Phillipsの姿を拝むのは初めてですが、当欄の目当てはギターのAndy Timmonsだったりするわけです。ところで記事タイトルに「参戦記」と書きましたが、別に誰かと戦うわけではありませんし、ここにきて何かと「参戦記」という言葉が安易に使われていて正直何だかな~と思わないわけでもありませんが、ほかに適当な言葉が思いつかないのであえて使わせていただいております。

会場となったのは東京駅は丸の内南口からほど近い「Cotton Club」。迂闊にもこの会場の存在を今回初めて知ったのですが、東京青山にある「Blue Note Tokyo」の系列店であることが判明。「Blue Note Tokyo」は何度も足を運んでいるので何となく雰囲気というか、様子は察することができます。まぁ、大人の雰囲気というかちょっとお洒落なジャズクラブということですよね。

メンバーはアルバム「Protocol Ⅲ」と同様、
Simon Phillips / drums
Andy Timmons / guitar
Steve Weingard / keyboards
Ernest Tibbs / bass

「Cotton Club」でのライブは6月19日~6月21日の3日間。よくよく見ると1日2ステージ構成という強行軍。やはり人気があるんですね。当欄は6月20日の1stステージ(17時スタート)をチョイスしました。特に理由はないのですが勤め帰りは体力的に辛いし、遅いステージは帰りが遅くなるのでこれまた辛いし、という初老にありがちの消去法的な判断だったりするのです。

さて、会場時間は16時ということで30分ほど前に現地到着。自由席予約だったのでこれでも早く行ったつもりですが、着いてみたらすでに長蛇の列。内心「しまった」と思いながら会場時間を待ちます。何気なく客層を探ってみると、当欄よりも先輩世代の方々がやたらと目立ちます。しかも、結構女性の比率が高いのが意外といえば意外。Simon Phillipsのファン層って40~50代の初老世代が中心なのではと勝手に想定していたので、「もしかしたら日にちを間違えたのか?」と若干不安に。しかも、先輩方はそれなりにドレスアップされているわけで、ポロシャツ1枚の当欄としては「場違いなところに来てしまったな」と少しばかり後悔していると、やがて会場時間に。

案内係の人に誘導されるままに入場すると、アリーナ席後方、ステージに向かって右側席が空いていたので迷わずチョイス。前過ぎても全体がよく見えないし、後ろ過ぎてもつまらない。目当てのAndy Timmonsの立ち位置をアンプのセッティングから想定したうえでの理想的ポジショニングです。席につくと向かい席が初老の男性、隣席が当欄よりも先輩世代の女性2人連れという案配です。別に聞き耳を立てていたつもりではありませんが、先輩女性2人がよくもまあ喋ること、喋ること。すでに子育てが一段落されているようで、お互いの近況報告に花が咲きまくります。で聞こえてくるワードが「孫」「息子の結婚式」…ん?でもってSimon Phillipsのライブという選択ですか!

「Cotton Club」は「Blue Note Tokyo」と同様、レストラン形式なので何か飲食物をオーダーする必要があります。当欄は特に食べたいものがあるわけでもないのでハイネケンのみを発注。向かい席の初老男性もハイネケンをオーダーしていました。ふと見ると隣席先輩女性たちは何とフルコースを発注しているようです。食欲も凄いのですね。人生をエンジョイしていますわ、本当に。

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やがて開演時間になりほぼ定刻通りに4人が登場。向かって左から要塞のようなドラムセットに囲まれて顔しか見えない状態のPhillips、座ったままのErnest Tibbs、そしてTimmons、若干風貌がジョーダン・ルーデスと被るSteve Weingardという配列。ドラムには「Protocol Ⅲ」のデザインが施されています。

当欄では以前に「Protocol Ⅲ」についてかなり辛辣に書いているのですが、ライブとなると話は別になります。Andy Timmonsの起用に対して大いに不満ありと感じたままを正直に書きましたが、ライブでは一転してTimmons弾きまくり状態に。物足りなく感じたインプロ部分はCDよりもかなり多めに確保されていて、十分に楽しむことができました。初めて見る生Timmonsは想像以上に大柄で、Steve Morseを思わせる丸太のような太い腕とバカでかい手から弾丸のようなフレーズを次から次へと叩き出します。ちなみにサンバーストと白のストラトを使い分けていました。

よくよく見るとライブでの主導権はほぼTimmonsが握っていて、ひとしきりソロを弾き終える時点でアイコンタクトを送り、曲が進行する展開に。知らない人が見たらAndy Timmonsのバンドだと思ってしまうのではないでしょうか。主役のPhillipsは完全にTimmonsの盛り立て役に徹しているようで、やはりこの人はこういう役回りが向いているのだろうなと勝手に納得した次第です。

ライブの時間はアンコールを含めて約70分と短め。曲は「Protocol Ⅲ」からのみですが、良い意味でスタジオ盤とはまったく違った印象を受け、大いに満足できました。ふと隣席の先輩女性お二人を見ると、フルコース料理に舌鼓を打ちつつワインを堪能し、リズムに合わせて身体を揺らし、ナイフとフォークを慌てて置いては懸命に拍手を送りと大忙しです。料理が運ばれてくるたびに「美味しいよね~」などと感想をいちいち言い合うので、その間は目の前の演奏も耳に入らないようです。一方で、ハイネケン一杯で微動だにせずTimmonsのギター裁きばかりをガン見している当欄とはまったく対照的な楽しみ方をされていました。ただしTimmonsの長いソロや鍵盤との激しいインプロの応酬、Phillipsが生み出す複雑な変拍子に合わせた一糸乱れぬユニゾン合戦など、テクニカルな部分は若干退屈だったようですね。ご婦人のお一人は腕組みをしながらついつい居眠りなどを…。まぁ、楽しみ方は人それぞれ。自分なりに楽しんでそれが明日への活力になればそれでよしです。

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フュージョンドラム」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。TBありがとうございました。

私は昨年も彼らのライブを見に行って,素晴らしい演奏だと思いましたが,今回もリーダーのドラムスはもちろん,Andy Timmonsのおいしいフレーズの連発には嬉しくなってしまいました。聞かせどころがわかったギタリストだと思います。

Ernest Tibbsは座ってプレイとのことですが,私が見た19日のセットでは,立ってプレイしていたものの,体調はいまいちかなぁと思わせる部分がありました。それでもサイン会にはきっちり出てくるところがプロですが。

ということで,こちらからもTBさせて頂きます。

中年音楽狂さま、コメントありがとうございます。
Andy Timmonsはライブになると豹変するタイプのギタリストであることを
再認識しました。
彼って熱狂的なビートルズファンなんですよね。

Ernest Tibbsは座ったままでプレイするする人だと勝手に思っていました。
体調不良を微塵も感じさせないあたりはプロ根性だと言ってしまえば簡単ですが、さすがです。

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» 今年も私を燃えさせたSimon Phillips Protocol [中年音楽狂日記:Toshiya's Music Bar]
先般,新譜Protocol IIIをリリースしたばかりのSimon Phillipsが自己のバンド,Protocolで早くも再来日を果たした。去年のライブであれだけ私を興奮させた人たちである。今年も行 [続きを読む]

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