LARRY CORYELL & THE ELEVENTH HOUSE / JANUARY 1975(1975年)
Musician●Larry Coryell(guitar)
Title●January 1975(2014年)
■Amazonより購入
Larry Coryell率いる「The Eleventh House」の発掘ライブ音源がリリースされたので入手しました。「Promising Music」というドイツのレーベルでラジオ・ブレーメンの放送音源をCD化しているようですね。
参加メンバーを整理しましょう。
Larry Coryell / guitar
Mike Mandel / keyboards
Mike Lawrence / trumpet,flugelhorn
John Lee / bass
Alphonse Mouzon / drums
という同グループ全盛期のおなじみのメンバーです。1975年1月18日、同局のPost-Aulaという番組のスタジオライブ音源になります。これまで「The Eleventh House」関連のライブというとモントルージャズフェスのものくらいしかなかったので、貴重と言えば貴重です。個人的にはCoryellの全盛期は1970年代中盤だと思っているので、これは間違いなく買い!ですね。
で、聴いてみるとこれが期待に違わぬ熱演に次ぐ熱演。Coryellは弾き倒しまくるわ、Mike Mandelのエレピは唸りまくるわ、Alphonse Mouzonの高速ドラムに脳天をかち割られるわで、まさに狂騒の渦に突き落とされます。これぞ、70年代ジャズロックの典型でその醍醐味をいやというほど味わうことができます。しかし、あえて苦言を呈すと音質が悪い。音のバランスも悪い。贔屓目に表現しても良質な海賊盤レベルと言ったらご理解いただけるでしょうか。ラジオ音源ならば、もう少しなんとかならなかったのか、というのが正直な感想です。しかも、ジャケットデザインもダサいと言えばダサい。オリジナル盤になぜか日本語を印字するという要らんことをやってくれています。共通デザインにすれば制作費も浮くのにね…などと余計なことを考えつつも、演奏自体は素晴らしいので興味ある御仁はぜひ♪#8「The Other Side」などは涙なくしては聴けません。
●Musicians
Larry Coryell / guitar
Mike Mandel / keyboards
Mike Lawrence / trumpet,flugelhorn
John Lee / bass
Alphonse Mouzon / drums
●Nummbers
1. Bird Fingers
2. Diedra
3. Gratitude "A So Low"
4. Low-Lee-Tah
5. Funky Waltz
6. Suite (Entrance/Repose/Exit)
7. Julie La Belle
8. The Other Side
9. Tamari
10. Untitled Thoughts
11. Adam Smasher
12. The Eleventh House Blues
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