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2015年5月 2日 (土)

ARRAKEEN / PATCHWORK(1990年)

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Musician●Arrakeen
Title●Patchwork(1990年)
■Discogsより購入


個人的に長期捜索物件であったフランスのシンフォ系プログレバンド「Arrakeen」(アラケーン)の1st「Patchwork」をようやく入手しました。このアルバム、自主制作盤だったようでなかなか入手困難なのですが、ショップや個人間のトレードを仲介するサイト「Discogs」で偶然発見し、比較的安価で入手できました。DiscogsはPayPalはもちろん、クレジットカードにも対応しているのでなかなか重宝しています。ただ仲介料が高いのが珠にキズですね。

というわけで、参加メンバーをご紹介。
Maiko / vocal
Eric Bonnardel / keyboards
Gauther Mejanell / drums
Yves Darteyron / bass
Sylvain Couvervaire / guitar

バンドの2枚看板はボーカルのMaikoと鍵盤楽器のEric Bonnardelのようでほとんどこの2人で楽曲を担当しています。作風としてはイギリスの「Marillion」や「Pendragon」の強く影響を受けているということで「Pump系」と呼ばれているらしいのですが、個人的にはあまり食指が動かない領域なので、“そうらしい”としか書けません(汗)。ライブ音源の#4に「Marillion」のギタリスト、Steve Rotheryがゲスト参加しています。

ただ事前情報を抜きにして素の耳で聴いてみると、限りなくフィメール系ゴシックメタルに近いものを感じさせます。これにデス声を追加すれば完璧ですね。何といってもMaikoさんの可憐で危うげなボーカルが魅力で、個人的にはかなりツボにハマっているのですが、これってフィメール系ゴシックメタルを聴く上での作法ですね(笑)。ジャンル分けなど細かいことは抜きにしても、楽しみ方は人それぞれではないかと。

さらに興味深いのがギターのSylvain CouvervaireがさりげなくHoldsworthyである点。あくまでもさりげなくですが、本人はかなり意識しています。アームの使い方なんてモロですしね。

このアルバムのリリース後、Sylvain Couvervaireは脱退し、代わりに加入したのがテクニカル系ギタリストCyril Achardで、「Mosaique」(1992年)というアルバムをリリースしています。その後は解散してしまったようです。

●Musicians
Maiko / vocal
Eric Bonnardel / keyboards
Gauther Mejanell / drums
Yves Darteyron / bass
Sylvain Couvervaire / guitar

guest musician
Steve Rothery guitar on #4

●Numbers
1.  Le Monde Du Ququ
2.  Differences
3.  L'entaluve
4.  Folle Maris

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