ALEX SIPIAGIN / BALANCE 38-58(2015年)
Musician●Alex Sipiagin(trumpet,flugelhorn)
Title●Balance 38-58(2015年)
■Amaoznより購入
Criss Crossレーベルの表看板、Alex Sipiagin(アレックス・シピアギン)の新譜を入手しました。この人、最近になってさりげなく量産態勢に入っていますね。2014年10月6日、NYCにて録音。2015年リリース。
Alex Sipiagin / trumpet,flugelhorn
David Binney / alto sax.soprano sax
Adam Rogers / guitar
John Escreet / piano
Matt Brewer / bass
Eric Harland / drums
David Binney、Adam Rogers、Eric Harlandの3人が参加していれば。面子的には文句のつけようがありませんね。Alex Sipiaginの近作からは若干老成した印象を受けていたのですが、1曲目から結構ハード目な感じで攻めてきています。ベースのMatt BrewerとドラムのEric Harlandのリズム隊の働きが大きいですね。活性化された楽団が現代ジャズのなんたるかを指し示しているように思います。
#2はフリューゲルホルンの美しい旋律が印象的なバラード曲ですが、曲中盤から機能するAdam RogersのギターとJohn Escreetの生ピアノがこれまた素晴らしい。タイトなリズムが格好いい#3やこれぞCriss Crossという感じの#4など聴きどころ満載です。
David Binney提供による、ラスト#7はやたらとロックタッチな曲。これもSipiaginにとっては新境地ですね。Adam Rogersなどは「Lost Tribe」時代のことを思い出したのか、いつもの端正なプレイをかなぐり捨てて(?)弾きに弾きまくっています。こうなると完全にジャズロックですね。これはちょっと賛否両論分かれるかも。
●Musicians
Alex Sipiagin / trumpet,flugelhorn
David Binney / alto sax.soprano sax
Adam Rogers / guitar
John Escreet / piano
Matt Brewer / bass
Eric Harland / drums
●Numbers
1. 38-58
2. Way to Her
3. Momentum
4. Echoes Of Thought
5. Balance
6. Yragon
7. Trio Whale
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コメント
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アダム・ロジャースが入っててジャズロック寄りですか。さっそく即買いしてしまいました。ありがとうございます。
投稿: muchonov | 2015年3月23日 (月) 12時28分