SCOTT McGILL / SYMPTOM IMPERATIVE(2009年)
Musician●Scott McGill(guitar)
Title●Symptom Imperative(2009年)
■Amazon USAより購入
北米出身のテクニカル系ギタリスト、 Scott McGill(スコット・マクギル)による2009年リリース作品です。
参加メンバーは
Scott McGill / guitars,iguitar synth,Roland GR-33,Fretless guitar,Krappy 2 string guitar
Ritchie DeCarlo / drums,battery2 softsynth percussion,chapman stick
Kjell Benner / bass on #5
Mike Ian / drums on #9
当時、McGillが中心となって結成したユニット「Freak Zoid」メンバーであるRitchie DeCarlo(drums)とKjell Benner(bass)の名前が見られますが、Kjell Bennerは1曲のみ参加なので、ほとんどMcGillとDeGarloの2人による共作だと言えるでしょう。
McGillの諸作品は難解でダークな感じの曲が多くて、かなり聴く人を選ぶのですが、このアルバムは比較的とっつきやすい楽曲が多いですね。「Freak Zoid」(2007年)やBrand XのPercy Jonesが参加した「2010 Uniblab Recording」(2010年)での救いがたい難解さに比べたらかなり聴きやすいアルバムです。とは言っても、McGillのギターは相変わらずダークで、およそ商業的な要素とはまったく無縁。常に不安感を煽るような不穏な雰囲気を醸し出しています。とっつきやすいと感じるのはアコギを使った楽曲が比較的多く、なかにはジャズ的なアプローチを狙った曲があるからなのかもしれません。
エレキを使ったMcGillにしては珍しくストレートなアルバムタイトル曲、#2「Symptom Imperative」がお勧めです。それにしてもMcGill関連作品はほとんどが日本未発売なので、入手はかなり困難なのが残念です。米国密林から仕入れることが多いのですが、セコハンだと国内取引に限定されるケースも多いので、ご縁があったら…
●Musicians
Scott McGill / guitars,iguitar synth,Roland GR-33,Fretless guitar,Krappy 2 string guitar
Ritchie DeCarlo / drums,battery2 softsynth percussion,chapman stick
Kjell Benner / bass on #5
Mike Ian / drums on #9
●Numbers
1. Arriving At Silence
2. Symptom Imperative
3. Aura Of Conflict
4. Look Within
5. Contact With Reality
6. Beginners’Mind
7. Bamboo Acrobats
8. Passacaglia
9. Don't Just Do Something,Stand There
10. Wakefulness
最近のコメント