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2014年5月 4日 (日)

インド系鍵盤楽器奏者Vijay Iyerの「Accelerando」

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Musician●Vijay Iyer(piano)
Title●Accelerando(2012年)
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アメリカ生まれでインド系住民を両親にもつ鍵盤楽器奏者、Vijay Iyer(ヴィジャイ・アイヤー)のメジャーレーベル第2騨です。ACTレーベルから2012年リリース。

参加メンバーは
Vijay Iyer / piano
Stephan Crump / bass
Marcus Gilmore / drums
と前作同様のピアノトリオです。

衝撃的とも言えた前作「Historicity」から3年ぶりの新作となるのですが、前作があまりに出来が良すぎたのでかなりハードルが高くなってしまっているのも事実です。ところが、この天才は軽々とそれをクリアしてしまっています。何と末恐ろしい恐ろしい存在なのでしょう。

一聴するといくぶんおとなしめの楽曲が中心ですが、それはあくまでも表面的なもので、躍動するポリリズムは健在です。というか、ますます進化を遂げています。盟友であるStephan Crumpと Marcus Gilmoreのリズム隊も強力なビート感を醸し出しています。ピアノトリオに対するVijay Iyerの考え方の根底には「リズム」と「ダンス」があるとか。メロディー重視の欧州型のピアノトリオとは完全に真逆の立ち位置にあるのですが、単なる目新しさだけではなく、本来ジャズが持っている自由性と創造性を再認識させてくれます。これからの追いかけていきたいピアノトリオです。

●Musicians
Vijay Iyer / piano
Stephan Crump / bass
Marcus Gilmore / drums

●Numbers
1.  Bode
2.  Optimism
3.  The Star Of A Story
4.  Human Nature (Trio Extension)
5.  Wildflower
6.  Mmmhmm
7.  Litle Pocket Size Demons
8.  Lude
9.  Accelerando
10. Actions Speak
11. The Village Of The Virgins

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