Konitz、Bley、Connorsの「Pyramid」
Musician●Paul Bley(alto,soprano sax)
Title●Pyramid(1977年)
■HMVより購入
かなり昔に入手しただけで長年放置していた物件です。Paul Bleyが主導となって結成した変則トリオなのですが、購入の決め手ははおそらくギターにBill Connorsが参加していたからならではないかと。1977年、イタリアの「IREC」というレーベルからリリースされています。
一応、参加メンバーをあげますと、
Lee Konitz / alto,soprano sax
Paul Bley / acoustic,electric piano
Bill Connors / acoustic,electric guitar
という面々です。KonitzとBleyという大物2人に対して、Connorsはかなり格落ちの感は否めませんね。
内容はというと、KonitzとBleyの静かなインタープレイの応酬に、ギターのConnorsが絡んでいくという構造。クールというかフリーなインプロに終始しますが、楽曲がいささか内省的すぎて聴いているうちに辛くなってきます。若手Connorsはアコギとエレキを使い分けて奮闘していますが、盛り立て役的な扱いになっています。時折、スパニッシュな味を投入するあたりは、RTF時代の名残なのでしょうか。1977年ということは、まだECMに籍を置いていた時期ですね。
●Musicians
Lee Konitz / alto,soprano sax
Paul Bley / acoustic,electric piano
Bill Connors / acoustic,electric guitar
●Numbers
1. Pyramid
2. Out There
3. Talk To Me
4. Tavia
5. Longer Than You Know
6. Play Blue
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