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2014年3月

2014年3月30日 (日)

大物ミュージシャンが参加したアン・ルイスの「K-ROCK」

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Musician●アン・ルイス
Title●K-ROCK(1992年)
■Amazonで購入


歌謡ロックの女王、アン・ルイスがパニック症候群のために休養後、LAで制作した作品。1992年リリース。タイトルの「K-ROCK」とはズバリ「歌謡ロック」という意味で、いわば彼女の音楽的な原点に立ち返った作品になります。

ふだんならあまり目にとまらない作品なのですが、参加メンバーを見て吃驚。いまや売れっ子ミュージシャンが綺羅星のごとく名を連ねています。

Brett Garsed / guitar
Jake E Lee / guitar
Michael Thompson / guitar
Vinnie Claiuta / drums
Bobby Rock / drums
Paul Mirkovich / keyboards

という何とも豪華メンバーばかり。当時からギタリスト好きで知られていたアン・ルイスと今回参加のJake E Leeとの恋仲が噂になったことも記憶に新しいところです。#3「Mr.Rocker」はJake E Leeのために作られた曲ではないかと言われています。Brett GarsedやBobby Rockもミュージシャンとしての腕前というよりもルックスで選ばれた感もなきにしにあらず、ですね。

内容はというとストレートな歌謡曲という感じですが、バックの安定感は当然のことながら抜群なので安心して聴くことができます。特にJake E LeeとBrett Garsedという夢の共演を聴くことができる#2「Foolish Prisoner」は格好いいですよ♪

●Musicians
アン・ルイス / vocal
Brett Garsed / guitar on #1.#2,#6,#10
Jake E Lee / guitar on #2.#7,#8,#10,#11
Michael Thompson / guitar on #4,#5,#9
Vinnie Claiuta / drums on #2,#3,#4,#5,#9
Bobby Rock / drums on #7,#8
Paul Mirkovich / keybords on #1,#3,#4,#5,#6,#9

●Numbers
1.  いらいらさせないで
2.  Foolish Prisoner
3.  Mr.Rocker
4.  夜に傷ついて
5.  Poison
6.  消えゆくままに…
7.  夢の果てまでも
8.  ほっといてよ
9.  銀色の涙
10. Take Me Back
11. Middle Of Eden

2014年3月29日 (土)

Konitz、Bley、Connorsの「Pyramid」

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Musician●Paul Bley(alto,soprano sax)
Title●Pyramid(1977年)
■HMVより購入


かなり昔に入手しただけで長年放置していた物件です。Paul Bleyが主導となって結成した変則トリオなのですが、購入の決め手ははおそらくギターにBill Connorsが参加していたからならではないかと。1977年、イタリアの「IREC」というレーベルからリリースされています。

一応、参加メンバーをあげますと、
Lee Konitz / alto,soprano sax
Paul Bley / acoustic,electric piano
Bill Connors / acoustic,electric guitar

という面々です。KonitzとBleyという大物2人に対して、Connorsはかなり格落ちの感は否めませんね。

内容はというと、KonitzとBleyの静かなインタープレイの応酬に、ギターのConnorsが絡んでいくという構造。クールというかフリーなインプロに終始しますが、楽曲がいささか内省的すぎて聴いているうちに辛くなってきます。若手Connorsはアコギとエレキを使い分けて奮闘していますが、盛り立て役的な扱いになっています。時折、スパニッシュな味を投入するあたりは、RTF時代の名残なのでしょうか。1977年ということは、まだECMに籍を置いていた時期ですね。

●Musicians
Lee Konitz / alto,soprano sax
Paul Bley / acoustic,electric piano
Bill Connors / acoustic,electric guitar

●Numbers
1.  Pyramid
2.  Out There
3.  Talk To Me
4.  Tavia
5.  Longer Than You Know
6.  Play Blue

2014年3月28日 (金)

アバクロが参加。Franco Ambrosetti「Light Breeze」

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Musician●Franco Ambrosetti(flugelhorn)
Title●Light Breeze(1998年)
■ディスクユニオンで購入


スイス出身のフリューゲルホルンの名手Franco Ambrosetti(フランコ・アンブロゼッティ)の作品「Light Breeze」です。1998年、Enjaからリリースされています。

参加メンバーをご紹介しましょう。
Franco Ambrosetti / flugelhorn
Miroslav Vitous / bass
John Abercrombie / guitar
Billy Drummond / drums
Antonio Farao / piano

正直に言いましてMiroslav VitousとJohn Abercrombie目当てに買ったようなもので、恥ずかしながらこのアルバムを手にしてFranco Ambrosettiの存在を初めて知った次第です。記憶は定かではありませんが、VitousとAbercrombieってこれが初共演ではないでしょうか(違っていたらごめんなさい)。

さて、傾聴。典型的なコンテンポラリー系ジャズという趣ですが、何と言ってもフリューゲルホルンが生み出すハートウォーミングな雰囲気とAbercrombieの例のウネウネギターが絶妙にマッチしています。Abercrombieとフリューゲルホルンの組み合わせというとKenny Wheelerとの共演作を思い起こしますが、それに匹敵する出来映えです。Vitous君も頑張っていますね。

●Musicians
Franco Ambrosetti / flugelhorn
Miroslav Vitous / bass
John Abercrombie / guitar
Billy Drummond / drums
Antonio Farao / piano

●Numbers
1.      Versace            
2.      Silli's Nest (Interlude 1)            
3.      Deborah            
4.      Culture And Sensitivity (Interlude 2)            
5.      Contempo Latinsky            
6.      Elegia (Interlude 3)            
7.      My Foolish Heart   
8.      Virtuosismo (Interlude 4)            
9.      One for the Kids            
10.    Percussion Dreams (Interlude 5)            
11.    Giant Steps            
12.    Silli In The Sky

2014年3月23日 (日)

これもAdam Rogers目当てで購入。Edward SimonのCriss Cross2枚目「Simplicitas」

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Musician●Edward Simon(piano)
Title●Simplicitas(2004年)
■Amazonより購入


半ば変質者的に追いかけているギター奏者Adam Rogers追尾物件シリーズです。今回はベネズエラ出身の鍵盤楽器奏者Edward Simon(エドワード・サイモン)のリーダー作「Simplicitas」です。もちろん「Criss Cross」レーベルから2005年リリース。

参加メンバーをあげていきましょう。
Edward Simon / piano
Avishai Cohen / bass
Adam Cruz / drums
Luciane Souza / vocal on #7
Adam Rogers / guitar on #7,#11
Pernell Saturnino / percussions

という面々。完全にギターのAdam Rogers狙いで購入しましたが、Edward Simon自身もRogers自身のアルバムに参加しているとか。すみません、ノーチェックでした。

南米出身の鍵盤楽器奏者ということで、ドンドンジャカジャカ的でラテンフレイバーなサウンドを勝手に想像していましたが、意外にも叙情的な感性で進行する曲が多く、Bill EvansやChick Coreaを随所で感じさせます。個人的には好きなタイプですね。そういえばどこの馬の骨かわからない自称・音楽評論家が「Evans好きの中年男は漏れなく根暗」と書いていましたが、あながち的外れとも言えないだけに痛いところ突かれたと思うと同時に、ほっといてくれというのが正直なところです。

さてアルバムとしては基本的にはピアノトリオなのですが、曲によってゲストが加わるという構成。お目当てのAdam Rogersはわずか2曲参加ですが、ピアノトリオの曲もなかなか素晴らしいのでなんだかお得な気分です。Adam Rogersが参加した#7「Unknown Path」は女性ボーカル(名前からして南米系?)による幻想的なボーカルを主体に、Rogersのアコギが絡む何とも不思議な曲。少しだけ第1期RTFを感じさせます。もう1曲のRogers参加曲#11「Exit」はわずか1分強の短い曲。Rogersはボリュームペダルを使って浮遊感を醸しだしていて「おっ、いい感じだ♪」と思わせたところでジエンド。ちょっと残念です。

●Musicians
Edward Simon / piano
Avishai Cohen / bass
Adam Cruz / drums
Luciane Souza / vocal on #7
Adam Rogers / guitar on #7,#11
Pernell Saturnino / percussions

●Numbers
1.  Opening
2.  Infinite One
3.  Not So Unique
4.  You're My Everything
5.  Simplicity
6.  Fiestas
7.  Unknown Path
8.  Fiestas(reprise)
9.  You're My Everything 2
10. South Facing
11. Exit

2014年3月22日 (土)

新感覚派ギタリスト、Bryan Bakerの「Aphotic」

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Musician●Bryan Baker(guitar)
Title●Aphotic(2005年)
■Amazon USAより購入


先日、サイトを回遊していたときに釣り上げた物件です。スタジオミュージシャンの方によるブログなのですが、タイトルが「変態ギタリスト列伝」的な内容ということで、当然のことながらチェックしていたところ、おおっ!と思ったのがこのBryan Baker(ブライアン・ベイカー)というギタリスト。当然のことながら人となりについては情報が皆無なのですが、どうやらバークリー音楽大学出身のエリートのようです。そんな彼のデビュー作がこの「Aphotic」です。

参加メンバーをあげますと、
Bryan Baker / guitar
Aaron Henry / saxophone
Bryan Ladd / bass
Nick Falk / drums

というカルテット構成。む、む。どなたも存じ上げません。ちなみにBryan Bakerという同名のロックミュージシャンも存在するので要注意です。

というわけで恐る恐る聴いてみたのですが、これが個人的にはドが何個もつくストライクな変態ギタリストでした。ベースはフリー系で同類のギタリストとなるとなかなか難しいのですが、第一印象としてはハードなBen Monderという感じでしょうか。NYCアンダーグラウンド特有の陰鬱さが作品全体を支配しています。たとえば#2「Lesser Evils」はスタートこそBen Monder的な静寂さでスタートしますが、やがてスイッチが入ると狂おしいまでのハードなアヴァンギャルドソロを展開。節々にはちょっとばかりMarc Ducret的な要素も感じられます。やがてソロが落ち着くとBen Monder的な静寂に戻ると思わせて、サックスとの凄まじいユニゾンを披露。ギターも凄ければサックス奏者もとんでもない腕利きです。

印象的なテーマが#3「Third Zebra」では時にリリカルなギターソロを聴かせて聴く者を油断させておきながら、ソロパートになると再び狂おしいソロを展開します。この緩急のつけ具合がにくいというか、ツボにはまってしまう魔力を秘めています。

というわけで、新人ギタリストながら得体の知れない懐の深さを感じさせる一品です。Web版のジャズレビューサイト「Jazztimes Magazine」に投稿されたBill Milkowski氏の原稿によれば、この恐ろしい作品をたった1日でレコーディングされたとか。いやー、末恐ろしいとはこのことです。プレスCDはなかなか入手困難ですが、彼のサイトでダウンロード購入できますので、興味ある方はぜひ♪



●Musicians
Bryan Baker / guitar
Aaron Henry / saxophone
Bryan Ladd / bass
Nick Falk / drums

●Numbers
1.  Intro
2.  Lesser Evils   
3.  Third Zebra
4.  The Arno
5.  The Elusive One
6.  State Lines (ft. David Tronzo)
7.  Grids
8.  Aphotic
9.  Diverse Ion
10. Outro

2014年3月21日 (金)

変態系メタルCynicの15年ぶりの新作「Traced in Air」

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Musician●Cynic
Title●Traced in Air(2008年)
■Amazonより購入


1990年代にその特異なサウンドで「変態系メタル」の代表格と言われたアメリカ出身のバンド「Cynic」(シニック)による“新譜”です。2008年リリース。何と15年ぶりの作品ということは前作「Focus」は1993年の作品だったのですね。かの「Season of Mist」よりリリースされています。

参加メンバーをあげてみましょう。
Paul Masvidal / vocal,guitar,guitar-synthesizers
Sean Reinert / drums,percussions
Timon / guitar,growls
Sean Malone / bass,stick

この「Cynic」は一応はメタル分類されているものの、いわゆる分かりやすいメタル的な要素があまり感じられなかったのですが、本作も相変わらずメタル的な要素に極力頼らない楽曲作りに徹しています。デス声も効果的に使われてはいるのですが、これは「OPETH」同様、クリーンヴォイスとの対比を際だたせるためのあくまでも手段にしか過ぎません。めまぐるしく変化し続ける複雑な楽曲構成と変拍子の嵐は相変わらず健在。時にプログレ的な要素をも感じさせる音づくりは、若きメタラーにとっては違和感を感じさせるかもしれませんが、逆に私のような初老プログレファンを引き寄せる魅力をもっています。

●Musicians
Paul Masvidal / vocal,guitar,guitar-synthesizers
Sean Reinert / drums,percussions
Timon / guitar,growls
Sean Malone / bass,stick

●Numbers
1.  Nunc Fluens
2.  The Space For This
3.  Evolutionary Sleeper
4.  Integral Birth
5.  The Unknown Guest
6.  Adam's Murmur
7.  King Of Those Who Know
8.  Nunc Stans

2014年3月16日 (日)

Pat Martinoが参加、Eric Klossの「One,Two,Free」

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Musician●Eric Kloss(alto sax)
Title●One,Two,Free(1972年)
■Amazonより購入


1960年代中盤から活躍する盲目のアルトサックス奏者、Eric Kloss(エリック・クロス)による1972年の作品です。どちらかというとマイナーな存在かもしれませんが、直感的でエモーショナルなブロウが特徴的なミュージシャンです。1997年にCD化されていますが、確か原盤はMUSE盤だったと思います。

というわけで参加メンバーのご紹介です。
Eric Kloss / alto sax
Ron Thomas / piano,tambourine
Ron Krasinski / drums
Dave Holland / bass
Pat Martino / guitar

Dave HollandとPat Martinoのビッグネームがひときわ目に飛び込んできますよね。

内容は70年代初頭特有のエネルギッシュなエレクトリックジャズという案配ですが、なにはともあれEric Klossの熱いブロウが最大の売りです。アルバムタイトル曲#1「One,Two,Free」は3部構成のダークな雰囲気を醸し出すジャズロックですが、Klossのアルトが叫ぶこと、叫ぶこと。Martinoも不協和音コードを随所に交えながら呪術的なムードを盛り上げています。Martinoはソロに回っても何だかオドロオドロシい感じで弾きまくっています。

キャロル・キングの代表曲をカバーした#2「It's too Late」に移ると一転して快活な感じになります。感情豊かに歌い上げるKlossと控え気味に盛り上げるMartino。とにかく格好いいです。アルバム最大の聴きどころですね。#3「Licea」は変拍子の曲で静寂な渋さの中で、各メンバーが素晴らしい仕事をする隠れた名曲。延々と歌い上げるMartinoのギターがとにかく味があって格好いいです。


●Musicians
Eric Kloss / alto sax
Ron Thomas / piano,tambourine
Ron Krasinski / drums
Dave Holland / bass
Pat Martino / guitar

●Numbers
1.  One,Two,Free (Suite in Three Parts)
     a) One,Two,Free
     b) Elegy
     c) The Wizard
2.  It's too Late
3.  Licea

2014年3月15日 (土)

Abercrombie & Towner「Five Years Later」初CD化

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Musicians●John Abercrombie & Ralph Towner(guitars)
Title●Five Years Later(1982年)
■Amazonで購入


ECMレーベルの七不思議の一つとして、後世に残る名作にもかかわらずいまだにCD化されない音源がたくさんあることがあげられます。今回ご紹介するのはECMを代表するギタリストJohn Abercrombie(ジョン・アバークロンビー)Ralph Towner(ラルフ・タウナー)によるデュオアルバム「Five Years Later」(1982年)です。ご存じ、2人による名作「サルガッソーの海」(1978年)の続編的な作品です。ここにきてやっとCD化されました。2人の共作が3曲、Townerが3曲、Abercrombieが2曲の8曲構成。

Ralph Towner / 12 string guitar,classical guitar
John Abercrombie / electric guitar,acoustic guitar,electric 12 string guitar,mandolin guitar

Recorded at Talent Studio,Oslo,March 1981
Prodeced by Manfred Eicher

この作品に関しては以前記事にしたので長々と書き連ねることは控えます。2人による前作「サルガッソーの海」は全体的にピリピリとした緊張感に満ちていましたが、2作目ということで幾分リラックスした感じに仕上がっていますね。かたやクラシカルなTownerとエモーショナルなAbercrombieというキャラ的に対照的なギタリストが作り出す静かでいながら熱い対話はいま聴いても新鮮です♪

●Musicians
Ralph Towner / 12 string guitar,classical guitar
John Abercrombie / electric guitar,acoustic guitar,electric 12 string guitar,mandolin guitar

●Numbers
1.  Late Night Passenger
2.  Isla
3.  Half Past Two
4.  Microtheme
5.  Caminata
6.  The Juggler's Etude
7.  Bumabia
8.  Cjild's Play

2014年3月14日 (金)

Adam Rogers目当てでGary Versaceの「Outside In」を聴く

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Musician●Gary Versace(hammond B3 organ)
Title●Outside In(2008年)
■Amazonより購入


最近は「Criss Cross物件」をなかなか記事化していないのですが、何とか継続して聴いていることは聴いています。というわけで半ば意地になってストーキングしているAdam Rogers参加音源になります。2008年リリース。

参加メンバーは
Gary Versace / hammond B3 organ
Donny McCaslin  / tenor,soprano sax
Adam Rogers / guitar
Clarence Penn / drums

という面々。Donny McCaslinとClarence Pennに関してはAdam Rogers関連で何回か名前を目にしていましたが、リーダーのGary Versace(ゲイリー・ヴェルサーチ)というハモンドオルガン奏者はおそらくお初…だと思います。ただJohn AbercrombieやAdam Nassbaumなどの重鎮級との共演歴ありということなら、たぶん聴いているわけで、相変わらず絶望的な記憶力の悪さに我ながら驚きます。人の名前を覚えるのって本当に苦手です。おっと、最近ではJonathan Kreisbergとも共演しているのですね。

さて、今時珍しいハモンドオルガン中心のアルバムというわけですが、お目当てのAdam Rogersの露出度が予想以上に多くて、個人的にはうれしいかぎりです。相変わらずクールで端正なギターを聴かせてくれております。楽曲自体は4ビート主体で一聴するとオーソドックスな形ですが、裏でAdam RogersとClarence Pennが結構面白いことをチョコチョコとかましてくれて、聴けば聴くほど面白味が出てくるような感じです。きちんと聴き込まないといけないですね。反省。

●Musicians
Gary Versace / hammond B3 organ
Donny McCaslin  / tenor,soprano sax
Adam Rogers / guitar
Clarence Penn / drums

●Numbers
1.  Dangerous Land
2.  Grand Inquistor
3.  Blue Soup
4.  Now is Then
5.  Poster Boy
6.  Pinwheel
7.  A Thousand Words
8.  Many Places

2014年3月 9日 (日)

John Etheridgeキャリア初音源「The Marvel World of Icarus」

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Musician●Icarus
Title●The Marvel World of Icarus(1972年)
■Amazonより購入


ここにきて、1970年代UKロックの復刻が相次いでいることは大変喜ばしいかぎりです。なかでもわずか数枚しか出回らなかったという超がつくレア音源がリリースされていると聞き、これは!という案配で入手したのが「Icarus」というバンドの唯一の作品です。何でもアルバムジャケットで使用しているコミックのデザインの使用許諾を巡るトラブルが起こり、わずかの期間店頭に並んだだけで発売中止、回収という憂き目に遭った何とも情けないエピソードをもつ珍盤です。

それだけの理由ではなかなか購入というわけには至りませんが、のちに「Darryl Way's Wolf」や「Soft Machinbe」で活躍することになるJohn Etheridge(ジョン・エサリッジ)のキャリア初音源となると入手せざるを得ませんよね。

一応、参加メンバーをあげますと、
Ian Hines / keyboards
John Etheridge / guitar
Jimmy Wifely / bass
Peter Curtain / drums
Norrie Devine / sax,flute,clarinet
Steve Hart / vocal
という6人編成をとっています。すみません、John Etheridge以外は誰も知りません。

中身はというと、70年代ロックに若干ジャズロック的な要素を加えた感じなのですが、とにかくヤケクソ的で破れかぶれな疾走感が売りといえば売り。曲名を見るとおわかりのように、アメリカのコミックをモチーフとしています。元々はギター奏者のデヴィッド・プロテルとその弟でベース担当のジョン・プロテルが中心となって結成されたバンドのようですが、肝心の2人がアルバムリリース前に脱退してしまい、Etheridgeは急遽参加したとのこと。したがって、脱退した2人のプレイも何曲かにそのまま残っているようです。#1「Prologue」でのかっ飛んだリードギターは前任のプロテルによるもの。これはこれで面白いです。肝心のEtheridgeはほとんどバッキングに徹しているようですが、唯一#8「Thor」で“らしい”ギターソロがわずかですが聴くことができます。

というわけで完全にB級バンド認定なのですが、怖いもの聴きたさでいかがですか♪

●Musicians
Ian Hines / keyboards
John Etheridge / guitar
Jimmy Wifely / bass
Peter Curtain / drums
Norrie Devine / sax,flute,clarinet
Steve Hart / vocal

●Numbers
1   Prologue
2.  Spaderman
3.  Fanstastic Four
4.  Hulk
5.  Madame Maaque
6.  Conan The Barbarian
7.  Iron Man
8.  Thor
9.  Blanck Panther
10. The Man Without Fear
11. Silver Surfer
12. Things Things
13. Captain America

2014年3月 8日 (土)

Terje Rypdalが結成したジャズロックトリオ「Min Bul」

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Musician●Min Bil
Title●Min Bul
■Amazon USAより購入


ノルウェー、そしてECMを代表するギタリスト、Terje Rypdal(テリエ・リピダル)が地元のロックバンド「The Dream」解散後に結成した「Min Bul」(ミン・ブル)の唯一のアルバムです。1970年リリース。今回入手したのはスイスの「Take 5」よりリイシューされた一品です。

参加メンバーをあげますと、
Terje Rypdal / guitar,sax
Bjornar Andresen / bass
Espen Rud / drums

というトリオ構成。実はRypdalに関してはこれまであまり聴いてこなかったのですが、サックスもプレイするのですね。内容はというと典型的な70年代ジャズロックなのですが、本人たちによれば末期コルトレーンから強い影響を受けたとか。個人的にはJohn Surmanの「Trio」に近い印象を受けます。Rypdalの巧いのか下手なのかよく分からないギターとサックスがのたうち回るように延々とフリーキーなインプロヴィゼーションを展開し、それをリズム隊が支えるという案配なのですが、個人的にはベース奏者のBjornar Andresen(ビョルナー・アンドレセン)の野太いウッドベースが印象に残りました。

70年代特有のわけの分からない熱気に満ちた珍盤です♪いま聴き直すとさすがに体力を消耗しますが…。

●Musicians
Terje Rypdal / guitar,sax
Bjornar Andresen / bass
Espen Rud / drums

●Numbers
1.  I Cried A Million Tears Last Night
2.  Invocation
3.  Champagne Of Course
4.  Ved Sfirevatn
5.  Nftteliten
6.  Strange Beauty

2014年3月 7日 (金)

豪華面子のCollin Walcott「Cloud Dance」

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Musician●Collin Walcott(sitar,tabla)
Title●Cloud Dance(1975年)
■Amazonより購入


「OREGON」で活躍したシタール&タブラ奏者、Collin Walcott(コリン・ウォルコット)が生前に残した数少ないリーダー作「Cloud Dance」です。1975年、ECMよりリリース。

参加メンバーは、
John Abercrombie / guitar
Dave Holland / bass
Jack DeJohnette / drums

メンバー的にはlJohn Abercrombieのリーダー作「Gateway」に参加した面子にCollin Walcottが加わったという構成になります。恥ずかしながらかなり長い間、Collin Walcottがインド人と思いこんでいたのですが、NYで生まれアメリカの大学で音楽教育を受けたインド系アメリカ人。1984年、ドイツで旅行中に自動車事故で亡くなってしまいます。個人的にはどうしても「OREGON」のイメージが強くあまり食指が伸びなかったのですが、完全にジャケ買い&面子買いをしてしまった1枚です。

Collin Walcottが作り出す「まったり感」いっぱいのシタールとタブラに合わせて、Abercrombie独特の浮遊感あふれるギターが絡まるという内容で、実に幻想的な音のファンタジーという趣のこの作品は、独特の緊張感があふれるECMの諸作品の中では、かなり異彩を放っています。いい意味でも悪い意味でも、聴いているうちに安らかな睡眠へと導入する独特の「まったり感」は、究極の癒しといえるかもしれません。強力リズム隊も決してでしゃばることなく、癒しの音楽を好サポートしています。

●Musicians
Collin Walcott / sitar,tabla
John Abercrombie / guitar
Dave Holland / bass
Jack DeJohnette / drums

●Numbers
1.  Margueritte
2.  Prancing
3.  Night Glider
4.  Scimitar
5.  Vadana
6.  Eastern Song
7.  Padma
8.  Cloud Dance

2014年3月 2日 (日)

変態コンビ再び。Art Metalの2nd「Jazz Raj」

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Musician●Jonas Hellborg(bass)
Title●Jazz Raj(2014年)
■Amazonより購入


北欧出身の超絶ベース奏者、Jonas Hellborg(ヨナス・エルボーグ)と同郷の変態メタル系ギタリスト、Mattias IA Eklund(マティアス・エクルンド)が組んだ「Art Metal」の2ndがリリースされたので早速入手しました。前作「Art Metal」(2007年)ではAndres Johansson(drums)とJens Johhanson(keyboards)のJohhanson兄弟が参加していましたが、今夏はインド系打楽器奏者でいまや大人気のRanjit Barot(drums)が参加しトリオ構成をとっています。

基本的には前作の延長線上にある作風ですが、トリオ編成にスリム化されたことで、かえって漂う緊張感がさらに高まった印象です。また、前作ではインド臭がかなり濃厚でしたが、今回はほとんど感じられません。これはHellborg自身の音楽的な志向の変化の表れなのかもしれません。

それにしても相変わらずMattias IA Eklundの変態ギターぶりは尋常ではありませんね。やや中だるみが感じられた前作よりも、長足の進歩が感じられます。わずか2曲構成ですがさまざまな手練を駆使して独自の変態ワールドを聴かせてくれています。

●Musicians
Jonas Hellborg / bass
Mattias IA Eklund / guitar
Ranjit Barot / drums

●Numbers
1.  The Swami On Park Street
2.  Bacohic Frenzy

2014年3月 1日 (土)

Cindy Blackmanのリーダー作「Trio+Two」にFUZEが参加

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Musician●Cindy Blackman(drums,percussions)
Title●Trio+Two(1990年)
■Amazon USAより購入


“女トニー・ウィリアムス”の異名をもつ打楽器奏者、Cindy Blackman(シンディ・ブラックマン)による1990年の作品です。どうしてそのような異名をもつのか聴くかぎりはよく理解できないのですが、Terri Lyne Carringtonと並んでこの業界では姉御的存在として有名な人です。そうそう、その昔、レニー・クラヴィッツのバックでとても人間ワザとは思えないドラムを叩いていた黒人女性といえばわかりやすいかもしれません。いまは2010年にステージ上でプロポーズされたカルロス・サンタナの奥さんになっています。

例によって参加メンバーをあげますと、
Santi Debriano(bass)
David“FUZE”Fiuczynski(guitar)
Greg Osby(alto saxophone)
Jerry Gonzalez(conga)
という面々です。
もちろん“FUZE”が参加していることが購入時のポイントです。

Cindy Blackmanのほかの作品を聴いたわけではないので、比較対象がないのですが、とても面白い作品に仕上がっていると思います。基本はよくあるコンテンポラリー&ファンクジャズと言ってしまうと実も蓋もななくなってしまいますが、そこにFUZEという劇薬的なスパイスが加わることによって、妙チクリンな奇天烈音楽に化けるから、あら不思議。変拍子とFUZEの変態ギターが相乗効果をもたらして、面白味が何倍にもなっていると思います。

この作品、上原ひろみ作品と同様に、よくも悪くもFUZEが好きか嫌いかでリスナーの評価が大きく分かれてしまうのですが、FUZE好きなら押さえておきたい1枚ですね。どうやら最近は別ジャケットで流通しているようですが、私が所有しているのはオリジナルデザインなのでしょうか。

ついでにレニー・クラヴィッツの動画も貼っておきます

●Musicians
Cindy Blackman / drums
Santi Debriano / bass
David“FUZE”Fiuczynski / guitar
Greg Osby / alto saxophone on #1,#2,#7
Jerry Gonzalez / conga on #5

●Numbers
1.    Possession
2.    Anna
3.    Next Time Forever
4.    Chorillo
5.    Dreams So Real
6.    The Quest
7.    Timbuktu
8.    I Hear A Rhapsody

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