Adam Rogers目当てでGary Versaceの「Outside In」を聴く
Musician●Gary Versace(hammond B3 organ)
Title●Outside In(2008年)
■Amazonより購入
最近は「Criss Cross物件」をなかなか記事化していないのですが、何とか継続して聴いていることは聴いています。というわけで半ば意地になってストーキングしているAdam Rogers参加音源になります。2008年リリース。
参加メンバーは
Gary Versace / hammond B3 organ
Donny McCaslin / tenor,soprano sax
Adam Rogers / guitar
Clarence Penn / drums
という面々。Donny McCaslinとClarence Pennに関してはAdam Rogers関連で何回か名前を目にしていましたが、リーダーのGary Versace(ゲイリー・ヴェルサーチ)というハモンドオルガン奏者はおそらくお初…だと思います。ただJohn AbercrombieやAdam Nassbaumなどの重鎮級との共演歴ありということなら、たぶん聴いているわけで、相変わらず絶望的な記憶力の悪さに我ながら驚きます。人の名前を覚えるのって本当に苦手です。おっと、最近ではJonathan Kreisbergとも共演しているのですね。
さて、今時珍しいハモンドオルガン中心のアルバムというわけですが、お目当てのAdam Rogersの露出度が予想以上に多くて、個人的にはうれしいかぎりです。相変わらずクールで端正なギターを聴かせてくれております。楽曲自体は4ビート主体で一聴するとオーソドックスな形ですが、裏でAdam RogersとClarence Pennが結構面白いことをチョコチョコとかましてくれて、聴けば聴くほど面白味が出てくるような感じです。きちんと聴き込まないといけないですね。反省。
●Musicians
Gary Versace / hammond B3 organ
Donny McCaslin / tenor,soprano sax
Adam Rogers / guitar
Clarence Penn / drums
●Numbers
1. Dangerous Land
2. Grand Inquistor
3. Blue Soup
4. Now is Then
5. Poster Boy
6. Pinwheel
7. A Thousand Words
8. Many Places
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