Darryl Way's Wolfの最終章「Night Music」
Musician●Darryl Way's Wolf
Title●Night Music(1974年)
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関東地方は16年ぶりの大雪でてんやわんや状態です。個人的には、幼少期を雪国で過ごしたこともあって、割と平気なのですが、雪慣れしていない人にとっては何かと大変ですよね。転倒などはどうかご用心を。雪道を歩くコツは、できるだけ歩幅を小さくし、重心も前にかけるといいようです。
さて、音楽ネタを。
わずか2年間のうちに3枚ものアルバムをリリースした「Darryl Way's Wolf」の3rdアルバムです。しかし、もの凄い勢いの量産ペースですね。前2作でベース奏者兼ボーカルを務めたDek Messecarがベースに専念し、英国のブラスロックバンド「IF」に在籍したJohn Hodkinsonが新たに加わっています。ほかのメンバーは不動で
Darryl Way(violin,keyboards)
John Etheridge(guitar)
Dek Messecar(bass)
Ian Mosley(drums)という構成。
さて、何となく頼りなかったDek MessecarからJohn Hodkinsonにボーカルが代わることによって安心して聴けるようになったことは確かで、曲としての完成度も増したように思います。しかし、Dek Messecarのボーカルのほうが個人的には味があって好きなんですけどね。また曲としても前2作と比べるとこなれすぎていて面白味に欠けるのも事実。案の定、「Wolf」はこのアルバムで解散状態になり、Darryl Wayは「Curved Air」へ出戻り、John EtheridgeはAllan Holdsworthの推薦によって「末期Soft Machine」へと合流します。
●Musicians
Darryl Way / violin,keyboards
John Etheridge / guitar
Dek Messecar / bass
Ian Mosley / drums
John Hodkinson / vocal
●Numbers
1. The Envoy
2. Black September
3. Flat 2-55
4. Anteros
5. We're Watching You
6. Steel The World
7. Comrade Of The Nine
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