Bobby Rockの痛快作「Groovin' In Tongues」
Musician●Bobby Rock(drums)
Title●Groovin' In Tongues(1994年)
■Amazonより購入
一世を風靡したビジュアル系ロックバンド「Nelson」の打楽器奏者Bobby Rock(ボビー・ロック)によるリーダー作「Groovin' In Tongues」です。1994年リリース。参加メンバーは
「Nelson」つながりで豪州出身のいい男、Brett Garsed(guitar)
Garsedの盟友で「Garsed & Helmerich」の一角T.J.Helmerich(guitar)
Roy Greene(vocal)
Carl Carter(bass)
という面々。テクニカル系ギター好きとしては「Garsed & Helmerich」が参加となれば買わない理由はありません。
全曲が痛快でドストライクなロックナンバーで「Garsed & Helmerich」のツインリードも十分に楽しむことができます。とにかく異常なまでのハイテンションで全力疾走です。Helmerich先生はお得意の「両手タップ」はあまり披露していませんが、ところどころで聴こえてくる妙なエフェクト音はもしかしたらHelmerich先生の仕業かもしれません。Garsed先生もいまのような演奏スタイルとは違ってストレートなロックギターで、時折メタルタッチなフレーズも披露しています。
文句なしに楽しめるロックアルバムなのですが、ただボーカルのRoy Greeneの声が高音すぎてキンキンと耳に痛いのが難点。決して巧いボーカルとも思えませんし。個人的には再び「Garsed & Helmerich」が参加したボーカル抜きの2nd「Out Of Body」(1996年)のほうが好みですね。
●Musicians
Bobby Rock / drums,percussions
Brett Garsed / guitar
T.J.Helmerich / guitar
Roy Greene / vocal
Carl Carter / bass
●Numbers
1. Climbin' Up THe Ladder
2. Words Of Wisdom
3. Enter The Cosmic Christ
4. Franstein
5. Psalm
6. Pedal To The Meral
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