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2014年1月11日 (土)

堀秀彰の2nd「Moving Scene」に滝野聡が参加

R0013014
Musician●堀秀彰(piano)
Title●Moving Scene(2006年)
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ジャズ系新進気鋭の鍵盤楽器奏者、堀秀彰の2nd「Moving Scene」です。若くしてすでに数枚のリーダー作を出している期待のミュージシャンです。参加メンバーは山口真文(sax)、高瀬裕(bass)、広瀬潤次(drums)、橋本学(drums)、滝野聡(guitar)、岸徹至(bass)、藤井学(drums)という面々。山口真文さんはかなりの大物ミュージシャンですよね。加えて“幻のギタリスト”滝野聡が4曲に参加しているのが大きなポイントです。全曲とも堀氏のオリジナルです。

硬質でややメタリックな印象を受ける堀秀彰のプレイスタイルは大きな流れでいうとBill Evans系ということになりますが、演奏そのものは現代風にアレンジされモダンで煌びやかな印象が漂います。陳腐な表現ですがリリカルかつ華麗。聴いていてただ者でないオーラを感じます。お目当ての滝野聡ですが、#4「Ginger Bread Boy」で聴かせるファンクなギターにまず吃驚。もの凄く難解な変拍子に乗って滝野氏のギターが暴れまくります。これがまず一押しです。圧巻は#9「Song For Mabumi」。山口氏の流麗なブロウがひとしきり場を盛り上げた後、堀氏がこれまたゴージャスな鍵盤でつなぎます。そして満を持して滝野氏の登場。やや歪んだ音色で存分に歌い上げます。おお、格好良い!楽曲も良し、プレイも良し。日本のジャズもなかなかやるな~と再認識した次第です。

●Musicians
山口真文 / sax on #5,#8,#9
高瀬裕 / bass
広瀬潤次 / drums on #1,#3,#6
橋本学 / drums on #2,#4,#5
滝野聡 / guitar on #2,#4,#5,#9
岸徹至 / bass on #2,#4
藤井学 / drums on #7,#8,#9

●Munbers
1.  Stop & Go
2.  ゆきのかけら
3.  Rega
4.  Ginger Bread Boy
5.  K's Groove
6.  Pure Imagination
7.  Someday My Prince Will Come
8.  Song For Mabumi
9.  Shade Of Summer -for Bungo-

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