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2013年12月

2013年12月31日 (火)

Brand Xの「Live at the Roxy La 1979」がリイシュー

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Musician●Brand X
Title●Live at the Roxy La 1979(1979年)
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最近になって妙に「Brand X」関連音源が活気づいていますね。1995年に突如として発売された「Live at the Roxy La 1979」がリイシューされたので早速入手しました。1979年9月23日、LAはロキシーシアターでのライブ音源です。参加メンバーはJohn Goodsall(guitar)、Robin Lumley(keyboard)、Peter Robinson(keyboard)、Percy Jones(bass)、
Phil Collins(drums,vocal)という面子です。Phil Collins参加音源としては末期の頃でしょうか。

元々はブート盤に毛が生えた程度の音質なので、いくらリイシュー盤といってもあまり多くを臨んではいけないのですが、案の定“それなりの音質”です。音はモコモコとこもっていて、楽器も奥に引っ込んで聴こえます。バンドとしてはアルバム「Product」の頃で珍しいツイン鍵盤楽器体制というのがこの音源の最大の売りでしょうか。#3「Don't Make Waves」と#5「...And So To F..」ではPhil Collinsがヴォーカルをとっています。個人的には70年代中盤の頃の音源が好きなので、ロック色が濃厚なこのライブはあまり好みではありません。まあ、資料的価値は十分にありかと思いますので、興味ある方はこの機会にぜひ♪

●Musicians
John Goodsall / guitar
Robin Lumley / keyboard
Peter Robinson / keyboard
Percy Jones / bass
Phil Collins / drums,vocal

●Numbers
1.  Disco Suicide~Algon
2.  Dance Of The Illigal Allens
3.  Don't Make Waves
4.  Malaga Virgin
5.  ...And So To F...
6.  Nuclear Burn

2013年12月30日 (月)

Hitomiの2nd「Negai」

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Musician●Hitomi(tenor sax)
Title●Negai(2008年)
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サンフランシスコで生を受け当地で育った日本人サックス奏者、Hitomiの2ndです。2008年リリース。本名は「大羽ひとみ」さんといって、1984年生まれということですから御年29歳の若手ミュージシャンということになります。ジャズのみならずUCLA大学院ではクラシック音楽も学んだという本格派です。交換留学生制度を利用して明治学院大学で学んだ経歴もあるようです。

いまでこそ女性サックス奏者も珍しい存在ではなくなりましたが、それでも一般的には少数派であることも事実です。さては、お手並み拝見という感じなのですが、一聴して驚かされるのがその骨太なプレイスタイルです。女性らしいとか、女性ならではの感性などという陳腐な表現は、少なくてもこのアルバムでは一切無関係だと思います。よくいますよね、「その人、女の人?」「何歳ぐらいの人?」などと本質的なこと以外のことばかりに気をとられる人。確かに社会生活を送るうえでは重要な要素かもしれませんが、少なくとも音楽と接するうえでは無縁でいたいものです。#5「Take The Coltrane」というタイトルからしてColtraneフォロワーなのかと思ってしまいますが、それほどColtrane臭は感じられません。

個人的な興味の的はギタリストのCharles Altura(チャールズ・アルトゥラ)の存在です。いまでこそChick Corea楽団に加入し一躍“シンデレラボーイ”となった彼ですが、このアルバム参加当時は当然のごとく無名の存在です。荒削りながらも実に瑞々しいプレイを聴かせてくれています。わずか4曲のみ参加というのが惜しいところですね。欲を言えばもっとたくさん聴きたかったです。

全体的に素晴らしいの一語に尽きるアルバムなのですが、#8「Soran Bushi」だけが蛇足。日本の伝統音楽を愛するって、そういうことではないのだと思うのですが…。なぜだかジャス畑の人はこうした思いこみが強いような気がします。

●Musicians
Hitomi / tenor sax
Josh Nelson / piano
Tom Altura / bass
Zach Harmon / drums
Nick DyPinna / trumpet on #4#6#8
Charles Altura / guitar on #2#7#10#11

●Title
1.  Alone Together
2.  Nova
3.  How Deep Is The Ocean
4.  Across
5.  Take The Coltrane
6.  Bytheway
7.  Corcovado
8.  Soran Bushi
9.  Have You Met Miss Jones?
10. Rika
11. Negai

2013年12月29日 (日)

DPの「Made In Europe」を聴き直す

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Musician●Deep Purple
Title●Made In Europe(1975年)
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相変わらず中高年の財布が狙われています。来年3月には我らがDeep Purpleの「Live In Japan完全版」がリマスター化のうえに発売されるとか。詳細は不明ですが以前発売された3枚組「完全版」のリイシューなのでしょうか。そうだとしたら、あれは本当の意味では「完全版」ではないのにな…と思いつつ結局買ってしまうのでしょうね。

さて、何を今さらの「Made In Europe」ですが、いまでこそ「MKⅢ The Final Concert」や「Live In Paris 1975」などの発掘音源がリリースされてしまい、その存在意義が危うくなってしまっています。しかし、その昔は彼らのライブ音源はこの「Made In Europe」と「Live In Japan」、そして「ロイヤル・フィルハーモニー」の3枚しか存在しなく、あとは海賊盤を漁るしか方法がなかったのです。というわけで、当時のDPフリークは漏れなくこの「Made In Europe」を擦り切れるほど聴き込んでいるに違いありません。

なぜか、この「Made In Europe」はリマスター化の恩恵をあまり受けていないようで、2006年に日本盤では紙ジャケット仕様で発売されたのが最後のようです。また、触れ込みコピーのように第3期DPのラストステージとなった1975年4月7日パリ公演がメインではなく、4月3日オーストリア・グラーツ、4月5日ドイツ・ザールブリュッケンの音源が中心になっているようです。ただし、前出「MKⅢ The Final Concert」や「Live In Paris 1975」よりもこの盤のほうが演奏内容は明らかに優れていると思います。資料的な価値をとるか、演奏内容をとるかは聴く人の価値観によると思いますが、個人的には圧倒的に「Made In Europe」ですね。オリジナル盤日本語ライナーも中高年の琴線に触れています。

●Musicians
Ritchie Blackmore / guitar
David Coverdale / vocal
Glenn Highes / bass,vocal
Jon Lord / keyboards
Ian Paice / drums

●Munbers
1.  Burn
2.  Mistreated
3.  Lady Double Dealer
4.  You Fool No One
5.  Stormbringer

2013年12月28日 (土)

KESTREL唯一のアルバム「KESTREL」

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Musician●Kestrel
Title●Kestrel(1975年)
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ブリティッシュバンド「Kestrel」(ケストレル)が1975年に残した唯一の音源です。このアルバムというかバンドはそのインパクト十二分のアルバムジャケットからして前々から気になっていたのですが、やっと入手しました。メンバーはDave Black(guitar,vocal)、John Cook(keyboards,sax,mellotron)、David Witteker(drums,percussions)、Fenwick Moir(bass)、Tom Knowles(vocal)の5人組。すみません、どなたも存じ上げません。ちなみに「Kestrel」とはハヤブサ科の一種でチョウゲンボウという鳥だそうです。

サウンドのほうは「プログレッシブ・ポップ」と帯に書かれているように、ゴリゴリのプログレというよりもアートロック、カンタベリー系などの音楽的要素を取り混ぜながら、どこか懐かしい響きをもつ上質なポップミュージックへとまとめ上げています。随所で聴かれるメロトロンが実に効果的に作用しています。聞けばリーダーのDave Blackはビートルズ、イエス、ジェネシス、ELPなどから影響を受けたとか。

残念ながら「Kestral」は商業的に成功を収めることができず、このアルバムだけを残しただけで自然消滅してしまいます。その希少価値もあって一部ではカルト的な人気を誇っていましたが、いまでは比較的容易に入手できます。

●Musicians
Dave Black / guitar,voca
John Cook / keyboards,sax,mellotron
David Witteker / drums,percussions
Fenwick Moir / bass
Tom Knowles / vocal

●Numbers
1.  The Acrobat
2.  Wind Cloud
3.  I Believe In You
4.  Last Request
5.  In The War
6.  Take It Away
7.  End Of The Affair
8.  August Carol

2013年12月27日 (金)

鈴木勲の「あこの夢」が待望の復刻!

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Musician●鈴木勲(cello)
Title●あこの夢(1976年)
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Tree Blind Mice(TBM)の復刻シリーズが個人的に大変ありがたく思っていたところ、これまた大変貴重な作品が再リリースされました。日本のジャズ界を代表するベース奏者、鈴木勲がTBMに残した名盤「アコの夢」です。このアルバムはCDはもちろん、アナログ盤でも滅多に見かけることがなく大変入手困難だっただけに、今回の復刻は望外の喜びです。参加メンバーは当時のレギュラーユニット「ソウル・ファミリー」の秋山一将
(guitar)、 浜瀬元彦(bass) 、土肥晃(drums)に加えて、渡辺香津美(guitar) と山本剛(piano,synthesizers)がゲスト参加しています。ギターの秋山一将は当時、まったくの新人だったとか。アルバムタイトルは鈴木勲の愛娘「亜湖」から付けられました。

この盤ではベース部分を浜瀬元彦に任せて鈴木勲はチェロでリードをとっているのがポイントで、最低音部と低音部が強調されたいかにもベース奏者主導型の音づくりに仕上がっています。かと言って、決して雰囲気が重苦しくならないところがアレンジの妙なのでしょう。よくよく聴いてみると山本剛の鍵盤楽器が、アルバムの随所で効果的な働きを果たしていることが分かります。

このアルバムの最大の聴き所は#3「Feel Like Makin' Love」。お馴染みバラードのスタンダード曲ですが、実にアレンジが見事です。躍動するリズム隊に乗って、鈴木勲が実に気持ちよさそうにソロを歌い上げます。やがて渡辺香津美による流麗なギターソロに移行し、俄然、雰囲気が盛り上がります。それを受けて秋山一将が負けじとこれまた素晴らしいソロを。ちなみに左チャンネルが渡辺、右が秋山です。

●Musicians
鈴木勲 / cello
秋山一将 / guitar
浜瀬元彦 / bass
土肥晃 / drums
渡辺香津美 / guitar
山本剛 / piano,synthesizers

●Numbers
1.  Ako's Dream
2.  Isao Family
3.  Feel Like Makin' Love
4.  Seven Come Eleven

2013年12月23日 (月)

キンクリの「RED」40th Anniversary Versionを聴く

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Musician●King Crimson
Title●Red(1974年)
■Amazonより購入


相変わらず中高年の財布が狙われています。

Robert Fripp卿によるAnniversaryリマスターシリーズとしてはおそらくいったん最終作(?)となるであろう「Red」です。言うまでもなく1974年の北米ツアーのあと、ツアー中、凡庸なプレイを連発し衰弱しきったDavid Crossを解雇し、残ったメンバーで作り上げた70年代Crimsonの最終作です。この盤とほぼ同時期に発売された24枚組ボックスセット「The Road To Red」にも収録されている音源なので、基本的にはボックスを入手した人にとって購入の必要はないのですが、それはそれ、これはこれです。ちなみに「The Road To Red」で聴けるツアーのライブ音源の詳細と、メンバー間の人間的な軋轢については発売中の「レコード・コレクターズ誌11月号」に詳しく書かれているので、興味ある方はぜひご一読ください。正確に言うとDavid Crossはこのアルバムの中で1曲のみ“最後のご奉公”をしています。

[CD 1]が40th Anniversary Version、[CD 2]が30th Anniversary Version
ということになっていますが、聴く限りは明確な違いは感じられません。音が粒だってやや聴きやすくなったという評価もあるようですが、せっかく高い銭を投資したのだからという損得勘定が、微妙なフィルターとして作用している可能性も否定できません。出涸らしのようなトリオによるアウトテイクをボートラとして収めた「40th」よりも、「Starless」のライヴバージョンが聴ける「30th」のほうがむしろ商品としては良心的ではないかと思えます。

ちなみにこの「40th Anniversary Version」ですが致命的な欠陥があります。[CD 1]と[CD 2]の曲クレジットがCD面、ジャケット、ライナーとも“逆”になっています。ここでは「正しいクレジット」を記載しておきます。しかし、何でこんなミスをするのかな~。

●Musicians
Robert Fripp / guitar,mellotron
John Wetton / bass,vocal
Bill Briford / drums,percussions

David Cross / violin on #4
Mel Cllins / soprano sax on #5
Ian McDonald / alto sax on #3,#5
Robin Miller / oboe on #2
Marc Charig / cornet on #2

●Numbers
[CD 1] 2013 Stereo Mix
1.  Red
2   Fallen Angel
3.  One More Red Nightmare
4.  Providence
5.  Starless
6.  Red (Trio Version)
7.  Fallen Angel (Trio Version)

[CD 2] 30th Anniversary Master
1.  Red
2.  Fallen Angel
3.  One More Red Nightmare
4.  Providence
5.  Starless
6.  Providence (Full Version) taken from "The Great Deceiver"
7.  Starless (Live) Casino Areana,Asbury Park,June 26,1974

2013年12月22日 (日)

The Beatlesの「The Beatles Bootleg Recordings,1963」を聴く

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Musician●The Beatles
Title●The Beatles Bootleg Recordings,1963(2013年)
■iTunesより購入


突如として発売されたThe Beatlesの未発表音源「The Beatles Bootleg Recordings,1963」をiTunes経由で購入しました。2013年12月17日発売。内容はというとアルバム「PleasePleaseMe」のアウトテイクとBBCライブ音源全59曲を収めたもの。プレスCDの発売はなく、iTunes限定配信とのこと。

突如リリースされた理由は明らかにされていませんが、著作権保護期間の延長が狙いではないかと言われています。というものの、EUは2011年に音楽著作権の保護期間を録音後50年から70年に延長するという新ルールを設定しましたが、録音後50年経過しても発売実績がない音源は延長保護の対象外になるということ。つまり、The Beatlesによって1963年に録音された音源を保護対象音源にするためには、今年中に何としても発売実績をつくる必要があり、ために50年後の2013年暮れになって“駆け込み発売”したのだと推測されます。

たとえアウトテイク、つまり没音源であってもファンにとっては“初めて聴く音源”だけに聴いてみたいと思うのは当然の心理です。しかし、問題はその価格設定です。59曲収録で「6000円」というのはあまりにも高額ではないでしょうか。11月に発売された「On Air live At BBC Vol.2」が64曲収録で3000円強(プレスCD輸入盤)。単純に収録曲数との比較でも明らかに高額ですし、配信音源の相場感から考えても少し常軌を逸しています。ネット情報によれば、当初適正価格と思われる「1500円」とアナウンスされたそうですが、発売直前になって何とその4倍という法外な価格設定につり上がったとか。両アップル社間でどのような話し合いがなされたかどうかは分かりませんが、ファン心理を弄ぶ商法にはうんざりです。

「おい、おい。何だよ1500円ってさ。どうせ若い頃満足にレコード買えなかった中高年が買うんだから、もっともっと値段上げてもいいんじゃないの?」
「マジっすか?」
「しかもiTunes限定なんだから、ここはガツンと強気に出てもいいっしょ」
「そうっすよね」
「いっちゃおうよ」
「いっちゃいましょうか」
「んじゃ、ここはぱーっといきましょうか!」
なんて具合に話し合いがなされたに違いません。しかも「新作」ではなく、あくまでも「すでにある音源」をただ配信するだけですから、製造原価は限りなくゼロに等しいはずです。あとは適当にジャケット写真を用意するだけです。ボロい商売ですね。

ところで、肝心の中身は…これが大変素晴らしいのです♪ちなみに#13「One After 909」はご存じレット・イット・ビー・セッションで演奏されていた曲ですね。どちらにしても値段が値段だけに気安くお勧めできませんが、ファンの方は買ってしまうのでしょうね。このように勝者はますます潤い、弱者は搾取され続けるのですね。

●Musicians
Paul McCartney / bass,vocal
John Lennon / guitar,vocal
George Harrison / guitar,vocal
Ringo Starr / drums,vocal

●Numbers
1.   There's A Place - takes 5 6
2.   There's A Place - take 8
3.   There's A Place - take 9
4.   Do You Want To Known A Secret - track 2 take 7
5.   A Taste Of Honey - track 2 take 6
6.   I Saw Her Standing There - take 2
7.   Misery - take 1
8.   Misery - take 7
9.   From Me To You - take 1 & 2
10.  From Me To You - take 5
11.  Thank You Girl - take 1
12.  Thank You Girl - take 5
13.  One After 909 - take 1 & 2
14.  Hold Me Tight - take 21
15.  Money (That's What I Want) - RM 7 Undubbed
16.  Some Other Guy - live At BBC For“Saturday Club”/ 26th January,1963
17.  Love Me Do - live At BBC For“Saturday Club”/ 26th January,1963
18.  Too Much Monkey Business - live At BBC For“Saturday Club”/ 16th March,1963
19.  I Saw Her Standing There - live At BBC For“Saturday Club”/ 16th March,1963.
20.  Do You Want To Know A Secret - live At BBC For“Saturday Club”/ 25th May,1963
21.  From Me To You - live At BBC For“Saturday Club”/ 26th May,1963
22.  I Got To Find My Baby - live At BBC For“Saturday Club”/ 26th January,1963
23.  Roll Over Beethoven - live At BBC For“Saturday Club”/ 29th June,1963
24.  A Taste Of Honey - live At BBC For“Easy Beat”/ 23rd June,1963
25.  Love Me Do - live At BBC For“Easy Beat”/ 20th October,1963
26.  Please Please Me - live At BBC For“Easy Beat”/ 20th October,1963
27.  She Loves You- live At BBC For“Easy Beat”/ 20th October,1963
28.  I Want To Hold Your Hand - live At BBC For“Saturday Club”/ 21st December,1963
29.  Till There Was You - live At BBC For“Saturday Club”/ 21st December,1963
30.  Roll Over Beethoveen - live At BBC For“Saturday Club”/ 21st December,1963
31.  You Really Got A Hold On Me - live At BBC For“Pop Go The Beatles”/ 4th June,1963
32.  The Hippy Hippy Shake - live At BBC For“Pop Go The Beatles”/ 4th June,1963
33.  Till There Was You - live At BBC For“Pop Go The Beatles”/11th June,1963
34.  A Shot Of Rhythm And Blues - live At BBC For“Pop Go The Beatles”/ 18th June,1963
35.  A Taste Of Honey - live At BBC For“Pop Go The Beatles”/ 18th June,1963
36.  Money (That's What I Want) - live At BBC For“Pop Go The Beatles”/ 18th June,1963
37.  Anna - live At BBC For“Pop Go The Beatles”/ 25th June,1963
38.  Love Me Do - live At BBC For“Pop Go The Beatles”/ 10th September,1963
39.  She Loves You - live At BBC For“Pop Go The Beatles”/ 24th September,1963
40.  I'll Get You - live At BBC For“Pop Go The Beatles”/ 10th September,1963
41.  A Taste Of Honey - live At BBC For“Pop Go The Beatles”/ 10th September,1963
42.  Boys - live At BBC For“Pop Go The Beatles”/ 17th September,1963
43.  Chains - live At BBC For“Pop Go The Beatles”/ 17th September,1963
44.  You Really Got A Hold On Me - live At BBC For“Pop Go The Beatles”/ 17th September,1963
45.  I Saw Her Standing There - live At BBC For“Pop Go The Beatles”/ 24th September,1963
46.  She Loves You - live At BBC For“Pop Go The Beatles”/ 10th September,1963
47.  Twist And Shout - live At BBC For“Pop Go The Beatles”/ 24th September,1963
48.  Do You Want To Know A Secret - live At BBC For“Here We Go”/ 12th March,1963
49.  Please Please Me - live At BBC For“Here We Go”/ 12th March,1963
50.  Long Tall Sally - live At BBC For“Side By Side”/ 13th May,1963
51.  Chains - live At BBC For“Side By Side”/ 13th May,1963
52.  Boys - live At BBC For“Side By Side”/ 13th May,1963
53.  A Taste Of Honey - live At BBC For“Side By Side”/ 13th May,1963
54.  Roll Over Beethoven - live At BBC For“From Us To You”/ 26th December,1963
55.  All My Loving- live At BBC For“From Us To You”/ 26th December,1963
56.  She Loves You- live At BBC For“From Us To You”/ 26th December,1963
57.  Till There Was You- live At BBC For“From Us To You”/ 26th December,1963
58.  Bad To Me- demo
59.  I'm In Love-demo

2013年12月21日 (土)

元「Watch Tower」のRon Jarzombekの2nd「PHHHP! Plus」

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Musician●Ron Jarzombek(guitar,bass,drums,programming)
Title●PHHHP! Plus(2009年)
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アメリカの変態系HMバンド「Watch Tower」の元ギタリストRon Jarzombek(ロン・ジャーゾンベク)によるソロ第2弾「PHHHP! Plus」です。2009年リリース。メンバーは兄であるBobby Jarzombek(drums)、Alan Techio(voice)ほか。実質はRon Jarzombekがほとんどのパートを担当しているようです。

衝撃的とも言えた傑作「Solitarily Speaking of Theoretical Confinement」との比較にどうしてもなってしまうのですが、今度はSteve Vaiからの影響が強くなっています。ヴォイスの多用からしてVai色濃厚です。それはそれであり、なんですが、Vaiの亜流の感もなきにしにあらずというわけで、ギタリストとしてのJarzombekをもっと聴きたかったというのが正直な感想です。Vaiはとっくの昔にVaiという唯一無二にして難攻不落のジャンルを自ら築き上げてしまっているわけで、それを意識することもないのにな~というのが率直な感想です。

●Musicians
Ron Jarzombek /guitar,bass,drums,programming
Bobby Jarzombek / drums
Alan Techio / voice
etc,

●Numbers
1.   PHHHP!
2.   Kill The White Noise
3.   This Nice Blonde
4.   Nighty-Nite
5.   It Looks Like A Chicken
6.   "Oh No, Mr. Kitty!"
7.   Electrical Stud
8.   Test Tones
9.   Pre-Slam Discussions
10.  Blink For Me
11.  Zits In 3-D
12.  That's Odd
13.  The Blood Boogie
14.  Ants On My Windshield
15.  Tri-Vivace
16.  Dead Machine
17.  Hello There!
18.  Die Bleeding
19.  Let's Eat Glass
20.  Fishies On Leashes
21.  Blessed Corpse
22.  The Respiratory Therapist Wanna-Be
23.  Of The Essence
24.  Razor Blade Baby
25.  Bombs Away
26.  The Slow Song

2013年12月20日 (金)

Brian Charetteの「Upside」にBen Monderが参加

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Musician●Brian Charette(organ)
Title●Upside(2009年)
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Brian Charette(ブライアン・シャレット)を中心としたトリオによる音源です。この人は恥ずかしながらお初にお耳にかかるのですが、本来はピアノ奏者だったそうで、ハモンドB3奏者としてのキャリアはこれからという感じだとか。「Steeple Chase」レーベルからは初リーダー作にあたるそうです。恥ずかしながら「Steeple Chase」がデンマークのレーベルだったことを今回初めて知りました。

さて、この盤での“お目当て”は言うまでもなくギターのBen Monder(ベン・モンダー)なのですが、「Steeple Chase」にはおそらく初参加、かつオルガントリオというフォーマットでプレイするのもおそらく初ではないかと思いつつ、興味本位で購入というのが本当のところです。ドラム奏者はJochen Ruckert。

オルガン奏者主導ということである程度は事前予想はできました、中身は完全にコンテンポラリー系。全12曲中8曲がオリジナルでほかはDuke EllingtonやBilly Strayhorn、Andy LaVerneの曲を取り上げていますが、Andy LaVerneとはこれまた地味なセレクトですね。肝心のBen Monderですが、これまた完璧ともいっていいほどコンテンポラリー系ギタリストとして振る舞っています。彼本来の持ち味と勝手に思っている高速アルペジオや幽玄なコードヴォイシングは一切封印して、普通にジャズギターを弾いています。最近のMonderはこうした“スカシ”をかますケースが増えていますね。それはそれで新鮮かも。しかし、本音を言えばもう少し“らしさ”を主張しても良かったのではないかと思います。

アルバム自体はコンテンポラリー系のジャズアルバムとして十分に楽しめます。ただ録音状態が悪いのか、たまに低音部が割れるのが珠にきずです。昔だったらいざ知らず、いまの時代では勘弁して欲しい…。

●Musicians
Brian Charette  / organ
Ben Monder / guitar
Jochen Ruckert / drums

●Numbers
1.   Yolk
2.   Silicone Doll
3.   Look Elsewhere
4.   Public Transportation
5.   You've Changed
6.   Furthering Adventures
7.   Altered Waltz
8.   Girls
9.   Prelude To A Kiss
10.  Upper Manhattan Medical Group
11.  Upside
12.  Wish List

2013年12月15日 (日)

そしてキンクリの「Lark's Tongues in Aspic」ボックスを聴き直す

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Musician●King Crimson
Title●Lark's Tongues in Aspic 40th Anniversary Box(2012年)
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化け物級の「Road To Red」が出てしまいやや存在感が薄れてしまった感もありますが、こちら「Lark's Tongues in Aspic」のボックスセットもかなりのものであることは今さら言うまでもありません。CD13枚+DVD1枚+Blu-Ray1枚という圧倒的なボリューム感です。

スタジオ盤のリマスター、ライブ音源、アウトテイク音源、ライブ映像と実にバラエティに富んだ構成になっていますが、そのほとんどが初めて耳にするものばかり。なるほどマニア筋にとって感涙モノであることは間違いありません。「正規音源だけでは満足できないのか?」という問いかけは、一切無意味です。「だってそこに音があるのなら、聴くしかないでしょう」というが本音です。映像はあの有名な「Beat Club」のものが収録されています。

●Musicians
Robert Fripp / guitar,mellotron,devices,electric piano
John Wetton / bass,voca,pianol
David Cross / violin,viola,flute
Bill Bruford / drums
Jamie Muir / percussions

●Numbers
[Disc 1] from tape bootleg, Audio restored At DGM
The Zoom Club, Frankfurt October 13, 1972
1.  Larks’ Tongues in Aspic (Part I)
2.  Book of Saturday
3.  Zoom
4   Improv:Zoom Zoom

[Disc 2]from tape bootleg,Audio restored at DGM

The Zoom Club,Frankfurt Octorber 13,1972
1   Easy Money
2   Improv:Fallen Angel
3   Improv:Z’Zoom
4   Exiles
5   The Talking Drum
6   Larks’ Tongues in Aspic (Part II)

[Disc 3] mono audio from King Crimson archive tape.
Live in the studio,Bremen,October 17,1972
1   Improv:The Rich Tapestry Of Life
2   Exiles
3   Larks’Tongues in Aspic (Part I)

[Disc 4] Hull Technical College November 10,1972

1   Walk On:No Pussyfooting
2   Larks’Tongues in Aspic (Part I)
3   Book of Saturday
4   RF Announcement
5   Improv:Vista Training College Under Spot Light
6   Exiles

[Disc 5] Hull Technical College,November 10,1972
1   Easy Money
2   Improv:Fallen Angel Hullabaloo
3   The Talking Drum
4   Larks’Tongues in Aspic (Part II)
5   21st Century Schizoid Man
6   John Wetton interview

[Disc 6] Guildford Civic Hall,November 13,1972

1   Larks’Tongues in Aspic (Part I)
2   Book of Saturday (Daily Games)
3   RF Announcement
4   Improv:All That Glitters Is Not Nail Polish
5   Exiles
6   Improv:A Deniable Bloodline

[Disc 7] Oxford New Theatre,November 25,1972

1   Larks’Tongues in Aspic (Part I)
2   RF Announcement
3   Book of Saturday
4   Improv:A Boolean Melody Medley
5   Exiles

[Disc 8] Glasgow Green's Playhouse,December 1,1972

1   Larks’ Tongues in Aspic (Part I)
2   RF Announcement
3   Book of Saturday
4   Improv:A Vinyl Hobby Job
5   Exiles
6   Easy Money
7   Improv:Behold! Blond Bedlam

[Disc 9] Portsmouth Guildhall,December 15,1972
1   Book Of Saturday
2   Improv:An Edible Bovine Dynamo
3   Exiles
4   Easy Money
5   Improv:Ahoy! Modal Mania
6   The Talking Drum
7   Larks’Tongues in Aspic (Part II)
8   21st Century Schizoid Man

[Disc 10]  Larks’Tongues in Aspic Session Reels
1 “Keep That One, Nick”

[Disc 11] Original 1973 Stereo Mix 30th Anniversary Remaster
1   Larks’ Tongues in Aspic (Part I)
2   Book of Saturday
3   Exiles
4   Easy Money
5   The Talking Drum
6   Larks’Tongues in Aspic (Part II)
7   Easy Money (edit)
8   Exiles (edit)
9   Larks’Tongues in Aspic (Part II)

[Disc 12] DVD-A Audio Content
1   Larks’Tongues in Aspic (Part I)
2   Book of Saturday
3   Exiles
4   Easy Money
5   The Talking Drum
6   Larks’Tongues in Aspic (Part II)

The 2012 stereo album mix by Robert Fripp and Steven Wilson
1   Larks’Tongues in Aspic (Part I)
2   Book of Saturday
3   Exiles
4   Easy Money
5   The Talking Drum
6   Larks’Tongues in Aspic (Part II)

Original 1973 Stereo Mix
30th Anniversary Remaster
1   Larks’Tongues in Aspic (Part I)
2   Book of Saturday
3   Exiles
4   Easy Money
5   The Talking Drum
6   Larks’Tongues in Aspic (Part II)

Alternate takes and mixes
1   Larks’Tongues in Aspic (Part I) (Alt mix)
2   Book of Saturday (Alt take)
3   Exiles (Alt mix)
4   Easy Money (Jamie Muir solo)
5   The Talking Drum (Alt mix)
6   Larks’Tongues in Aspic (Part II) (Alt mix)
7   Easy Money (Alt take)

Video Content (audio dual mono)
1   Improv:The Rich Tapestry of Life
2   Exiles
3   Larks’Tongues in Aspic (Part I)
4   Larks’Tongues in Aspic (Part I) (as broadcast on Beat Club)

[Disc 13] Alternate takes and mixes
1   Larks’Tongues in Aspic (Part I) (Alt mix)
2   Book of Saturday (Alt take)
3   Exiles (Alt mix)
4   Easy Money (Jamie Muir solo)
5   The Talking Drum (Alt mix)
6   Larks’Tongues in Aspic (Part II) (Alt mix)
7   Easy Money (Alt take)

[Disc 14] The 2012 stereo album mix
1   Larks’Tongues in Aspic (Part I)
2   Book of Saturday
3   Exiles
4   Easy Money
5   The Talking Drum
6   Larks’Tongues in Aspic (Part II)

[Disc 15] BLU-Ray DISC Audio Content
The 2012 Surround mix by Steven Wilson and Robert Fripp
1   Larks’Tongues in Aspic (Part I)
2   Book of Saturday
3   Exiles
4   Easy Money
5   The Talking Drum
6   Larks’Tongues in Aspic (Part II)

The 2012 stereo album mix by Robert Fripp and Steven Wilson
1   Larks’Tongues in Aspic (Part I)
2   Book of Saturday
3   Exiles
4   Easy Money
5   The Talking Drum
6   Larks’Tongues in Aspic (Part II)

Original 1973 Stereo Mix
30th Anniversary Remaster
1   Larks’Tongues in Aspic (Part I)
2   Book of Saturday
3   Exiles
4   Easy Money
5   The Talking Drum
6   Larks’Tongues in Aspic (Part II)

Alternate takes and mixes
1   Larks'Tongues in Aspic (Part I) (Alt mix)
2   Book of Saturday (Alt take)
3   Exiles (Alt mix)
4   Easy Money (Jamie Muir solo)
5   The Talking Drum (Alt mix)
6   Larks’Tongues in Aspic (Part II) (Alt mix)
7   Easy Money (Alt take)

The Session Reels
1 “Keep That One, Nick”

Live in the studio
1   Improv:The Rich Tapestry Of Life
2   Exiles
3   Larks’Tongues in Aspic (Part I)

Original UK vinyl transfer
1   Larks’Tongues in Aspic (Part I)
2   Book of Saturday
3   Exiles
4   Easy Money
5   The Talking Drum
6   Larks’Tongues in Aspic (Part II)

Original US vinyl transfer
1   Larks’Tongues in Aspic (Part I)
2   Book of Saturday
3   Exiles
4   Easy Money
5   The Talking Drum
6   Larks’Tongues in Aspic (Part II)

Video Content
1   Improv:The Rich Tapestry of Life
2   Exiles
3   Larks’Tongues in Aspic (Part I)
4   Larks’Tongues in Aspic (Part I)
(as broadcast on Beat Club)

2013年12月14日 (土)

矢堀孝一の3rdソロ「Guess Where I Am」

R0012772
Musician●矢堀孝一(guitar)
Title●Guess Where I Am(2004年)
■Amazonより購入


日本を代表するジャズロックユニット「FRAGILE」のギタリスト、矢堀孝一氏によるリーダー作3枚目「Guess Where I Am」です。2004年リリース。ベース奏者&プログラミングにあの後藤次利、ドラム奏者に山本秀夫というトリオ構成です。後藤氏と山本氏はのちに「gym」を結成します。サポートメンバーとして大高清美(organ)が参加しています。余談ですが、後藤次利といえばかつては“アイドルキラー”として有名でして、元おにゃんこの河合その子の旦那と言ったほうがわかりやすいでしょうか(わからんか)。

「FRAGILE」というと良くも悪くも“金太郎飴”的な音づくりで、どのアルバム、どの曲を切ってみても“ああ、FRAGILEの音ね”という具合なのですが、矢堀氏としてはたまーにそんな状況を破壊してみたくなるのかもしれません。ソロ作では結構大胆でふだんできないことにチャレンジしてくなるのでしょう。いい意味での“裏切り”をやってくれています。まずは1曲目「Hereafter」から吃驚。アームをくねくねと効かせたHoldsworthyなプレイで攻めてきます。「FRAGILE」での鋭角的なイメージとは真逆です。全体の印象は「プログレッシヴなジャズロック」という趣で、なかなかいい感じです。

●Musicians
矢堀孝一 / guitar
後藤次利 / bass,programming
山本秀夫 / drums
大高清美 / organ

●Numbers
1.  Hereafter
2.  Prime Number
3.  Rainmaker
4.  Final Report
5.  Guess Where I Am
6.  Small Hours
7.  Forecaster
8.  Helicobacter

2013年12月13日 (金)

Augusto Rennoの心洗われる「Estacao Andromeda」

R0012775
Musician●Augusto Renno(guitar)
Title●Estacao Andromeda(2009年)
■Guitar Nineより購入


ブラジルのシンフォ系プログレバンド「SAGRADO」で活躍するギタリスト、Augusto Renno(アウグスト・レノ)によるおそらく3枚目のリーダー作です。2008年リリース。過去のリーダー作はハード系フュージョンサウンドで攻めてきましたが、今回はアコギ中心の落ち着いた作風へと一変しています。題名が示しているように、宇宙やら自然などテーマとして強く意識したコンセプショナルなアルバムとして仕上がっています。

ガンガンと攻めてくるAugusto Rennoもいいのですが、アコギでしっとりと聴かせる彼もまたよし。スパニッシュテイストの楽曲からクラシカルなプレイも時折聴かせるあたりに芸風の広さを感じさせます。2曲のみ「SAGRADO」の盟友、Marcus Viana(violin)が参加しています。

●Musicians
Augsto Renno / guitar
Marcus Viana / violin,cello on #3,#6
etc,

●Numbers
1.  Estao Andrmeda
2.  Redeno
3.  Corao Sagrado
4.  Sereia De Vnus
5.  O Stimo Enigma
6.  A Casa
7.  Crnus
8.  Proc Ii
9.  Por Um Amigo
10. Carmem Zita Ii

2013年12月 8日 (日)

札幌産プログレバンド「Providence」の2nd「蝶湖夢楼の一夜」

R0013043
Musician●Providence
Title●蝶湖夢楼の一夜(1996年)
■Amazonより購入


札幌出身のプログレバンド「Providence」(プロビデンス)の2ndです。1996年リリース。1st「伝説を語りて」以来6年ぶりの作品になります。この間、バンドの表看板だった久保田陽子(vocal)が脱退してしまい、菅原貴子が2代目ボーカルとして参加しています。メンバーを列挙しますと、塚田円 (keyboard)、杉山雄一 (drums)、木ノ内亜土夫 (guitar)、中陣文敬 (bass)、菅原貴子 (vocal)、斉藤孝男 (sax)という構成に。1stから鍵盤楽器とドラム以外はメンバーが代わっています。

サウンドは相変わらずシンフォ系プログレという感じで、複雑な曲構成と変拍子の多用とプログレの醍醐味を存分に表現しています。時折和風なテイストを織り交ぜながら、ダイナミックに展開する大作主義は1stからしっかりと継承されています。そのあたりはメンバー交代の影響はさほど感じさせません。前任の久保田陽子はハードロック出身だったためか力強く時折ドスの効いた歌唱が特徴的でしたが、対して菅原貴子はいかにもプログレ系女性ボーカルという感じで、聴きようによってはフィメール系ゴシックメタルのそれとの類似性を感じさせます。どちらが好みかと言えば、単なるプログレという狭い枠に収まらないダイナミックさを感じさせる久保田陽子のほうなわけですが。

サウンド面の変化といえば1stではあまり使われなかったメロトロンが随所で効果的に導入されているという点です。元Crimsonのカバーバンドの血が騒いだのでしょうか。1stよりも鍵盤の露出が増えたことで、音的に叙情性が増しているようです。

何度も書きますがキングレコードがAKB48で稼ぎ出したアブク銭でもって、元所属のいにしえのプログレバンドの音源を復刻したことは慶賀の至り。秋元康さんに感謝しつつ、廃盤にならないうちに即ゲットを強くお勧めいたします♪

●Musicians
塚田円 / keyboards
杉山雄一 / drums
木ノ内亜土夫 / guitar
中陣文敬 / bass
菅原貴子 / vocals
斉藤孝男 / sax on #2

●Numbers
1.  HCHO 40
2.  籠絡の終章 (an epilogue for cajolment)
3.  蝶湖夢楼の一夜
4.  エルリオ
5.  黎明風 (a breeze in the dawn)
6.  蝶湖夢楼の一夜 (Reprise)
7.  月下にて (in the moonlight)

2013年12月 7日 (土)

Nguyen Leのユニット「INIT」

R0013031
Musician●Nguyen Le(guitar,guitar-synthesizer,programming)
Title●Init(1993年)
■Amazon USAより購入


ベトナム系フランス人ギタリスト、Nguyen Le(グエン・レ)による限定ユニット「INIT」の音源です。1993年リリース。中心メンバーはフランス人ミュージシャンFrancois Moutin(bass)、Andre Ceccarelli(drums)でゲストミュージシャンが加わるという形をとっています。

Nguyen Leはどちらかというとロック寄りのプレイヤーで、北アフリカや東南アジアの民族音楽的な要素を取り入れることで独自の「ライ音楽」を作り上げてきたように思います。この盤はライ的な要素はほとんどなくフュージョン的な要素が強く感じられます。これは参加した面子にも左右される部分も大きいのではないでしょうか。確かに北アフリカ系のミュージシャンの名前はありませんね。その意味では、現在の彼を知る人にとっては意外な一面を発見できる音源とも言えます。

とはいいつつ、お決まりの超絶フレーズが冴えわたる#2「Ramayana」、アコギのソロがあまりに美しい#4「East」、ギターシンセによる壮大な音宇宙が目前に広がる#5「Pile Plate」など聴き所が満載。

●Musicians
Nguyen Le / guitar,guitar-synthesizers,programming
Andre Ceccarelli / drums
Francois Moutin / bass

Bob Berg / tenor-sax
Bernard Aradio / vocal
Nica Stewart  / vocal
Hessaoud Kheniche  / vocal

●Numbers
1.  Trois Pour Quatre
2.  Ramayana
3.  Fragments
4.  East
5.  Pile Plate
6.  Brut De Batt
7.  Evil Rose
8.  Ami
9.  An Ieish Journey
10. Carbone
11. Trival Theory
12. Three Little Words
13. Summertime

2013年12月 6日 (金)

ハンガリー出身のジャズロックバンド「Mindflowers」1st「Improgressive」を入手

R0013045
Musician●Mindflowers
Title●Improgressive(2002年)
■Amazonより購入


周期的にごく一部の好事家の間で盛り上がる「辺境プログレ」。その中からハンガリー出身の4人編成ジャズロックバンド「Mindflowers」をご紹介します。例によって例のごとく某カケハシレコードさんからの情報を元に漁盤しました。このアルバムが彼らにとって1stにあたるそうです。2002年リリース。メンバーを列挙しますと、Zoltan Szentpal(guitar)、Balazs Szendofi(bass,Chapman stick,classical guitar,acoustic guitar,wind bells)、Gergely Gaspar(drums)、Zsolt Nagy (keyboards)の4人がコアなメンバーで、ゲストとしてFlora Horvath(violin)、Tamas Kovacs(congas,cajon,shakers,chimes)の2名が加わっています。すみません、誰一人として存じ上げません。しかし、2002年という時代に若手がジャズロック、しかもオールインストアルバムを出すというのは、セールズ的にかなりチャレンジングですよね。だって大御所ですらこのジャンルでは苦戦を強いられているわけですから。

というわけで、早速お手並み拝見というところですが、いかにも良質でお行儀のいいジャズロックという感じです。類似バンドとしてはドイツの「Matalex」を礼儀正しくした感じでしょうか(なんのこっちゃ)。70年代ジャズロックからアクを抜いてソフィストケイトした感じ。時折、東洋的な旋律が入ってくるのはお国柄からなのでしょうか。ギターは若干Holdsworthyが入っています。聴く人を選ばないという点では現代風なのでしょうね。強烈にお勧めはしませんが、辺境フェチの方は一聴されても損はしないと思います。

●Musicians
Zoltan Szentpal / guitar,classical guitar
Balazs Szendofi / bass,Chapman stick,classical guitar,acoustic guitar,wind bells
Gergely Gaspar / drums
Zsolt Nagy / keyboards
Flora Horvath / violin
Tamas Kovacs / congas,cajon,shakers,chimes

●Numbers
1.  Red Spider    
2.  Falling
3.  Sick Spirit
4.  Why?
5.  Why not?    
6.  Crying Skies    
7.  Knowing the Path    
8.  Flo's Kisses    
9.  Talk with Myself

2013年12月 1日 (日)

イスラエルのジャズロックバンド「Sheshet」唯一の音源

R0013048
Musician●Sheshet
Title●Sheshet(1977年)
■Amazon USAより購入


NHK-FMで定期的に放送される「●●三昧シリーズ」は時として局地的なブームを巻き起こすようです。昨年はインドネシアの怪物「Discus」がそうでしたね。2010年放送の「プログレ三昧」で紹介され、某巨大通販サイトの在庫がアッという間になくなってしまったという“伝説”を残したのがこのバンド。イスラエル出身の6人組バンド「Sheshet」(シシェット)で、今回ご紹介するのは1977年に残された唯一のアルバムです。相変わらず情報が大変少なく手探り状態なのですが、紅一点のボーカルYehudith Ravitzはソロアルバムをリリースするなど、地元では一定の評価を得ているようです。

放送では便宜上プログレとして紹介されていましたが、そこまでアクが強くなく若干フュージョンや民族音楽などの要素をうまく取り入れた良質なジャズロックという感じを受けます。どなたかが「イスラエルのHATFIELD & THE NORTH」と形容していましたが、確かに高いボーカル比率やポップな要素をふんだんに取り入れ、時折カンタベリー系を彷彿とさせる楽曲作りからして言い得て妙ですね。特にフルートの多用がそう感じさせているのだと思います。ギターはプログレ系というよりも若干Matching MoleのPhil Millerを彷彿とさせます。聴いていて心地よい。そんなわけで全体としては牧歌的な感じの曲が多いのですが、#7「Debka」はマハヴィシュヌオーケストラばりの激しい演奏で、なかなか聴き応えがあります。

2007年再発盤にはボーナスCDに“幻の2nd”のデモ音源が入っています。さて、メンバーを書きたいのですが、すべてヘブライ語で書かれていて再現不可能なので割愛させていただきます。曲名もヘブライ語表記なのですが、iTunesに取り込むとアルファベット表記に変換されていました。国内Amazonでは入手不可能ですが、iTunesでも購入可能ですし海外Amazonでも比較的容易に入手可能です。

●Numbers
[CD 1]
1.  Inbalim
2.  Tzvaim
3.  Samba Beregel Smol
4.  7/8
5.  Lu Bat
6.  Beleylot Hastav
7.  Debka
8.  Dinuzauros Haben
9.  Pha Minor

[CD 2]
1.  Masa ha-Alunkot
2.  MI
3.  7/8
4.  Halicha
5.  Kinorot,Kraviut ve -Etzev
6.  Masa ha-Alunkot

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