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2013年11月

2013年11月30日 (土)

CRiMEレーベルのコンピ物「CRiME SYMPHONIA」を入手

R0013039
Musicians●Various Musicians
Title●CRiME SYMPHONIA(2013年)
■Amazonより購入


キングレコードはAKB48で得た利益をわれわれ中高年に還元しはじめたようです。日本のロック専門レーベル「CRiME」に所属していたプレグレ系ミュージシャンの音源をリマスター化してコンピ物として“復刻”してくれました。しかも1500円という財布にやさしい価格設定です。このところいにしえの大物ミュージシャンによる度重なる復刻シリーズによって大きな痛手を被っていただけに、キングレコードの太っ腹ぶりに感謝、感謝であります。

今回このアルバムに収められたミュージシャンは、
ヴィエナ
アウターリミッツ
ミスター・シリウス
ページェント
アストゥーリアス
プロビデンス
マグダレーナ
夢幻
ペイル・アキュート・ムーン
という面々。いずれも80年代から90年代にかけて活躍したプログレバンドです。ミスター・シリウス、アウターリミッツ、ページェントというビッグネームもあれば、プロビデンスのようにお初にお耳にかかるバンドも。

あくまでもコンピ物なのでアルバム全体で何かを語るというものではないと思いますが、とにかく感心するのが丁寧な音づくりと高い録音技術。今回のリマスター化によって、その高い技術レベルを十二分に堪能することができます。個人的にはミスター・シリウスとページェントでの大木理紗(永井博子)さんの存在感に圧倒されるばかりですが、新たな発見として「プロビデンス」。クリス・スクワイアばりのゴリゴリしたベースにお決まりの変拍子の連続、そして久保田陽子によるパワフルなボーカルと、プログレの必須条件を完璧に備えたバンドです。今度じっくりとチェックしなければ♪

ちなみにAmazonのカタログ情報の曲順ですが一部誤りがあります。ここでは正しい曲順を記しておきます。


●Numbers
1. ヴィエナ「フォロー・ユー」from『オーヴァーチュア=序章』
2. アウターリミッツ「善悪を越えて」from『少年の不思議な角笛』
3. ミスター・シリウス「ラヴ・インコンプリート」from『ダージ』
4. ページェント「螺鈿幻想」from『螺鈿幻想』
5. アストゥーリアス「流氷」from『サークル・イン・ザ・フォレスト
6. プロビデンス「ガラテア」from『伝説を語りて』
7. マグダレーナ「ラナン・シイ」from『マグダレーナ』
8. 夢幻「エドモンドの古い鏡」from『レダと白鳥』
9. ペイル・アキュート・ムーン「アフター・ムーンII」from『ニュートピア』

2013年11月29日 (金)

遅ればせながら「In the Court of the Crimson King」40thバージョンを購入

R0013049
Musician●King Crimson
Title●In the Court of the Crimson King 40th Anniversary(2009年)
■Amazonより購入


お化け級の「Road To Red Box」を購入して以来、すっかりタガが緩んでしまったのか、ついに「In the Court of the Crimson King 40th Anniversary」のボックスを購入してしまいました。まぁ、Amazonの中古盤扱いですのでかなり安価でした。限定発売=品切れ=入手困難の“負のスパイラルへの恐怖心”が自分を駆り立てていることは否めません。告白しますと「2CDバージョン」は当時確保していたのですが、こういうことになるのなら最初からボックスを買っておけ、ということなのは痛いほどわかってはいるのですが。

もう嫌というほど聴いている盤でありますが、一応データを整理しておきましょう。

●Musicians
Robert Fripp / guitar
Michael Giles / drums,percussion,backing vocals
Greg Lake / bass,vocal
Ian McDonald / saxophone,flute,clarinet,vibes,keyboards,mellotron,,backing Vocals
Peter Sinfield / lyrics,illumination

●Numbers
[CD 1] The New Mixes plus.2009 Stereo Mix
1.  21st Century Schizoid Man
2.  I Talk To The Wind
3.  Epitaph
4.  Moonchild
5.  The Court Of The Crimson King
(bonus track)
6.  Moonchild (full version)
7.  I Talk To The Wind (duo version )
8.  I Talk To The Wind (alternate mix )
9.  Epitaph (backing track)
10. Wind Session

#1-#6 mixed & produced by Robert Fripp & Steven,
#7-#10 mixed & produced by Steven Wilson, Executive producer Robert Fripp

[CD 2] The Original Mixes plus.Original Master Edition 2004

1.  21st Century Schizoid Man
2.  I Talk To The Wind
3.  Epitaph
4.  Moonchild
5.  The Court Of The Crimson King
(bonus)
6.  21st Century Schizoid Man (instrumental)
7.  I Talk To The Wind (the first BBC session)
8.  21st Century Schizoid Man (the first BBC session)
9.  The Court Of The Crimson King (part1) (mono single version)
10. The Court Of The Crimson King (part2) (mono single version)

[CD 3] The Alternate Album
1.  21st Century Schizoid Man (instrumental)
2.  I Talk To The Wind (studio run through)
3.  Epitaph (alternative version)
4.  Moonchild (take1)
5.  The Court Of The Crimson King
6.  21st Century Schizoid Man
7.  21st Century Schizoid Man
8.  I Talk To The Wind
9.  Epitaph
10. Moonchild
11. The Court Of The Crimson King

#1-#5 mixed & produced by Steven Wilson, Executive producer : Robert Fripp
#6-#11 de-clicked vinyl transfer of the original stereo first Island Records issued pink label UK pressing Run

[CD 4] Live 1969
1.  21st Century Schizoid Man
2.  The Court Of The Crimson King
3.  Get Thy Bearings
4.  Epitaph
5.  Mantra
6.  Travel Weary Capricorn
7.  Mars
8   The Court Of The Crimson King
9.  A Man A City
10. Epitaph
11. 21st Century Schizoid Man

#1-#7 restored bootleg,recorded live at Hyde Park,London,July 5th 1969
#8-#11 restored bootleg,recorded live at Fillmore East,New York, November 1969

[CD 5] The original Atlantic Records issued vinyl US radio promos

1.  21st Century Schizoid Man
2.  I Talk To The Wind
3.  Epitaph
4.  Moonchild
5.  The Court Of The Crimson King
6.  The Court Of The Crimson King
#1-#5 mono album mix used for radio promotion only in the USA
#6 edited,mono single mix used for radio promotion only in the USA.

[DVD] MLP Lossless 5.1 Surround DTS 5.1 Digital Surround

1.  21st Century Schizoid Man
2.  I Talk To The Wind
3.  Epitaph
4.  Moonchild
5.  The Court Of The Crimson King

MLP Lossless Stereo (24/96)
PCM Stereo 2.0 (24/48)
2009 Stereo Mix
1.  21st Century Schizoid Man
2.  I Talk To The Wind
3.  Epitaph
4.  Moonchild
5.  The Court Of The Crimson King

Original Master Edition 2004
1.  21st Century Schizoid Man
2.  I Talk To The Wind
3.  Epitaph
4.  Moonchild
5.  The Court Of The Crimson King

Additional Audio Content
1.  Moonchild (full version)
2.  I Talk To The Wind (duo version)
3.  I Talk To The Wind (alternate mix)
4.  Epitaph (backing track)
5.  Wind Session

The Alternate Album Edition 2004
1.  21st Century Schizoid Man (instrumental)
2.  I Talk To The Wind (studio run through)
3.  Epitaph (alternative version)
4.  Moonchild (take 1)
5.  The Court Of The Crimson King (take 3 )

Video Content Audio:mono
21st Century Schizoid Man
film from Hyde Park concert July 5th 1969

ということなのですが、整理しますと、
[CD 1] 2009年リミックスと別テイクバージョン
[CD 2] オリジナル・マスターとBBCライブ、別テイク
[CD 3] オルタネイト・アルバム+ロバート所有オリジナル初回プレスLPからの盤起こし
[CD 4] ライブ1969
[CD 5] 米国ラジオプロモ用モノミックスからの盤起こし
[DVD]
という構成になっているのですね。2CDバージョンと[CD 1][CD 2]は同一内容です。「de-clicked vinyl transfer」の表記はアナログ盤のノイズを除去したという意味ですが、結構残っていたりします。

我が家は残念ながら5.1サラウンドを再生できる環境にないのですが、取り急ぎDVDプレイヤーで再生したところ、まぁ音が非常にクリアであることだけは確認できました。本当は5.1サラウンドを再生できない時点で、このボックスを手にする資格に欠けているわけですが(笑)。

別テイクやプロモ音源、アナログ盤起こし音源といろいろなバージョンで楽しめると気軽に書くことはできますが、もうこれは完全に趣味の領域に入り込んでしまっているわけで、とても初心者にお勧めできる物件ではありません。まずオリジナル盤をしっかり聴きましょう。すべての曲をそらんじることができて段階で、恭しくこのボックスを手にしましょう。

2013年11月24日 (日)

札幌出身のプログレバンド「Providence」の1st「伝説を語りて」

R0013042
Musician●Providence
Title●伝説を語りて(1990年)
■Amazonより購入


「Providence」(プロビデンス)
は札幌学園大学の音楽サークルが母体になって1982年に結成されたプログレバンド。卒業、就職などでメンバー交代を繰り返したうえで満を持してリリースされた1stがこの「伝説を語りて」です。1990年リリース。メンバーは塚田円(keyboards)、久保田陽子(vocal)、小野さとし(guitar)、広瀬泰行(bass)、杉山雄一(drums)という構成です。紅一点のボーカル、久保田陽子は元々地元のハードロックバンドに在籍していたとのことです。

そもそもこのバンド、迂闊にも存在を初めて知ったわけですが、そのきっかけは先にキングレコードから発売されたコンピアルバムでひときわ輝いて耳に飛び込んできたので慌てて取り寄せた次第です。元々「Providence」はCrimsonのコピーバンドだったそうですが、このアルバムからはCrimsonの影響はあまり感じられません。あえて言えばMr.Siriusを彷彿とさせるダイナミックなシンフォ系プログレという印象です。収録曲わずか4曲ということでお約束の超対策主義、絶え間なく襲ってくる変拍子の嵐、変調・転調を繰り返す複雑怪奇な曲構成と、プログレの必須要素をしっかりと受け継ぎつつ、「和」のテイストを若干盛り込みながら独自の音楽へと昇華させています。まあ、とにかく凄いアルバムだとしか言いようがありません。

特筆すべきは久保田陽子のボーカル力と広瀬泰行のJohn Wettonばりのベース。久保田陽子はプログレ界の歌姫、大木理紗に比肩するほどの実力者ではないでしょうか。表現力が半端なく凄いです。「Providence」はメンバーチェンジ後、「蝶湖夢楼」というアルバムを出していますが、菅原貴子にボーカルが代わっています。いかにもプログレ然とした菅原貴子のボーカルも悪くはないのですが、個人的には表現力の奥深さという意味で久保田陽子のほうが聴いていてしっくりときます。このアルバム、例によってAKB48で稼いだ泡銭を元にキングレコードが紙ジャケット仕様で再発売しています。間違いなく直に廃盤になってしまうので、興味ある方は早めに入手されることをお勧めします♪


●Musicians
塚田 円 / keyboards
久保田陽子 / vocal
小野さとし / guitar
広瀬泰行 / bass
杉山雄一 / drums

Christian Beya / guitar on #4

●Numbers
1. ガラテア
2. 永遠の子供達
3. 夢狩民幻想
4. 伝説を語りて

2013年11月23日 (土)

Darryl Way's Wolfの2nd「Saturation Point」

R0013028
Musician●Darryl Way's Wolf
Title●Saturation Point(1973年)
■ディスクユニオンで購入


イギリスのプログレバンド「Curved Air」のフロントマン、Darryl Wayが結成した「Darryl Way's Wolf」の2nd「Saturation Point」です。前作「Canis Lupus」に引き続き間髪入れずに1973年リリース。メンバーは前作に引き続き、Dek Messecar(bass,vocals)、John Etheridge(guitar)、Ian Mosley(drums)。英国の名門「Decca Records」が元々の版元です。邦題は「融和点」となっています。

基本的な作風は前作「Canis Lupus」の延長線上にありますが、プロデューサーが元King CrimsonのIan McDonaldからSean Daviesという人に代わり、よりテクニカルな内容へとシフトチェンジしているように感じられます。また、楽曲の中でギターのJohn Etheridgeがより重用されるようになり、あたかもDarryl Wayとの双頭バンドの色合いが強くなっています。1stよりもボーカルの出番が減少し、相対的にインスト色が強くなったこともその表れではないかと思われます。

このアルバムの聴き所は#3「Slow Rag」とアルバムタイトル曲#6「Saturation Point」の2曲に尽きるのではないでしょうか。

Etheridge作「Slow Rag」はDarryl Wayの哀愁感満載のヴァイオリンが切々と歌い上げるいかにも日本人好みの曲。負けじとEtheridgeのアコギがメランコリックなフレーズをこれでもか!とばかりに雰囲気を盛り上げます。WayとEtheridgeによる双頭バンドではないかと感じたのは、まさにこの曲を聴いたからです。

Way作「Saturation Point」はややフォークロックを感じさせる穏やかなイントロでスタート。やがてEtheridgeのアコギが機能し始めると、曲は一転してジャズロック風に変換します。ひとしきりギターソロが鳴り響くと、さらに曲調が一転し後期「Soft Machine」を思わせるミニマルリフの連鎖に乗って、エレキに持ち替えたEtheridgeが特有の弾丸フレーズを連発します。後にソフツに加入するEtheridgeですが、その実力の片鱗は十分すぎるほどこの曲から伺えます。

●Musicians
Darryl Way / violin,viola,keyboards
Dek Messecar / bass,vocals
John Etheridge / guitar
Ian Mosley / drums

●Numbers
1.  The Ache
2.  Two Sisters
3.  Slow Rag
4.  Market Overture
5.  Game Of X
6.  Saturation Point
7.  Toy Symphony

2013年11月22日 (金)

「Pazzo Fanfano Di Musica」がリマスター&紙ジャケでリイシュー

R0013040
Musician●Pazzo Fanfano Di Musica
Title●狂気じみた饒舌家の音楽(1989年)
■Amazonより購入


日本のプログレの名盤はあまたあれど、なかでも「幻の名盤」と呼ばれた「Pazzo Fanfano Di Musica」(パッゾファンファーノ ディ ムジカ)」の唯一の音源がリマスター化のうえに紙ジャケット仕様で再発売されました。もともとは「Outer Limits」のメンバー(荒牧隆さん、杉本正さん、川口貴さん、上野知己さん、桜井信行さん)が中心になって結成された限定企画ユニットで、そこに当時のキングレコード所属のプログレ系ミュージシャンが大同団結的に集って制作されたものです。1989年リリース。「Teru's Symphonia」(徳久恵美さん)、「Mr.Sirius」(宮武和広さん)、「夢幻」(林克彦さん)、「Magdalena」のメンバーが参加しています。

このアルバム、いままでは当然のように廃盤状態で入手困難でしたが、こうやって再び日の目を見るとは!当然のように日本のプログレバンドの愛好者は即入手するべき音源です。もちろん丁寧なリマスター作業によって音質も大変に良好です。これも版元のキングレコードがAKB48で莫大な利益を上げたからこそ、このような形でわれわれ中高年にも利益が還元されたわけです。秋元さん、ありがとうございます。

ところで、今回の再発売ですが、参加ミュージシャンの一人である「ミスター・シリウス」こと宮武和宏さんも事前に知らされていなかったそうです。宮武さんのFacebookで知った次第です。Facebookも使い方次第では役に立つのですね。

●Musicians
荒牧隆 / guitar
杉本正 / bass、cello、contrabass
川口貴 / violin
宮武和広 / flute
桜庭統 / piano
杉本恭子 piano、harpsichord
林克彦 / organ、mellotron
上野知己 / organ、mellotron
桜井信行 / drums
徳久恵美 / vocal
塚本周成 / composer
平山照継 / composer
藤井卓 / composer

●Numbers
1.  前奏曲 / PRELUDIO
2.  アルジャーノンに花束を(パート2) / FIORI PER ALGERNON
3.  囁く花 / SOSPIRI DEL FIORE
4.     優美な狂気 / LA DOLCE FOLLIA
5.     アジールメンテ / AGILMENTE
6.     間奏曲 1 / INTERMEZZO Ⅰ
7.     アフェットゥオーソ / AFFETTUOSO
8.     フラゴローゾ / FRAGOROSO
9.     間奏曲2 / INTERMEZZO Ⅱ
10. 波紋 / ONDE
11. アンニヴェルサリオ / ANNIVERSARIO

2013年11月17日 (日)

Aaron Parksの新譜「Arborescence」を聴く

R0013041
Musician●Aaron Parks(piano)
Title●Arborescence(2013年)
■Amazonより購入


新進気鋭の鍵盤楽器奏者、Aaron Parks(アーロン・パークス)の新譜が出たので早速入手しました。カルテット構成で臨んだ前作「Invisible Cinema」(2008年)から一転して今回はピアノソロ、しかもあのECMから初リリースということで、これはチェックしないといけませんよね。プロデュースはアイヒャー氏ではなくSun Chungという韓国系と思しき方が担当しています。

ということで、期待感満載で聴いてみましたが、感想としては良くも悪くも「やっぱりECM作品」であるということ。Keith JarrettやRichard Beirachなどの先達が築き上げてきたECM特有のブランドイメージを一変させるまでには残念ながら至っていません。これで良しとするかは評価が分かれるところですが、個人的には少しでも彼なりに爪痕を残してくれたらな~というのが正直なところです。

もちろんAaron Parks特有の繊細さとECMのブランドイメージと相通じるものがあると思いますし、ピアノソロ作品としてはかなりのものだと思います。でも、「Invisible Cinema」から感じられた形容しがたいドキドキ感がこの作品からあまり感じられないのも事実。何だかキレイに体よくまとめられてしまったような感じが否めません。ECMサイドにしても「巷で話題の若手にチャンスを与えてやったぜ。ほれ、弾いてみなはれ、聴いてみなはれ」と何となく高飛車な態度が見え隠れするように思えるのは、それこそ下衆の勘ぐりでしょうか。総帥アイヒャー氏がノータッチなのも気になるところです。

●Musician
Aaron Parks / piano

●Numbers
1.  Asleep In The Forest
2.  Toward Awakening
3.  Past Presence
4.  Elsewhere
5.  In Pursuit
6.  Squirrels
7.  Branchings
8.  River Ways
9.  A Curious Bloom
10. Reverie
11. Homestead

2013年11月16日 (土)

Robin Trowerの発掘ライブ音源「State To State」

R0013036
Musician●Robin Trower(guitar)
Title●State to State: Live Across America 1974-1980
■Amazonより購入


元プロコルハルムのギタリスト、Robin Trower(ロビン・トロワー)の発掘ライブ音源が知らない間にリリースされていたので慌てて入手しました。つい数年前にBBC音源が2CD仕様でリリースされていましたが、今回は会場名は明記されていないもののホールでの音源のようです。

ざっと整理しますと、
[CD 1]
#1-#7  Philadelphia 1974
#8-#10 California 1974
[CD 2]
#1-#6  Illinois 1976
#7-#8  Oklahoma 1977
#9-#14 Missouri 1980

と年代を追って収録されています。[CD 1]のドラム奏者はReg Isidore、[CD 2]はBill Lordanに。[CD 2]#7-#8のベース奏者はJames DewerではなくRustee Allenが担当しており、Dewerはボーカルに専念しています。嬉しいことにすべてが未発表音源です。

この盤で興味深いのは、いままで正規盤では出回ることがなかった1976年以降のライブ音源が収められているという点に尽きます。特にアルバム「Victims Of The Fury」収録曲がライブで聴ける1980年音源はかなり貴重だと思われます。

音質のほうは残念ながら海賊盤を少しマシにした程度なので、過剰に期待されると困ってしまいますが、まあまあ聴けるレベルではないでしょうか。特に「Daydream」「Too Rolling Stoned」「I Can't Wait Much Longer」などは感涙モノです。しかし、こんな貴重な音源がこの期に及んで世に送り出されるとは。Chrysalisはまだまだ隠し持っているに違いありませんね。





●Musicians
Robin Trower / guitar
James Dewer / vocal,bass
Reg Isidore / drums
Bill Lordan / drums
Rustee Allen / bass on CD2 #7-#8

●Numbers
[CD 1]
(Philadelphia 1974)
1.  Twice Removed From Yesterday
2.  Lady Love
3.  Daydream
4.  Too Rolling Stoned
5.  I Can't Wait Much Longer
6.  Day Of The Eagle
7.  A Little Bit Of Sympathy
(California 1974)
8. Bridge Of Sighs
9.  Alethea
10. Rock Me Bab

[CD 2]
(Illinois 1976)
1.  Daydream
2.  Same Rain Falls
3.  Sailing
4.  Long Misty Days
5.  I Can t Wait Much Longer
6.  Too Rolling Stoned
(Oklahoma 1977)
7.  Somebody Calling
8.  Bluebird
(Missouri 1980)
9.  The Ring
10. Jack And Jill
11. The Shout
12.Hannah
13. Victims Of The Fury
14. Mad House

2013年11月15日 (金)

キンクリの名作ライブ「USA」の40周年バージョンを聴く

R0013034
Musician●King Crimson
Title●USA 40th Anniversary(2013年)
■Amazonより購入


相変わらず中高年の財布が狙われ続けています。

もはやライフワーク(?)になりつつあるKing CrimsonのAnniversaryシリーズ蒐集。中期キンクリの最終作「Red」と「USA」の記念バージョンがリリースされてしまいました。個人的には80年代以降はさほど食指がのびないので、これでいったん終息という感じでしょうか。まずは、一安心、これで枕を高くして眠りにつくことできます(なんのこっちゃ)。

さて、「USA」です。ほぼ同時期発売の24枚組ボックス「The Road To Red」収録の音源と当然のことながら重複しています。いわば「The Road To Red」の抜粋版が「USA」ということですからボックスを手に入れた人にとっては、別に買う必要もないわけです。でも、このジャケットで欲しいという人もいるわけで…。

今回のリマスターの肝は、「USA」に合わせた形の編集を一切せず、原音再現にこだわったという点に尽きるように思われます。つまり、後にEddie Jobsonがお化粧を施した従来のものではなく、David Crossバージョンということになります。試しに「Larks' Tongues In Aspic:Part II」を30th Anniversaryバージョンと聴きみると両者の違いは一目瞭然。30th Anniversaryでは、左チャンネルで強めの自己主張をしていたヴァイオリンと鍵盤が奥に引っ込んだように聴こえ、その代わり右チャンネルでのRobert Frippの存在感が増しています。また、従来盤では途中でカットされた「Asbury Park」と「Easy Money」の収録時間が長くなり、同時に当時のセットリストを意識して「21st Century Schizoid Man」をラストにもってくるという曲順変更が施されています。

従来盤のようなお化粧をした“派手さ”は薄れたものの、全体としては聴きやすくなった印象を受けます。リスナーの高齢化に合わせた音づくりであるとも言えるかもしれませんが(笑)。そして何よりも「Asbury Park」での熱演がしっかりと最後まで聴くことができるという点で、今回のリマスター盤は成功しているのではないでしょうか。

●Musicias
Robert Fripp / guitar,mellotron
John Wetton / bass,vocal
David Cross / violin.keyboards
Bill(William) Briford / drums,percussions

●Numbers
[CD]
1.  Walk on.No Pussyfooting
2.  Larks' Tongues In Aspic:Part II
3.  Lament
4.  Exiles
5.  Asbury Park
6.  Easy Money
7.  Fracture
8.  Starless
9.  21st Century Schizoid Man

[DVD]
Casino Arena,Asbury Park 2013 mix.
Casino Arena,Asbury Park 2005 mix.
USA:40th Anniversary Remaster
USA:Original UK Vinyl Transfer

2013年11月10日 (日)

Chris Polandの「OHM」プロジェクト第1弾「OHM」

R0013027
Musician●OHM
Title●OHM(2003年)
■ディスクユニオンで購入


「MEGADETH」の初代ギタリスト、Chris Poland(クリス・ポーランド)が立ち上げたユニット「OHM」の1stです。2003年リリース。Robertho Pageliari(bass)とDavid Eagle(drums,percussions)というトリオ構成です。スウェーデン出身のギタリスト、ラーズ・エリック・マットソン率いる「Lion Music」よりリリース。この盤は発売直後に入手して何回も聴いてはいたのですが、自分の中での評価に迷うところがあり、放置してきた物件です。そもそも「MEGADETH」自体にあまり馴染みがないということも大きな要因ですが、「OHM」自体のその後の変貌を伺い知るにつれ、あれあれ~!そう来ましたか~と翻弄されてきた経緯もあったからです。

翻弄されるといえば、このアルバムから感じられる「旗色のブレ」もそうです。アルバム前半ではとてもトリオとは思えない重戦車のような重厚かつダークなサウンドで攻め立ててきます。狂おしい変拍子もなかなかいい感じです。ところがアルバム後半に差し掛かるとさっきまで牙を剥いていたバンドの攻撃性が鳴りを潜めてしまい、普通のハード系フュージョンサウンドへと変わってしまいます。これをバラエティに富んだ作風と評価しても構わないのですが、そこに作品としての強い説得力と完成度があるのかと冷静に考えると、かなり怪しいものが随所に感じられてしまうのです。要は急ごしらえではないかということです。

Chris Poland自身はメタルをやや引きずったフュージョンギタリストという感じで、若干ジャズの要素を取り入れながら好演しています。でも、楽曲の完成度がいまひとつということで、せっかくのプレイに自ら水を差しているように思えます。むしろKofi Bakerを迎えたライブ音源「live on the kpfk 90.7fm」のほうがシンプルで分かりやすく、お勧めです。

●Musicains
Chris Poland / guitar
Robertho Pageliari / bass
David Eagle / drums,percussions

●Numbers
1.  Peanut Buddha
2.  Where's My Hat?
3.  ID
4.  Love Song
5.  Came to Believe
6.  Between Us
7.  Iguana
8.  Sister Cheryl
9.  Brandenberg Gate
10. Bastille Day
11. The Mountain
12. Search for the Suicide King
13. Ohmage

2013年11月 9日 (土)

新進気鋭のサックス奏者Matteo Sabattiniの「Dawning」

R0012301
Musician●Matteo Sabattini(Alto sax)
Title●Dawning(2009年)
■Amazonより購入


新進気鋭のサックス奏者Matteo Sabattini(マッテオ・サバティーニ)によるおそらく初リーダーアルバム「Dawning」です。“新進気鋭”としたのは恥ずかしながら存在を初めて知ったということもあるのですが、このアルバムに続いてリリースされた「Metamorpho」が2枚目にあたるということなので、勝手に新進気鋭としています。よくよくプロフィールを見たらそもそもはイタリア出身で2002年に渡米。以来、NYCを拠点に活動する「ブルックリン派」に近い存在のようです。「Fresh Sound」レーベルよりリリース。参加メンバーはMike Moreno(guitar)、Lage Lund(guitar)、Kristjan Randalu(piano)、Matt Clohesy(bass)、Obed Calvaire(drums)という面々。鍵盤楽器のKristjan Randaluはエストニア出身で、あのBen Monderとのデュオアルバムを出しています。Mike Morenoを筆頭に現代ジャズの境界線上で活躍している面子ですね。もう一人のギタリストLage Lund(ラージュ・ルンド)は#7のみ参加。

当欄一押しのギタリスト、Mike Moreno(マイク・モレノ)が参加しているということで入手したのですが、これが久々に結構な掘り出し物に当たったという感じです。正直言いまして主役のMatteo Sabattini自身の実力のほどはよくわからないのですが、とにかくMike Morenoのギターが素晴らしいの一語です。例によって浮遊感あふれるフレーズを連発してくれているのですが、浮遊するだけでなくフレーズの1音1音が実に柔らかくて優しいのですよね。それでもって表情が実に豊か。Moreno自身のリーダー作よりも若干リラックスしているからなのでしょうね。MorenoはSabattiniの次作「Metamorpho」にも全面参加していて、これまた素晴らしく豊潤なギターを聴かせているので要チェックです。

曲のほうはブルックリン派のイメージとは裏腹に、割とまともと言えばまとも。上手く表現できないのですが、何となく裃をまとったような印象を受けます。もう少し尖ったものを期待しただけに、やや肩すかしの感も。作品としては「Metamorpho」のほうが面白いように思えます。

●Musicians
Matteo Sabattini / alto sax
Mike Moreno / guitar
Lage Lund / guitar on #7
Kristjan Randalu / piano
Matt Clohesy / bass
Obed Calvaire / drums

●Numbers
1.  Estate
2.  Dawning
3.  Prism
4.  My Journey
5.  Distensions
6.  Sons Of A Mitch
7.  The Quiet Before Sunrise
8.  The Nearness Of You

2013年11月 8日 (金)

「FRAGILE」の矢堀氏による初ソロアルバム「b」

R0012487
Musician●矢堀孝一(guitar)
Title●b(2000年)
■ディスクユニオンで購入


日本を代表するジャズフュージョンユニット「FRAGILE」のギタリスト、矢堀孝一氏による初ソロアルバム「b」です。2000年リリース。参加メンバーは盟友、水野正敏(bass)と山木秀夫(drums)というトリオ構成になっています。

この音源、聴いてみてすぐ分かるのですが、完全なジャズフォーマットでプレイされています。変拍子を多用したゴリゴリのジャズロック「FRAGILE」のサウンドに慣れ親しんだ人にとってはかなり戸惑うかもしれませんね。いい意味でも悪い意味でも「金太郎飴的サウンド」が芸風の「FRAGILE」とは正反対の音づくりなのですから。ギターもふだんの歪んだものではなく、クリーンなトーンで美しく歌い上げることに心を砕いているように感じられます。バリバリと弾き倒す矢堀氏もいいのですが、また違った一面に触れることができます。#2「Limited Answers」は「FRAGILE」の曲でいわばセルフカバーなのですが、オリジナル音源と聴き比べてみるのも一興かと。#3「Stella By Starlight」はジャズ系ギタリストが必ずといっていいほどカバーするの名曲、そして#7「Giant Steps」は言うまでもなくColtraneの代表曲ですが、これがまた素晴らしい演奏内容になっています。「俺ってこういうのも弾けるんだぜ」的な押しつけがましいものを一切感じさせずに、さらっと聴かせてしまうメンバーの力量に感心してしまいます。

「FRAGILE」ファンはもちろんのこと、良質なジャズギターをご所望の方にもお勧めしたい音源です。

●Musicians
矢堀孝一 / guitar
水野正敏 / bass
山木秀夫 / drums

●Numbers
1.  Again b
2.  Limited Answers
3.  Stella By Starlight
4.  Junkanoo
5.  Rainy Sunshine
6.  Indivisible Fried Dumpling
7.  Giant Steps
8.  N.Y Noodle

2013年11月 4日 (月)

3人のギタリストの語らい、Ralph Towner「Travel Guide」

R0013023
Musician●Ralph Towner(classical and 12-strings guitars)
Title●Travel Guide(2013年)
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ECMの重鎮、Ralph Towner(ラルフ・タウナー)の新譜が出ていたので早速入手しました。前作「Chiaroscuro」(2009年)はイタリア人トランペッターPaolo Fresuとのデュオ作品でしたが、今回はギタートリオということで大いに期待。で、相方はというとWolfgang Muthspiel(ウォルフガング・ムースピエール)とSlava Grigoryanというミュージシャン。Wolfgang MuthspielはMick Goodrickとのギターデュオアルバムを出すなど、ECM化が進行しているようです。もう一人のSlava Grigoryanはお初にお耳にかかります。カザフスタン系オーストラリア人ということですが、Muthspielが連れてきたのでしょうか。この3人は2008年にムースピエールのレーベルから「From a Dream」というアルバムをリリースしているらしいのですが、こちらは未聴です。

アルバム自体は3人の共同名義になってはいますが、ここは格的にも、またECM作品ということでTowner中心で考えてもいいのではないかと思います。Townerは例によって12弦、Muthspielはエレキとヴォイス、Grigoryanはクラシックとバリトンギターを担当しています。

曲はTownerとMuthspielが書き分けていますが、やはりTownerの独壇場という印象です。信頼と実績のTownerというか、いかにもECM作品という感じの雰囲気が漂う楽曲が綿々と続きます。相変わらずのTowner節が堪能できるわけですが、ちょっと引いて聴いてみると、Muthspielがエレキを担当していることで作品全体にちょっとしたアクセントが加わっているのではと思います。仮に3人ともアコギだとしたら、もう少し地味で抹香臭くなっていたかも。そのあたりのバランス感覚は流石ですね。


●Musicians
Ralph Towner / classical and 12-strings guitars
Wolfgang Muthspiel / electric guitar
Slava Grigoryan / classical and baritone guitars

●Numbers
1.  The Henrysons 
2.  Father Time 
3.  Windsong 
4.  Duende 
5.  Amarone Trio 
6.  Travel Guide 
7.  Die Blaue Stunde 
8.  Nico und Mithra 
9.  Tarry 
10. Museum of Light

2013年11月 3日 (日)

化け物級の24枚組ボックスセット。Crimsonの「The Road to Red」

R0013030
Musician●King Crimson
Title●The Road to Red(1974年)
■Amazonより購入


相変わらず中高年の財布が狙われています。

今回はKing Crimsonのボックスセット「The Road to Red」です。24枚組。あれ? この間「Larks' Tongues~」のボックスが出たばかりでないの? というのはもちろん野暮な突っ込み。タイトルの通りアルバム「Red」へ至る1974年アメリカ公演のライブ音源を時系列にまとめたものです。大変な物量ですが北米ツアー全体のうち約4割ほどということですから、まだまだ未発表音源が眠っている勘定になりますね。特にツアー前半は抜けています。

[Disc 21]はアルバム「Red」も40周年記念リマスター盤と同一です。また、この北米ツアーをまとめた「USA」も40周年記念リマスター盤も同時リリースされていますが、このボックスセットを買えば事足りることになります。どちらも買ってしまうおバカなな私のような人間もいるのですが。

いつものパターンを崩してメンバー紹介から。

●Musicians
Robert Fripp / guitar,mellotron
John Wetton / bass,vocal
David Cross / violin,keyboards
Bill(William) Bruford / drums,percussions

続きまして、曲目紹介。長いのでスルーしてください。会場・地名・日付も記しておきます。

●Numbers
[Disc 1]
Veterans Memorial Coliseum,
Columbus,OH
April 28,1974

1.  The Great Deceiver
2.  Lament
3.  Improv I
4.  Exiles
5.  Fracture
6.  Easy Money
7.  Improv II
8.  The Night Watch
9.  RF Announcement

[Disc 2]
Stanley Warner Theatre,
Pittsburgh,PA
April 29,1974

1.  Walk On:No Pussyfooting
2.  The Great Deceiver
3.  Lament
4.  Improv:Bartley Butsford
5.  Exiles
6.  Fracture
7.  Easy Money
8.  Improv:Daniel Dust
9.  The Night Watch

[Disc 3]
Stanley Warner Theatre,
Pittsburgh,PA
April 29,1974

1.  Doctor Diamond
2.  Starless
3.  Improv:Wilton Carpet
4.  The Talking Drum
5.  Larks’Tongues In Aspic (Part II)
6.  21st Century Schizoid Man

[Disc 4]
Hofheinz Pavilion,
Houston,TX
June 5,1974

1.  The Great Deceiver
2.  Lament
3.  Improv
4.  Exiles
5.  Fracture
6.  Starless
7.  The Talking Drum
8.  Larks' Tongues In Aspic (Part II)

[Disc 5]
Tarrant County Convention Centre,
Fort Worth,TX
June 6,1974

1.  Walk On:No Pussyfooting
2.  Easy Money
3.  Lament
4.  Fracture
5.  Improv
6.  The Talking Drum
7.  Larks’Tongues In Aspic (Part II)
8.  21st Century Schizoid Man

[Disc 6]
Fairground Arena,
Oklahoma City,OK
June 7,1974

1.  The Great Deceiver
2.  Lament
3.  Improv I
4.  Exiles
5.  Fracture
6.  Starless
7.  Improv II
8.  The Talking Drum
9.  The Talking Drum insert
10. Larks’Tongues In Aspic (Part II)

[Disc 7]
Civil Auditorium,
El Paso,TX
June 8,1974

1.  Larks’Tongues In Aspic (Part II)
2.  Lament
3.  Improv I
4.  Exiles
5.  Easy Money
6.  Fracture
7.  RF Announcement
8.  Starless (Part I)
9.  Starless (Part II)

[Disc 8]
Coliseum,
Denver,CO
June 16,1974

1.  The Great Deceiver
2.  Lament
3.  Exiles
4.  Easy Money
5.  Starless
6.  The Talking Drum

[Disc 9]

Performing Arts Centre,
Milwaukee,WI
June 22,1974

1.  Larks’Tongues In Aspic (Part II)
2.  Lament
3.  Improv I
4.  Exiles
5.  Improv II
6.  The Night Watch
7.  Starless

[Disc 10]
Aquinas College,
Grand Rapids,MI
June 23,1974

1.  Larks’Tongues In Aspic (Part II)
2.  Lament
3.  Improv I
4.  Exiles
5.  Easy Money
6.  Improv II
7.  Great Deceiver
8.  Fracture
9.  Starless

[Disc 11]
Massey Hall,
Toronto,Ontario
June 24,1974

1.  Walk On:No Pussyfooting
2.  Larks’Tongues In Aspic (Part II)
3.  Lament
4.  Exiles
5.  Improv:The Golden Walnut
6.  The Night Watch
7.  Fracture

[Disc 12]
Massey Hall,
Toronto,Ontario
June 24,1974

1.  Improv:Clueless And Slightly Slack
2.  Easy Money
3.  Starless
4.  21st Century Schizoid Man

[Disc 13]
Convention Center,
Quebec City,Quebec
June 25,1974

1.  21st Century Schizoid Man
2.  Lament
3.  Improv I
4.  Exiles
5.  Easy Money
6.  Improv II
7.  Fracture
8.  Starless

[Disc 14]
Kennedy Centre,
Washington,DC
June 27,1974

1.  Lament
2.  Improv I
3.  Exiles
4.  Easy Money
5.  Improv II
6.  Fracture
7.  Starless

[Disc 15]
Casino Arena,
Asbury Park,NJ
June 28,1974

1.  Walk On:No Pussyfooting
2.  Larks’Tongues In Aspic (Part II)
3.  Lament
4.  Exiles
5.  Improv:Asbury Park
6.  Easy Money
7.  Improv
8.  Fracture
9.  Starless
10. 21st Century Schizoid Man

[Disc 16]
Casino Arena,
Asbury Park,NJ
June 28,1974

1.  Walk On:No Pussyfooting
2.  Larks’Tongues In Aspic (Part II)
3.  Lament
4.  Exiles
5.  Improv:Asbury Park
6.  Easy Money
7.  Fracture
8.  Starless
9.  21st Century Schizoid Man

[Disc 17]
Penn State University,
University Park,PA
June 29,1974

1.  Walk On:No Pussyfooting
2.  Larks’Tongues In Aspic (Part II)
3.  Lament
4.  Exiles
5.  Improv:Is There Life Out There?
6.  Easy Money
7.  Improv: It Is For You, But Not For Us
8.  Fracture
9.  Starless

[Disc 18]
Palace Theatre,
Providence,RI
June 30,1974

1.  Walk On:No Pussyfooting
2.  Larks’Tongues In Aspic (Part II)
3.  Lament
4.  Exiles
5.  Improv:A Voyage To The Centre Of The Cosmos
6.  Easy Money
7.  Improv: Providence

[Disc 19]
Palace Theatre,
Providence,RI
June 30,1974

1.  Fracture
2.  Starless
3.  21st Century Schizoid Man

[Disc 20]
Central Park,
New York,NY
July 1,1974

1.  Walk On:No Pussyfooting
2.  21st Century Schizoid Man
3.  Lament
4.  Improv
5.  Exiles
6.  Improv: Cerberus
7.  Easy Money
8.  Fracture
9.  Starless
10. The Talking Drum
11. Larks’Tongues In Aspic (Part II)

[Disc 21]
Red
2013 Stereo Mix

1.  Red
2.  Fallen Angel
3.  One More Red Nightmare
4.  Providence
5.  Starless

[Disc 22]DVD AUDIO CONTENT
Casino Arena,Asbury Park,NJ
2013 Mix

1.  Walk On:No Pussyfooting
2.  Larks’Tongues In Aspic (Part II)
3.  Lament
4.  Exiles
5.  Improv:Asbury Park
6.  Easy Money
7.  Improv
8.  Fracture
9.  Starless
10  21st Century Schizoid Man

Casino Arena,Asbury Park,NJ
2005 Mix

1.  Walk On:No Pussyfooting
2.  Larks’Tongues In Aspic (Part II)
3.  Lament
4.  Exiles
5.  Improv:Asbury Park
6.  Easy Money
7.  Fracture
8.  Starless
9.  21st Century Schizoid Man

USA
30th Anniversary Remaster

1.  Walk On: No Pussyfooting
2.  Larks’Tongues In Aspic (Part II)
3.  Lament
4.  Exiles
5.  Improv: Asbury Park
6.  Easy Money
7.  21st Century Schizoid Man
8.  Fracture
9.  Starless

USA
Original UK Vinyl Transfer

1.  Larks'Tongues In Aspic (Part II)
2.  Lament
3.  Exiles
4.  Asbury Park
5.  Easy Money
6.  21st Century Schizoid Man

[Disc 23]Blu-Ray Disc 1 AUDIO CONTENT LPCM Stereo

Stanley Warner Theatre,
Pittsburgh,PA

1.  Walk On:No Pussyfooting
2.  The Great Deceiver
3.  Lament
4.  Improv:Bartley Butsford
5.  Exiles
6.  Fracture
7.  Easy Money
8.  Improv: Daniel Dust
9.  The Night Watch
10. Doctor Diamond
11. Starless
12. Improv: Wilton Carpet
13. The Talking Drum
14. Larks’Tongues In Aspic (Part II)
15  21st Century Schizoid Man

Massey Hall,
Toronto,Ontario

1.  Walk On:No Pussyfooting
2.  Larks’Tongues In Aspic (Part II)
3.  Lament
4.  Exiles
5.  Improv:The Golden Walnut
6.  The Night Watch
7.  Fracture
8.  Improv:Clueless And Slightly Slack
9.  Easy Money
10. Starless
11. 21st Century Schizoid Man

Penn State University,
University Park,PA

1.  Walk On:No Pussyfooting
2.  Larks’Tongues In Aspic (Part II)
3.  Lament
4.  Exiles
5.  Improv:Is There Life Out There?
6.  Easy Money
7.  Improv:It Is For You, But Not For Us
8.  Fracture
9.  Starless

Palace Theatre,
Providence, RI

1.  Walk On:No Pussyfooting
2.  Larks’Tongues In Aspic (Part II)
3.  Lament
4.  Exiles
5.  Improv:A Voyage To The Centre Of The Cosmos
6.  Easy Money
7.  Improv:Providence
8.  Fracture
9.  Starless
10. 21st Century Schizoid Man

[Disc 24]Blu-Ray Disc 2 AUDIO CONTENT
Casino Arena, Asbury Park,NJ
2013 Mix

1.  Walk On:No Pussyfooting
2.  Larks’Tongues In Aspic (Part II)
3.  Lament
4.  Exiles
5.  Improv:Asbury Park
6.  Easy Money
7.  Improv
8.  Fracture
9.  Starless
10. 21st Century Schizoid Man

Casino Arena,Asbury Park,NJ
2005 Mix

1.  Walk On:No Pussyfooting
2.  Larks’Tongues In Aspic (Part II)
3.  Lament
4.  Exiles
5.  Improv:Asbury Park
6.  Easy Money
7.  Fracture
8.  Starless
9.  21st Century Schizoid Man

USA
30th Anniversary Remaster

1.  Walk On:No Pussyfooting
2.  Larks’Tongues In Aspic (Part II)
3.  Lament
4.  Exiles
5.  Improv:Asbury Park
6.  Easy Money
7.  21st Century Schizoid Man
8.  Fracture
9.  Starless

USA
Original UK Vinyl Transfer

1.  Larks’ Tongues In Aspic (Part II)
2.  Lament
3.  Exiles
4.  Asbury Park
5.  Easy Money
6.  21st Century Schizoid Man

Red
The 2009 Surround Mix

1.  Red
2.  Fallen Angel
3.  One More Red Nightmare
4.  Providence
5.  Starless

Bonus studio track

1.  Fallen Angel Trio Version (instrumental)

Bonus live tracks

1.  Providence
2.  A Voyage To The Centre Of The Cosmos

Red
30th Anniversary Remaster

1.  Red
2.  Fallen Angel
3.  One More Red Nightmare
4.  Providence
5.  Starless

Red
2013 Stereo Mix

1.  Red
2.  Fallen Angel
3.  One More Red Nightmare
4.  Providence
5.  Starless

Bonus studio tracks

1.  Red Trio Version
2.  Fallen Angel Trio Version (instrumental)




う、う。圧巻の物量。声も出ません。
「The Great Deceiver」や「King Crimson Collectors’Club」収録曲と被っている音源もあるとのことですが、私は両方とも所有していないので、お初音源がほとんどです。

<追記>
一部のディスクが特定メーカーのプレイヤーで再生できないという不具合があったそうで、現在出荷停止中とのこと。私はごく普通のブルーレイプレイヤーで聴いていますが、問題なく再生できています。

2013年11月 2日 (土)

Mike Holoberの2nd「Canyon」を聴く

R0012935
Musician●Mike Holober(piano)
Title●Canyon(2001年)
■Amazonより購入


ジャズピアノ奏者、Mike Holober(マイク・ホロバー)の2nd「Canyon」(2001年リリース)をご紹介します。これも完全な面子買いの音源です。参加メンバーはTim Ries (tenor sax,soprano sax)、Wolfgang Muthspiel (guitar)、Scott Colley (bass)、Brian Blade (drums)という現代ジャズを語るうえで欠かせない重要人物ばかり。残念ながら本人がいちばん無名という、この手の音楽ではよくあるケースです。当然ながらMike Holoberという人はお初にお耳にかかります。

全9曲7曲がMike Holoberのオリジナルですが、割とスタンダード寄りの現代ジャズという感じです。Scott ColleyとBrian Bladeと最強のリズム隊がしっかりとベースを支えてくれているので、実に安心して聴くことができます。Mike Holober自身のプレイは派手さも強烈な個性もあまり感じないのですが、割とそつなくこなすタイプとみました。ただ、楽曲、プレイとももう一つガツンとくるものがほしいのは確かです。「いい音楽なんだけどね~」で後は埋もれてしまうような気がしてなりません。

このアルバムを聴いて何よりも驚いたのギター奏者のWolfgang Muthspielの変貌ぶりです。Muthspielはデビュー当初から聴いているのですが、若い頃の変態チックで若干エキセントリックなプレイスタイルがすっかり陰を潜めて、正統派ジャスギタリストとして堂々とプレイしているではないですか!昔のMuthspielを知る人にとっては、この盤での彼を同一人物として認識するまでは、少々の時間が必要とされるかもしれませんね。

●Musicians
Mike Holober / piano
Tim Ries / tenor sax,soprano sax
Wolfgang Muthspiel / guitar
Scott Colley / bass
Brian Blade / drums

●Numbers
1.  Canyon
2.  Ansel's Easel
3.  Heart of the Matter
4.  Same Time,Same Place
5.  Roc and a Soft Place
6.  Spin
7.  In So Many Words
8.  You and the Night and the Music
9.. Stardust

2013年11月 1日 (金)

Beck,Bogart & Appiceの40周年記念盤「Live In Japan」を聴く

R0013035
Musician●Beck,Bogart & Appice
Title●Live In Japan(1973年)
■Amazonで購入


このところ中高年の財布が狙われ続けています。

希代のロックトリオ「Beck,Bogart & Appice」が1973年に来日公演を行い、日本のみでリリースされた「Live In Japan」がリマスター化されて再発売されるとか。完全限定発売というフレーズが、否応なしに中高年の心を強く揺さぶります。というわけで、予約注文したブツが無事に到着しました。1973年5月18日、19日の2日間、大阪厚生年金会館でのライブを収めたもので、メンバーは言うまでもなく、Jeff Beck(guitar)、Tim Bogert(bass,vocal)、Carmine Appice(drums,vocal)のトリオ。

今回のリマスター化の目玉は、5月19日のセットリストに合わせて曲順が入れ替わっている点だとか。アナログは2枚組4面でしたが、アナログ盤の収録時間という物理的な要因と、各盤トップに派手目の曲を配したいという編集上の狙いからそのような曲順になったそうです。ちなみにオリジナル盤ではA面に「Superstition」、C面に「Sweet Sweet Surrender」が収められていました。この編集自体には特別なものは感じませんが、慣れ親しんだ曲順と違うということだけでもかなり新鮮な気分になれます。

この盤は初CD化バージョンと初回リマスター化の2バージョンを所有していますが、Tim Bogertのパートを強調したと言われている初回リマスター盤と聴き比べると、確かに全体のバランスが良くなり格段に聴きやすくなっています。そりゃ、高い銭を出したのですから当然ですね。音に関しては大満足です。完全限定発売ということで、在庫がなくなり次第販売中止ということですから、興味ある方はお早めに!

●Musicians
Jeff Beck / guitar
Tim Bogert / bass,vocal
Carmine Appice / drums,vocal

●Numbers
[CD 1]
1.     Superstition
2.     Livin' Alone
3.     I'm So Proud
4.     Lady
5.     Morning Dew
6.     Sweet Sweet Surrender
7.     Lose Myself With You
8.     Black Cat Moan
9.     Jeff's Boogie
10.   Why Should I Care

[CD 2]    
1.     Going Down
2.     Plynth/Shotgun (Medley)
3.     Boogie

アナログオリジナル盤の曲順も掲載しておきます
[Side A]
1.     Superstition
2.     Lose Myself With You
3.     Jeff's Boogie
[Side B]    
1.     Going Down
2.     Boogie
3.     Morning Dew
[Side C]   
1.     Sweet Sweet Surrender
2.     Livin' Alone
3.     I'm So Proud
4.     Lady
[Side D]         
1.     Black Cat Moan
2.     Why Should I Care
3.     Plynth/Shotgun (Medley)

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