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2013年9月22日 (日)

仏産ブラックメタル「Deathspell Omega」の4th「Fas-Ite Maledicti in Ignem Aeternum」

R0012496
Musician●Deathspell Omega
Title●Fas-Ite Maledicti in Ignem Aeternum(2007年)
■Amazonより購入


フランス出身のブラックメタルバンド「Deathspell Omega」による4枚目のアルバム「Fas-Ite Maledicti in Ignem Aeternum」です。2007年リリース。彼らにとっていまなお最高傑作とされている前作「Si Monumentum Requires Circumspice」(2004年)から始まる3部作の2作目で、続く「Kenose」で完結するとのこと。相変わらずバンドメンバーの詳細プロフィールは不明で、主義としてライブ活動もほとんど行わないとのこと。自己演出の方法も徹底して不気味です。

どうしても前作「Si Monumentum Requires Circumspice」と比較してしまうのですが、全体の構成がシンプルになった分だけ、逆に“聴きやすくなった”のではないかと思います。ただし“聴きやすくなった”というのはアルバムの全体構造が把握しやすくなったという意味で、楽曲そのものは相変わらず難解で、ブラックメタルの邪悪さとブルータリティで満ちあふれているので、ご安心を。終始奏でられるギターの不協和音が不安感を煽るだけ煽ります。前作「Si Monumentum Requires Circumspice」からブラックメタルと宗教音楽的な要素の融合に取り組み始めたのですが、激情をむき出しにした暴力性から一転して静寂な世界へと誘う緩急のつけ方は、相変わらず見事。このめくるめくジェットコースター的な展開に身を任せていると、もう貴方もすっかりとDeathspell Omegaマニアに。

●Musician
Deathspell Omega

●Numbers
1.  Obombration I
2.  The Shrine of Mad Laughter
3.  Bread of Bitterness
4.  The Repellent Scars of Abandon and Election
5.  A Chore for the Lost
6.  Obombration II

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