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2013年8月

2013年8月31日 (土)

北欧の爆裂系ギタリストRaoul Bjorkenheimの新ユニット「KALABALIK」

R0012638
Musician●Raoul Bjorkenheim(guitar)
Title●Kalabalik(2013年)
■Amazon USAより購入


フィンランド出身の爆裂&フリー系ギタリスト、Raoul Bjorkenheim(ラウル・ビョーケンヘイム)といえば「Scorch Trio」での活動が有名ですが、突如として別ユニットを立ち上げることでも知られています。ECMからリリースされている東洋音楽に強くインスパイアされた「Krakatau」などもその一つだと思われます。今回のユニット「KALABALIK」はトルコ語で「雑踏」という意味だそうです。ユニット名の珍妙さはともかく、ギター2本と打楽器奏者という変則編成にも驚かされます。Anders Nilsson(guitar)とGerald Cleaver(drums)というトリオなのですが、もう一人のギタリストAnders Nilssonは名前から判断してスウェーデン出身、打楽器奏者Gerald Cleaverはアフリカ系ミュージシャンです。最近ではトロンボーン奏者Samuel BlaserのアルバムでMarc Ducret(guitar)と共演しています。

このアルバムは2011年1月2日、NYCの「Downtown Music Gallery」でのライブ音源になります。数年前に同会場でのライブ音源がリリースされていますが、同じ流れというなるのでしょうか。リミックス作業はやはりNYCを拠点に活動するフリー系ギタリスト、Robert Mussoが担当しています。Anders NilssonはMarc RibotやElliot Sharpが一押しのギタリストということですから、その芸風たるや推して知るべし、という塩梅でしょうか。

ギタリスト2名と打楽器奏者という編成にかなりの戸惑いを感じてしまうのですが、Bjorkenheimは左サイド、Anders Nilssonは右サイドを担当。Bjorkenheimへ例によって例のごとく、凄まじい爆裂ソロをいきなり炸裂させていますが、Anders Nilssonも負けじと応戦。いきなりハイテンション極まりないギターバトルで始まり、これがなんと最後まで延々と続きます。これは楽曲というより完全フリーのインプロ合戦であり、聴く側にとっては相当な気力と体力が必要とされます。打楽器奏者Gerald Cleaverもこれまた重量感満載のど迫力で、2人のギタリストを熱血サポート。「Scorch Trio」もかなりのものでしたが、変態度とど迫力という点ではこの「KALABALIK」もかなりのものだと思います。とにもかくにも、かなり聴く人間を選ぶ作品であることは間違いありません。

●Musicians
Raoul Bjorkenheim / guitar
Anders Nilsson / guitar
Gerald Cleaver / drums

●Numbers
1.  Spiraling Skies
2.  Vortex
3.  Incarnation
4.  Robot Tango
5.  Saga Raga
6.  Descension

2013年8月30日 (金)

Abercrombieのカルテットシリーズ第3弾「The Third Quartet」

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Musician●John Abercromie(guitar)
Title●The Third Quartet(2007年)
■ディスクユニオンで購入


ECMを代表するコンテンポラリー系ギタリスト、John Abercrombie(ジョン・アバークロンビー)の“2000年代型カルテットシリーズ”第3弾です。メンバーはご存じMark Ferdman(violin)、Marc Johnson(bass)、Joey Baron(drums)という構成。このメンバーでは3作目にあたるはずです。プロデューサーはご存じ、マンフレード・アイヒャー氏。

#7「Round Trip」がOrnette Coleman、#8「Epilogue」がBill Evansの曲ですがほかはAbercrombieの曲になっています。このメンバーによる「Cat'n' Mouse」(2002年)と「Class Trip」(2004年)とも聴き比べてみたりしたのですが、ベテランミュージシャン達が作り出す豊潤な音には相変わらず抜群の安定感があります。ややフリーな感じでスタートする#1「Banshee」ではAbercrombieとFerdmanによる緊張感あふれる掛け合いでいきなり聴かせます。おお、いきなりかましてくれるな~とニンマリとしていると、続く#2「Number 9」ではとてつもなく耽美的な音の世界が繰り広げられます。いきなり冒頭から緩急がついた展開でがっつりとリスナーの心をわしづかみしてしまう手練にもうメロメロ状態です。珍しくColemanの曲を取り上げた#7「Round Trip」は久々にジャズらしいギタープレイを聴くことができますが、ここではMarc Johnsonが大活躍しています。Evansの#「Epilogue」はあまりに甘く切なく歌い上げます。そしてアコギの多重録音で泣かせる#11「Fine」で静かにクールダウン。決して熱くはならないものの、フレーズの端々にほとばしるリリシズムを惜しげもなくつぎ込むAbercrombieのギタープレイは健在です。

もちろん個人的な好みが分かれるところですが、このメンバーによる作品の中での比較では、いちばん安定感が感じられ、音に対して素直に入っていけました。

●Musicians
John Abercrombie / guitar
Mark Ferdman / violin
Marc Johnson / bass
Joey Baron / drums

●Numbers
1.  Banshee
2.  Number 9
3.  Vingt Six
4.  Wishing Bell
5.  Bred
6.  Tres
7.  Round Trip
8.  Epilogue
9.  Elvin
10. Fine

2013年8月25日 (日)

Richie & Anttiの「Generator」がリイシュー&再発売

R0012726
Musicians●Richard Hallebeek(guitar),Antti Kotikoski(guitar)
Title●Generator(1995年)
■メーカーサイトより購入


その昔、Mark Varneyプロデュースのもとリリースされた「MVPシリーズ」。「MVP」とはなんぞと思いきや、自分の頭文字にPresentsのPを足しただけという何とも自分大好きな御仁でしたが、Allan Holdsworth、Brett Garsed、Shawn Laneといったテクニカル系ギタリストの音源を惜しげもなく世に送り出してくれた功績はやはり評価しないといけないでしょう。「MVPシリーズ」の第3弾にあたるのがこのアルバムです。当時の無名若手ギタリスト2名を大抜擢し、Scott Henderson、Dan Gilbert、Scott Kinsey、Carl Verheyen、Frank Gambaleらで脇を固めるといった非常に贅沢な布陣です。オリジナルはLegatoレーベルより1995年リリース。

その若手というのがもはやAllan Holdsworthフォロワーの最右翼にまでのし上がった感のある、オランダのギターモンスターRichard Hallebeekとフィンランド出身のAntti Kotikoskiのお二人。ともにテクニカル系ギタリストの虎の穴「GIT」の同期生で、要は若手の卒業制作アルバムにお師匠さんたちが手厚くサポートした、と表現すれば分かりやすいかも。長い間、廃盤状態にあったため入手困難でしたが、この度、Hallebeek自身と盟友Frans Vollinkの手によってリマスターされて再発売されました。オリジナル盤のクレジットをあらためて読み直すとプロデュースとミックス作業は“両手タップの怪人”T.J.Helmerichが担当しています。また、Special ThanksとしてAllan Holdsworth、Brett Garsedの名前も見られます。この二人、もちろんレコーディングには不参加ですがおそらく機材提供などのバックアップがあったのだと推測。

内容に関しては前回記事に譲るとして、リマスター化に関してはいわゆる原音に忠実で耳に優しい感じでなかなか良好。#9「Music For Runyon Canyon」のみオリジナルとは違う素材を使ったとされています。聴き比べても違いがよく分からないのですが、オリジナル音源で気になった音割れが飛躍的に改善されているので、多分音源そのものを加工し直したのだと推測されます。

ところで過去の話になりますが、Antti Kotikoskiのホームページでは「Generator2」を制作中で2007年には完成予定とアナウンスされていました(今は削除されています)。もしかしたら今回のリマスター盤がこれに該当するのでしょうか。それともまったく違う音源が存在するのでしょうか。どちらにしても、今回の再発売はうれしい限りです。またHallebeekによればAmazonやiTunesでも配信販売を行う予定だとか。

Antti KotikoskiとJK、そしてMarco Minnemannという珍しい組み合わせの動画です

こちらはHallebeekとLalle Larssonとの共演

●Musicians
Richard Hallebeek / guitar
Antti Kotikoski / guitar
J.K. / bass
Jan Fabricky / drums
Sergio Cocchi / keyboard
Artun Surmeli / keyboard on #3,#5

Dan Gilbert / guitar on #1
Scott Henderson / guitar on #2
Scott Kinsey / keyboards on #3
Carl Verheyen / guitar on #5
Frank Gambale / guitar on #8

●Numbers
1. Swang Thang
2. Fahrenheit
3. Band-aid
4. Dreaming
5. Dirt
6. Double Standard
7. Seven Days In The New World
8. Persian Rug
9. Music For Runyon Canyon

2013年8月24日 (土)

新鋭トロンボーン奏者Samuel Blaser「As The Sea」にMarc Ducretが参加

R0012636
Musician●Samuel Blaser(trombone)
Title●As The Sea(2012年)
■Amazonより購入


Samuel Blaser(サミュエル・ブラッサー)はスイス出身の新進気鋭のトロンボーン奏者です。前作「Boundless」(2011年)に続くフランスの奇才Marc Ducret(マルク・デュクレ)が参加しているということで漁盤しました。2011年11月5日、6日にかけてベルギーで行われたライブ音源になります。参加メンバーはMarc Ducret(guitar)に加えてBaenz Oester( bass)、Gerald Cleaver(drums)と前作とまったく同じ構成です。Gerald CleaverはRaoul Bjorkenheim(guitar)のアルバムに参加するなど、最近個人的に注目しているミュージシャンです。引き続きフリー系としては知る人ぞ知るスイスのレーベル「Hat Hut」からリリース。

内容はというと前作と同様、完全な欧州系フリージャズ。一応、曲タイトルとしては4編から構成される組曲の形をとってはいますが、これも前作と同じようにBlaserとDucret両者によるインタープレイの連続です。こうしたフリーインプロの場合、メンバーの誰かが緊張感に欠いたり、誰かが極端に場を乱すような行動に出てしまうと、途端に冗漫でつまらない作品になってしまうように思えます。かといって、逆に調和を重視してしまうとフリーとは言い難くなるという、実にややこしい二律背反性を秘めています。ぎりぎりのラインで成立させてしまう力技と高度なインテリジェンスにはひたすら感心してしまいます。耳はどうして主役級の二人に傾いてしまいますが、リズム隊の活躍ぶりにも注目です。

●Musicians
Samuel Blaser / trombone
Marc Ducret / guitar
Baenz Oester / bass
Gerald Cleaver / drums

●Numbers
1.  As The Sea Part 1
2.  As The Sea Part 2
3.  As The Sea Part 3
4.  As The Sea Part 4

2013年8月23日 (金)

祝、TBM復刻!土岐英史「TOKI」を買い直す

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Musician●土岐英史(alto sax,soprano sax)
Title●TOKI(1975年)
■Amazonより購入


1970年代に「日本のブルーノート」を目指して立ち上がった日本のジャズレーベル「Three Blind Mice」(略してTBM)は日本におけるいわゆるモダンジャズや電化ジャズ系のミュージシャンの登竜門として重要な働きをしていました。いまはレーベルとしては存在していないようですが、いまなお第一線で活躍する日本のジャズメンたちの“若き音源”に触れることができる貴重な存在だといえるでしょう。そんな「TBM」の代表作が続々と復刻しています。そんなわけで、日本を代表するサックス奏者、土岐英史の初リーダー作「TOKI」を入手しました。アナログ盤でも所有していましたが、紙ジャケット仕様かつリマスター盤となると黙っているわけにはいきませんね。参加メンバーは若き渡辺香津美(guitar)と井野信義(bass)という強力メンバーで、Steve Jacksoon(drums)がゲスト参加しています。1975年5月7日、東京のアオイスタジオでレコーディングされています。

土岐さんの詳しい来歴に関してはリリース当時のライナーに書かれているので、興味ある方はそちらをお読みいただくとして、とにかく感心してしまうのが高い演奏レベルと楽曲の完成度のすばらしさです。多分にColtraneからの強い影響を感じさせるスピリッチャルな魅力満載の#1「Lullaby For The Girl」はこのアルバムでの最大の聴き所です。純正ジャズギタリストだった当時の渡辺香津美氏の熱いソロも大いに聴かせます。驚くことに、このアルバム、1曲を除いてすべてワンテイクでの録音という事実です。当時のTBM史上、最短の制作時間で作られたとか。何度も言いますが、日本のジャズメンのレベルの高さ、日本の録音技術の確かさは、もっと世界に誇ってもいいと思います。ちなみにジャズ歌手の土岐麻子さんはお嬢さんで、このアルバムリリースの翌年、1976年に生まれています。

●Musicians
土岐英史 / alto sax,soprano sax
渡辺香津美 / guitar
井野信義 / bass
Steve Jacksoon / drums

●Numbers
1.  Lullaby For The Girl
2.  Darkness
3.  Blues
4.  When Sunny Gets Blue
5.  Old Song Blues

2013年8月18日 (日)

DPの「Live In Paris 1975」を聴いてみる

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Musician●Deep Purple
Title●Live In Paris 1975
■Amazonより購入


今年に入ってからDeep Purple関連のリイシュー盤が何枚かリリースされていることに今さら気がつきまして、気になる音源を少しずつ揃えていこうかという感じで先日入手したのが、この盤です。言うまでもなくRitchie Blackmoreがグループ最後のステージとなった1975年4月7日、パリでのライブ音源です。正確に言うと「The Palais des Sports」というホールです。<Deep Purple Overseas Live Series>ということで数枚リリースされていますね。

個人的にはDPの最盛期は第2期、しかも1970年から1973年にかけてだと思っていることもあり、第3期DPのライブ音源、しかも人間関係が最悪だった時期のライブ音源にはあまり食指が動かないというのが本音。それでも、価格の安さに惹かれてついついポチってしまった次第です。

結局は既発売盤「MARK3 FINAL」のリマスター盤ということになるのですが、「You Fool No One」が完全収録されているのがポイントです。私が指摘するまでもなく、この時期のリッチー師匠はやる気の無さからくる手抜きプレイの連続で、聴くに耐えないケースが目立っていたのですが、あらためて聴き直すとアルバム「Burn」や「Stormbringer」収録曲では意外なことにけっこう真面目にプレイしているんですね。しかし、第2期の曲となるとまったく別人のような手抜きプレイを連発します。師匠にしてみたら「なんでワシにこんな昔の曲を演らせるんだ」という心境だったのでしょうね。特に「Smoke on the Water」でのソロは「ワシ、もう帰りたい」オーラ丸出しです。

リマスター効果ですが「MARK3 FINAL」と比べると、格段に向上しています。特にリッチー師匠のギターが前面に出てきて、代わりにGlenn Hughesのベースを後退させることで、ギターファン寄りのお仕事が施されています。値段に対して満足度はかなり高いのではないでしょうか。蛇足ですが、この<Deep Purple Overseas Live Series>ではメンバーへのインタビュー音源がボートラとして収録されていて、この盤でDavid Coverdale、Glenn Hughes、Ian Paiceの生声を聴くことができます。果たして喜ぶ人がいるのかはわかりません。

●Musicians
Ritchie Blackmore / guitar
David Coverdale / lead vocals
Glenn Hughes / bass,backing vocals
Jon Lord / organ,keyboards
Ian Paice / drums,percussion

●Numbers
[CD 1]
1.  Burn
2.  Stormbringer
3.  The Gypsy
4.  Lady Double Dealer
5.  Mistreated
6.  Smoke on the Water
7.  You Fool No One

[CD 2]
1.  Space Truckin’
2.  Going Down
3.  Highway Star
4.  1975 Interview with David Coverdale, Glenn Hughes & Ian Paice

2013年8月17日 (土)

超テクニカル集団「Planet X」の「Moon Babies」

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Musician●Planet X
Title●Moon Babies(2002年)
■Amazonより購入


元「Dream Theater」の鍵盤楽器奏者Derek Sherinian(デレク・シェリニアン)が立ち上げたテクニカル集団「Planet X」の2nd「Moon Babies」です。2002年リリース。正確に言うとBrett Garsedらを擁してSherinian名義でリリースされた「Planet X」がバンドの始まりで、「Planet X」名義で出された「Universe」がバンドとしての1stになります。メンバーはDerek Sherinian(keyboards)、Tony MacAlpine(guitar)、Virgil Donati(drums)の3人を軸に、Tom Kennedy、Jimmy Johnson、Billy Sheehanの3人のベース奏者がサポートに回るという体制です。Tom KennedyはBill Connorsのリーダー作に参加、Jimmy JohnsonはAllan Holdsworthとの共演で有名ですね。Jimmy Johnsonの起用は意外と言えば意外な感じがします。プロデュースはSimon Phillipsという最強の布陣です。

さて、期待を決して裏切らない「Planet X」だけに、全曲とも変拍子の嵐、そして超絶技巧の連続。Derek Sherinianが作る音楽は決してブレないので聴いていて抜群の安定感を感じさせます。そして、なによりも存在感が大きいのがTony MacAlpineです。「Universe」から新規加入したMacAlpineですが、これまた決して期待を裏切らない超絶技巧の連続。サウンドとしてはハード極まりない1st「Universe」のほうが好みなのですが、こちらのほうがやや落ち着いた感じによってSFチックな印象が強まっているように思えます。

●Musicians
Derek Sherinian / keyboards
Tony MacAlpine / guitar
Virgil Donati / drums
Tom Kennedy / bass on #1,#4,#5,#6,#10
Jimmy Johnson bass on  #3,#7,#8,#9
Billy Sheehan / bass on #5

●Numbers
1.  Moon Babies
2.  The Noble Savage
3.  Ataraxia
4.  Tonaz
5.  Boy with a Flute
6.  Interlude in Milan
7.  Digital Vertigo
8.  Ground Zero
9.  Midnight Bell
10. Ignotus Per Ignotium

2013年8月16日 (金)

Rob Whitlockによるご機嫌な「Sketchin'2」

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Musician●Rob Whitlock(keyboards,organ)
Title●Sketchin'2(2005年)
■Amazonより購入


鍵盤楽器奏者Rob Whitlockが2005年にリリースした痛快なジャズ&ファンク作品です。同じ年、同じメンバーで「Sketchin'」という“前編”が出ているので2枚に分けてのリリースなのだと思われます。参加ミュージシャンは前編と同様、Anthony Jackson(bass)、Vinnie Colaiuta(drums)、Scott Henderson(guitar)、Michael Brecker(tenor sax)という現代ジャズフュージョン界を代表する強者ぞろい。しかして、これだけの豪華面子を呼び寄せたRob Whitlockという人は、いったいどんな大物なのでしょうか。ほかは、Criff Almond(drums)、Pat Kelley(guitar)、Bob Whitlock(guitar)、Amber Whitlock(vocal)という人たちですが、同じファミリーネームの人は血縁関係なのでしょうね。当欄ははっきり言ってScott Henderson(guitar)目当てです。

スコヘンさんは3曲に参加していますが、ジャジー&ダンサブルな曲#3「Gotta' Insulator」ではほとんどのフレーズにアームを効かせるという荒技に挑戦しています。続くハードバップ風の#4「Cold Duck Time」では曲調をまったく無視するかのごとく次々と変態ウネウネフレーズを連発しています。この人が入ると楽曲自体がまったく別物になってしまいます。圧巻は#5「At Freedom Chicken Dance」。これまたご機嫌なダンスナンバーなのですが、のっけからスコヘンさんが飛ばすこと飛ばすこと。約3分ほど好き勝手に弾き倒します。ひとしきりスコヘンが暴れまくった後、触発されたMichael Breckerが激しいブロウで応戦します。最後は両者の激しい応酬で幕引き。いや~、この曲を聴くだけでもこのアルバムを手に入れる意味は十分すぎるほどあります。生前のMichael Breckerを偲びつつ、素晴らしすぎる熱演に耳を傾けてみてください。

●Musicians
Rob Whitlock / keyboards,organ
Anthony Jackson / bass
Vinnie Colaiuta / drums
Criff Almond / drums
Pat Kelley / guitar
Bob Whitlock / guitar
Scott Henderson / guitar on #3、#4、#5
Michael Brecker / tenor sax on #5
Amber Whitlock / vocal

●Numbers
1.  2nd Service
2.  Them There Eyes
3.  Gotta' Insulator
4.  Cold Duck Time
5.  At Freedom Chicken Dance
6.  Do I Love You
7.  The Colours Of Life

2013年8月11日 (日)

BBCライブと同一音源のTempest「Tempest In Concert 1973-1974」

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Musician●Tempest
Title●Tempest In Concert 1973-1974(1973 & 1974年)
■Amazonより購入


フランスの「On The Air」というレーベルから「Tempest」関連のライブ音源が発売されていたので入手してみました。Allan Holdsworthが在籍した1973年のライブとHoldsworth脱退後、Ollie Halsallが在籍時の1974年のライブ音源によるカップリング盤になります。最初に言っておきますが、1973年のテイクは古くから海賊盤で有名で「Under The Blossom Anthology」のリリースによって晴れて“正式盤”に格上げされた例の「BBC音源」です。すわ、未発表音源発掘か!と意気込んでしまう気持ちは痛いほどよくわかりますが、残念ながらそんなに上手く事は進みません。1974年の音源は1974年4月に行われたロンドンでのもの。海賊盤までは調査していませんが、こちらはどうやら初出音源の模様。

何回も聴いている1973年音源ですが、今回のリマスターではHoldsworthとHalsallのチャンネルがなぜか左右入れ替わり、Holdsworthが右サイドに。また、ギター中心のリマスター作業が行われたようで、オリジナル盤では引っ込んで聴こえたHalsallのギターが前面に押し出されています。その代わり特にベースをはじめとした低音部が弱くなってしまったので、全体としては高音部が強調されすぎていて、耳にツンツン響きます。ちょっときついです。また、曲間のMCも一部カットされています。

個人的に面白いなと思ったのが、Halsallがギターにシンセにボーカルに八面六臂の大活躍をする1974年の音源。Halsallは“先輩格”HoldsworthがTony Williams New Lifetime加入のため抜けたこともあってか、実に伸び伸びとプレイしている様子があからさまなのですが、バンマスのHisemanを差し置いて完全にバンドを自分のものとしてしまったようです。とにかくハイテンションかつヤケクソの疾走感と相変わらずのヘタウマぶりが尋常ではありません。そんなこともあって個人的な印象としては、Holdsworth脱退後のTempestはまったく別物だと思っています。


●Musicians
Jon Hiseman / drums
Mark Clarke / bass,kenboards,vocal
Allan Holdsworth / guitar
Paul Williams / vocal
Olly Halsall / guitar,vocal,keyboards

●Numbers
1.  Foyers The Fun
2.  Gorgon
3.  Up And On
4.  Grey And Black
5.  Brothers
6.  Drums Away
7.  Strangeher
8.  Yeah, Yeah, Yeah
9.  Living In Fear
10. Dance To My Tune
11. Paperback Writer

2013年8月10日 (土)

Virgil Donati / In This Life(2013年)

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Musician●Virgil Donati(drums)
Title●In This Life(2013年)
■Abstract Logixより購入


「Planet X」や「新生U.K.」で活躍中のスーパードラマー、Virgil Donati(ヴァージル・ドナティ)のリーダー作です。2013年リリース。豊富なキャリアを持つミュージシャンにもかかわらず意外なことに自身名義としては初リーダー作にあたります。まぁ、正確に言えば実質的なリーダー作はいくつかあるのですが、そのあたりはいろいろな事情というか、大人の思惑があったのでしょう。

アダシごとはさて置いて。参加ミュージシャンが凄いことになっていますよ。ギタリストだけでも挙げていくと、Marco Sfogli、Brett Garsed、Irwin Thomas、Alex Machacek、Rafael Moreira、Simon Hosfordという面々。Brett GarsedやAlex Machacekに関しては説明不要だと思われますが、Marco SfogliやSimon Hosfordあたりはたぶんかなりマイナーな存在だと思われます。Marco Sfogliはイタリア出身のテクニカル系ギタリストですが、すでに2枚のリーダー作をリリースしている模様。Simon Hosfordはオーストラリア出身のミュージシャンでDonatiが中心になって結成した「On The Virg」というユニットによる「Serious Young Insects」(1999年)というアルバムに参加していました。

さて、このアルバム、一聴して明らかに「これってPlanet Xじゃんかい!」と何回も突っ込みを入れたくなるほどのいい意味で素晴らしい内容に仕上がっています。プログメタル好きにとっては辛抱たまらん出来映えです。「Planet X」直伝の変拍子多用攻撃はこの手の音楽好きには堪えられない魅力です。クレジットをよく見ると、ギターのMarco Sfogliと鍵盤楽器のAlex Argentoの2人のイタリア人ミュージシャンが非常に重用されているのですが、これまた2人とも凄まじい実力の持ち主。特にMarco SfogliはHoldsworth~MacAlpine直系の奏法で臆することなくグイグイと弾きまくっています。今後、要マークのギタリストです。

動画はVirgil Donati BandによるBaked Potatoでのライブです。Chick Coreaの新譜にも参加しているCharles Alturaというギタリストにも注目です♪近々、初リーダー作がリリースされるという情報があります。

●Musicians
Virgil Donati / drums,percussions,keyboards
Marco Sfogli / guitar on #1,#2,#3,#4,#8,#9,#10
Brett Garsed / guitar on #1,#3
Irwin Thomas / guitar on #1,#4
Alex Machacek / guitar on #5,#6
Rafael Moreira / guitar on #7
Simon Hosford / guitar on #7,#10
Doug Shreeve / bass on #3,#5,#8,#10
Anthony Crawford / bass on #6,#9
Tom Kennedy / bass on #7
Evan Marien / bass on #2
Dennis Hamm / keyboards on #3
Alex Argento / keyboards on #1,#3,#4,#5,#8,#9,#10
Jeff Babko / keyboards on #7
Ruslan Sirota / keyboards on #2
Paul Sherman / oboe,english horn on #5
Artyom Manukyan  / cello on #5

●Numbers
1.  Rhythm Zero
2.  Eleven
3.  In This Life
4.  Red Air
5.  Paradise Lost
6.  The Fall of Dreams
7.  Iceland
8.  Trinity
9.  Voice of Reason
10. Empire

2013年8月 9日 (金)

The Aristocratsのスタジオ2nd「Culture Clash」

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Musician●The Aristocrats
Title●Culture Clash(2013年)
■Amazonより購入


2012年に「Boing,We'll Do It Live!」というスタジオライブ盤を出したばかりの超絶パワートリオ「The Aristocrats」による2枚目のスタジオ盤がリリースされました。突如として「Abstract Logix」からリリースニュースが流れたので慌てて探ってみると、どうやらCDバージョンとDVD付きのデラックスバージョンが発売される模様。というわけで、こらえ性のない私としては珍しくDVD付きのデラックスバージョンを購入しました。ちなみに国内盤は「マーキーインコーポレイテッド」が発売元になっています。「日本デビュー盤」とされていますが、果たしてその呼び方に意味があるのだろうかと思いつつ、まあ、彼らの存在が広く世に知れ渡るのならば、それもよしですね。メンバーはご存じGuthrie Govan(guitar)、Bryan Beller(bass)、Marco Minnemann(drums)。

彼らにとっての1st「The Aristocrats」ではスタジオ一発撮りのような雰囲気でしたが、この2ndも同様の手法をとっており、陳腐な表現で恐縮ですがトリオならではの臨場感が生々しく伝わってきます。3人とも名うてのテクニシャンなので、この手の音楽が好きな人にとっては大いに気に入ることは間違いなし…なのですが、1stで感じられた荒々しさというか天衣無縫ぶりがやや薄まって、きれいにまとめてきたなぁという印象を受けます。そう、1stであれほど感じられたドキドキ感があまり伝わってこないのです。彼らの作り出す音の対して私の耳が慣れてしまったのか、はたまた単に鈍感になったのか。おそらく後者ではないかと思いつつ、この手のミュージシャンは作品を出すごとにリスナーの要求値もうなぎ登りに上昇するので、大変ですよね。

さて、肝心の“目玉商品”であるDVDですが、30数分程度の「メーキング映像」というわかりすぎるオチがついてきました。いや、強がりでもなく別にかまわないのですが、この程度で「デラックスバージョン」と銘打っていいものだろうか、と思ったり思わなかったり(やっぱり強がっている…)。

ちなみに国内盤CDバージョンはボーナストラックとして、2曲ライブ音源が収録されていますが、「Boing,We'll Do It Live!」とまったく同一だそうです。これまた、ボーナストラックと謳っていいものかと思ったり思わなかったり…。


●Musicians
Guthrie Govan / guitar
Bryan Beller / bass
Marco Minnemann / drums

●Numbers
1.  Dance Of The Aristocrats
2.  Culture Clash
3.  Louisville Stomp
4.  Ohhhh Noooo
5.  Gaping Head Wound
6.  Desert Tornado
7.  Cocktail Umbrellas
8.  Living The Dream
9.  And Finally

2013年8月 4日 (日)

Marc Ducretの「Towerシリーズ」完結編? Vol.3をやっと入手

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Musician●Marc Ducret(guitar)
Title●Tower,vol.3(2013年)
■Ayler Recordsより購入


フランスが生んだ奇才、Marc Ducret(マルク・デュクレ)がお届けする「Towerシリーズ」のおそらく完結編と思われる「Vol.3」をやっとこさ入手しました。どうやら6月頃に発売されたようですが、相変わらず公式サイトは更新されていませんでしたし、Amazon Franceも予約販売のスタートが遅かったのでなかなか気がつきませんでした。というわけで、版元「Ayler Records」から直接個人輸入(Pay Pal払い)。実はこれが一番安く入手できるようです。14ユーロほどでした。

さて「Vol.1」「Vol.2」ときて、「Vol.3」を抜かして「Vol.4」へ飛んでしまったのですが、「Vol.4」がリリースされた時点で「Vol.3」は2011年にレコーディング済みとアナウンスされていました。しかし、クレジットを見ると2012年12月17日~19日の3日間にかけてレコーディングされたと明記されています。何らかの事情で2011年音源は“お蔵入り”してしまったようですね。参加ミュージシャンはFidel Fourneyron(trombone)、Sylvain Lemetre(vibraphone,etc)、Matthias Mahler(trombone)、Alexis Persigan(trombone)、Antonin Rayon(piano,celesta)というベースレス、ドラムレスの変則構成。トロンボーン奏者3人というのは「Vol.1」と同じですが、メンバー的にはMatthias Mahlerが被るだけで、ほかは一新されています。Sylvain Lemetreというヴィブラフォン奏者とAntonin Rayonという鍵盤楽器奏者が加わったのが大きな違いですね。

「Vol.1」では管楽器軍団とDucretによる丁々発止のインプロ合戦という趣でしたが、今回は割とおとなしめの演奏で終始しています。おとなしめと書いたのはあくまでも「Vol.1」との比較のうえでの話で、完全フリーの状況下でのインプロ合戦は熾烈を極めています。ただ、トロンボーンの露出が多いので、その辺りが全国5万人のDucretファンにとっては欲求不満が残るかもしれません。

今回はSylvain Lemetreが奏でるヴィブラフォンが絶妙なアクセントとして機能しているのですが、奇妙なリフレインが現れては消え、気がついたら浮上してくるという塩梅で、奇妙なトランス状態を作り上げています。面白い仕上がりになっているとは思いますが、欲を言えばDucretにはもう少しバリバリ弾いてほしいというのが本音です。

タイトルでは勝手に「完結編」としましたが、奇才Ducretだけに「実はまだ隠し玉がありまっせ」と続編を出してくるような予感もしますね。

●Musicians
Marc Ducret / guitar
Fidel Fourneyron / trombone
Sylvain Lemetre / vibraphone,xylophone,marimba,percussions
Matthias Mahler / trombone
Alexis Persigan / trombone
Antonin Rayon / piano,celesta

●Numbers
1.  Real Thing #1
2.  Real Thing #2
3.  Real Thing #3
4.  Softly Her Tower Crumbled in the Sweet Silent Sun

2013年8月 3日 (土)

Mikael Akerfeldtが影響を受けた北欧プログレの祖「Life」唯一の音源

R0012537
Musician●Life
Title●Life(1970年)
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「OPETH」のフロントマンMikael Akerfeldt(ミカエル・オーカーフェルト)が最も影響を受けたと公言するスウェーデンの3人組プログレバンド「Life」の唯一の音源です。オリジナルは1970年リリース。初CD化されたスウェーデン語バージョンと800枚しかプレスされなかった英語バージョンの2CDです。

今回初めてこのバンドの存在を知った程度なので、詳しいことはまるでわかりません。とまれ虚心坦懐、先入観を一切排除して素直な気持ちで耳を傾けてみると初期Crimson的サウンドに、北欧民族音楽やフォークロック的な要素、そしてサイケミュージックの要素を加えた独特なサウンドという印象。演奏や楽曲は驚くほど完成度が高く、いささか驚きます。もちろん、プレイの端々に時代を感じてしまいますが、それを差し置いてもかなり聴かせます。

いやいや、北欧プログレ恐るべし。日本盤にはこのバンドの詳しい来歴が書かれているようなので、興味ある人はそちらをどうぞお読みください。個人的にはかなりお勧めです。曲名はスウェーデン文字が表示できないので、適度に変えています。あしからず。

●Musicians
Anders Nordh / keyboards,bass,vocal
Paul Sundlin / bass,guitar,piano,vocal
Thomas Rydberg / drums,percussions

●Numbers
[CD1 Swedish Version]
1.  Quo Vadis (I)
2.  Jag Stod Ensam Pa Min Vag
3.  De Va Sa Langesen!
4.  Karlekens Spaak
5.  Hon Vandrar Over Rummet-Pa Jordens Klot
6.  En Bit Av Evigheten
7.  Quo Vadis (II)
8.  Att Leva Ar Att Alska
9.  Varje Man
10. Punds Vidare
11. En Av Oss
12. Jag
13. En Gang I Tiden
14. Quo Vadis (III)
15. Jag Faras
16. To The Country
17. Tro Pa Var Varld

[CD2 English Version]
1.  Quo Vadis (I)
2.  Nobady Was There To Love Mw
3.  Many Years Ago
4.  Experience Of Love
5.  She Walks Across The Room
6.  Sailing In The Sunshine
7.  Quo Vadis (II)
8.  Living Is Loving
9.  Every Man
10. Experience Of Life
11. One Of Us
12. Yes,I Am
13. Once Upon A Time
14. Quo Vadis (III)

2013年8月 2日 (金)

多面性が魅力。矢堀孝一の「Bloomfield」

R0012491
Musician●矢堀孝一(guitar)
Title●Bloomfield(2010年)
■Amazonより購入


「FRAGILE」で活躍する日本を代表するテクニカル系ギタリスト、矢堀孝一による4枚目のソロアルバムです。某巨大通販サイトでのレビューが高評価だったので前々から気になっていましたが、やっと入手しました。記憶が正しければ矢堀氏名義のアルバムはゲストミュージシャンは日本人ばかりだったと思いますが、今回の作品は大物Robben Ford(guitar)、「Tribal Tech」でおなじみのScott Kinsey(keyboards)、Allan Holdsworthとの共演で知られるGary Novak(drums)というジャズフュージョン界の名手が参加しています。まさに、面子から判断しても矢堀氏渾身の力作ということでしょうか。おっと、JINOこと日野賢二(bass)の名前も見られます。個人的にはJINO氏初体験になります。

さて、音のほうはFRAGILE風の変拍子多用ハードフュージョン風、ヘビメタ風、ブラックコンテンポラリー風と実に多彩な内容になっています。個人的には矢堀氏がブラコンに挑むというか、興味をもっていたこと自体が意外なのですが。個人的なキラーチューンはRoben Fordによるメランコリックなギターがあまりにも切ない#2「Bloomfield」で、矢堀氏のギターも珍しく歌い上げます。これは名曲の予感がします。一方、アルバムの中で異彩を放ちまくっているブラコン風#7「@Ralph's」では新境地にチャレンジしています。曲の途中、「Yeah! Man of the guitar,Koichi! Koichi!」という怪しげなラップが聴こえてくるのですが、これはJINO氏によるものだと推測されます。#9「Grandfather's Clock」はあの「おじいさんの時計」です。

ハードフュージョンサウンド好きの方はもちろん、ギター好きなら間違いなく気に入るであろう名盤です。お勧めです♪

●Musicians
矢堀孝一 / guitar
Robben Ford / guitar on #2,#8
Scott Kinsey / keyboards on #1,#5,#6
David Hughes / bass on #1、#2、#5、#6
Gary Novak / drums on #1、#2、#5、#6
大高清美 / organ、keybords on #2,#4、#7、#8
日野賢二  / bass on #3、#4、#7,#8,#9
東原力哉 / drums on #3、#7,#8,#9

●Numbers
1.  Junglething
2.  Bloomfield
3.  Norwalk
4.  Drivin' Free
5.  Undulation
6.  L.C.M.
7.  @Ralph's
8.  Exception
9.  Grandfather's Clock

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