Andy Timmonsの別働隊「Orange Swirl」
Musician●Andy Timmons(guitar,vocal)
Title●Orange Swirl(2000年)
■ディスクユニオンで購入
テキサスを拠点に活動するテクニカル系ギタリストAndy Timmons(アンディ・ティモンズ)が「Orange Swirl」名義で発表した唯一のアルバムです。2000年リリース。Andy Timmonsといえば熱心なビートルズファンであることでも有名ですが、この音源はそんな彼の「ビートルズ愛」に満ちあふれた内容になっています。確か彼のサイト限定発売だったと思いますが、最近では配信発売も行われているようです。Mike Daane(bass)とMitch Marine(drums)という気心が知れたレギュラートリオに加えて、何人かゲストミュージシャンを迎えています。
自他ともに認めるビートルズマニアだけに、もろにカバーした#13はもちろんとしてビートルズの影響を強く感じさせる楽曲がズラリ。#4などは「Because」からの強いインスパイアを感じさせます。ビートルズにあまり興味がない人にとってはもしかしたら退屈かもしれないのですが、私などは「あれ、この曲!」「おやま、このフレーズ♪」などと聴きながらニヤリとすることの連続で、個人的にかなり楽しめる音源なのです。Timmonsを単なる一介のテクニカル系ギタリストと捉える人には実はあまりお勧めできない物件であることは確かかもしれません。
●Musicians
Andy Timmons / guitar,bass,drums,vocals
Mike Daane / bass
Mitch Marine / drums
Dan Wojciechowski / drums on #7,#9,#11
Greg Beck / percussion
Mike Medina / percussion
Cindy Horstman / harp on #13
●Numbers
1. Please Come Home
2. State of Mind
3. My Friend
4. It's a Shame
5. In His Arms
6. Wherever You Are
7. Nobody Cares About Julie
8. Now That You've Been Gone
9. Nothing You Can Do
10. Homeless
11. Leave It Alone
12. Call My Name
13. She's Leaving Home
« ロシアの気鋭Andrei KondakovとPaul Bollenbackのデュオ「Alone and Together」 | トップページ | 滝野聡(g)が参加。若手ジャズピアノ奏者、堀秀彰の8th「Celebration -Live at Nardis-」 »
「ロックギター」カテゴリの記事
- Jeff Beck / Loud Hailer(2016年)(2016.07.23)
- ROBIN TROWER / BEYOND THE MIST(1985年)(2016.01.17)
- ROBIN TROWER / ROCK GOES TO THE COLLEGE 1980(2015年)(2016.01.16)
- JIMI HENDRIX / FREEDOM ATLANTA POP FESTIVAL(2015年)(2015.12.26)
- 小川銀次さん亡くなる(2015.08.05)
この記事へのコメントは終了しました。
« ロシアの気鋭Andrei KondakovとPaul Bollenbackのデュオ「Alone and Together」 | トップページ | 滝野聡(g)が参加。若手ジャズピアノ奏者、堀秀彰の8th「Celebration -Live at Nardis-」 »
コメント