「Niacin」の8年ぶりの新作「Krush」
Musician●Niacin
Title●Krush(2013年)
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もうとっくの昔に解散したとばかり思っていた「Niacin」がなんと8年ぶりの新譜をリリースしました。通算6枚目のアルバムで2013年リリース。メンバーはご存じBilly Sheehan(bass)、John Novello(B3,keyboards)、Dennis Chambers(drums)の強力トリオ。それにしても最近のBilly Sheehanはまさに八面六臂の活躍ぶりですね。
パワートリオによるパワフルかつファンキーなサウンドは相変わらず健在で、一分の隙もなくスピーディで濃密なプレイを聴くことができます。深くモノを考えないでひたすら痛快なプレイに身を委ねるのもよし、各パートの超絶技巧に驚くのもよし、と聴き方はなんとでもなります。個人的にはあまりにあっけらかんと難曲をこなしてしまう3人にただ唖然とするばかりですが。#6「Electrocity」のように4ビートジャズもあったりして選曲も面白いのですが、こうした楽曲に長けているChambersはともかく、Sheehanもこともなさげにジャズベースを弾いてしまうあたりににんまりとしました。#8「Majestic Dance」はAl DeMeolaの曲です。
●Musicians
Billy Sheehan / bass
John Novello / B3,keyboards
Dennis Chambers / drums
●Numbers
1. Krush
2. Tone Wheels
3. Stormy Sunday
4. Low Art
5. Car Crush Red
6. Electrocity
7. Cold Fusioon
8. Majestic Dance
9. Prelude & Funky Opus
10. The Gnarly Shuffle
11. Drifting
12. Sly Voltage
13. That's The One!
14. Triple Strength
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