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2013年4月19日 (金)

Vitalij Kuprijの3rd「VK3」を聴き直す

R0012236
Musician●Vitalij Kuprij(keyboards,paino)
Title●VK3(1999年)
■ディスクユニオンで購入


ウクライナ出身のVitalij Kuprij(ヴィタリ・クープリ)は1974年生まれの鍵盤楽器奏者。渡米前は本格的にクラシックピアノを習っていたという鍵盤楽器奏者ではありがちな経歴を持っています。渡米後は「Atension」に参加した後にソロ活動をスタートし、テクニカル系HRの殿堂「シュラプネルレーベル」からGreg Howeとの共演作「High Definition」(1997年)をリリースし、華麗すぎる超絶技巧で世間の度肝を抜きまくりました。

リーダー作としては3枚目にあたこの作品は、当時シュラプネルの看板ギタリストだったTony MacAlpine(トニー・マカパイン)を迎えて相変わらずのネオクラシカル&超絶技巧路線を突っ走っています。もちろん全曲インスト。この時期のMacAlpineもネオクラ路線全盛期の頃だったので、2人してこれでもか!とばかりに丁々発止のソロの応酬を展開。この手の音楽好きにとっては辛抱たまらん魅力が満載なわけですが、いまあらためて聴き直すと次第に飽きてきてしまうのも否めません。「へ~」「は~」「凄いね~」で終わってしまう嫌いがないわけではありません。おまけにこの2人の超絶技巧に対してバックのリズム隊が実力的に一枚落ちるため(特にドラムのJon Doman)、何となく聴いていて落ち着かない感じも受けてしまいます。もう少し時間をかけて丁寧に仕上げれば何とかなったのに…と思ってしまう1枚です。

●Musicians
Vitalij Kuprij / keyboards,piano
Tony MacAlpine / guitar
Dave Naccarelli / bass
Jon Doman / drums

●Numbers
1.  Break Through
2.  Estimation
3.  Alternate Diversion
4.  Infusion
5.  Forever
6.  Game Of Power
7.  Reflections

R0012237


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