イタリアのサックス奏者Gaetano PartipiloとMiles Okazakiの共演「I Lile Too Much」
Musician●Gaetano Partipilo(sax)
Title●I Like Too Much(2008年)
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イタリアのサックス奏者Gaetano Partipilo(ガルターノ・パルティピロ)が心身気鋭のギタリストMiles Okazakiとブルックリン派ミュージシャンではお馴染みのドラム奏者Dan Weissと組んだトリオによる音源です。2007年8月6日、イタリアでのライブ演奏です。イタリアのジャズレーベル「Jazz Engine」よりリリースされています。#4「Canon per Tones」のみがMiles Okazakiの曲ですほかはGaetano Partipiloによる曲。
全編が3人よる実に静かなインプロという感じなのですが、実は3者による激しいバトルが水面下で繰り広げられています。静かにそれでいて絞り出すように繰り出されるインプロの凄まじい応酬は一聴の価値ありです。Gaetano Partipiloはさまざまなエフェクターを駆使して七色の音を作り出す一方、Miles Okazakiも相変わらず一筋縄では行かないフレーズを連発して盛り上げています。この時期のOkazakiはBen Monderを若干意識しているよううに思えます。難解と言えば難解と言える音楽かもしれませんが、ブルックリン派ジャズが好きな人は面子からみても結構はまってしまうような中毒性がありますね。
●Musicians
Gaetano Partipilo / sax
Miles Okazaki / guitar
Dan Weiss / drums
●Numbers
1. 12 in Sogliano
2. Celluloide
3. Dave Moss
4. Canon per Tones
5. Ingratitude
6. 1:40 to New York
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