クリポタやAdam Rogersが参加。Clarence Pennの「Dali In Cobble Hill」
Musician●Clarence Penn(drums,percussions)
Title●Dali In Cobble Hill(2012年)
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最近はやたらと「Criss Cross」づいている当欄ですが「ブルックリン派」を代表する打楽器奏者Clarence Penn(クラリス・ペン)のリーダー作を「メンツ買い」しました。メンバーはChris Potter(sax,bass clarinet)、Adam Rogers(guitar)、Ben Street(drums)とくればCriss Crossの大看板ばかりでこれを聴かない手はありえません。2012年2月2日、NYCブルックリンでレコーディングされています。迂闊にも初めて気がつきましたがCriss Crossってオランダのレーベルなんですね。
Clarence PennもAdam Rogersもそれぞれのリーダー作において相互に客演している仲なので、抜群のコンビネーションと凄まじい突進力で聴く者を圧倒します。特に#1「The B 61」での圧巻のポリリズムにはただただ唖然とするばかり。Clarence Pennのドラムって客演のときはあまり意識しなかったのですが、実に自由奔放なプレイをする人なんですね。のたうち回るように支えるベースのBen Streetも素敵です。それよりも何よりもクリポタことChris Potterのサックスが吠えること吠えること。凄い圧力でグイグイと攻め込んできます。窒息死寸前までクリポタがひとしきり吠えまくった後、今度はAdam Rogersが満を持して登場。これはRogersのリーダー作ではないかと錯覚してしまうほど、これまた息の長いギターソロを展開しています。極端な話、この曲を聴けただけで大満足でした♪
●Musicians
Clarence Penn / drums,percussions
Chris Potter / sax,bass clarinet
Adam Rogers / guitar
Ben Street / drums
●Numbers
1. The B 61
2. Cobble Hill
3. A Walk On The B-H-P
4. Dali
5. I Hear Music
6. Mr.C
7. Persistence Of Memory
8. My Romance
9. Solato's Morning Blues
10. Zoom Zoom
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