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2013年1月27日 (日)

Attila Zollerの「Overcome」を聴き直す

R0012120
Musician●Attila Zoller(guitar)
Title●Overcome(1986年)
■ディスクユニオンで購入


今は亡きハンガリー出身のジャズギタリストAttila Zoller(アッティラ・ゾラー)が1986年に行われた「The Leverkusen Jazz Festival」に参加したときのライブ音源です。メンバーはKirk Lightsey(piano)、Michael Formanek(bass)、Daniel Humair(drums)という構成。はじめの4曲がライブで、後半2曲は1979年にスタジオ録音されたギターソロです。どういうわけか「Enjaレーベル」からリリースされているのが興味深いところです。そういえば1970年代以降、Enjaから何作かリリースされています。

この作品で聴かれる音はどうやって表現したらいいのか、いまだに適切な言葉がみつかりません。バックのフォーマットは確かにジャズでも、響き渡るフレーズは宇宙的な魅力を放っています。コンテンポラリー系などという軟弱な表現を拒否するあまりに個性的でオリジナリティーあふれるプレイの数々はまさに「オンリーワン的」な孤高の極みにまで達しています。

いきなりタイトル曲の「Overcome」では極端にリバーブを効かせたZollerのギターソロが縦横無尽に暴れまわりますが、これが実にスペーシーな魅力に満ちたもの。壮絶といってもいい過激なプレイを聴く限り、後にも先にも類似するプレイヤーは見当たりません。Zollerというと1960年代で聴かれたフリー寄りのプレイが大変印象に残っているのですが、この作品ではそうした前衛的な要素をさらに磨き上げ、まったくオリジナルなものへと昇華させています。なんともたとえようもない魅力を放つ作品ですが、ギター好きの方には自信をもってお勧めします。

●Musicians
Attila Zoller / guitar
Kirk Lightsey / piano
Michael Formanek / bass
Daniel Humair / drums

●Numbers
1.  Overcome
2.  Starry Night
3.  Lullabye
4.  Lev Blues
5.  Keserges For Albert
6.  Don Alabard

R0012122



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ジャズギター」カテゴリの記事

コメント

この盤の魅力は、出だしの1フレーズに集約されている気がします。

ダニエル ユメールの参加もナイスだと思います。

ゾラーの他の作品も漁盤しましたが、類似した作風のものは、皆無でした。

後半のスタジオでのソロ演奏は???ですが…

前半のライブは、ジャズギターの歴史上の1つの金字塔だと思います。

ベタロさま

コメントありがとうございます♪

仰るとおり、この盤はZollerが遺した音源のなかでも、
異色中の異色ですね。
かなりのベテランと言われる時期のライブにもかかわらず、
強烈な攻撃性には驚嘆します。

後半のスタジオ録音は、捨てるに忍びなかったので、
おまけのつもりで足してみました、という感じでしょうか。
まぁ、ご愛嬌ということで。

こんにちは

ゾラー作品とは関係ないのですが、ナイス?なギタリストを発見したのでご報告させて
頂きたく…

Paolo Fresu Devil Quartet "Desertico" (2013)
に参加している Bebo Ferra → https://www.youtube.com/watch?v=1SvDZrFWjcI

Paolo Fresuというとグッドリックとの Cities しか思い浮かばない私ですが、上の盤に参加している Bebo Ferra は間口の広いギタリストの様ですが、コンテンポラリーなパフォーマンスが私的には素晴らしいと思いました。

Trevor Dunn's Trio Convulsant "Sister Phantom Owl Fish" (2004)
こっちギタリストは、現在のMarc Ducretをソフトにした様な感じで、手放しでお勧めできる程ではありませんが、試聴を一回してみる位の価値はあるかなぁ~という感じです。

ではではm(_ _)m

betta taroさま

コメントありがとうございます!
とんだ亀レスご容赦願います。

おお、2人とも存じ上げないギタリストですが、
なかなかいいですね♪
いつもいつも情報ありがとうございます。
機会あれば入手したく思います。

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