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2012年12月14日 (金)

オランダのジャズフュージョンバンド「On Impulse」にMarc Guillermontが参加

R0012078
Musician●On Impulse
Title●On Impulse(2012年)
■iTunesよりDL


オランダ出身のミュージシャンが組んだユニット「On Impulse」による1stです。2012年リリース。といってもなかなかピンとくる人はいないと思われますので、若干の詳細を。メンバーをみるとSebastiaan Cornelissen(drums)、Frans Vollink(bass)、Coen Molenaar(keyboards)とジャズ・フュージョン界では知る人ぞ知るとう面子ばかりです。この3人を中核としてフランスのHoldsworthyことMarc Guillermont(guitar)、伝説のフュージョンバンド「カリズマ」のメンバーだったMike Miller(guitar)、イギリス出身の期待の若手Nigel Hitchcock(sax)がゲスト参加しています。どうやら配信のみのリリースで現状ではAmazonやiTunesなどからダウンロード可能です。まぁ、正直に言ってリアルCDだと採算はとれない類のジャンルであることは間違いありません。#3、#5、#6はオランダの「Studio Het Atelier」というところでのライブ音源です。

当欄の目的はSebastiaan CornelissenでもFrans Vollinkでもなく、Marc Guillermontだったわけですが、今回の参加はわずかに1曲のみ。それでも相変わらずのウネウネフレーズは絶品の味わいです。先に「Holdsworthy」と評しましたが、ここではむしろRichard Hallebeekに近い感じでいつもよりはジャズ寄りです。もう1人のギタリストMike Millerは恥ずかしながら初めて聴きましたがこちらは割とオーソドックスなプレイが身上のようです。個人的には好きです。

全体を通して聴くとこの手の音楽としては割と大人しめで、どちらかと言えばJazz寄りの音源です。ドンズバのハード系ジャズフュージョンを聴きたいのであれば、Sebastiaan Cornelissenがリーダーとなった「Sebastiaan Cornelissen Group」のほうが断然おススメです。こちらにはMarc Guillermontが全面参加しています。

●Musicians
Coen Molenaar / keyboards
Sebastiaan Cornelissen / drums
Frans Vollink / baass

Special guests:
Nigel Hitchcock / sax on East Side Bridge, Loved You Before, Amelia, Club Ellen,Wristkiller
Marc Guillermont / guitars on Unidentified Crawling Objects
Mike Miller / guitars on Round About Now

●Numbers
1.  East Side Bridge
2.  Unidentified Crawling Objects
3.  Loved You Before
4.  Round About Now
5.  Amelia
6.  Club Ellen
7.  Summer Rain
8.  Wristkiller

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ジャズ・フュージョン」カテゴリの記事

コメント

初 Mike Miller ですか!

いろんな作品に参加している才人ですが、私的には自己名義の Save the Moon(※1)を愛聴しております。

アンディー・ティモンズのビートルズ作品をお好みの音楽士様であれば、ハマる可能性大だと思われます。

無論、ジャズに深い造詣のあるプレイヤーなのですが、この盤では自分の好きなことをしたい放題やっており、まったくもって非Jazz的な作品なのですが、何と言うかMike Millerの優しいギタリズムに癒されます。
ハードなジャズ盤を聴き続けた後などに、ふっと聞きたくなる一枚です。

※1:Mike Miller 自身も Save the Moon を相当気に入っているらしく、オリジナル盤と、数年後に1曲追加しジャケットをコロモがえした再リリース盤の2種類があります。
私は両方持っていますが、強いて言えば1枚目の方が好きですねぇ~ 特にジャケットが… (^ ^;

ではでは

betta_taroさま

コメントありがとうございます。
Mike Miller初体験と書きましたが、冷静になってみると
カリズマで聴いているわけですね。
ただ正直に言ってあまり印象に残っていないというのが本音です。

今度、聴き直してみます♪

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