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2012年10月12日 (金)

豪華ゲストによるChet Baker「Chet Baker & Wolfgang Lackerschmid」

R0011219
Musician●Chet Baker(trumpet,voice)
Title●Chet Baker & Wolfgang Lackerschmid(1979年)
■Amazonより購入


亡き「いい男」のトランペット奏者Chet Baker(チェット・ベイカー)が豪華ゲストを迎えて作ったアルバムです。参加メンバーはLarry Coryell(guitar)、Wolfgang Lackerschmid(viberaphone)、Buster Williams(bass)、Tony Williams(drums)です。どうやらBakerとLackerschmidの双頭バンドに他の3人がゲストとして迎えられたという形のようです。1979年11月、ドイツで録音されています。

オーソドックスなスタイルのChet Bakerに対して音楽的には異分子に近いLarry CoryellとTony Williamsがどのように相対するかが興味の的になってしまうような作品ですが、若手2人は「意外と」まともなプレイに終始しています。#1「Mr.Biko」でWilliamsがいきなりドカンと一撃を食らわすものの、あとは珍しく「常識的な」プレイに徹しています。これはLarry Coryellも同様です。メンバーから期待して聴くと少し肩すかしを食らうかもしれません。

このアルバム、アナログでもなかなか入手できなかった「珍盤」だったのですが、いつの間にかCD化されていたのですね。迂闊でした。

●Musicians
Chet Backer / trumpet,voice on
Larry Coryell / guitar
Wolfgang Lackerschmid / viberaphone
Buster Williams / bass
Tony Williams / drums

●Numbers
1.  Mr.Biko
2.  Balzwaltz
3.  The Latin One
4.  Rue Gregoire Du Tour
5.  Here's That Rainy Day
6.  Toku Do

R0011220


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ジャズトランペット」カテゴリの記事

コメント

奇天烈音楽士さん こんばんは

この盤、存在は知ってましたが、水と油とも言える
ChetとLarryの感性がぶつかり、いったいどんなこと
になるのか、非常に興味のあった盤でした。

記事を見させていただいた感じでは、先輩格Chetに
LarryとTonyが合わせたといったところでしょうか?
30代のLarry、ガツンっとやってほしかった気もします。

J worksさん

コメントありがとうございます♪

むかしアナログで聴いたときはなかなか面白いなと
思っていたのですが、
CDであらためて聴き直したらアララという感じでした。

確かに仰るとおり、もうちょっとガツンと先輩に挑んでほしかったというのが、正直な感想です。

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