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2012年9月

2012年9月30日 (日)

知られざる超絶ギタリストBruce Bartlettのライブ音源「Live at Ryles」

R0011897
Musician●Bruce Bartlett(guitar)
Title●Live at Ryles(2001年)
■本人サイトよりDL


ボストンを拠点に活躍する当欄イチオシの超絶ギタリストBruce Bartlett(ブルース・バートレット)の配信音源です。正確にいうとすでにリアルCDをリリースしなくなってしまったので、彼の音楽に触れるためにはこうやって本人のサイトからDL購入するしか方法がないのです。以前はリアルCDもありましたが、すでに廃盤になってしまったようで、こちらも配信音源にとって代わっています。これも時代の流れなのでしょうか。2001年9月18日、Ryles Jazz Clubでのライブ音源です。Baron Browne (bass),Take Toriyama (drums)というトリオ構成です。ドラム奏者のTake Toriyamaさんは日本人としてNYやボストンで活躍していましたが、残念ながら2007年に38歳という若さで亡くなっています。

バークリー音楽院ギターコースで教鞭をとったこともあるBartlettのプレイスタイルは基本的にはブルースオリエンティッドですがジャズ寄りのプレイもこなす万能派。この日のライブはブルース寄りのセレクトだったようで、素晴らしいブルースギターを弾きに弾き倒しています。Bartlettのギターは比較的クリアーであまり歪ませることはありませんが、とにかくテクニックが素晴らしいの一語。こんな凄い実力派が埋もれているとは、アメリカの音楽界の裾野の広さを感じさせます。ちなみに本音源でいちばんブルース寄りの曲#8「Not Forgotten」はTakeさんの曲です。

●Musicians
Bruce Bartlett / guitar
Baron Browne / bass
Take Toriyama / drums

●Numbers
1.  Another 1
2.  Back Home
3.  Conflict
4.  D Spring
5.  I Can't Even
6.  Inside Out
7.  More And More Lines
8.  Not Forgotten
9.  Nursery Phyme
10. Watch

2012年9月29日 (土)

Holdsworth本人名義のベスト盤「Against the Clock」

R0011878
Musician●Allan Holdsworth(guitar)
Title●Against the Clock(2005年)
■Amazonで購入


この春先に引退説が流れたAllan Holdsworth(アラン・ホールズワース)ですが、その後の動向はどうなったのでしょうか。いくら遅れてきた天才とはいえども年齢的には60代半ば。普通だったら隠居生活に入っても不思議ではないお年頃なわけで、これも致し方ないのでしょうね。この音源も発売と同時に入手しながら長い間放置プレイにしていたものです。最近になって聴き直している次第です。某巨大通販サイトのレビューでは糞味噌にこき下ろした記憶がありますが、あれから7年、私も少しは大人になったので印象も変わるのではないかと思った次第です。

本人プロデュースとしては初のベスト盤としてそこそこ話題になった盤ですが、フォンの間では賛否両論であったことも事実です。いうまでもなく「シンタックス容認派」と「シンタックス拒絶派」との仁義なき代理戦争であったわけです。2枚組のCDは[CD1]がギターアルバム、[CD2]が件のシンタックスアルバムとして編纂されています。[CD2]には未発表曲が2曲、[CD 2]の#1「Tokyo Dream」はアルバム「Wardenclyffe Tower」の日本盤限定ボーナストラックとして収められたもので、輸入盤しかもっていない人にとってはこちらも「お初」になります。

アルバム「Matal Fatigue」(1985年)にはじまり「Flat Tire」(2001年)までそれぞれ2~3曲がチョイスされていますが、本人セレクトだけにそれなりの説得力が伝わってきます。特にギターアルバムである[CD 1]はあらためて聴き直してみてその素晴らしさを再認識させられた次第です。問題は7年前にあれほど毛嫌いしていた[CD 2]、つまりシンタックスアルバムですがやはりどうしても受け入れられない壁を感じてしまいます。これはいろいろあるのですが、いちばん大きな理由として弦楽器であるギターの音をシンタックを経由してわざわざ鍵盤楽器的な音に変換することに、意義というか意味を見い出せない点にあるのです。いや、正確に表現するとうまい具合に鍵盤楽器的な音に変換できたとして、本職の鍵盤楽器と比べてどうなのよ、という疑問がついて回るのです。これはHoldsworthの売りのひとつである「鍵盤楽器的なヴォイシング」とはまったく「別物」で、あれはギターが奏でるヴォイシングだからこそ衝撃的だったと思うのです。すみません、まだ大人になりきれていません。

と文句を言いつつ[CD 2]に収められたボーナストラック2曲について。

#12  Let's Throw Shrimp
なにやらジャズファンク的な面白い曲です。バックはバックはJimmy Johnson(bass)、Chad Wackerman(drums)という旧知の仲なので、御大も実に伸び伸びとプレイしています。シンタックス1本ではなくギターも併用しているからなのでしょう。皮肉にも[CD 2]ではいちばん好きな曲です。

#13  Shenandoah
御大としては珍しくシングルノートによるベタなメロディー。ひねりもなにもないベタさに驚いた次第です。妙に牧歌的で何やら学校の放課後に流れる校内BGMのようです。いや、そんなことはないか。

それにしても、ベスト盤を謳いながら「I.O.U」や「Road Games」という重要作品からのセレクトが皆無であることに大きな疑問を感じます。おそらくややこしい契約上の問題があったと思うのですが、コアなファンにとっては首を捻らざるを得ないのです。スリーブにはエディ・ヴァン・ヘイレンとの貴重な2ショットが載っています。

●Musicians
Allan Holdsworth / guitar,synthaxe
Alan Pasqua / keyboards
Billy Childs / keyboards
Steve Hunt / keyboards
Bob Wackerman / bass
Gary Willis / bass
Jimmy Johnson / bass
Skuli Sverrisson / bass
Dave Carpenter / bass
Chad Wackerman / drums
Gary Novak / drums
Gary Husband / drums
Kirk Covington / drums
Tony Williams / drums
Vinnie Colaiuta / drums
Naomi Star / vocals
Rowanne Mark / vocals

●Numbers
[CD 1]
1.  Tokyo Dream [WardenclyffeTower-JapanVersion(93)]
2.  Sphere of Innocence [WardenclyffeTower(92)]
3.  Rukukha [Hard Hat Area(94)]
4.  Low Levels High Stakes [Hard Hat Area(94)]
5.  How Deep Is The Ocean [None Too Soon(96)]
6.  Nuages [None Too Soon(96)]
7.  Devil Take The Hindmost [Metal Fatigue(85)]
8.  Home [Metal Fatigue(85)]
9.  Peril Premonition [Secrets(89)]
10. The Sixteen Men of Tain [The Sixteen Men of Tain(00)]
11. Mr.Berwell [Atavachron(86)]
12. Looking Glass [Atavachron(86)]
13. Pud Wud [Sand(87)]

[CD 2]
1.  Spokes [Secrets(89)]
2.  Distance vs. Desire [Sand(87)]
3.  Mac Man [Sand(87)]
4.  Against The Clock [Wardenclyffe Tower(92)]
5.  Eeny Meeny [Flat Tire(01)]
6.  Secrets [Secrets(89)]
7.  Bo Peep [Flat Tire(01)]
8.  Postlude [Hard Hat Area(94)]
9.  All Our Yesterdays [Atavachron(86)]
10. Eidolon [The Sixteen Men of Tain(00)]
11. Sundays [With A Heart In My Song(92)]
12. Let's Throw Shrimp [bonus]
13. Shenandoah [bonus]

R0011879


2012年9月28日 (金)

「Abstract Logix Live 2010」の映像をしっかりと見てみる

R0011882
Musicians●Various Musicians
Title●Abstract Logix Live 2010(2012年)
■Amazonより購入


この数年間で有名になったと思われるジャズフュージョン系レーベル「Abstract Logix」の記念ライブの映像作品です。CDはすでに入手していましたが、懲りずに映像もというか、先行してCDをリリースし、まったく同じソースを今度はDVDでリリースするという「二段投げ戦法」(出典「柔道一直線」)に見事に引っかかってしまっているわけですが。もちろんCDが気に入らなければ、DVDは見送るという選択肢も与えられているわけで、こちらとしてもかなりの確信犯であるわけです。念のためデータを記しますと「New Universe Music Festival」のライブ映像で2010年11月20日、21日アメリカのノースカロライナでの収録です。

映像を観たいと思ったのは、音でしか聴いたことがないミュージシャンが多数参加していることも大きな要因です。結果としては大満足。実は発売と同時に入手はしていましたが、例によって放置プレーをかましていて、やっとキチンと拝めた次第です。

個人的にはインド人コンビRanjit Barot(drums)とBala Bhaskar(violin)の姿を拝めただけ大収穫です。McLaughlinが認めただけのことはあります。インド風チャット(?)「タケダ、タケダ、デン、タタタ、タケダ…」に乗って繰り出される狂乱のリズムは一聴、一見の価値ありだと断言します。しかし、この非常に狭いと思われるマーケットに意欲的な作品を送り出す「Abstract Logix」の心意気に敬服します。

一応、参加メンバーとラインアップをあげておきます。ボーナスDVDには各ミュージシャンのインタビューが収録されていますが、まあこちらはどちらでもいいです。

Alex Machacek/Neal Fountain/Jeff Sipe

Ranjit Barot/Bala Bhaskar

Scott Kinsey/Matthew Garrison/Arto Tuncboyaciyan/Ranjit Barot

Jimmy Herring/Neal Fountain/Matt Slocum/Jeff Sipe

Wayne Krantz/Anthony Jackson/Cliff Almond

Lenny White/Jimmy Herring/Tom Guarna/Richie Goods/Vince Evans

John McLaughlin/Etienne Mbappe/Gary Husband/Mark Mondesir


●Numbers
[CD 1]
1.  Strafe
2.  Very Sad
  Alex Machacek / guitar
  Neal Fountain / bass
  Jeff Sipe / drums
3.  Vignesh Kirtanam
  Ranjit Barot / drums
  Bala Bhaskar / violin
4.  Origin
  Scott Kinsey / keyboard
  Matthew Garrison / bass
  Arto Tuncboyaciyan / percussion,voice
  Ranjit Barot / drums,voice
  Wayne Krantz / guitar
5.  Essaouira
6.  Sometimes I
  Scott Kinsey / keyboard
  Matthew Garrison / bass
  Arto Tuncboyaciyan / percussion,voice
  Ranjit Barot / drums,voice
7.  Rainbow
8.  Gray Day
9.  Within You Without You
  Jimmy Herring  / guitar
  Neal Fountain / bass
  Matt Slocum  / keyboard
  Jeff Sipe / drums

[CD 2]
1.  Why
  Wayne Krantz / guitar
  Anthony Jackson / bass
  Cliff Almond / drums
2.  Door #3
3.  Gazelle
  Lenny White / drums
  Jimmy Herring / guitar
  Tom Guarna / guitar
  Richie Goods / bass
  Vince Evans / keyboard
4.  Recovery
  John McLaughlin / guitar
  Etienne Mbappe / bass
  Gary Husband / keyboard,drums
  Mark Mondesir / drums
5.  Mother Tongues
  John McLaughlin / guitar
  Etienne Mbappe / bass
  Gary Husband / keyboard,drums
  Mark Mondesir / drums
  Zakir Hussain / tabla

R0011883


2012年9月23日 (日)

集団トランス状態Julian Priester「Love,Love」

R0011675
Musician●Julian Priester(Trombone)
Title●Love,Love(1973年)
■Amazonより購入


Julian Priester(ジュリアン・プリースター)
と言えばベテラン正統派ジャズトロンボーン奏者。そんな彼が何を思ったのか1970年に入ってECMレーベルに移籍し、制作したのがこのアルバムです。1973年リリース。

別のレビューでも書いた記憶がありますが、70年代初頭のECMは結構尖っていて意欲的な実験作を数多く世に送り出していました。このアルバムは多数の楽器編成による集団インプロヴィゼーションと言える作品ですが、これも初期ECMが得意としていた表現方法と言えるでしょう。少し遡れば末期John Coltraneの「Expression」あたりをヒントにしているのかもしれません。ギターに元「Return To Forever」の初代ギタリストBill Connorsがこっそり参加しています。おっと!チャールス・ロイド・バンドでお馴染みのベース奏者Ron McClureもいますね。

このアルバム、長らくCD化が待たれていた名盤ですが、数年前にやっと「復刻」されました。ECMはどちらかというと過去の名盤に対する扱いが冷淡な感じがしてなりません。まだ記憶が新しいうちにどんどんCD化してほしいものです。

●Musicians
Julian Priester / trombone,bass,flute,synthesizer
Pat Gleeson / synthesizer
Hadley Caliman / flute,sax,clarinet
Bayete Umba Zindiko / piano
Nyimbo Henry Franklin / bass
Ndugu Leon Chancler / drums
Kamau Eric Gravatt / drums,congas
Ron McClure / bass
Bill Connors / guitar

●Numbers
1.  Prologue Love,Love
2.  Images Eternal Worlds Epilogue

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2012年9月22日 (土)

上原ひろみの新譜「MOVE」を聴く

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Musician●上原ひろみ(piano)
Title●Move(2012年)
■Amazonより購入


すっかり日本を代表するジャズピアノ奏者になった感がある上原ひろみの新譜を入手しました。参加メンバーはAnthony Jackson(bass)とSimon Phillips(drums)というベテラン2名。昨年の「東京Jazz」での面子でもあります。アルバムとしては「Voice」からのスライドです。2012年9月5日リリース。

前評判からは「プログレっぽい」という話も耳にしていましたが、それはSimon Phillipsによる部分も大きいのではないでしょうか。個人的は初期の頃の矢鱈と手数が多いいい意味での「元気の押し売り」的な要素が抜けて、ピアノトリオアルバムとして純粋に楽しめました。上原ひろみはライブは実に素晴らしいけれどスタジオ盤は…という面も確かに無きにしもあらずでしたが、この作品にしてライブとスタジオ盤がやっと合致したようにも感じます。ちなみに上原ひろみさんもプログレ好きだそうです。

やや辛口に書いてしまいましたが、これも高い期待値の表れとご理解ください。今年度、最高のピアノトリオアルバムであることには間違いありません♪

●Musicians
上原ひろみ / piano
Anthony Jackson / bass
Simon Phillips / drums

●Numbers
[DISC 1]
1.  Move
2.  Brand New Day
3.  Endeavor
4.  Rainmaker
5.  Suite Escapism Reality
6.  Suite Escapism Fantasy
7.  Suite Escapism In Between
8.  Suite Escapism Margarita!
9.  Suite Escapism 11:49 PM

[DISC 2]
1.  Move
2.  Haze

R0011874


2012年9月21日 (金)

スペインのジャズロックバンドIcebergの3rd「Sentiments」

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Musician●Iceberg
Title●Sentiments(1977年)
■Amazon USAより購入


スペインのジャズロックバンド「Iceberg」による3rdです。1977年リリース。明らかにReturn To ForeverやMahavishnu Orchestraあたりの影響を色濃く受けているゴリゴリのジャズロックサウンドを展開しています。ギター奏者Joaquim "Max" Sunyerがリーダーのようですが、楽曲のテイストはRTF、演奏はMahavishnu Orchestraという感じです。つまり、ディメオラというよりもマクラフリン、コリアというよりもヤン・ハマーというイメージです。

それにしてもJoaquim "Max" Sunyer氏のギターは弾きまくること、弾きまくること。深いディストーションがかかった凄まじいソロが音と音の隙間を見つけてはゴリゴリと入り込んできます。ギター好きにとっては辛抱たまらんという感じでしょう。彼らは全部で5枚のアルバムを残していますが、最もハードかつテクニカルだったのが本作品で、4枚目以降は急速にフュージョン色を強めていきます。

●Musicians
Joaquim "Max" Sunyer / acoustic & electric guitar
Primitiu "Primi" Sancho / bass
Jordi Colomer / drums
Josep "Kitflus" Mas / acoustic & electric piano, clarinet,synthesizer

●Numbers
1.  Sentiments
2.  Andalusia,andalusia
3.  A Sevilla
4.  Ball de les fulles
5.  Majic
6.  Joguines
7.  Alegries del mediterrani

R0011876


2012年9月17日 (月)

Marc Ducretの「Towerシリーズ」第4弾(?)はアコギ1本で

R0011880
Musician●Marc Ducret(guitar)
Title●Tower,vol.4
■Amazon Franceより購入


当欄の追尾物件のひとつであるフランスの奇才Marc Ducret(マルク・デュクレ)の最新アルバムを入手しました。例によってオフィシャルサイトではまだアナウンスされていませんが、Amazon Franceで発見して入手しました。2012年リリース。2011年5月31日にイタリアで、2012年2月24日にMatthieu Metzgerという録音技師の自宅スタジオ(キッチンと表記されていますが)でそれぞれ録音されたものです。フリー系レーベルでは新興と思われる「Ayler Records」より。

最近のMarc Ducretはこの「Towerシリーズ」に凝っているようで、「Vol.1」が管弦楽団とのコラボ、「Vol.2」がヴァイオリンとのコラボと異種格闘技的なセッションを展開してきましたが、今回なぜか「Vol.3」をすっ飛ばして「Vol.4」をリリースしてきました。しかも、アコギ1本という一切のコラボなしです。Ducretによるギターソロアルバムとなると「Un Certain Malaise」(1997年)以来ではないでしょうか。「Vol.3」をあえて飛ばす荒技といい、シリーズの音楽的連続性を一切無視する天衣無縫さといい、やはり奇才と呼ばれるだけあります。

さて、アルバム全編をアコギ1本でもたせることは並大抵の表現力ではとても無理と思うのですが、この奇才はいとも容易くこなしてしまっています。しかし、作品としての衝撃度は「Un Certain Malaise」のほうが上のような気がします。比較対象が素晴らしすぎるゆえの後発組ならではの不利ですが、それをさて置いてもやはり素晴らしい出来映えです。もちろん、普通のギターアルバムを期待する人にはとてもお勧めできません。恐ろしいまでに一般性を拒絶しています。ラスト#9はJoni Mitchellの曲ですが、意外にも真っ当な(?)カバーですが、いかんせん1分弱で終わってしまいます。

ところで飛ばされた形の「Vol.3」ですが、一部音源は2011年に録音済みで再度今年中に追加録音の予定だとか。2013年の前半にはリリースされるようです。メンバーを見るとAntonin Rayon (piano), Sylvain Lemetre (percussion), Matthias Mahler, Fidel Fourneyron and Alexis Persigan (trombones)と3本のトロンボーン奏者とのコラボとなっています。ということは「Vol.1」に近い作風になると想像されます。

●Musician
Marc Ducret / guitar

●Numbers
1.  From a Distant Land
2.  Sur l'Electricite
3.  Sisters
4.  Real Thing #2
5.  Real Thing #1
6.  Ada
7.  ... A Distand Land
8.  Sybil Vane
9.  Electricity

R0011881


2012年9月16日 (日)

オージージャズ「Jamie Oehlers Double Drummer Group」の「You R Here Session One」

R0011862
Musician●Jamie Oehlers Double Drummer Group
Title●You R Here Session One(2006年)
■Amazonより購入


オージージャズは日本であまり紹介されることがないのでマイナー扱いされてしまうのですが、なかなかどうして面白い実力派がウヨウヨとしています。テナーサックス奏者Jamie Oehlersはモントリオールジャズフェスでグランプリに輝いた実力派ミュージシャンですが、どうも活動範囲が国内限定のようで日本ではほぼ無名の存在のようです。今回ご紹介する音源はなんとダブルドラムというユニークな構成が興味深い作品です。2006年3月29日、30日、地元のジャズクラブでのライブ音源です。参加メンバーはJames Muller(guitar),Sam Keevers(piano,nord effectro),Rodrigo Aravena(bass),Simon Baker(drums),Ben Vanderwal(drums)という構成。ギターのJames Mullerは同郷の鍵盤楽器奏者Sean Waylandとの共演でも知られるオージージャズの第一人者的存在。

ダブルドラムというのはどんな案配なのだろうかと思いますが、これが凄まじい迫力。ライブ音源ということもあって、右から左から凄まじいポリリズムで迫ってきます。特に#2「Wayne's World」で聴かれる狂乱の連打は一聴の価値ありです。一人はパーカッション奏者のような働きをすることで役割分担を果たしているのではないかと推測されます。ギターのJames Mullerは相変わらず冴えわたるソロを連発してくれています。何気なく購入した音源ですが、なかなかの掘り出し物に巡り会うことができました。お勧めの1枚。本編は1CDですが、なぜか2CD構成になっていてもう1枚は「Jazz Head2006」というコンピ物がおまけとしてついてきます。意味はよくわかりませんが、ありがたく受け取っておきます。


●Musicians
Jamie Oehlers / tenor sax
James Muller / guitar
Sam Keevers / piano,nord effectro
Rodrigo Aravena / bass
Simon Baker / drums
Ben Vanderwal / drums

●Numbers
1.  Just Out Of Reach
2.  Wayne's World
3.  Solace
4.  Portal
5.  Side Car

R0011863


2012年9月15日 (土)

スイス出身の新鋭トロンボーン奏者Samuel Blaser「Boundless」にMarc Ducretがゲスト参加

R0011751
Musician●Samuel Blaser(trombone)
Title●Boundless(2011年)
■Amazonより購入


当欄が半ば意地になりながら音源蒐集をしているフランスの奇才Marc Ducret(マルク・デュクレ)ですが、そもそもアーティスト情報が少ないうえに神出鬼没的にほかのミュージシャンの作品に客演することが多く、その意味でも「追いかけがいのいある」ギタリストです。とはいえ、いまはネットという強力な武器があるので、大いに助かっているのですが。「病膏肓に入る」とはまさにこのことです。

そんなわけでネット情報を頼りに引っかけたのがこの音源です。主役のSamuel Blaser(サミュエル・ブラッサー)という人はまったくのお初ですが、スイス出身の気鋭のトロンボーン奏者で現在ベルリンを中心にアンダーグラウンドな活躍をしているとか。アングラと表現したのは、メジャーな存在ではないという意味で、フリー界では引く手あまたの期待の星だとか。年齢的に30歳前後ということですがすでにリーダー作を何枚かリリースしています。参加メンバーは例によってお目当てのMarc Ducret(guitar)、Baenz Oester(bass)、Gerald Cleaver(drums)といったベテランぞろい。

内容はというと完全な欧州系フリージャズ。Samuel Blaserは実年齢に似合わない重厚かつ老成したトロンボーンを聴かせてくれます。一応、曲タイトルとしては4編から構成される組曲の形をとってはいますが、完全にBlaserとDucret両者によるインタープレイの連続です。まさに丁々発止、息を飲む緊張感の連続が延々と続きます。特に#2「Boundless Suite Part II」での盛り上がりぶりには窒息寸前です。

しかして、音質にやや難があるなと思っていたら、ライブ音源だったのですね。当欄のスタイルをあえて崩してデータを最後に記します。2010年10月7日、8日、9日の間のライブ音源です。スイスのローザンヌ、チューリッヒ、バーゼルでの収録です。フリー系レーベルとしては知る人ぞ知るスイスのレーベル「Hat Hut」からリリースされています。

●Musicians
Samuel Blaser / trombone
Marc Ducret / guitar
Baenz Oester / bass
Gerald Cleaver / drums

●Numbers
1.  Boundless Suite Part II
2.  Boundless Suite Part II
3.  Boundless Suite Part III
4.  Boundless Suite Part IV

R0011752


2012年9月14日 (金)

別冊カドカワ「プログレッシヴ・ロック」特集を買う

R0011877
■Amazonで購入

Twitterなどで話題になっていた別冊カドカワ「プログレッシヴ・ロック」を入手してみました。まだ熟読の域までは達していませんが、ジョン・ウェットン、ピーター・ハミルの巻頭インタビューを皮切りに、吉松隆、錦織健、みうらじゅん、ドリアン助川、上原ひろみなどインタビュー記事も充実しています。個人的には「ストレンジ・ディズ」編集長、ディスクユニオンのプログレ担当者、松井巧氏らの対談が面白かったりしましたが。

サブタイトルにある「日本人に愛される理由」は言い得て妙ですね。いわゆるイギリス型プログレとアメリカ型プログレの比較論で、アメリカ型は建築でたとえれば太い柱で四隅をがっちり組んである堅牢なタイプ。一方、イギリス型は堅牢さよりも、繊細で完全には成熟しきっていないタイプ。日本人のメンタリティーは明らかに後者を好むというクダリがあるのですが、これは納得です。80年代型YESがアメリカで大ヒットを飛ばした理由は英国人が作ったアメリカ音楽だからという話には説得力があります。確かにゴリゴリのYES守旧派からは批判を浴びましたが、YESがワールドワイドな存在になるためには、アメリカ音楽の分析は欠かせない作業だったわけです。

後半はレコードレビューですが、こちらはまあ「普通」です。というわけでSoft Machineの動画を貼りつけておきます♪

2012年9月 9日 (日)

サイトDL限定 Bruce Bartlett「Last Night」

R0011890
Musician●Bruce Bartlett(guitar)
Title●Last Night(2002年)
■本人サイトよりDL


ボストンを拠点に活躍する超絶ギタリストBruce Bartlett(ブルース・バートレット)と言えば知る人ぞ知る存在ですが、それもそのはずバークリー音楽院のギターコースで教鞭をとっていた経験があります。プロギタリストの間では師匠として仰ぐ人が少なからずいるそうです。以前はSteve HuntのアルバムにAllan Holdsworthと共に参加するなど、メジャーな存在になりかけた時期もあったようですが、いまはまさにドマイナーな感じになってしまいました。以前はリアルCDでリーダー作が何枚か出ていましたが、どうやら廃盤になっているようで現在は配信販売限定になっています。

というわけで彼のサイトからDLした音源ですが、これが実に素晴らしい出来映えです。詳細なクレジットがないのですが、おそらく2002年頃のライブ音源だと思われます。ドラム、ベースによるトリオ編成ながらそれを微塵に感じさせない音の厚みと表現力の豊かさには目を見張ります。基本はブルース系のプレイヤーですが、ジャズの香りもぷんぷんと漂ってきます。似たタイプのギタープレイヤーとしてCarl Verheyenあたりを思い出しますが、Bartlettのほうが遙かにストイックですね。およそ商業的な要素がまるで感じられません。そのあたりがマニア受けするのですが、逆にアンダーグラウンドな存在に甘んじている最大要因だと思います。

●Musicians
Bruce Bartlett  / guitar
Baron Browne / bass
Marty Richards / drums

●Numbers
1.  The Magic One
2.  Free for a Price
3.  Last Call
4.  Another '54
5.  2 More Lines
6.  Martino Vibe

渡辺香津美「Milky Shade」を聴いてみた

R0011870
Musician●渡辺香津美(guitar)
Title●Milky Shade(1976年)


日本を代表するジャズギタリスト渡辺香津美の4枚目のリーダー作「Milky Shade」(1976年)を知人から譲ってもらいました。この盤、アナログでは所有していましたが、CDはかなりのレアで●万円で取り引きされているとか。以前は1stも同じような感じでしたが再プレスによって何とか値段的には落ち着いた感じですね。ところがこの「Milky Shade」は一度CD化されたものの廃盤になってからは再プレスの動きは一向にありません。

「Endless Way」に続くこの作品は「Olive's Step」への橋渡し的な存在で、まだジャズ色が濃厚な時期での音源と言えるでしょう。参加メンバーは辛島文雄(piano)、George Mraz(bass)、日野元彦(drums)というカルテット構成。George Mrazといえば後にバークリー時代の友人であるJohn Abercrombie(guitar)やRichard Beirach(piano)、Peter Donald(drums)と組んでECMに素晴らしい音源を残しています。まだ、メジャーな存在になる前のオファーということなのでしょうか。

さて、ジャズロック風の#1、やたらとメローで「KYLYN LIVE」でも演奏された#2、アルバム「Lonesome Cat」で再録されている名曲#3、Mrazのベースが躍動する#4と聴きどころは満載ですが、渡辺香津美自身の作風が固まりつつある時期の音源だけに、なんだかもどかしさらしきものが感じられることは確か。やはり「Olive's Step」以降が彼にとっての本領発揮ということになるのではないかと思います。

●Musicians
渡辺香津美 / guitar
辛島文雄 / piano
George Mraz / bass
日野元彦 / drums

●Numbers
1.  Wonder Land
2.  Milky Shade
3.  Mirros
4.  Cyclone

R0011871


2012年9月 8日 (土)

Pierre Moerlen's Gong「Time is the Key」を聴き直す

R0011868
Musician●Pierre Moerlen's Gong
Title●Time is the Key(1978年)
■Amazonより購入


いまは亡きパーカッション奏者Pierre Moerlenが単独ユニット的に結成した「Pierre Moerlen's Gong」による1978年の音源です。この盤に関してはかなり昔に入手していたものの、自分自身の中でなかなか消化しきれず今回あらためて聴き直した次第です。3曲のみですが、昔のよしみからAllan Holdsworthが参加しています。基本的にはPierre Moerlen(drums,percussions)、Hansford Rowe(bass,guitar)、Peter Lemer(keyboards)、Bon Lozaga(guitar)の4人を固定メンバーとして曲によってゲストミュージシャンが加わるという構成です。#1のDarryl Wayは「Wolf」のあの人ですね。

さて、お目当てのAllan Holdsworthですが後半3曲に参加しているというクレジット情報ですが、明らかにそれとわかるのは#9「Arabesque Intro & Arabesque」で残り2曲は果たして本当に参加しているのかどうかは私の耳では判断しかねます。一応、「Allan Holdsworth:Lead Guitar」とクレジットされてはいますが、リードギターらしきものは聴こえてきませんし、もしかしたら何かの間違いではないのかしら?とも疑ってしまいます。辛うじて#10「Esnuria Two」のラストでシンタックスらしい短いソロが聴こえるのですが、もしかしたらこれなのでしょうか。いや、1978年当時はシンタックスなど洒落た楽器は存在していませんし。#11「Time Is The Key」に至ってはどこでギターが使われているのでしょうか。と、文句ばかりつけていますが、#9「Arabesque Intro & Arabesque」でのギターソロはかなり面白くそれだけでも溜飲が下がります。

そういうわけで、何やら掴みづらい音源なのですが、作品としてはサイケ&エレクトロフュージョン的な感じでそれなりに楽しめます。ただ異常なまでのハイテンションが売りだった本家「Gong」のほうが個人的には好きです♪「Gong」の別働隊としても「Gongzilla」のほうが面白かったと思います。

●Musicians
Pierre Moerlen / drums,percussions
Hansford Rowe / bass,guitar
Peter Lemer / keyboards
Bon Lozaga / guitar

Allan Holdsworth / guitar on #9,#10,#11
Nico Ramsden / guitar on #8
Darryl Way / violn on #1
Joe Kirby / bass on #1,#2

●Numbers
1.  Ard Na Greine
2.  Earthrise
3.  Supermarket
4.  Faerie Steps
5.  An american In England
6.  The Organ Grinder
7.  Sugar Street
8.  The Bender
9.  Arabesque Intro & Arabesque
10. Esnuria Two
11. Time Is The Key

R0011869


2012年9月 7日 (金)

スペインのジャズロックグループIceberg「En Directe」

R0011864
Musician●Iceberg
Title●En Directe(1978年)
■Yahoo!オークションにて購入


スペインのジャズロックグループ「Iceberg」による4thアルバムかつ唯一のライブ音源です。1978年、マドリッドでのライブ音源です。このバンド、最近まで存在を知らなかったのですが、やたらとネットで名前を見かけるので購入に踏み切った次第です。そのバンドの力量というか素性が表れやすいオールインストのライブ音源ということと、「スペインReturn To Forever」という触れ込みに釣られました(笑)。参加メンバーはJoaquim "Max" Sunyer(acoustic & electric guitar)、Primitiu "Primi" Sancho(bass)、Jordi Colomer(drums)、Josep "Kitflus" Mas(acoustic & electric piano, clarinet,synthesizer)という面々。申し訳ありません、どなたも存じ上げませんが、ギター奏者のJoaquim "Max" Sunyerという人がバンドリーダーのようです。

さて、聴いてみるとRTFというよりも上質なフュージョン音楽というのが第一印象。意外と(?)端正な演奏はジャズロックというよりもまさに懐かしいクロスオーバーという趣です。正直、ギターなども暴れてくれないかなと思っていると、どうやらこのアルバムあたりから急にフュージョン色を強めたとか。お勧めは3rd「Sentiments」でこちらではゴリゴリのハードフュージョンで結構楽しめます。


●Musicians
Joaquim "Max" Sunyer / acoustic & electric guitar
Primitiu "Primi" Sancho / bass
Jordi Colomer / drums
Josep "Kitflus" Mas / acoustic & electric piano, clarinet,synthesizer

●Numbers
1.  Oh! Un anec Simfonic
2.  Canco Per Qualsevol Orquestra    
3.  Histories

R0011865


2012年9月 2日 (日)

変態系ジャズDavid Fiuczynski「KiF Express」

R0011843
Musician●David Fiuczynski(guitars,quarter-tone guitar)
Title●KiF Express(2008年)
■ディスクユニオンで購入


David“Fuze”Fiuczynskiといえば近年では上原ひろみと共演するなどで、ようやくその名が知られるようになってきましたが、長らくアンダーグラウンドで活動してきた変態系ギタリスト。生まれは1964年ということですからまだまだ変態道を極めていってほしいところです。この「KiF Express」は2008年リリースですが、ご存じのように「KiF」(2001年リリース)の続編として作られたものです。固定的なバンドというよりもユニットのようなものなのでしょうか。ちなみに「KiF」とはモロッコの言葉で大麻の葉の意味とのこと。個人的にモロッコへ旅行したときに現地ミュージシャンとの交流から「マイクロトーン」(微分音)にはまり、マイクロトーンギターをオーダーメイドしたとか。ちなみにこのマイクロトーンギターは1オクターブを24フレット、36フレットに分割したものだとか。これに従来から使用しているフレットレスギターが加わることで、摩訶不思議な音が繰り出されているのです。

いやはや、全曲ともキキしに勝る変態音の連発。単純に言えばアラビア音源と西洋音楽の融合なのですが、そこに東アジア(つまり日本)なども複合的に絡んでくるので生半可な予定調和を一切感じさせません。こういうのをミクスチャーというのでしょうか。凄まじいまでのゴッタ煮状態です。個人的には奇々怪々を極める#3「Sakura - Ying Hua」が好みです。ちなみに尺八が大胆に導入された#11「Sakalahachi」はBob Mosesに捧げられて曲だそうです。日本盤ボーナストラックとして#12「Birds Of Fire」が収録されていますが、これはいうまでもなくJohn McLaughlin率いるMahavishnu Orchestraの2ndのオープニング曲。これのみライブ音源になっていて(収録年月日などは不明)、サックスとギタとの強烈なユニゾンを聴くことができます。iTunesでは聴くことができない貴重音源です。

●Musicians
David Fuze Fiuczynski / guitars,quarter-tone guitar
Steve Jenkins / bass
Skoota Warner / drums
Daniel Sadownick / percussions
Jim Funnell / keyboards
Gemi Skendo / shakuhachi
etc,

●Numbers
1.  Shiraz
2.  Moonring Bacchanal
3.  Sakura - Ying Hua
4.  Cumin
5.  Habibi Bounce
6.  Fung Wah Express
7.  Archadia Finlandis
8.  Phoenix Rising
9.  Almond Pear
10. Ek Balaan
11. Sakalahachi
12. Birds Of Fire ※bonas track

R0011844


2012年9月 1日 (土)

Deep PurpleのBBC発掘音源「BBC Sessions 1968-1970」

R0011866
Musician●Deep Purple
Title●BBC Sessions 1968-1970(2011年)
■Amazonより購入


HRの雄Deep PurpleのBBCセッションの発掘音源です。超がつくDPマニアの人にとってはすでに海賊盤で耳にしている音源だそうで、特段珍しくもないという評価のようですが、当欄にとってはほとんどが初めて耳にした音源ばかりで実に新鮮です。聴くところによると、BBCのマスター音源はすべて消去されてしまっているようで、この手の音源はマニア所蔵の海賊盤やエアチェック音源から起こされることが多いとか。付属のライナーが実に充実しているのでそれを元に整理すると、

[CD 1]
●Session 1
1968年6月18日
●Session 2
1968年6月25日
●Session 3
1969年1月14日
●Session 4
1969年2月11日
●Session 5
1969年6月24日
●Session 6
1969年6月30日
[CD 2]
●Session 7
1969年8月11日
●Session 8
1969年8月29日
●Session 9
1969年9月28日
●Session 10
1969年10月31日
●Session 11
1970年4月21日
●Session 12
1970年9月23日

と12ものセッションから構成されています。いうまでもなく[CD 1]が第1期DP、[CD 2]が第2期です。すべてがスタジオライブというわけではないようで、いわゆるクチパクを無理矢理にライブ音源らしく仕立てた音源もあるようです。

ビートロックともアートロックとも言われた第1期から、Blackmoreが主導権を握るとともにメンバーチェンジを経てガチンコ型HRへと変貌するあたりが克明に把握できるあたりが実に面白く、それだけでもこの盤を価値があります。ボーカルとしてのRod Evansは決して嫌いではないのですが、やはりIan Gillanの破壊力を前にしては霞んでしまいますね。あらためてGillanの魅力を再認識できました。ただ、あくまでもDP関連の音は聴き尽くしてしまい「何でもいいから聴かせろ!」と入れ食い状態にある人向けであることは確かです。

●Musicians
[CD 1]
Rod Evans / vocal
Jon Lord / keyboards
Ritchie Blackmore / guitar
Nick Simper / bass
Ian Pace / drums

[CD 2]
Ian Gillan / vocal
Jon Lord / keyboards
Ritchie Blackmore / guitar
Roger Glover  / bass
Ian Pace / drums

●Numbers
[CD 1]
1.  Hush (Version One) [BBC Top Gear Session]
2.  One More Rainy Day (BBC Top Gear Session)
3.  Help! (BBC Top Gear Session)
4.  And The Address (BBC Dave Symonds Show Session)
5.  Hey Bop A Re Bop (BBC Top Gear Session)
6.  Emmaretta (BBC Top Gear Session)
7.  Wring That Neck (BBC Top Gear Session)
8.  Brian Matthew Interviews Rod Evans (BBC Top Gear Session)
9.  Hey Joe (BBC Top Gear Session)
10. It's All Over (BBC Top Gear Session)
11. The Painter (Version One) [BBC Sounds Like Tony Brandon Show Session]
12. Lalena (BBC Sounds Like Tony Brandon Show Session)
13. The Painter (Version Two) [BBC Chris Grant's Tasty Pop Sundae Session]
14. I'm So Glad (BBC Chris Grant's Tasty Pop Sundae Session)
15. Hush (Version Four) [BBC Chris Grant's Tasty Pop Sundae Session]
[CD 2]
1.  Ricochet (BBC Symonds On Sunday Show Session)
2.  The Bird Has Flown (BBC Symonds On Sunday Show Session)
3.  Speed King (BBC Stuart Henry Noise At Nine Session)
4.  Jam Stew (aka John Stew) [BBC Stuart Henry Noise At Nine Session]
5.  Hard Lovin' Man (BBC Mike Harding's Sounds Of The Seventies Session)
6.  Bloodsucker (BBC Mike Harding's Sounds Of The Seventies Session)
7.  Living Wreck (Version Two) [BBC Mike Harding's Sounds Of The Seventies Session]
8.  Jon Lord Interview (BBC Transcription Services Session)
9.  Black Night (BBC Transcription Services Session)
10. Grabsplatter (BBC Transcription Services Session)
11. Into The Fire (BBC Transcription Services Session)
12. Child In Time (BBC Transcription Services Session)

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