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2012年8月

2012年8月31日 (金)

渡辺香津美が参加。Jaco Pastoriusの「Word Of Mouth Band 1983 Japan Tour」

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Musician●Jaco Pastorius(bass)
Title●Word Of Mouth Band 1983 Japan Tour(1983年)
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奇才Jaco Pastorius(ジャコ・パストリアス)
の死後、いくつもの「発掘音源」がリリースされてきましたが、これは超をいくつ差し上げてもかまわない貴重音源です。Jaco Pastoriusは1982年に「Weather Report」を脱退していますが、その翌年5月の来日公演を収録したもの。当初、ギタリストとしてMike Sternが帯同の予定でしたが急遽来日できなくなったため、Mike Sternと親交があった渡辺香津美が参加しています。音源そのものは渡辺香津美氏私蔵のカセットテープFM東京が放送用に収録されたものが元になっています。音質は残念ながら良質な海賊盤レベルという感じですが、音源がもつ希少価値がそれを十分に補ってくれています。

個人的な好みでいえばJaco Pastoriusはトリオ構成でのプレイが好きなので、ビッグバンド構成にはあまり食指が伸びないのですが、それを差し置いても十分楽しめる内容です。とは言え、渡辺香津美氏が活躍する場面は意外なほど少なく、[CD 1]#4「Black Market」#6「Dania」、[CD 2]#1「Reggae Tune」#2「Teen Town」くらいでしょうか。香津美さん目的で購入した人は物足りないかもしれません。

ちなみに[CD 2]で聴かれる「Who Knows」と「Them Changes」の2曲はジミ・ヘンドリックスが「バンド・オブ・ジプシーズ時代」に好んで演奏していた曲です。

個人的にはいまだに海賊盤的な扱いを受けている名ライブ集「Live In New York」をきっちりとした形で再リリースしてほしいのですが…。


●Musicians
Jaco Pastorius / bass
Ron Tooley / trumpet
Alex Foster / sax
Dermar Brown / keyboards
Don Alias / percussions
Othello Molineaux / steel drum
Kenwood Denard / drums
Kazumi Watanabe / guitar

●Numbers
[CD 1]
1.  Soul Intro / The Chicken
2.  Clean Up Woman
3.  Bass Solo
4.  Black Market
5.  John & Mary
6.  Dania

[CD 2]
1.  Reggae Tune / Who Knows
2.  Teen Town / Them Changes
3.  Havona
4.  Beaver Patrol
5.  Fannie Mae / Why I Sing The Blues

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2012年8月26日 (日)

日野元彦「TOKO」が再CD化

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Musician●日野元彦(drums)
Title●TOKO(1975年)
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近年になって日本のジャズが見直されているのでしょうか。それとも私のような初老世代をターゲットとした音源が掘り起こされているのでしょうか。KINGレコードが「King Vintage Jazz Collector's Edition」というシリーズを立ち上げて、古き良き日本のジャズの名盤を続々と復刻しています。その中で今回入手したのが、いまは亡き日野元彦さんによる「TOKO」。1975年7月20日、合歓の里で行われたフェスティバルに参加したときのライブ音源です。

この盤については以前の記事でお伝えしたので詳細は避けますが、やはり何度聴いても素晴らしいの一語。明らかにMahavishnu Orchestraあたりの強い影響を感じさせるド迫力のガチンコ勝負には鳥肌が立ちます渡辺香津美、鈴木勲の好サポートも見事。。で、これが1500円というのは破格の値段です。その代わり、一切のライナーなどは付いていませんが、元よりそのような余計な付き物には興味がないので、むしろ大歓迎です。この勢いで名盤「流氷」も復刻してほしいのですが…。

●Musicians
日野元彦 / drums
渡辺香津美 / guitar
益田幹夫 / keyboards
鈴木勲 / bass

●Numbers
1.  You Make Me So Sad
2.  Olive's Step
3.  Endless Way

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2012年8月25日 (土)

Torben Waldorffの新譜「Wah-Wah」を入手

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Musician●Torben Waldorff(guitar)
Title●Wah-Wah(2012年)
■Artist Shareより購入


デンマーク出身の新感覚派ギタリストTorben Waldorff(トーベン・ウォルドルフ)の新譜がリリースされたので入手しました。2012年作。彼のサイトで4月頃にリリースがアナウンスされ7月には完成ということでしたが、途中「ごめんね、遅れているの♡…」というメールが来たりして嫌な感じがしていたのですが、何とか1ヶ月遅れで陽の目を見ました。Artist Shareよりリリース。4月15日、ブルックリンのスタジオでレコーディングされています。

Torben Waldorffは確か2作目までは故郷デンマークやスウェーデンでレコーディングしたり、北欧ジャズの姉御Maggi Olinらと活動を共にしていましたが、3作目あたりからさらなる飛躍を求めてNYCへと活動の拠点を移しています。で、この作品は渡米後3作目か4作目にあたると思います。で、聴いてみて吃驚!いつの間にか「ブルックリン派」の一員に変貌しています。そうです、ジャズのメーンストリームに背を向ける「現代ジャズの裏街道」です。実は渡米後の作風に若干迷いのようなものが感じられていたのですが、現地のミュージシャンとの交流を深めていくうちに自分なりの作風を確立したのでしょうね。参加メンバーはGary Versace(piano,fender-rhodes,organ)、Matt Clohesy(bass)、Jon Wilkan(drums)によるカルテット構成。鍵盤のGary VersaceはCriss Cross人脈でAdam RogersやJonathan Kreisbergらとの共演で知られますし、Matt Clohesyは山野修作らとの共演で知られています。プロデュースは姉御Maggi Olin。

一聴して気がつくのですが、昔のWaldorffの持ち味だったバイキング精神丸出しに強引に音をぶち込んでくる密集型プレイが陰を潜め、その代わりブルックリン派の共通項とも言える独特の浮遊感と音と音の間をヌエのように遊泳するプレイスタイルが完全に身についていて驚かされます。うん、実に気持ちがいい音空間です。当欄いち押しのMike Morenoにも通じるものを感じさせます。しっかりと現代ジャズギターの裏街道を地で行ってくれています。かといって完全にブルックリン派の牙城に落ちたかといえばそうでもなく、たとえば#4「Fat#2」で聴かれる高密集型超絶ソロなどは、彼にしかできない芸風です。

というわけで、個人的にはキャリアベストの作品をついにぶちかましてくれたわけですが、そこは裏街道派の常。人気にはひたすら背を向けて歩んでいくのでしょうね。音源そのものはiTunesにも密林にもまだリリースされていないようです。入手方法は「Artist Share」のサイトでプレスCDを購入するかMP3をダウンロードのいずれか。プレスCDを購入するとキーワードが印刷されたカードが内包されてきて、サイトから未発表ライブ音源やライブ映像をダウンロードできるというおまけが付いてきます。

●Musicians
Torben Waldorff / guitar
Gary Versace / piano,fender-rhodes,organ
Matt Clohesy / bass
Jon Wilkan / drums

●Numbers
1.  Circle and Up
2.  You Here
3.  Ginga
4.  Fat#2
5.  Poolside
6.  Evac
7.  Cutoff
8.  Burtsong
9.  Country and Fish

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2012年8月24日 (金)

ジミヘンフォロワーKing George Discoveryの発掘音源

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Musician●King George Clemens(vocal)
Title●Peace Of Mind(1968年)
■Amazon USAより購入


ジミヘンの死後、何人かのフォロワーが誕生しました。ランディ・ハンセン、フランク・マリノ、ロビン・トロワー、ウルリッヒ・ジョン・ロート…あたりが代表格として挙げられますが、彼らは本家の死後に登場したフォロワーです。本家存命中にフォロワーとして名乗りを上げたのは今回ご紹介するKing George Clemens(キング・ジョージ・クレメンス)が唯一ではないでしょうか。

King George Clemensは米バージニア州出身のR&Bシンガーで、ジミヘンとはNYC時代から交流があったとか。またネイティブアメリカンの血をひいているという共通点もあるとか。ジミヘンは1966年にアニマルズのチャス・チャンドラーの手引きで英国に渡り一躍スターダムにのし上がりますが、King George Clemensも後を追うようにヨーロッパに渡り、ジミヘンの北欧ツアーの前座を務めたこともあるとか。そんなKing George Clemensがスウェーデンで現地ミュージシャンを集めて1968年に結成したのが「King George Discovery」というわけです。もしかしたら本家がスウェーデンツアーを行っていた頃と時系列的に重なるかもしれません。

サウンドというと完全なR&B。King George Clemensはボーカルだけに専念していますが、確かに声質や節回しなどは本家に酷似しています。2名いると推測されるギタリストもファズ全開で本家のプレイにチャレンジしていますが、ギターのほうは残念ながら力量不足という感じですね。#2「It Ain't Me」は知る人ぞ知るドリフターズが後年カバーした名曲ですが、ネタばれは何とやらなので、聴いてからのお楽しみです。

この音源はテスト録音だけで終わり、結局はお蔵入りになったそうなのですが、イギリスのコレクターが発見し、今回CD化の運びになったとか。まぁ、お蔵入りになるだけの理由は聴けば何となく察せられるわけで、その意味でもマニア向け音源です。とは言え、本家と知り合いでかつ本家が存命中にこんな音源を残したことは事実。いわば資料的価値は十分あると思います。未聴ですが唯一のオフィシャルアルバム「King George Discovery」もCD化されています。

●Musician
King George Clemens / vocal

●Numbers
1. Keep On Trying
2. It Ain't Me
A. In The Sprit Of Jimi Hendrix
B. Stone Free
C. Tom Dooley
3. Love Emotions
4. Light My Fire
5. Try Your Luck
6. Dis Funky Rock

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2012年8月19日 (日)

ECM発掘音源 Keith Jarrettヨーロピアンカルテット「Sleeper」

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Musician●Keith Jarrett(piano)
Title●Sleeper(1979年)
■Amazonより購入


大御所Keith Jarrett(キース・ジャレット)の発掘音源が発売されたということで早速入手しました。Keith Jarrettは1979年4月にヨーロピアンカルテットを率いて来日公演を行っていますが、4月16日、中野サンプラザでのライブ音源を収めたもの。当時はアルバムと同名のプロモーションツアー「Belonging In Concert」を行っており、来日公演の模様はすでにECMから「Personal Mountains」(1979年)というタイトルでリリースされていましたが、「Personal Mountains」には未収録だった拾遺的な音源がリリースされたことになります。ECMがこうした未収録音源をリリースすることはかなり異例のことだと思います。メンバーはお馴染みJan Garbarek(tenor & soprano sax,flute,percussions)、Palle Danielsson(bass)、Jon Christensen(drums,percussions)という北欧チーム。プロデュースはマンフレート・アイヒャー。

今回、かなり久しぶりに「Personal Mountains」を聴き直したうえでこの音源を聴いてみましたが、収録曲はダブっていてもテイクは違うようです。つまりは完全な初出音源。これは「買い!」ですね。Keith Jarrett自身が「ダイナマイト!」と評価しただけのことはあります。特に後半からの静かなる盛り上がりぶりは一聴の価値ありです。

●Musicians
Keith Jarrett / piano,percussions
Jan Garbarek / tenor & soprano sax,flute,percussions
Palle Danielsson / bass
Jon Christensen / drums,percussions

●Numbers
[CD1]
1.  Personal Mountains
2.  Innocence
3.  So Tender

[CD2]
1.  Oasis
2.  Chant Of The Soil
3.  Prism
4.  New Dance

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2012年8月18日 (土)

叙情派鍵盤奏者Mike Nockのジャズロック時代「Between Or Beyoud」

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Musician●Mike Nock(piano,el-piano)
Title●Between Or Beyoud(1970年)
■Amazonより購入


ニュージーランド出身の叙情派鍵盤楽器奏者Mike Nock(マイク・ノック)といえば唯一のECM音源「Ondas」でのリリカルなプレイが大変印象的でしたが、若かかりし頃はゴリゴリのジャズロックバンドを組んでいました。1960年代後半に結成された「The Fourth Way」がそれで、ヴァイオリン奏者Michael Whiteが抜けた残りのメンバーで組んだ「Mike Nock Underground」によってドイツで録音されたのがこのアルバムです。1970年リリース。参加メンバーはRon McClure(bass)、Eddie Marshall(drums)というトリオ構成です。Ron McClureといえばチャールズ・ロイド楽団やキース・ジャレット初期の作品で名前をよく見かけるベース奏者です。

さて、1970年という音楽的には激動期にあたる時期に録音されたこのアルバム、まさにゴリゴリのジャズロックです。ディストーションを激しく効かせた右に左に暴れ回るMike Nockのエレピから後の叙情派の姿を見出すことは至難の業です。ただ、作品の完成度としてはいま一つ。中途半端に終わる習作的な楽曲も何曲か散見されます。この散漫さが同じようなスタートを切ったチック・コリアやキース・ジャレットらに大きく水をあけられた要因なのかもしれません。時代の証として聴いてみてはいかがでしょうか。

ところで日本盤のライナーを読むとレアグルーヴと結びつける記述が多いのですが、少なくとも当時はそんな表現は存在しなかったはず。1990年代以降、クラブジャズを中心に生み出された表現と、1970年代当時とを無理やりに関連させるのはいかがなものか。それぞれの音楽が生まれた背景をきちんと説明することなしに、なんだかレコード会社の都合を押しつけられているようで辟易とします。

●Musicians
Mike Nock / electric piano,piano
Ron McClure / bass
Eddie Marshall / drums

●Numbers
1.  Outfall
2.  The Squire
3.  Hobgoblin
4.  Between Or Beyond
5.  Space Bugaloo
6.  Lady Love
7.  Wax Planet
8.  Denim Dance

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2012年8月17日 (金)

Jan Kaspersenの貴重音源「Special Occasion」をゲット!

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Musician●Jan Kaspersen(piano)
Title●Special Occasion(1988年)
■ディスクユニオンで購入


デンマーク出身の鍵盤楽器奏者Jan Kaspersen(ヤン・カスパーセン)と言えばまさに知る人ぞ知る存在…と知ったような書き出しで恐縮ですが、某ディスクユニオンのメールマガジンを読むまでは恥ずかしながら存在を知りませんでした。メルマガによればJan Kaspersen関連の音源は中古CDでも5桁の値段で取り引きされているとか。そのなかでも特にレア音源とされている「Special Occasion」(1988年)をディスクユニオンが独占的に買い占めて販売しています。ならば、買わない手はありません。参加メンバーはPeter Danstrap (bass)、Ole Romer (drums)という構成です。共演歴のあるミュージシャンを挙げてみるとJerry Bergonzi、Fredrik Lundin、Jakob Dinesen、John Tchicai、Nils Bo Davidsen、Jonas Johansen、Jacob Andersen…うーん、コアな感じですね。.

ヨーロピアンピアノトリオ、しかも北欧デンマークというと、それなりの先入観をもってしまう
のですが、Jan Kaspersenは意外にもオーソドックスなスタイルの鍵盤奏者です。何かと扱いがややこしいビル・エヴァンス派というよりもデューク・エリントンやTモンクに近いかもしれません。とにかく聴いていて無理なく自然な感じで音が入ってきます。ピアノトリオファンならば一聴の価値ありです。

ところでCDは異常な高値をつけていますが、実はiTunesでも購入できます。ただ、CDはボートラ5曲が付いてくるのでお得感満載です。

●Musicians
Jan Kaspersen / piano
Peter Danstrap / bass
Ole Romer / drums

●Numbers
1.  Specicial Occasion
2.  Bird Goes Cukoo
3.  Birthday Telegram
4.  Guess Who?
5.  Sofi Soul
6.  Easy Talk
7.  Untitled Ballad
8.  Five Point Star
9.  Toy Time
10. Toto
11. I'll Buy You Gold and Silver
12. I Mean Monk
13. A-flat Root Blues

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2012年8月12日 (日)

なんとGary Boyleが参加!Soft Machine「NDR Jazz Workshop」

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Musician●Soft Machine
Title●NDR Jazz Workshop(1973年)
■Amazonより購入


すでに出尽くした感があるカンタベリー系の雄「Soft Machine」の発掘音源ですが、いやいやどっこいまだ出てくるのですね。近年、発掘音源&映像に多大な貢献を果たしている例の「NDR Jazz Workshop」関連からです。珍しい「動くJohn Surman」を送り出したときは拍手喝采ものでした。1973年5月17日、ハンブルグでレコーディングされています。ソフツのアルバムで言えば「6」「7」の頃になります。メンバーはMike Ratledge(synthesizers)、Karl Jenkins(oboe、baritone-sax、synthesizers)、Roy Babbington(bass)、John Marshall(drums)というニュークリアス型メンバーに加えて、Art Themen(sax)とGary Boyle(guitar)がゲスト参加しています。まさにワークショップそのものですね。しかも、おまけにDVDまでついているので大変お得です。

このアルバムでの見所はたくさんあるのですが、サックスを吹くKarl Jenkinsの姿などはやはり貴重といえば貴重。しかし、いちばんの注目はなんと言ってもゲスト参加のGary Boyleでしょう。1973年というとちょうど「Isotope」での活動もスタートしていたはずです。「Isotope」でのプレイよりもさらにジャズ寄りというかギタリストらしいギターソロ(?)を存分に聴くことができます。Gary BoyleはCDでは#7から登場しますが、考えてみればライブ音源とはいえSoft Machineが本格的なギタリストを迎えたのは当日が初めてだったはず。ご存じのとおり、Soft Machineはアルバム「Bundles」(1974年)で正式メンバーとしてAllan Holdsworthを迎え入れましたが、もしかしたらこのGary Boyleとのセッションが大きなヒントになったのかもしれません。なおCDとDVDでは一部テイクが異なります。

●Musicians
Mike Ratledge / organ,e-piano
Karl Jenkins / oboe,sax,,recorder,piano,e-piano
Roy Babbington / bass
John Marshall / drums
Art Themen / sax
Gary Boyle / guitar
Hugh Hopper / bass on DVD #17

●Numbers
[CD]
1.  Fanfare
2.  All White
3.  Link 1 / Link 2
4.  37 1/2
5.  Link 3
6.  Riff
7.  Down The Road
8.  Link 3a
9.  Stannley Stamp's Gibbon Album
10. Chioe And The Pirates
11. Gesolreut
12. E.P.V.
13. Link 4
14  Stumble
15. One Across
16. Riff 2

[DVD]
1.  Fanfare
2.  All White
3.  Link 1
4.  The Soft Weed Factor
5.  Link 2
6.  37 2/1
7.  Link 3
8.  Riff
9.  Stannley Stamp's Gibbon Album
10. Chioe And The Pirates
11. Gesolreut
12. E.P.V.
13. Link 4
14  Stumble
15. One Across
16. Riff 2
17. 1983
18. Stumble Reprise

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2012年8月11日 (土)

ブラジルのギターカリスマSergio "Serj" Buss「Liquid Peace Of Me」

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Musician●Sergio "Serj" Buss(guitars)
Title●Liquid Peace Of Me(2007年)
■iTunesより購入


ブラジル国内ではカリスマ的な人気を誇ると言われるテクニカル系ギタリストSergio "Serj" Bussによる2ndです。2007年リリース。"Serj"というのは単なる愛称のようでSergio Bussでが本名のようです。例によって例のごとくまったく正体不明のミュージシャンですが、ギタープレイヤーとしてのカテゴライズとしてはテクニカル系フュージョンで、Brett GarsedやScott Hendersonあたりからの強い影響を感じさせます。フレーズの端々にはややネオクラの臭いも漂います。クレジットなどは一切明記されていないのでなんとも言えませんが、リズム隊は一部曲が打ち込み。

何やら呟きのようなヴォイスから入るのが彼のスタイルのようで、比較的ゆったりとした楽曲が中心。南米のテクニカル系ギタリストというとキコ・ルイレーロに代表されるようにひたすら饒舌に音の空間を埋めまくるタイプが多いような気がするのですが、このSergio Bussはまったく別タイプで、じっくりと音と音を繋いでいくスタイルです。

で、何曲かBrett Garsedっぽいギターが聴こえるなと思っていたら、なんとBrett GarsedとT.J.Helmerichがゲスト参加しています。Brett Garsedが#5と#10、T.J.Helmerichが#6にソロイストとして参加しています。曲調も「Garsed & Helmerich」時代を思い出します。特に#5で聴かれる息の長い流麗なソロは絶品で相変わらずため息が出ます。この曲、なぜか女性による日本語ヴォイスがSE的に使われています。

●Musicians
Sergio "Serj" Buss / guitar
Brett Garsed / guitar on #5,#10
T.J.Helmerich / guitar on #6

●Numbers
1.  Brain Cracked
2.  A Rainha dos condenados
3.  O outro lado
4.  Thinking Heads
5.  No chao
6.  O Anjo do silencio
7.  Would you ?
8.  Lines and curves
9.  Time to heal
10. Heroi de mentira
11. Hostile
12. Premonition
13. Towards a precipice
14. Liquid Piece of Me
15. A Second Prayer
16. Zero Mind
17. We Die

2012年8月10日 (金)

MAHAVISHNU ORCHESTRA / COMPLETE COLUMBIA ALBUMS COLLECTION(2011年)

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Musician●Mahavishnu Orchestra
Title●Complete Columbia Albums Collection(2011年)
■Amazonより購入


前回記事で紹介した「Mahavishnu Orchestra」のボックスセット「Complete Columbia Albums Collection」ですが、やはり目玉的存在であるボーナスCDについて触れないわけにはいきません。既発売のライブアルバム「Between Nothingness & Eternity」(1973年)に収録されなかった未発表ライブ音源で、音質も当然のように極上の仕上げです。念のためにおさらいをするとNYCセントラルパーク、1973年8月17日、18日での音源です。

特筆すべきは従来盤「Between Nothingness & Eternity」(邦題「虚無からの飛翔」)もリマスター効果が絶大で素晴らしいライブ音源に生まれ変わっている点です。「Between Nothingness & Eternity」はどちらかというと地味な印象があって、個人的にはMcLaughlin関連の音源では下位の位置づけだったことは否めませんでした。しかし、あらためて聴き直してみて、いまさらながら凄まじい音源であったことに認識を新たにしたわけです。従来盤ではあまり耳に入ってこなかった生々しい観客の息づかいまでが聴こえるのではと錯覚するほどの見事な再現力には正直言って驚きました。

●Musicians
John McLaughlin / guitars
Jerry Goodman / violins,viola
Jan Hammer / piano,mini-moog,synthesizer
Rick Laird / bass
Billy Cobham / drums

●Numbers
[CD1] The Inner Mounting Flame
9. Noonward Race
[CD2] Birds Of Fire
[CD3] The Lost Trident Sessions
[CD4] Between Nothingness & Eternity
[CD5] Unreleased Tracks From Between Nothingness & Eternity
1. Hope
2. Awakening
3. You Know,You Know
4. One Word
5. Stepping Tones
6. Vital Transformation
7. The Dance Of Maya

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2012年8月 5日 (日)

Colosseum Ⅱの3rd「War Dance」

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Musician●Colosseum Ⅱ
Title●War Dance(1977年)
■ディスクユニオンで購入


英国ジャズロックの大御所Jon Hiseman(ジョン・ハイズマン)が結成した「Colosseum Ⅱ」の3枚目のアルバムです。1977年リリース。前作「Electric Savage」も1977年の作でしたから恐ろしいまでの量産体制です。メンバーは前作と同様、Gary Moore(guitar,vocal)、Don Airey(keyboards,mini-moog)、John Mole(bass)。「Electric Savage」はわずか1週間で制作されたそうですが、今作もおそらく短時間で作られたのではないかと想像されます。

「Electric Savage」ではかなりガチンコ勝負のジャズロックが展開されていましたが、このアルバムでは良くも悪くもポップ色とフュージョン色が強まっています。特に#2「Major Keys」や#5「Fighting Talk」は当時のJeff Beckによるギターインスト路線の模倣とも受け取ることもできまし、Gary Mooreがボーカルをとった#4「Castles」や#7「Star Maiden」のような妙にメロウな曲を聴かされるとやはり首を傾げたくなってしまいます。またアルバムリリースを急ぐあまり前作「Electric Savage」にも収録された#3「Put It That Way」をアレンジを変えて再録するなど、職人肌のHisemanらしからぬ点も見受けられます。

庇うわけではありませんが、このアルバムがリリースされた1977年という時代を考えてみると、商業音楽の隆盛にともない本格志向のバンドはすべからく受難の時代を迎えており、やがて演奏力よりもメッセージ性を重視したパンクムーブメントの襲来によって、バンド志向は壊滅的な打撃を受けます。1978年デビューの「U.K.」にも同じことが言えるのですが、あと5年早かったらね~というのが偽らざる感想です。

とは言え#6「The Inquisition」や#8「Last Exit」のようなガチンコ勝負の楽曲もあるわけで、バンマスであるHisemanの苛立ちが伝わってきます。結局、時代のアダ花とも言えた「Colosseum Ⅱ」はこのアルバムをもって自然消滅し、Gary Mooreは同郷のシン・リジィへと合流します。

●Musicians
Jon Hiseman / drums,percussins
Gary Moore / guitar,vocal
Don Airey / keyboards,mini-moog
John Mole / bass

●Numbers
1.  War Dance
2.  Major Keys
3.  Put It That Way
4.  Castles
5.  Fighting Talk
6.  The Inquisition
7.  Star Maiden
8.  Last Exit

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2012年8月 4日 (土)

Holdsworthが1曲参加。Jeff Watson「Lone Ranger」

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Musician●Jeff Watson(guitar)
Title●Lone Ranger(1992年)
■ディスクユニオンで購入


80年代アメリカンハードロックを牽引した「Night Ranger」の片割れJeff Watson(ジェフ・ワトソン)のリーダー作です。1992年、シュラプネルレコードからリリース。

個人的な趣向からいってアメリカンHRはあまり食指が伸びないのですが、1曲だけAllan Holdsworth(アラン・ホールズワース)が参加しているということで入手した次第です。「Night Ranger」自体の高いネームヴァリューもあってHoldsworth以外にも、Brad Gillis(guitar)、Sammy Hagar(vocal)、Steve Morse(guitar)、Steve Smith(drums)、Carmine Appice(drums)などと錚々たる面子が参加しています。というわけでほかの曲は無視してHoldsworth参加曲のみに言及します。

#3  Forest Of Feeling
おお、いかにも90年代初頭のシュラプネルらしい曲ですね。最初のテーマはJeff Watsonが弾き、続いて御大Holdsworthが登場。左はWatoson、右がHoldsworthでギターバトルを展開するわけですが、例によって別録音でしょうね。滅茶苦茶張り切ってVan Halen並みの頑張りを見せるWatsonに対して御大はいつものようにクールそのものですが、曲そのものがあまり良いと思えないと同時にサウンドプロダクションも最悪。端的に言うと音が前面に出てこないので、ガチャガチャした感じでかなりシンドい仕上がりになってしまっています。せっかくの素材の良さを調理の不味さで台無しにしてしまったという感じです。

Sammy Hagar参加の#2やSteve Morseが素晴らしいソロを聴かせる#9についても言及しようかと思うのですが、肝心の御大参加曲が残念な仕上がりだったので、すっかり萎えてしまいました。恐縮です。フォローにすらなっていませんが#9は特上の楽曲、プレイだと思います。

この音源、かなり昔から聴いていて何とか馴染もうと自分なりに努力(?)してきたつもりですが、いまあらためて聴き直してもやはり辛いものは辛いです。責めるべきはミュージシャンたちではなく、粗製濫造のうえに世に送り出してしまったシュラプネルだと思います。

●Musicians
Jeff Watson / guitar,vocal
Allan Holdsworth  / guitar
Brad Gillis / guitar
Brad Russell / bass
Carmine Appice / drums
Curt Kroeger / synthesizer
David Sikes / bass
Emry Thomas / drums
Gabriel Flemming / trumpet
Hank Redd / sax
Larry Wilson / sax
Randy Coven bass
Rudy Copeland / organ,vocal
Sammy Hagar / vocal
Spike /drums
Steve Morse / guitar
Steve Smith / drums
Andre Lewis / bass
Andre Lewis /clavinet
Hank Redd / guitar

●Numbers
1.  Mountain Cathedral
2.  Cement Shoes
3.  Forest Of Feeling
4.  Hi-Yo Silver
5.  Picnic Island
6.  Morris Minor
7.  Osaka Rocka
8.  Eco Chalet
9.  Talking Hands
10. Pipe Dream
11. Song For Rebecca

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2012年8月 3日 (金)

ノルウェーのテクニカル系メタル「Extol」の初期発掘音源

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Musician●Extol
Title●Mesmerized(2000年)
■Amazonより購入


ノルウェー出身の5人組テクニカル系デスメタルバンド「Extol」による初期音源を拾遺集的にまとめたものです。#1と#2が1st「Buriel」(1999年)の日本盤のボーナストラック、#3は未発表曲、後半3曲は「Buriel」収録曲のリミックスバージョン。#1と#2は1998年、#3は1997年に録音されています。「Extolファン」にとってはなかなかの掘り出しモノになると思います。特に#1と#2で味わえる独特の疾走感は素晴らしいの一語。日本盤を手にした人はすでに耳にしてしまっているのですが、ボーナストラックにしておくのが勿体ないくらいです。

問題は後半のリミックスバージョンで、原曲に電子音をかぶせて加工するのはいいとしても、元の姿がまったく判別できないほどに厚化粧してしまっています。当時、メロデス界で流行っていたと思われるインダストリアル志向なのかはわかりませんが、ここまでお化粧が過ぎると流石に辟易としてしまいます。リミックス担当が勝手に遊んでいるようにしか聴こえないのが何とも残念です。特にラスト#6はあんまりな仕打ちです…。
 
●Musicians
Ole Borud / guitar,vocal
Christer Espevoll / guitar
Eystein Holm / bass
David Husvik / drums
Peter Espevoll / grinding,vocal

●Numbers
1.  Enthralled
2.  The Prodigal Son
3.  Storms Of Disillusions
4.  Buriel(Sanctum Remix)
5.  Renhetens Elv(Sanctum Remix)
6.  Work Of Art(Raison D'etre Remix)

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