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2012年7月

2012年7月29日 (日)

謎のHoldsworthフォロワーMark Papagno「TRIO」

R0011805
Musician●Mark Papagno(guitar)
Title●Trio(2010年)
■Abstract Logixより購入


以前にも書きましたが最近は公私とも何かと慌ただしく、漁盤生活もままならない状況で、ましてや新規ミュージシャン開拓などは困難を極めていますが、そこは便利なネット社会。ネットでお知り合いになった若き超絶ギタリスト研究家の方から面白い情報を教えていただいたりしています。その方から教えていただいたのが今回ご紹介するMark Papagno(マーク・パパグーノ?)というギタリスト。公式HPをのぞくとボルチモア周辺で活動しているミュージシャンのようです。アルバムタイトル通りトリオ構成で、Joshua Davis(bass)、Todd Harrison(drums)というメンバーです。Joshua Davisはジャズフュージョン系ではわりと知られているベース奏者で、Tim Miller(ティム・ミラー)との共演作があります。クレジットを見る限りどうやら自主制作盤の様子です。

さて事前情報では「Allan Holdsworthフォロワー」ということで入手した次第ですが、確かにHoldsworthチルドレンの系譜を汲んでいます。あえてたとえれば「I.O.U.」や「Road Games」あたりのHoldsworthに近いものを感じさせます。ただ本家のように「弾きまくり一辺倒」ではなく、むしろ本家のコード展開やヴォイシングから強い影響を受けています。まあ、ソロの入り方なども本家を意識していることは一目瞭然ですが、むしろソロワークはTim Miller寄りと言えるかもしれません。このあたりは要聴き込みですね。したがって「弾き倒し状態」を期待する人にはあまりお勧めできません。簡潔明瞭な曲タイトルもTim Miller的です。

いや、それにしても#13「Echoes」なんかは本家「I.O.U.」収録「Shallow Sea」とそっくりの展開ですね。著作権法違反ギリギリかもしれません(笑)。

楽曲はというと作曲能力に若干問題がある本家と同様、この人が奏でる楽曲もやや冗漫な印象は拭えません。習作っぽい曲もあったりして、そこがセルフプロデュースの弱さなのかもしれません。You Tubeにも何本か動画があがっていますが、現在はJoshua Davisとは活動を共にしていないようです。動画ではしっかりと本家コピーしてますね♪



●Musicians
Mark Papagno / guitar
Joshua Davis / bass
Tod Harrisn / drums

●Numbers
1.  Open
2.  Alchemy
3.  Gray
4.  Textures
5.  Edge
6.  Light And Dark
7.  The Constant
8.  Guiding Lines
9.  Arrow In The Blues
10. Synthesis
11. Wave
12. Halo
13. Echoes
14. Across Night Skies

R0011806


2012年7月28日 (土)

MAHAVISHNU ORCHESTRA / COMPLETE COLUMBIA ALBUMS COLLECTION(2011年)

R0011809
Musician●Mahavishnu Orchestra
Title●Complete Columbia Albums Collection(2011年)
■Amazonより購入


1970年代に一斉を風靡したJohn McLaughlin(ジョン・マクラフリン)率いる「Mahavishnu Orchestra」。その第1期メンバーによる音源がボックスセットになって登場しています。「Mahavishnu Orchestra」関連の音源は何回かリマスター化されていますが、今回も新たにリマスター化されたうえに、未発表音源がボーナストラック、ボーナスCDとしてついてきています。計5枚とも紙ジャケット仕様。

おさらいのために列挙すると、
CD1  「The Inner Mounting Flame」(1972年)
CD2  「Birds Of Fire」(1973年)
CD3  「The Lost Trident Sessions」(1973年)
CD4  「Between Nothingness & Eternity」(1973年)
Bonus Disc 「Unreleased Tracks From Between Nothingness & Eternity」(1973年)
という構成です。

目玉的存在は「Between Nothingness & Eternity」に収録されなかったBonus Discということになるは衆目の一致するところです。さらなるお得としてD1「The Inner Mounting Flame」のボーナストラックとして、「Noonward Race」という未発表曲が収録されています。寡聞にして知らなかったのですが、1972年発売の「Mar y sol: The First International Puerto Rico Pop Festival」というライブアルバム(オニムバス)に収録されたそうで、CDとしては「The Best Of Mahavishnu Orchestra」(入手可能)にも収録されているとか(ネット情報)。ただ「The Best Of Mahavishnu Orchestra」収録よりも約2分長いロングバージョンということです。この「Noonward Race」、ブートレグでは何回も聴いたことがあります。音質こそあまり良いとは言えませんが、それを補って余りあるド迫力のライブ音源を聴くことができます。

本稿後編はこのボックスセットの目玉「Unreleased Tracks From Between Nothingness & Eternity」について書き記す予定です。

●Musicians
John McLaughlin / guitars
Jerry Goodman / violins,viola
Jan Hammer / piano,mini-moog,synthesizer
Rick Laird / bass
Billy Cobham / drums

●Numbers
[CD1] The Inner Mounting Flame
9. Noonward Race
[CD2] Birds Of Fire
[CD3] The Lost Trident Sessions
[CD4] Between Nothingness & Eternity
[CD5] Unreleased Tracks From Between Nothingness & Eternity
1. Hope
2. Awakening
3. You Know,You Know
4. One Word
5. Stepping Tones
6. Vital Transformation
7. The Dance Of Maya

R0011804


2012年7月27日 (金)

Ollie Halsallが在籍した「Patto」の1st

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Musician●Patto
Title●Patto(1970年)
■ディスクユニオンで購入


1970年に結成された英国のアヴァンギャルド系ロックグループ「Patto」(パトゥ)の1stです。1970年リリース。恥ずかしながらこの物件はかなり昔にアナログ盤を入手していたものの、あまり聴き込むことなく放置していました。あまりに地味といえば地味ですし、取っつきにくいことも遠ざけることになった要因かもしれません。

ギターのOllie Halsall(オリー・ハルソール)に焦点を当てると、Jon Hiseman率いる「Tempest」の2代目ギタリストという印象のほうが強く(初代ギタリストは言うまでもなくAllan Holdsworth)、なんだか上手いのか下手なのかよくわからないギターを弾く人だな、というのが正直なところ。ただ、Ollie Halsallの功績としてTempest在籍時、Holdsworthに対してアームの手ほどきを施し、Holdsworthは後にウネウネフレーズへと進化させたということがあげられます。TempestでのHoldsworthとHalsall双頭体制は、HoldsworthがSoft Machineに加入したため短命に終わってしまいましたが、その時期の貴重なライブ音源が残されています。Halsall自身は「Tempest」を経て、ケヴィン・エアーズとのセッション活動を行ったり、再び「Patto」として活動したりしますが、ヘロインのオーバードーズが原因で1992年に早世しています。

さて、この「Patto」1stですが1970年という時期を考えれば、やはりロック、ブルース、サイケ音楽の融合体ということで結論づけてしまっていいのかもしれません。個人的には#7「Money Bag」でのジャズロック的なアプローチが大いに気になるところ。真面目に弾いているのかよくわからないHalsallのギターが縦横無尽に暴れまくるという悶絶必至の長尺曲ですが、曲後半になって急展開し何やらカンタベリー系のような感じでMike Pattoが歌い上げるあたりも見事です。




ついでにTempest時代の動画です♪

●Musicians
Mike Patto / vocals
John Halsey / drums
Olly Halsall / guitar,piano,vibraphone
Clive Griffiths / bass

●Numbers
1.  The Man
2.  Hold Me Back
3.  Time to Die
4.  Red Glow
5.  San Antone
6.  Goverment Man
7.  Money Bag
8.  Sittin' Back Easy

R0011787


2012年7月22日 (日)

ベテランシンガーPaul Kordaの「Early Years」にHoldsworthが参加

R0011768
Musician●Paul Korda(vocal)
Title●Early Years(2009年)
■iTunesより購入


Allan Holdsworth(アラン・ホールズワース)ネタも本人が冬眠状態ですと当然のように枯渇してしまいます。あとは発掘音源の登場に期待するのみですが、先般のChad Wackermanのアルバムのような物件が出てくることは可能性としては低いのではないかと思います。Jack Bruceと組んだ音源もまだまだ存在するはずなので、こちらに期待という感じでしょうか。

今回紹介するPaul Korda(ポール・コルダ)の名前を聞いて「ピン」ときた方は相当なHoldsworthマニアです。Jack BruceとEdward Van Halenの強力バックアップによって誕生したHoldsworth初のメジャー作「Road Games」(1983年)と「Metal Fatigue」(1985年)の2枚に参加していたボーカリストです。とは言え、Paul WilliamsやJack Bruceの印象が強すぎてまったく印象が希薄だったというのが正直なところです。

そんなPaul Kordaですが1960年代中盤からプロ活動を始めた大ベテランなんですね。迂闊にも存じ上げませんでした。2009年リリースの「Early Years」にAllan HoldsworthとJohn Goodsallが参加しています。何とソフツのJohn MarshallやSnowy Whiteの名前も見られます。Holdsworthは「Living in the Sky」という曲に参加。Paul Kordaが切々と歌い上げるなか、わずか15秒程度のソロを聴かせてくれます。もしかしたらシンタックスも弾いているかもしれませんが確認できず。

ちなみにJohn Goodsallが参加しているとされる「Living for the Moon」は録音状態が大変悪くはたして本人がきちんと参加しているのか十分に確認できず。曲も何やらカリプソ調で拍子抜け。ソロに移るとそれらしき雰囲気がそこはかとなく伝わってきます。Snowy Whiteが参加している「Wonderful」もなぜかあまり音質が良好とは言えませんが、何とか本人確認。Michael MillerとJohn Marshallが参加している「Stuntman」に至ってはよくわからず。なんだかトホホ音源決定ですが、しかし、こういう音源だからこそ電子配信が必要なんですよね。CDなら間違いなくお蔵入り決定です。

●Musicians
Paul Korda / vocal
Allan Holdsworth / guitar on Living in the Sky
John Goodsall / guitar on Living for the Moon
Michael Miller / guitar on Stuntman
J.Peter Robinson / keyboards
Ric Parnell / drums
Lou Castro / bass
Merry Stewart / keyboards
John Marshall / drums on Stuntman
Doug Lunn / bass
Snowy White / guitar on Wonderful
Nic Potter / bass

●Numbers
1.  Freeway to the Stars
2.  Living in the Sky
3.  Hiding In Danger
4.  Brilliance
5.  Stuntman
6.  Wonderful
7.  Loving Emotion
8.  Living for the Moon
9.  Escape from Reality
10. When I'm With You
11. Glow in the Dark

2012年7月21日 (土)

Larry Coryell「Level One」が初CD化!

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Musician●Larry Coryell(guitar)
Title●Level One(1975年)
■Amazonより購入


ジャズロックギターの大御所Larry Coryell(ラリー・コリエル)による久々の音源を入手しました。といっても旧譜のリイシューなので特段大騒ぎする必要もないと思われるので、さらりと紹介します。くわしくはアナログ盤紹介記事をご覧ください♪

1970年代中盤にCoryyellは自身の固定ユニット「The Eleventh House」を結成し快進撃につぐ快進撃を遂げますが、このアルバムは「The Eleventh House」名義としては確か2枚目だったと思います。レーベルはヴァンガードから「Arista」に代わっています。NYCの「Electric Lady Studio」で録音されています。

全編が異常なまでのハイテンションで疾走する典型的なジャズロックアルバムです。「The Eleventh House」時代はCoryellのギターもさることながら、Alphonse Mouzon(percussions)とMike Mandel(keyboards)の存在が大きいと思います。おそらくMcLalughlinを強烈にライバル視して作られたと想像される#1「Level One」には神出鬼没のSteve Kahnが12弦ギターでゲスト参加しています。

ところでこのアルバム、CD化情報は結構前からアナウンスされていたにもかかわらず、途中、発売延期が2回もあって、約1ヶ月遅れでやっと陽の目を見た次第です。この手のアルバムではよくあることなので今さら驚いたりはしませんが、いま某巨大通販サイトでは入荷まで相当日にちがかかってしまうようですね。おそらく再発売はないと思われますので、全国500万人ものCoryellファンは早めに入手されることをお勧めします。そうしないと悪質なトレーダーが法外な高価をつけ始めることが予想されます。

●Musicians
Larry Coryell / guitars
Michael Lawrence / trumpet,Flugelhorn
John Lee / bass
Mike Mandel / keyboard
Alphonse Mouzon / percussion
Steve Khan / 12 string guitar on Level One

●Numbers
1.  Level One
2.  The Other Side
3.  Diedra
4.  Some Greasy Stuff
5.  Nyctaphobia
6.  Suite: a. Entrance b. Repose c. Exit
7.  Eyes Of Love
8.  Struttin' With Sunshine
9.  That's The Joint

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2012年7月20日 (金)

謎のギタリストDan CarlinのアルバムにAllan Holdsworthが参加

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Musician●Dan Carlin(guitar)
Title●Powlin'(2007年)
■iTunesより購入


だいぶ前に入手しておきながら、きちんと聴いていなかった物件です。希代のテクニカル系ギタリストAllan Holdsworth(アラン・ホールズワース)と言えば時に謎のセッション活動をすることで一部マニアの間で知られていますが、この音源もまさしくそれに該当します。アメリカのセッションギタリストDan Carlin(ダン・カーリン)のおそらくキャリアのリーダー作「Powlin'」というアルバムに我らがHoldsworthが参加しているのです。実はすぐさまCDを発注し入手に成功していたのですが、持ち前の整理能力の欠如によって行方不明に。いや、きちんと探せば出てくるのですが、ズボラを決めてiTunesで再度購入した次第です。こんなズボラ人間にも救いの手を差し伸べてくれる有り難い世の中になったものです。

Dan Carlinという人、いろいろ探ってもまったく素性が判明せず、またアルバム参加のミュージシャンもまったく存じ上げない方々ばかりで、トホホという感じです。そもそもお目当てのHoldsworth参加曲しか聴いていない状況で、あれこれ申し上げるのは反則なのですが、サウンド志向としてはひと昔前のスムースジャズという感じなのでしょうか。ふだんの当欄としてはあまりお近づきにならないジャンルであることだけは断言できます。Holdsworthはラスト「El Gato Fandango」という曲のみに参加。クレジットにはシンタックスも使用していることになっていますが、真偽のほどはわかりません。曲後半にさしかかってお待ちかねのギターソロが登場。相も変わらずなので安心するやら、またHoldsworth節か~という感じです。

というわけで、1曲のみ聴いてあれこれ言うのも気が引けるのでこの辺で。全曲聴かないとダメでしょう!という奇特な方のために、一応全タイトルと参加ミュージシャン(抜粋)を記しておきます。

●Musicians
Dan Carlin / guitar
Max Bennett / bass,vocal
Vernon Porter / bass
Allan Holdsworth / guitar,synthaxe on #10
John Ferraro / drums
Mark Massey / keyboards
Rocco Barbato / sax
Larry Hanson / guitar
Oliver Brown / percussions
Mario Rossi / keyboards
Amber Whitlock / vocal
Lanky Paul"Josh"The Witch Doctor / vocal
Richard Bresice / percussions
etc,

●Numbers
1.  The Cat's Meow
2.  I Just Wanna Make Love To You(Gimme Some)
3.  Catnip
4.  In Memory of You
5.  Cat Fusion
6.  Leopard Walk
7.  Goodbye
8.  Prowlin'
9.  Cat Heaven
10. El Gato Fandango

2012年7月17日 (火)

巨星墜つ

元Deep Purpleの鍵盤奏者Jon Lordが7月16日亡くなりました。
享年71歳。
膵臓癌を患っていたそうです。
ロックの鍵盤奏者でいちばん慣れ親しみ、好きだったミュージシャンでした。

合掌

2012年7月16日 (月)

元祖ウネウネ系ギタリストHarvey Mandelの「Baby Batter」

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Musician●Harvey Manndel(guitar)
Title●Baby Batter(1971年)
■Amazonより購入


デトロイト出身で1960年代はキャンド・ヒートなどで活躍したギタリスト、Harvey Mandel(ハーヴィ・マンデル)によるリーダー作です1971年リリース。自身によるリーダー作はこれでおそらく4枚目にあたるのではないかと思います。初リーダー作「Cristo Redentor」はまだブルース色が大変濃厚でしたが、このアルバムあたりからブルースだけにとらわれないプレイを意識しはじめたようです。つまりいわゆるフュージョンブーム以前のジャズロック、ジャズファンク路線への転換です。また「Cristo Redentor」でも異彩を放っていた独特のウネウネギターはさらなる進化を遂げています。ちなみにMandelの渾名は曲名にもなった「Snake」だとか。

いきなり自身の子どもの話し声をSEとして使った#1「Baby Batter」からして異様です。ファンクの乗りをバックにMandelの自由奔放なギターが暴れ始めます。ファンキーなコンガの乱打、ハービー・ハンコック似のエレピ、さりげなくバックで活躍するストリングスとくれば70年代前半のジャズロックの必要十分条件が揃います。そこにMandelのブルージーかつウネリにウネるギターが絡んできます。決してバカテクで驚かすことはなく、地味と言えば地味すぎるギタリストなのですが、聴けば聴くほど味が出てくるスルメイカのような存在です。

●Musicians
Harvey Mandel / guitar
Shorty Rogers / arranged by strings
Larry Taylor / bass
Big Black / congas
Colin Bailey, Paul Lagos / drums
Howard Wales, Mike Melvoin / organ,electric piano
Emil Richards / percussion
Sandra Crouch / tambourine

●Numbers
1.  Baby Batter    
2.  Midnight Sun   
3.  One Way Street    
4.  Morton Gove MaMa    
5.  Freedom Ball    
6.  El Stinger    
7.  Hank The Ripper

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2012年7月15日 (日)

「Chickenfoot」第2弾を聴いてみる

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Musician●Chickenfoot
Title●Chickenfoot III(2011年)
■Amazonより購入


スーパーユニット「Chickenfoot」の第2弾が出ていたのですね。マイナー街道を突っ走っているとこうした大メジャーな話題から取り残されてしまいがちなので注意が必要です。10数年ぶりにリリースされたVH新譜もしばらく気がつかなかった次第ですから。もっともこうした「取り残されている感」を楽しんでいる節もあるから始末に負えないのですが。2011年リリース。メンバーは1st同様、Sammy Hager(vocal)、Michael Anthony (bass)、Joe Satriani(guitar)、Chad Smith(drums)。

で、こうした大メジャーユニットが第2弾をリリースした時に注意しないといけないのが経年劣化と緊張感の緩和。これは大メジャーバンドが再結成を果たしたときにも同じことが言えます。あにはからんや、残念なことにこの「Chickenfoot」にも同じことが当てはまってしまいました。一言でいって大変ポップな音づくりに変貌してしまいました。誤解なきよう言い添えますが、何もポップがいけないというのではなくて、ファンが彼らに対して求めるていることはどんな音楽なんだろうということです。音楽やアーティストに対してよく聞かれる表現として「いい意味で期待を裏切ってくれた」というのがあります。でも、実際には「悪い意味で期待を裏切ってくれた」ケースのほうが圧倒的に多いことは、音楽好きの方なら痛いほど経験しているのではないでしょうか。多くのファンは1stの進化型を求めていたはずなのに。それだけ1stの出来が素晴らしかったのです。

確かにSammy Hagerは還暦を過ぎても元気いっぱい。それはそれで凄いことです。でも還暦云々は音楽の本質とは無関係な話です。1stと決定的に違うのはお坊さん系ギタリストJoe Satrianiの毒気がすっかりと抜けてしまっていること。これは致命的です。おかげで「オヤジロック」というありがたくない言われ方をされても致し方でしょうね。

そうそう、本日、7月15日はサトリアーニ56回目の誕生日でした!


●Musicians
Sammy Hager / vocal
Michael Anthony / bass
Joe Satriani / guitar
Chad Smith / drums

●Numbers
1.  Last Temptation
2.  Alright,Alright
3.  Different Devil
4.  Up Next
5.  Lighten Up
6.  Come Closer
7.  Three And Half Letters
8.  Bigfoot
9.  Dubai Blues
10. Something Going Wrong
11. Soap On A Rope

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2012年7月14日 (土)

スウェーデンのプログレバンド「Kultivator」唯一のアルバム

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Musician●Kultivator
Title●Barndomens Stigar
■ディスクユニオンで購入


北欧はスウェーデン出身のプログレバンド「Kultivator」(カルティヴェイター)による唯一のアルバムです。1981年リリース。グループ結成は1979年でどうやら地元のトラッド系、インダストリアル系のミュージシャンが集まって作られたそうです。

例によって知名度が限りなくゼロに近いグループなのですが、その作品性と高い演奏力はプログレマニアの間ではカルト的な人気を誇っているようで、数年前に例によってベルアンティークからボーナストラックを加えた音源が復刻されたところ、あっという間にソールドアウトしてしまったという幻の名盤です。いまは某密林でMP3音源が入手できるので、完全な幻とは言えませんが、やはりリアルCDで所有した1枚です。当欄は再発売の情報をキャッチし損ねて、たいそう切歯扼腕した記憶があります。

さて、中身はというとパワー型カンタベリー風ジャズロックという案配。ファズが効きまくったエレピとギター、のたうち回るベース、変拍子を多用するリズム隊とくればカンタベリー系そのもの。バンドの来歴が不明なのですが、明らかにNational HealthやEGGあたりの影響を受けています。勢いがついたときの破壊力は往年のプログレバンドと比較してもまったく引けをとりません。そして、ひとしきり喧噪が続いた後、一転して訪れる静寂さと女性ボーカルと木管楽器によるクールダウンがたまりません。時折感じさせる北欧トラッド風の旋律もナイスです。

とは言え、グループが誕生した1979年当時の音楽状況は、すでにプログレブームは終焉し、パンクムーブメントもそろそろ下火になろうかという微妙すぎる時期。ましてや辺境ともいえる北欧プログレが支持を集めるかというと、大きな疑問を感じざるをえません。案の定、この1枚のみでグループは解体してしまったようですが、せめてあと5年早く生まれていればなあと思ってしまうのです。

#9と#10はボーナストラックで1979年9月6日に地元で行われた初ライブでの音源ということになっています。

●Musicians
Stefan Carlsson / bass,bass pedal
Johan Hedren / piano,organ,synthesizer
Jonas Linge / guitar,vocals
Ingemo Rylander / vocals,recorder,piano
Johan Svard / drums,cymbal,triangle

●Numbers
1.  Hoga Hastar
2.  Vemod
3.  Smafolket
4.  Kara Jord
5.  Barndomens Stigar
6.  Grottekvarnen
7.  Varfol
8.  Novarest
9.  Haxdans ※bonas track
10. Tunnelbanan Medley ※bonas track

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2012年7月13日 (金)

あらためてHoldsworth & Beck「The Things You See」を聴き直す

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Musician●Gordeon Beck(piano)
Title●The Things You See(1980年)
■ディスクユニオンで購入


最近、公私ともなかなか落ち着かない状態が続いているためか、漁盤生活がなかなか思うようにいきません。新規物件もネットに頼るばかりで、実際にお店を訪問して物色するという漁盤生活の基本すら覚束ない状態です。とはいえ、先日ふと空いた時間があったのでわがホームグラウンドのひとつである「ディスクユニオン横浜西口店」を訪問。このお店は若干HM系とヒップホップ系に強いとされているようですね。

そこで確保したのが、Holdsworth & Beck「The Things You See」(1980年)です。その昔、ジムコという国内メーカーから「Sunbird」(1979年)とのカップリング盤が出ていましたが、「Sunbird」は一部収録曲が抜けていたりと中途半端な商品でした。「The Things You See」単体CDとしては数年前にディジパック仕様で再発売された情報はキャッチしていましたが、ここにきてやっと確保成功ということです。

このアルバムの説明の前に、当時のAllan Holdsworthの足跡を若干おさらいします。1979年にBruford「One Of A Kind」に参加した後、Holdsworthはかつての同僚Gordon Beckのユニットに参加します。そこで制作されたのが前述「Sunbird」。ドラムにベテランAldo Romano、ベースにJean-Francois Jenny-Clarkというカルテット構成でした。その後、Gongの「Time Is Key」に参加した後、再びGordon Beckとのレコーディングに臨みます。1979年12月から翌1980年1月にかけてパリで録音されています。今回はベース、ドラム抜きのデュオ構成。JMSというフランスのマイナーレーベルからリリースされ、日本では1982年にディスクユニオン系レーベル「DIW」から発売されています。このアルバムに参加後、カール・ジェイキンス主導のSoft Machine最後の作品「Land Of Cockayne」(1980年)にゲスト参加しています。

久しぶりにこの音源を聴き直して感じたのですが、やはり「I.O.U.」の原点らしきものが随所に感じられます。収録曲は「イギンボトムズレンチ」時代のものを焼き直したりしているのですが、ギタープレイ自体は「I.O.U.」の萌芽を感じさせるのです。

#1  Golden Lakes

Holldsworthのプロデビュー「イギンボトムズレンチ」(1969年)の収録曲。自身の曲だけに何ら迷いもなくアコギが縦横無尽に流麗なソロを生み出しています。考えてみれば、Holdsworthが本格的にアコギに取り組んだのはこのアルバムが最初ではないでしょうか。

#2  Stop Fiddlin
Gordon Beckによる曲。Holdsworthの出番はありません。1985年にHoldsworthが二度目の来日公演を果たしたとき、ツアーメンバーとしてGordon Beckも参加しましたが、この曲をさらりと披露していました。このアルバムを聴いた観衆だけに贈られたさりげないプレゼントという感じだったことを記憶しています。

#3  The Things You See
「I.O.U.」にも収録されている曲。いわゆるサビの部分から入るので戸惑いますが、やがて始まるGordon Beckとの掛け合いは「The Things You See」の世界そのもの。途中からアコギからエレキに代わり、曲後半では例のウネウネを披露しています

#4  Diminished Responsability
このアルバムの最大の聴きどころ。静かな立ち上がりから一転して激しいインタープレイの応酬が始まります。ややフリー気味のギターソロと変幻自在に支えるGordon Beckのピアノは見事の一言。曲の流れのなかには2人の対話と静かな物語が感じられます。1980年代にHoldsworthが関わった曲のなかで最も好きな曲のひとつです。

#6  At The Edge
「I.O.U.」収録「The Things You See」の前半部分を思わせるというか、原型になった曲。この曲では全編エレキを使っていますが、特筆すべきはHoldsworthがボーカルをとっているという点。Holdsworthのボーカル自体は「イギンボトムズレンチ」でも聴かれますし、「Soft Machine」や「UK」時代でもさりげなくバックボーカルをとっていました。しかし、きちんと歌ったという意味ではこの曲が空前にして絶後といえるでしょう。確か小川銀次氏が「John Wettonを思わせる哀愁がこもった歌唱」と評していた記憶があります。確かに言われてみればそんな感じがします。

最後に。このアルバムのもう一人の主役、Gordon Beckですが昨年(2011年)に亡くなっていたそうです。迂闊にもつい最近知りました。生Gordon Beckを拝んだ立場としては、何とも無念です。この場をお借りしましてお悔やみ申し上げます。合掌

●Musicians
Gordon Beck / piano,electric-piano
Allan Holdsworth / guitars

●Numbers
1.  Golden Lakes
2.  Stop Fiddlin'
3.  The Things You See
4.  Diminished Responsability
5.  She's Lookin',I'm Cookin'
6.  At The Edge
7.  Up Country

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2012年7月 8日 (日)

David Fiuczynski / Planet Microjam(2012年)

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Musician●David Fiuczynski(fletless guitar,guitar)
Title●Planet Microjam(2012年)
■Amazonより購入


変態系ギタリストDavid Fiuczynski (デヴィッド・フュージンスキー)の新譜情報がしばらく前から出ていて気になっていました。で、抜かりなく予約注文をして発売日当日に届いたのがこの音源です。最近は上原ひろみのバンドで活躍するなど、やっと名前が知られるようになってきたのではないでしょうか。Fiuczynski名義としては「KIF Express」以来ではないでしょうか。フリー系音楽では有名な(?)「Rare Noise Records」から2012年リリース。

今回はFiuczynskiのライフワークとも言える中東やアジア圏の土着音楽とジャズの融合を試みています。元々中近東風の無国籍音楽は彼の得意するところですが、アルバム全編にわたってというのは今回が初めての試みではないでしょうか。いきなりベートーベンのピアノ・コンチェルト第5番をモチーフにしたと言われる#1「Micro Emperor」からして奇々怪々。フレットレスギターがこれでもかとばかりに変態フレーズを奏でます。原曲がサン・ラによる#4「Sun Song」、ベテランJack DeJohnetteが参加した#3「Meditacion」#7「Madoka Blue」など話題性満載なわけです。#4「Sun Song」などは韓国宮廷音楽の要素が取り入れられているように聴こえます。

今回は「KIF Express」や「Jazzpunk」での弾け飛ぶような暴れぶりはあまり聴かれませんが、フレットレス率がこれまでの作品と比較しても格段に高いせいか、変態度としては過去最高ではないでしょうか。個人的にはクレジットに記載された「1/4 tone guitar」というのが気になって仕方がありません。


●Musicians
David Fiuczynski / fretted,fretless acoustic and electric guitars,1/4 tone guitar
Evan Marien / fretless bass
Evgeny Lebedev / piano,microtonal keyboards
David Riley / violin
Takeru Yamazaki / additional microtonal keyboards.
Jack DeJohnette / drums on Meditacion,Madoka Blue
Kenwood Dennard / drums on Micro Empero,Horos Fuzivikos

●Numbers
1.  Micro Emperor
2.  Mystic Microjam
3.  Meditacion
4.  Sun Song
5.  Horos Fuzivikos
6.  Green Lament
7.  Madoka Blue
8.  En Secreto
9.  Green Lament
10. Apprehension
11. agaku

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2012年7月 7日 (土)

気鋭のコンテンポラリー系ギタリストMike Morenoの2nd「Third Wish」

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Musician●Mike Moreno(guitar)
Title●Third Wish(2007年)
■Amazonより購入


気鋭mのジャス系ギタリストMike Moreno(マイク・モレノ)の2ndです。2007年リリース。Criss Crossからのは初めての音源ということになります。Criss Crossといえば今や大御所の風格すら漂う大看板Adam Rogersがいますが、期待に違わずもろにその路線のギタリストです。彼らはNYCブルックリンを活動拠点とする場合が多いので、「ブルックリン派」とも言われているようです。

多くの若手ジャズ系ギタリストがPat Methenyから影響を受けることが多いのですが、Morenoの場合はJohn AbercrombieやKurt Rosenwinkelあたりの臭いも漂ってきます。特定のフォロワーに回るというよりも先達が残してきた財産をエッセンスとして上手に取り入れたという感じです。

Morenoオリジナルは3曲であとは、Herbie Hancock、Wayne Shorter、Joe Henderson、Billy Strayhornのカバーが5曲。参加メンバーはKevin Hays(piano)、Doug Weiss(bass)、Kendorick Scott(drums)というカルテット構成です。

#1  I Have A Dream
Hancockの1969年作。実に軽やかなMorenoのギターが気持ち良さそうに飛翔します。Kevin Haysのピアノも実に心地よい感じです。Morenoは決して弾き倒すというタイプではなく、スタイルとしてはBen Monderのように静かにそして丁寧に音と音を繋いでいくという職人タイプです。派手さはないものの、あとでしっとりと心に染みわたるというオヤジ泣かせのテクニックを若くして体得してしまったようです。

#2  Children Of The Night

Wayne Shorterの1961年作。今度はアコギでリリカルに歌い上げています。生ピアノとのコンビネーションが実に見事。清廉なイメージは70年代ECMサウンドにも通じます。

#3  Isotope
Joe Hendersonの1969年作。ハードバップ的にいくのかと思いきや曲途中から猛烈なスピードアップで疾走する熱演が聴かれます。Morenoはもの凄く早いパッセージを連発しているのですが、これが弾きまくりと感じさせないあたりが実は凄いことなのかと。これまで押さえ気味だったKevin Haysも結構自由奔放に暴れています。個人的にはアルバム中いち押しです。

#4  Lush Life
Billy Strayhornの曲。鍵盤楽器抜きのトリオ構成で名曲が蘇ります。真摯なプレイが何とも心地よく感じられます。

#5  Third Wish
Morenoオリジナル。若いくせに中年男の涙腺を大いに刺激するような美しいメロディーと老成したかのような老獪な曲構成。オヤジ殺しとはまさにこのこと。時折、浮遊感を感じさせるフレーズを聴かせるのはAbercrombieあたりの影響でしょうか。後半になって高らかに歌い上げるあたりは、耽美系ECMの臭いがプンプンとします。

#6  Another Way
Morenoオリジナル。エレピとKurt Rosenwinkelを彷彿とさせるメロディアスなフレーズが印象的な曲。途中からエレピが70年代Hancock的な感じに移行して、おっ!と思わせます。格好よろしい!

#7  Street Lights

Morenoオリジナル。ハードバップ的に疾走しています。中盤から弾きまくりのMorenoとこれまた70年代Hancock的なエレピとのコンビネーションが抜群。曲最後のギターとエレピの掛け合いはかなりの熱演です。もの凄い弾きまくり状態なのですが、ここでもそれをあからさまに感じさせないあたりが流石の一語です。

#8  A Flower Is A Lovesome Thing
Billy Strayhornの曲。名曲をこれまた美しいギターで歌い上げます。締めの曲としても最高のチョイス!

いわゆる「メインストリームジャズ」とはひと味違う「裏街道ジャズ」の若き旗手として今後の活躍に注目していきたいギタリストです♪


●Musician
Mike Moreno / guitar
Kevin Hays / piano
Doug Weiss / bass
Kendorick Scott / drums

●Numbers
1.  I Have A Dream
2.  Children Of The Night
3.  Isotope
4.  Lush Life
5.  Third Wish
6.  Another Way
7.  Street Lights
8.  A Flower Is A Lovesome Thing

R0011000



2012年7月 6日 (金)

混沌のデュオMarc Ducretの「Silent Vociferation」

R0010920
Musician●Marc Ducret(guitar)
Title●Silent Vociferation(2010年)
■Amazon Franceより購入


深刻な「円高ユーロ安」がまだまだ続いています。輸出産業にとって大きな痛手なわけですが、私のような個人輸入で漁盤している人間にとっては強烈な追い風でもあるのです。不謹慎を承知で言えば、この好機に乗じてふだんはなかなか手が出ない欧州盤チェックをする毎日です。欧州盤はたとえCD本体が安くても送料がバカにならないケースが多いのですが、比較的リーズナブルなお値段で貴重盤が入手できる状況は滅多にありません。

フランスのフリー系ギタリストMarc Ducret(マルク・デュクレ)は当欄でもすっかりお馴染み(?)になっていますが、やはり仏密林に貴重盤が転がっていることは言うまでもありません。で、見つけたのがこの音源です。お約束通り、クレジット情報などがまったく記載されていないのが、今回はデンマーク出身のLiudas Mockunasというサックス奏者とデュオ作品です。2009年リリース。Liudas MockunasとDucretとの接点はアルバム「Toxikum」での共演がきっかけだと推測されます。

今回、コンビを組むLiudas Mockunasというサックス奏者ですがこれまた勉強不足で存じ上げないのですが、聴くかぎりはフリー系のお方で、タイプとしてはDucretの相棒とも言えるTim Bernneをさらにフリー寄りにした感じです。2006年10月のリトアニア、2004年のデンマークでのライブ音源を収録したものです。

完全なるフリー系インプロの連続なので、かなり聴く人を選ぶことだけは確かです。両者の喜怒哀楽、息づかい、囁き、絶叫などあらゆる感情表現が楽器を通して切々と迫ってきます。だから聴く立場としても相応の覚悟と集中力が必要です。正直に言いましてDucretマニアに私にとってもかなり辛い音源です。

●Musicians
Marc Ducret / fretless guitar
Liudas Mockunas / soprano,baritone,tenor sax

●Numbers
1.  Struggle
2.  Frozen
3.  Nu Clear
4.  Alive
5.  End Of Poetry
6.  Freeze Up
7.  And

R0011076


2012年7月 1日 (日)

正統派アメリカンハードロック「Chickenfoot」1st

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Musician●Chickenfoot
Title●Chickenfoot(2009年)
■Amazonより購入


たまには正統派のロックなどを。元VHのSammy Hager(vocal)とMichael Anthony(bass)とスーパーギタリストJoe Satriani、レッチリのChad Smith(drums)という夢のようなメンバーが組んだスーパーユニット「Chickenfoot」の1stです。2009年リリース。

個人的にはお坊さん系ギタリストJoe Satrianiに目が行ってしまうのですが、考えてみればSatrianiがバンドメンバーとして活動するのはRitche Blackmoreの代役としてプレイしたDeep Purpleやミック・ジャガーのバックメンバーくらいしか記憶がなく、どちらかと言えば孤高の存在であったはず。G3もあるじゃないかというご指摘もあるかもしれませんが、基本的には自身のバンドが主体ですし。Satrianiのプレイ自体が完成されてしまった感があるので、いまさらバンド活動といってもというのが素直な印象なのです。

というわけであまり期待しないで入手したわけですが、これがなかなかのヒット。考えてみれば大ベテランの4人に対して失礼な話ですが、やはりいいモノはいいのです。VHほどわかりやすい楽曲はありませんが、これはSatrianiの存在感がそう感じさせるのでしょう。あくまでもストレートで快活なアメリカンハードロックに徹している爽快感があります。Satrianiもしっかりとバンドメンバーとして融合しています。

●Musicians
Sammy Hager / vocal
Michael Anthony / bass
Joe Satriani / guitar
Chad Smith / drums

●Numbers
1.  Avenida Revolution
2.  Soap On A Rope
3.  Sexy Little Thing
4.  Oh Yeah
5.  Runnin' Out
6.  Get It Up
7.  Down The Drain
8.  My Kinda Girl
9.  Learning To Fall
10. Turnin' Left
11. Future In The Past
12. Bitten By The Wolf

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