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2012年6月 8日 (金)

「Opeth」と「Porcupine Tree」フロントマンによるユニット「Storm Corrosion」

R0011669
Musician●Storm Corrosion
Title●same(2012年)
■Amazonより購入


スウェーデンが生んだプログメタルバンドの雄「Opeth」のMikael Akerfeldt(ミカエル・オーカーフェルト)と英国のプログレバンド「Porcupine Tree」のSteven Wilson(スティーヴン・ウィルソン)による双頭ユニット「Storm Corrosion」(ストーム・コロージョン)の1stです。2012年リリース。迂闊にもこの「Porcupine Tree」というバンドの存在を知らなかったのですが、どうやら英国プログレ界では新時代の旗手と目されているそうです。Mikael AkerfeldtとSteven Wilsonとの接点はOpethのアルバムにSteven Wilsonがプロデュースやミックス作業で参加する一方、Steven WilsonのソロアルバムにMikael Akerfeldtが参加するという仲だとか。

Steven Wilsonの言葉を借りると、このユニット作は自身のソロ作品とOpethの「Heritage」の延長線にあるとか。Steven Wilsonは初体験なので、何とも言えない部分もありますが、確かに「Heritage」の雰囲気は引き継がれています。つまりは「脱デス」であり、「アコースティカルプログレ路線」がいっそう推進されています。「Opeth」でのデス的要素は一切排除されて、ひたすら静的で内省的な音世界が広がります。あえてたとえればOpethの「Damnation」に近いでしょうか。70年代プログレを思い出させるメロトロン的な鍵盤楽器で雰囲気を盛り立てる芸風は相変わらず。中年プログレファンの琴線に触れまくります。デス的な要素を期待するOpethファンにはお勧めできませんが、Mikael Akerfeldtファンならやはり聴かざるをえないでしょう。日本盤にはボーナストラックが2曲ついてきます。私は日本盤を購入しましたが、ライナーの某HM系大御所の文章は、相変わらず自分だけが勝手に興奮していて読みづらいことこのうえないです。まあ、この人がこの業界で大きな顔をしているうちは…(以下、自粛)

●Musicians
Steven Wilson / guitar,vocal
Mikael Akerfeldt / guitar,vocal
Gavin Harrison / drums,percussions
Ben Castle / wood winds

●Numbers
1.  Drag Ropes   
2.  Storm Corrosion   
3.  Hag   
4.  Happy   
5.  Lock Howl   
6.  Ljudet Innan   
7.  Drag Ropes(demo)* BONUS TRACK   
8.  Hag(demo)* BONUS TRACK

R0011670


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