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2012年2月22日 (水)

またやらかしてくれた!Gary Husband「Dirty & Beautiful Volume2」

R0011204
Musician●Various Musicians
Title●Dirty & Beautiful Volume2(2012年)
■Abstract Logixより購入


ドラマー兼鍵盤楽器奏者でAllan Holdsworthとの共演で知られるGary Husband(ゲイリー・ハズバンド)が携わったコンピ&企画盤です。アルバムタイトルでお察しのように、「Dirty & Beautiful Volume1」(2010年)の続編であり、本当は2011年春にはリリースの予定とアナウンスされていましたが、なぜかペンディング状態に。ここにきて約1年遅れで陽の目を見た次第です。

「Dirty & Beautiful Volume1」でも触れましたが、Husband自身が親交のあるミュージシャンを集めて作られたものです。したがってアルバムとしての作品性がどうのということではなく、大御所たちのプレイをそのまま楽しむための音源と言えるでしょう。

今回参加したミュージシャンは以下のとおり。
Ray Russell
Mike Stern
Sean Freeman
Wayne Krantz
Allan Holdsworth
Jan Hammer
Neal Taylor
Alex Machacek
John McLaughlin
Mark King
Jimmy Herring
Robin Trower

という錚々たる面子。ほとんど「Volume1」とメンバーがだぶっていますね。正確に言うと「Volume1」リリースの時点で「Volume2」用の音源のほとんどが完成していた模様ですが、想像するに肝心のAllan Holdsworthの音源が無かったみたいです。もしかしたらHoldsworth引退騒動のあおりを受けたのかもしれません。

「Dirty & Beautiful Volume1」でも思い切り酷評してしまいましたが、この音源から何かを感じ取ることはかなり困難です。もちろんWayne Krantzが参加した#4「East River Jam」、Alex Machacekが相変わらずキレまくる#7「Lock, Stock & Two Smoking Brothers」、御大McLaughlinの存在感が凄い#9「Sulley」など聴きどころは結構ありますし、それなりに楽しめます。ただ、Husband君のプロデュース力の無さは救いようもありません。それが肝心かなめのところで露呈してしまうのです。

さて、お目当てのHoldsworthは何と「Tony Williams New Lifetime」時代の名曲「Fred」をアレンジして参加しています。タイトルは「Fred 2001」。あんたは「カルメン77」かいっ! ベースはお馴染みはJimmy Johnsonです。Husbandのドラムは相変わらずモタモタしていますが、まあ許します。御大のギターはどこかの音源を持ってきて無理矢理つないだように思えるのですが、それでもあの懐かしいフレーズに触れて「おおお!」と随喜の涙を流した直後、途中から強引に割り込んでくるJan Hammerの耳をツンザクような滅茶苦茶な鍵盤がすべてを台無しにしてくれています。正直、傍若無人に好きなだけ自己主張をしまくる我が儘ベテランは要らないでしょう!誰だこんなジジイを呼んだのは!と泣きそうになりました。極めつけはRobin Trowerを担ぎ出した#11「Yesternow-Epilogue」です。ダメでしょう、ブルースギタリストにマイルスを弾かせたら。とても悲しくなりました。

「Dirty & Beautiful Volume1」をレポートした時に「次を買うかは微妙なところ」と書いた記憶がありますが、またしてもやってしまいました。

●Numbers
1.  If The Animals Had Guns Too (featuring Ray Russell)
2.  Rolling Sevens (featuring Mike Stern)
3.  New Blues,Old Bruise (featuring Sean Freeman)
4.  East River Jam (featuring Wayne Krantz)
5.  Fred 2011 (featuring Allan Holdsworth and Jan Hammer)
6.  Rain (featuring Neal Taylor)
7.  Lock, Stock & Two Smoking Brothers (featuring Alex Machacek)
8.  Fuguie
9.  Sulley (featuring John McLaughlin and Mark King)
10. England Green (featuring Jimmy Herring)
11. Yesternow-Epilogue(featuring Robin Trower)

R0011205


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アラン・ホールズワース関連」カテゴリの記事

コメント

このレポート待ってました!

Vol.1の時の内容を読みパスしちゃいました( ̄◇ ̄;)

今回はHoldsworthのプレイよりAlex君とWayneのプレイが気になります!

新しいアルバムって制作しないのでしょうか?

Allanにハマり抜け出せない(出るつもりもありませんが)恍惚感が楽しいのですがo(^▽^)o

abjohnさんの評価?表現は的を得ていますから、参考になります!

ありがとうございますm(_ _)m

HiroGさま

コメントありがとうございます。

散々な感じで酷評してしまいましたが、
これも私のHoldsworth愛の表れとご理解いただけたらと思います(笑)
Wayne KrantzとAlex Machacek参加曲は一聴の価値ありと思っています。
なんてことを書いていたら、本日、Chad WackermanとHoldsworthの共演作が到着しました。
聴き込んでからご報告したいと思います。

Chadのアルバムはアブストラクロジックのサイトで確認しました!

Allan参加は嬉しいです!がリーダーアルバムって何年もリリースしてないですよ?

また、レビューを参考にしたいと思います!

そうそう!GaryのこのシリーズはiTunesで良さ気な曲だけ購入しちゃってます( ̄◇ ̄;)

HiroGさま

コメントありがとうございます。
確かにiTunesで買ったほうがいいかもしれません。

Chad Wackermanですが新譜ではなく、
未発表音源リリースのようです。
おそらくViewやForty Reasonsに未収録だった音源だと思われます。
元気な頃のHoldsworthが聴けるという意味ではなかなか良いです。

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