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2011年12月 9日 (金)

Raoul BjorkenheimとBill Laswellの超弩級変態ジャズロック「Blixt」

R0011032
Musician●Raoul Bjorkenheim(guitar)
Title●Blixt(2011年)
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フィンランド出身の爆裂系&フリー系ギタリストRaoul Bjorkenheim(ラウル・ビョーケンヘイム)と奇才Bill Laswell(ビル・ラズウエル)がコンビを組んだ異色のアルバムです。2011年リリース。この2人の組み合わせは確か誰かのアルバムにそれぞれゲスト参加していた記憶がありますが、表だってコンビを組んだのはこの音源が初めてではないかと思われます。打楽器奏者はやはりフリー系音楽で活躍するMorgen Agren。レコーディングエンジニアはRobert Mussoが担当しています。2010年9月20日と21日の2日間にわたり米ニュージャージーでレコーディングされています。ちなみにジャケットデザインはBjorkenheim自身が手がけたとか。まったくもって訳がわかりません。本職のデザイナーを使うほどの予算がなかっただけの話かもしれません。

さて、この2人がコンビを組めばどんな音が生まれてくるかは容易に想像がつくのですが、案の定、アルバム全編が「爆裂系サウンド」一色に。爆裂系という意味ではBjorkenheimによる別働隊「Scorch Trio」の一連の作品にも相通じるのですが、「Scorch Trio」が北欧の土着音楽をベースに作られているのに対して、このコンビによる音はひたすら無機質で、ひたすら暴力的で、無慈悲で、残虐性すら感じさせます。叙情性など微塵も感じられません。少なくとも「Scorch Trio」の数段上はいく破壊力です。エフェクトが目一杯が利いたBjorkenheimのギターはさながら凶器のようであり、LaswellとAgrenが全力で煽りに煽りまくります。まったく救いようのない暴力的なインプロが延々と聴く者の神経を揺さぶり続けます。したがって、かなり聴く者を選ぶ音であることは確かです。

●Musicians
Raoul Bjorkenheim / guitar
Bill Laswell / drums
Morgen Agren / drums

●Numbers
1.  Black Whole
2.  Moon Tune
3.  Tools
4.  Cinque Roulettes
5.  Shifting Sands Closing Hour
6.  Ghost Strokes
7.  Invisible One
8.  Drill Beats
9.  Storm
10. 4-4-4-4-2-2-2-5-2

R0011033


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フリージャズギター」カテゴリの記事

コメント

これは~

マッチョで破壊的な… まさに超弩級作品ですね。感動しました。
しかも、確信犯的・変態奏者を演じるインテリジェントな猛者であるRaoul BjorkenheimとBill Laswell両人の参加作だけあって、素晴らしく均整がとれてますね。

脱線しますが、最近の漁盤の成果としてはご存知の作品かもしれませんが Mikkel Ploug(Gt) の「Harmoniehof」 (2009年)が中々よかったです。
本記事の作品とは全く系統の異なるコンテンポラリージャズ作品ですがカート・ローゼンウィンケルとヤコブ・ブローの中道を行く感じの作品でして、マーク・ターナーも参加してます。

ではではm(_ _)m

betta taroさま

亀レスご容赦くださいませ。
Raoul Bjorkenheim物件はライフワークの一部になりつつあるのですが、
新譜情報は神出鬼没なので気を抜けません。

不勉強でおすすめの音源は初めてしりました。
ちょっとチェックしてみます。
ローゼンウィンケルもハマり出すと厄介なお人ですよね♪

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