Sean Waylandのオルガンが聴ける「Live@The Basement」
Musician●Sean Wayland(organ)
Title●Live@The Basement(2005年)
■Abstract Logixより購入
豪州出身で現在は活動拠点をアメリカに置く鍵盤楽器奏者Sean Wayland(ショーン・ウェイランド)によるライブ音源です。2005年8月8日、Basementというところで録音されています。参加メンバーは盟友James Muller(guitar)、Felix Bloixsom(drums)という彼にとっては珍しいベースレスのトリオ構成。トリオということは各メンバーの技量がいっそうに求められますね。
Waylandによるオルガンは初めて聴くのですが、生ピアノやエレピと違った結構エモーショナルなプレイになっていてこれまた新たな一面に触れることができます。ジョーイ・デフランセスコほどジャズ寄りではなく、かといってジミー・スミスほど泥臭くなく、それでいてダン・ウォールほどクールではない絶妙ななライン。オージージャズっぽい明快さは相変わらずです。
お馴染みギターのJames Mullerは時にロックタッチのプレイを聴かせるのですが、この日はほとんどがジャズギターで通しています。たまに聴かせるブルージィなプレイもなかなかの味わいです。ちなみに#4「All Across The Universe」はBeatlesの「Across The Universe」のカバーです。
しかし低予算ゆえのペラペラの紙ジャケットは相変わらずです。CDディスクを取り出す時は要注意。なんとジャケット上部からディスクがまろび出てきます。
●Musicians
Sean Wayland / hammond B3 organ
James Muller / guitar
Felix Bloixsom / drums
●Numbers
1. D And D
2. 3 4 Blow
3. The Song Is Sean
4. All Across The Universe
5. D Blues
6. Arc
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