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2011年9月19日 (月)

安易と言えば安易なトリビュートアルバム「The Loner A Tribute to Jeff Beck」

R0010837
Musician●Various Artists
Title●The Loner A Tribute to Jeff Beck(2005年)
■ディスクユニオンで購入


「もういい加減にせんかい!」とばかりに乱発される「トリビュートアルバム」です。2005年に発売されたJeff Beckモノですが、首謀者は例によってJeff Richman。この人が業界内でどれだけの影響力をもっているかはわかりませんが、とにかく人を集めてくるのが上手い。当然、Jeff Beckモノ以外にも多くのトリビュート物を手がけているわけですが、こうなるとギタープレイヤーというよりも敏腕プロデューサーと言えますね。悪く言えば「企画オヤジ」「口八丁オヤジ」とか。Jeff Beck関連では確かこれよりも数年前にHR界の若手ギタリストによるトリビュート物が発売されましたが、今回はけっこう大物ギタリストが参加しています。これが凄いメンツなので、企画の善し悪しとは別に気になってしまうのですね。悲しい性です。

ざっと、曲名とミュージシャンを列記しますと、
1.  Vicoden (Brett Garsed & T.J.helmerich)
2.  Cause We've Ended As Lovers(Alex Gunia)
3.  Led Boots(Richie Kotzen & Greg Howe)
4.  Snow(Ray Russell)
5.  Bush with the blues(Fernando Pareta Trio)
6.  Song Holy Hall(Scott Henderson/Tribal Tech)
7.  Head For The Backstage Pass(Rick Peckham Trio)
8.  Star Cycle(Derek Sherinian)
9.  My Heavy Heart(David Fiuczynski)
10. Blue Wind(Niacin)
11. Dinner for Jeff(Trinity)
12. Farewell(Keith More)
13. Pygmy People(Jeff Richman)

#8にはSteve LukatherとSimon Phillipsが参加しています。ほかにもVirgil Donati、Scott Kinsey、Gary Willis、Kirk Covington、Mat Junior、Vinnie Colaiutaなどがサポートメンバーとして参加しています。メンバーだけで言えば豪華絢爛ですね。

ざっと見てお気づきのように必ずしもJeff Beckの曲をカバーしているわけではありませんし、すでにアルバムに収められた演奏をそのまま拝借しただけというものあります。たとえば#1「Vicoden」はGarsed & Helmerichの3rd、#3「Led Boots」もGreg HoweとRichie Kotzenの共演作「Project」に収録されている音源です。#6「Song Holy Hall」や#9「My Heavy Heart」に至ってはただ単純にギタリストとしてのネームバリューに頼っていることは明らかです。

唯一興味をひかれたのは#7「Head For The Backstage Pass」でのRick Peckham(リック・ペックマン)です。以前、当欄でも紹介したことがありますがバークリー音楽院でギター講師を務める先生であります。先生にあるまじき自由奔放、破天荒なソロ回しは相変わらずで、個人的にはアルバム中イチオシのプレイ。このアルバムのための録音されたものだと思われます。

というわけで、こうしたトリビュートアルバムに手を伸ばすと得てしてこんな結果になりがちです。しかし、カバーとも言わず、オリジナルアルバムの出典すら明記しないやり口は不誠実というか怒りすら感じます。よく見ると各ミュージシャンのオフィシャルサイトのURLアドレスが…そっから手繰ってくれよ!という意味なのでしょうが何だかなぁ。ファン心理を弄ぶような真似はどうかと。

動画はGreg Howeです♪

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